堀直樹+安田朋子建築設計事務所さんは、設計士のご夫婦二人で事務所を営まれています。
そんなお二人の設計スタイルは、「土地の特徴を生かした普遍的な住宅を提案する」というもの。
お子さんの成長や家族構成の変化などで、当初のままでは暮らしにくくなってしまうおうちが多いのが現状です。
しかし、堀さんと安田さんは、敷地の周辺環境をよく観察し、様々な変化を受け止めるような、おおらかでサスティナブルな設計にこだわっています。
本記事では、堀さんと安田さんのインタビューをもとに、50年80年経っても変わらない理想のお家を建てられる秘訣をご紹介します。
環境問題に配慮したサスティナブルな住宅
スタッフ
お二人が建築をする上で、大切にされていることはありますか?
堀代表
建物が完成した後にどう使われるかをいつも考えています。
住み方や家族構成が変わることがありますが、そういった変化に対応できる、様々な状況を建物が受け入れられることが大切だと思います。
住み方や家族構成が変わることがありますが、そういった変化に対応できる、様々な状況を建物が受け入れられることが大切だと思います。
スタッフ
なるほど、様々な変化に対応するために行っている工夫はありますか?
安田代表
まずプランニングですね。
私たちは住宅を考えるとき、それぞれの部屋が完全に独立しない提案を心がけています。
区切られながら何となくつながっていたり、つながった部分を家具で間仕切って区切ることもできます。つかい方によって場所のあり方が変化します。
私たちは住宅を考えるとき、それぞれの部屋が完全に独立しない提案を心がけています。
区切られながら何となくつながっていたり、つながった部分を家具で間仕切って区切ることもできます。つかい方によって場所のあり方が変化します。
堀代表
敷地が広い場合は、敷地の周辺環境をよく観察し、その土地の慣習や風土、歴史なども考えながら設計します。建物を敷地のどこに配置するか、またボリュームの検討もしなければならないので、作業としては大変ですが、可能性を感じますし、やりがいがあります。
安田代表
私は、狭くて立地条件の悪い敷地でも、様々な可能性があると思っています。狭小でもあきらめずに良いところを見つけて、どんな土地でも、暮らしに豊かさを感じられるような住宅を考えていきたいです。
スタッフ
立地条件に応じて、住みやすい住宅を提供されるのですね。
安田代表
住み続ける上での様々な変化を受容するおおらかな建物であれば、ニーズが変わったとしても、そのまま使われ続けることができ、環境への配慮についても、サスティナブルだと考えています。
堀代表
プランニングだけでなく、室内の採光・換気や空調、音環境についても、施主と打合せをして、綿密に設計していきたいと思います。
スタッフ
設計の段階で細部まで考えてくれるのは嬉しいですね。
建築を通じて、人と人を繋ぎたい。地域も居心地良く
スタッフ
他にも、設計する際に心がけていることはありますか?
堀代表
先ほどのサスティナブルという考え方とつながるのですが、最近は、住宅の設計の他に、地域の小中学校等の公共施設(築30〜50年のコンクリート造の建物)の改修設計に携わっています。
経年変化で建物がどのように劣化するのか、その対処法や長寿命化について、また、時代のニーズに合わせた学校運営の変遷や地域住民との関わり等、問題は山積みで日々奮闘していますが、こういった経験を、これからの住宅設計に生かしていきたいと考えています。
経年変化で建物がどのように劣化するのか、その対処法や長寿命化について、また、時代のニーズに合わせた学校運営の変遷や地域住民との関わり等、問題は山積みで日々奮闘していますが、こういった経験を、これからの住宅設計に生かしていきたいと考えています。
安田代表
鉄筋コンクリート造の集合住宅もお任せ下さい!
