新築の洗濯機は何がいい?縦型とドラム式の違いや選び方をご紹介

新築に住む時、買い換えることが多い家電の筆頭となる洗濯機
引っ越しは住み手のライフスタイルが変化するため、毎日のように衣服を洗う洗濯機は新しいライフスタイルに合わせたものを買っておきたいですよね。
今回は、そんな洗濯機の種類の違いや選び方、現在人気の洗濯機をピックアップしてご紹介します。
また、新築の時に気になるスペースの使い方や、洗濯機の置き台(防水パン)の選び方についても説明いたします。

“縦型”と“ドラム式”。選べる2種類の洗濯機

現在、洗濯機は“縦型”と“ドラム式”の2種類が主流となっています。
洗い方の原理や使い方が違い、またそれぞれに得手不得手もあります。

縦型

洗濯槽に水を入れ、パルセーター(底面にある羽根)の回転で水流を発生させ、洗濯物同士を擦り合わせる「もみ洗い」で汚れを落とすのが縦型洗濯機です。
多くの水を使って強めに洗うぶん、洗浄力が高く洗い終えた後も臭いや洗剤等の残りが気にならないのが特徴となっています。

特徴

  • 洗浄力が高く、洗い終えるまでの時間も早い(脱水まで平均1時間/ドラム式は乾燥までで3時間)
  • コンパクトで内容量も多い
  • ドラム式に比べ安価で、置き台の選択肢やレイアウトの選択肢も多い
  • 途中で洗濯物を追加できるため、量を調節しながら洗える
  • お手入れがしやすい
  • こすり洗いがメインなので、洗濯物がシワになりやすい
  • 乾燥機能がつかないものが多い。搭載型もヒーター式乾燥となるため、ヒートポンプ式に比べ電気代が上がりやすい他、内容量の多さもあり厚手のジーンズ等が乾きづらい
ヒーター式とヒートポンプ式
洗濯物の乾燥に使われる乾燥方式は、現在
  • 電力を使いヒーターを熱し、80~100℃の熱風を送り込むヒーター式
  • 空気中の熱を取り入れ、洗濯槽内の空気を除湿しながら60~75℃の温風を送り込むヒートポンプ式
の二種類に分かれています。
ヒーター式は安価で軽量ヒートポンプ式は洗濯物の乾燥に向いているという特徴があります。

ドラム式

ドラム式は、ドラムを大きく回転させて洗濯物を上から下に叩き落とす「たたき洗い」と、ドラムを揺さぶって洗濯物同士をこすり合わせる「もみ洗い」の両方を利用して洗う方式を用いた洗濯機です。
たたき洗いがメインのため洗濯物が痛んだり絡んだりすることが少なく、また洗濯から乾燥まで一括で行えることはドラム式の大きなメリットです。

特徴

  • 少ない水の量で洗えるので、ランニングコストがかかりづらい
  • 乾燥機能がほぼすべての洗濯機についており、ヒートポンプ式なので乾燥力も高い。
  • ヒートポンプ式の温度の都合上、カビや雑菌、臭いへの対策が必要。乾燥後洗濯物を放置していると臭ってしまうことも
  • 横に開くため、洗濯物を取り出しやすいが幅をとる。本体も大きめなので置き場所を選ぶ

以上が縦型とドラム式の主な違いとなります。
こちらを踏まえ、

  • 子供が複数人いて、スポーツをやっているので、洗濯量や頑固な泥汚れも多い。何度か分けて洗濯することも見越して縦型を選ぶ
  • ふたり暮らしの壮年夫婦で、洗濯を毎日一回で済ませたい。手間もかけたくないし、縦型だと腰を痛めてしまいそうなのでドラム式を選ぶ
  • ランドリールームをとり、その中に洗濯機を置きたい。あまり大きなスペースは取れないため、収納スペースの確保のためにあらかじめコンパクトな縦型の購入を決めておく
といったように、ライフスタイルや設計を見越した選択を行うと間違いがありませんよ。

ランドリールーム
ランドリールームは、近年注目されつつある洗濯のためのお部屋。
「新築では洗濯にかかる手間や時間を短縮したい」と考えているなら、ぜひ一度ランドリールームの設計をご検討ください。
新築はランドリールームをつくるチャンス!新築に機能性の高いランドリールームをつくって暮らしを便利にしよう

どんな洗濯機がおすすめなの?人気商品を解説

ここからは、価格.comの洗濯機通販ランキング上位(5月19日現在)にランクインする人気の洗濯機をご紹介します。
どんな機能が人気なのか?」「なぜ売れているのか?」といった要素も説明させていただくので、上の特徴もふまえ、ぜひ洗濯機選びの参考にしてみてくださいね。

