日本で古来から続く“和風住宅”。
数寄屋や茶室、書院など……。伝統的なつくりは現在の住宅建築に引き継がれ、その血脈は現代的な和風住宅や純和風住宅、また和モダン住宅と言われる住宅にも続いています。
四季に合わせ調湿されることから“呼吸する住宅”とも呼ばれる和風住宅や和室は、現代においても落ち着いて過ごせるつくりとして人気が高いです。
そんな和風住宅をつくるなら、代々技術を継承しずっと日本的な建築を続けている工務店さんに依頼してみたいですよね。
今回は「シンプルで強い、そんな和風住宅をつくりたい」と語る笠西工務店の笠西桂一さんからお話を伺いました。笠西さんは千葉県松戸市を中心に住宅の設計や施工を手掛けられています。
当記事では、笠西さんが工務店や設計を手掛けるようになったきっかけや、建築に対する想いを紹介します。
もくじ
明治時代から続く笠西工務店。四代目が引き継ぐ老舗の技術
スタッフ
笠西さん
スタッフ
どういった事を配慮されるのでしょうか?
笠西さん
一階と二階の壁ラインを合わせ、荷重が分散しスムーズに2階から1階、地盤まで荷重が伝わるような設計は、日本では昔から受け継がれている手法です。
笠西さん
笠西さんの妥協なき大工精神。お客様との信頼を築くための誠心
スタッフ
笠西さん
スタッフ
笠西さん
また、自分で建てる建物の確認申請は、自分で行うというこだわりがあります。
スタッフ
一貫して笠西さんのような専門の方とお付き合いできるのであれば安心感があります。
笠西さん

一級建築士・建築設計事務所や一級技能士の証明書。一級建築士と一級技能士の両方の資格を持っている人はそう多くないんだそう。
スタッフ
笠西さん
もちろんご要望で現代風の住宅を建てることもありますが、茶室風の部屋や住宅のご依頼を受けることの方が多いですね。
スタッフ
笠西さん
個人的には、和風で手の込んだものを建てたほうがやりがいを感じるんですよね。
笠西さん
スタッフ
笠西さん
建物が解体された時に「この大工は良い仕事をしているな」と言わせたいですね。
笠西さん
お客さんから信頼されて仕事をいただいた以上、こちらもそれに応えなければいけないですからね。
スタッフ
「より良いものをつくろう」という笠西さんのプロとしてのこだわりが伝わってきます。
お客様の暮らしを安らぐものへと導く。笠西工務店の洗練された技術とお家への想い
スタッフ
笠西さん
当時の図面がないため、古い写真を元に図面を復元していただきました。
また、四阿をつくるのは初めてだったため、寸法やおさまりに合わせ目の整合性など、様々な面で気を配る必要がありました。
基本的に柱と屋根のみでつくられており、開放的な空間となっていることが特徴です。
笠西さん
笠西さん
本屋を営んでいるお客さんだったのですが、様々な本から写真を持ってきて「こんなふうにしたい」と提案してくださったり、材料もひとつひとつ一緒に市場まで選びに行ったりと、時間をかけてじっくりとつくっていきました。
スタッフ

四阿のお写真。柱に使用された丸太や屋根に使われたかやぶきがきれいながらも当時同様のノスタルジックな雰囲気を生み出しています。
スタッフ
笠西さん
以前手掛けたお客さんで、いつ訪ねてもサッシのレールの溝に埃ひとつないような方がいらっしゃるんですが、そういった様子を見るとやはり嬉しいです。
スタッフ
スタッフ
笠西さん
笠西さん
ですが、茶色の無垢材やきれいな青緑の畳を利用すれば、落ち着いた雰囲気で暮らせる家ができるのではないかと思います。
スタッフ
畳を剥がして床板にする工事などもままある現代ですが、その良い部分が末永く残っていってほしいですね。
まとめ
笠西さんが受け継いできた家づくりや、職人としての情熱が伝わってきました。
どこまでも本気で設計や建築を行い、誠実にお客様と向き合いお家づくりをしてくれる方となら、お家づくりを任せる時も安心できますよね。
笠西さんと一緒にお家をつくってみたい方は、ぜひ笠西工務店さんにご相談ください。
会社名 | 笠西工務店 |
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代表者名 | 笠西 桂一 |
住所 |
千葉県松戸市馬橋2740 〒271-0051 |
電話番号 | 047-341-6292 |
営業時間 | 8時〜19時 定休日:日曜、祭日 |
主な業務 | 住宅の設計、施工、施工管理 |
対応エリア | 松戸市周辺 |