私もやはり、住宅を考えるときに、地域とのつながりを意識するようになりました。
私たちが暮らす地域は、地元の小学校を拠点にして、地域育成ボランティアの活動が盛んなのですが、暮らしやすさや、安心感というのは、子どもをきっかけに広がるんだなと実感します。
住宅もその場所に建っているだけで、その地域の方々と関係性を持つと思います。そのときに、どんなあり方が良いのか。快適な住宅を設計するということだけでなく、建築を通して、人と人が自然につながり、地域も居心地良くできれば、と考えています。
是非お気軽にご連絡下さい。お待ちしています!
私もやはり、住宅を考えるときに、地域とのつながりを意識するようになりました。
私たちが暮らす地域は、地元の小学校を拠点にして、地域育成ボランティアの活動が盛んなのですが、暮らしやすさや、安心感というのは、子どもをきっかけに広がるんだなと実感します。
住宅もその場所に建っているだけで、その地域の方々と関係性を持つと思います。そのときに、どんなあり方が良いのか。快適な住宅を設計するということだけでなく、建築を通して、人と人が自然につながり、地域も居心地良くできれば、と考えています。
是非お気軽にご連絡下さい。お待ちしています!
スタッフ
なぜ、変わったかたちの家を設計しているのですか。
安田代表
お施主さんと話をしていくと、色んな住宅への思い、考え方に触れます。それを私達の感じ方で昇華してかたちに置き換えようとすると、自然と個性的な建物になります。
堀代表
建築は、その時代の背景を反映した建物がよいと思います。どんな時に建ったのか、それがかたちに現れると良いと思います。その時の流行や文化が外観から人々の心に触れるのが、楽しみだと思います。もちろん、奇抜なだけでは、すぐ飽きてしまったり、町の雰囲気を崩したりしてしまいます。何かみんなが、なるほどと思うようなかたちを探しています。
スタッフ
どんな設計をしていきたいですか。
堀代表
人と話していて、自分と違った意見を聞くと、とてもその人に興味がわきます。建築は、全体主義がつよい業種だと思います。私のように人と違った意見に耳を傾けているようでは、建物がぐらぐらしてちゃんと建たないのではないか思われています。しかし、私はもう少し設計だけでも民主主義らしくなったほうが良いと感じます。やはり、いろんな意見が詰まった建物のほうが、豊かだと感じます。そのみんなの意見が沢山でれば、また新たな時代の建物ができる期待があります。
スタッフ
どの地域をおすすめしますか。
堀代表
私の住んでいる練馬をおすすめします。練馬は、緑が多く都心にもほどほどに近いので、私は居心地がいいです。23区内ですが、地方近郊にある、地域の取り組みも残っていて、都心部のような個別主義もそれほどなく、生活感がほどほどにあってよいと思っています。
都心部は飽和していますが、練馬は、まだ足りない物が沢山あってヨソモノの僕なんかでも受け入れてくれる感じがします。
都心部は飽和していますが、練馬は、まだ足りない物が沢山あってヨソモノの僕なんかでも受け入れてくれる感じがします。

岸辺の家

岐阜の家
値段感と坪単価
坪単価:70万円~90万円
坪単価の相場は70~90万円ほど
住宅の材質や構造によって、坪単価に幅が生まれます。
ご希望のご予算がある場合は、設計の段階でご相談ください。
ご希望のご予算がある場合は、設計の段階でご相談ください。
まとめ
堀代表と安田代表は、建築を通じて住む人の人間関係や生き方を構築する設計をされています。
お話を伺っている中で、お二人の仲の良さや建築に対する真剣さが伝わってきました。
新築を建てたいけれど厳しい土地条件にお悩みの方は、堀直樹+安田朋子建築設計事務所さんにご相談されてはいかがでしょうか。
会社名 | 有限会社 堀直樹・安田朋子建築設計事務所 |
---|---|
代表者名 | 堀 直樹 安田 朋子 |
住所 | 〒177-0042 東京都練馬区下石神井6-28-2-D |
電話番号 | 03-6913-4850 |
公式HP | http://hori-yasuda-archi.com/ |
営業時間 | 9:00~18:00 |
主な業務 | 建物企画・設計・管理 |
対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉 地方は要相談 |