1.日立/ビートウォッシュ BW-V80F【縦型】

ビートウォッシュ BW-V80Fは、高濃度の洗剤液を浸透させ、専用開発されたパルセーターでたたき、もみ、押し洗いの3つを行う“ナイアガラ ビート洗浄”を搭載した洗濯機です。
乾燥機能や洗濯槽の自動お手入れ機能に加えて、汚れの量を感知して洗剤の量やすすぎの回数を自動で調節するセンサーシステム等、リーズナブルな価格ながら多くの便利機能を搭載しており人気を博しています。
静音性も高く、どんなご家庭でも使える隙のないスペックとなっています。

口コミ

【静音性】
これはすごい。シャープの洗濯機を回し始めたら、洗面室のドアを閉じないとテレビが見れなかったのですが、こちらはドアを閉め忘れても気づかないくらいです。
引用:価格.com – 『洗濯機はやはり日立かな』 日立 ビートウォッシュ BW-V80F(W) [ホワイト] 金なし暇なしさんのレビュー評価・評判

2.パナソニック/NA-VX800BL【ドラム式】

NA-VX800BLは、汚れ移りを気にせず洗いきるための“2度洗いモード”や、皮脂汚れや臭いを落とす“約40℃毛布コース”等を揃えた、ななめドラム式洗濯機です。
洗濯槽の洗浄・乾燥機能や、自動節電を行う“エコナビ”なども搭載しています。
ランニングコストをおさえた上で洗濯をすべて自動で行うドラム式のメリットはそのままに、ドラム式の難点である洗浄力も大幅にカバーして長年使い続けることのできる、理想的なハイエンド機といえます。

口コミ

【静音性】
初めてのドラム式洗濯機です。今までは乾燥なしの縦型洗濯機で普通に外干しや室内では除湿機使用、急ぐ時は浴室乾燥などで対応してきましたが最近のドラム式は電気代が安いのですね。浴室乾燥の方が高いくらいでした。
腰をよく痛めるので縦型だと洗濯物を取り出すのが辛かったのですが、10cm嵩上げしたドラム式は取り出し口も上がるので腰が楽に出し入れ出来るようになりました。
引用:価格.com – 『初めてのドラム式洗濯機です』 パナソニック NA-VX800BL さわわさわわさんのレビュー評価・評判

3.東芝/ZABOON AW-10SD9【縦型】

AG+(銀イオン)を活用し繊維の奥まで洗剤液を浸透させる“抗菌ウルトラファインバブル洗浄W”と、すすぎの回数を増やさずに洗濯を終えることができる“ウルトラファインバブルすすぎ”を持った縦型洗濯機がZABOON AW-10SD9です。
洗濯物の取り出しやすさに配慮された、広く浅い洗濯槽による低めのシルエットが特徴的となっています。
また、静音性にも強く力を入れており、「夜間の洗濯をしなければならないという時にもお役立ちです

口コミ

【静音性】めちゃくちゃ静かで、軽く水の音が聞こえるだけ。なんかこの水の音を聞いてるだけで気持ちが和む。
【総評】こんなに素晴らしい洗濯機に出会えたのは幸せでしかないです。初め検討したのは日立とパナソニックだけでしたが、東芝がこんなに素晴らしいとは。。。最高の買い物でした。
引用:価格.com – 『素晴らしい洗濯機に出会えて幸せ!』 東芝 ZABOON AW-10SD9(W) [グランホワイト] 細道さんさんのレビュー評価・評判

4.日立/ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SG100FL【ドラム式】

BD-SG100FLは、ドラム式の中でもとりわけ乾燥機能に強く力を入れた洗濯機です。
時速300kmの温風でシワを伸ばしながら乾燥を行う“風アイロン”機能を搭載しており、「洗濯にかかる作業を一括で終わらせたい」というドラム式洗濯機に求められるポイントをおさえています。
衣服の重さや材質によって洗い方と水量を変える“サービックドラム洗浄”や洗濯槽内の自動お掃除機能とホコリを洗い流す“乾燥ダクトクリーンシステム”など、洗濯作業を自動で終わらせたいという方には特におすすめの洗濯機です

口コミ

もう、壊れるの覚悟でコスパの良いものでコレに決定!
まず臭くないです!
小さな子供の靴下と隙間に挟まりません!
とても静かです!
機能も充分!乾燥もバナより良いです!
なのでとても良い買い物でした!乾燥を考えるなら大正解です!
引用:価格.com – 『コスパは類にない!』 日立 ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム BD-SG100FL クニクニランドさんのレビュー評価・評判

5.パナソニック/NA-VX900BL【ドラム式】

2位でご紹介したNA-VX800BLと同系列となるのが、こちらのNA-VX900BLです。
NA-VX800BLに比べた場合、Panasonic独自の機能“ナノイーX”による洗濯槽内のカビ増加防止、ソフト乾燥・ジェット乾燥やスマホによる遠隔操作等、様々な機能を追加した上位モデルとなっています。

口コミ

【総評】買って良かったの一言です。今までは天気によってコインランドリーまで車を走らせて乾燥させてましたが、この洗濯機を購入してからは天気を気にしなくて良くなりました。あと、外に干さないので花粉も気になりません。なんならナノイーで洗濯できない物の花粉まで落とせます!息子のサッカーのユニフォームも土曜日使って翌朝までに洗濯から乾燥までできて同じユニフォームで日曜日試合に出れます。
16年…洗濯機に興味を持たなかった私も悪いですが、誰かに早く教えてもらいたかったと本当に思いました。
引用:価格.com – 『早く買った方がいいです。』 パナソニック NA-VX900BL-W [クリスタルホワイト] ケッムさんのレビュー評価・評判

洗濯機の置き台(防水パン)は必要?

洗濯機の下に土台として置く、防水パンなどと呼ばれる洗濯機の置き台。
現在の新築ではハウスメーカーや工務店等からはあまり提案されないアイテムではありますが、洗濯機を設置する際には本当に必要のないモノなのでしょうか?

防水パンの必要性

防水パンの設置には、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。

メリット

  • 水漏れが起きた時に床をシミや腐食から守れる
  • 重さや紫外線による経年劣化も起きづらくなる。クッションフロアへの色移りも抑えられる
  • ホースが破損しづらくなり、防水パンの種類によっては洗濯機の下にホースや排水溝を設置することもできる
  • 種類によっては床が掃除しやすくなる
  • 洗濯時の振動を抑えられる

デメリット

  • 動かしづらいタイプの防水パンを選択した場合、かえって掃除しづらくなることも
  • 高さが上がるため、蛇口等のレイアウトや洗濯機の大きさによっては使いづらくなったりうまく置けなかったりする(特にドラム式の場合)
洗濯機を選ぶ場合はちゃんと置けるか確かめよう
洗濯機を置く際、重要になるのが「ちゃんとその場所に置けるか?」ということです。
洗濯機のサイズはもちろんのこと、見落とされがちですが設置場所までの搬入経路が確保されているか、給水栓や排水溝の位置も重要となります。
すでにどんな洗濯機を購入したいか目処が立っている場合、カタログなどから寸法を確認した上でハウスメーカーや工務店等に相談してみるのが良いでしょう。
新築で防水パンをあまり提案されない理由
先程述べたように、現在では新築の際に防水パン等の提案をされることはそう多くありません。
洗濯機の性能が上がり水漏れや振動のリスクが減り、またお家の床もクッションフロア等の耐水性に優れた設計が増えてきたためです。

選べる防水パンの種類

こちらでは、現在主流となっている防水パンの種類をいくつかご紹介します。

フラットタイプ

“防水パン”と聞いて連想される方も多いであろう、一般的なフラットタイプの防水パンです。
オーソドックスな「土台」といえるような形ですが、水漏れや浸水を防ぐのに十分機能してくれるため、今でも根強く人気があるタイプです。

かさ上げタイプ

こちらは床から高さを稼ぎ、4点で保持するかさ上げタイプの防水パンです。
高さがあるため洗濯機の下にホースや排水口を配置でき、また掃除機等を入れられるため掃除もお手軽です。

フラットタイプのようにトレイ状になったものもありますが、4点の柱がそれぞれ独立したものも存在しています。
こちらは特に防振性に力を入れた商品が多い傾向にあります。

キャスタータイプ

前述のかさ上げの利点をそのままに、底面にキャスターがついているため洗濯機そのものを移動させることができるような設計の防水パンがキャスタータイプです。
洗濯機を移動させて直接床を掃除できるため、「隅々までお掃除をしたい」という方に特におすすめできるタイプとなっています。

まとめ

洗濯機の種類や新築で洗濯機を買い換える際の選び方や、洗濯機の種類等について説明させていただきました。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機にはそれぞれ選ぶことのメリットがあり、ライフスタイルやお家のつくりに合わせて選択することで洗濯機の便利な機能を最大限に活用することができます
洗濯という作業は時間と労力がかかり大変です。新築という大きな機会に洗濯を通して生活のリズムを見直し、新しい生活をより楽しく有意義なものにつなげていきましょう。