どこに相談する?電話の前に建て替えの疑問をまとめて解決します!!

建て替えには多くの人たちが関わるので、相談の内容によって相談先が変わります。
例えば、工事は建築会社や解体業者に、住宅ローンは銀行などの金融機関に、仮住まいについては不動産会社に……といった具合です。

なので、いきなり電話で相談できるところを探すのではなく、まずは本記事で紹介する「3つのよくある相談」をチェックしてみてください。
ご相談内容によっては、本記事をお読みいただくだけで解決します。

なお、「3つのよくある相談」とは、「Yahoo!知恵袋」などを参考に、建て替えに関する主な相談を3つにまとめたものです。
本記事では、「そもそも建て替えすべきか迷っている」、「建て替えの資金が用意できない」、「何から手を付けたらよいか分からない」の3点にお答えします。

併せて相談先も紹介しているので、本記事で建て替えのお悩みを解消しましょう!!

【相談その1】そもそも建て替えすべきか迷っている

「建て替えはお金がかかりそうだし、リフォームや住み替えでいいかな?」と考えてしまうかもしれません。

もし、建て替えすべきか判断できないときは、今のお家の改善したいポイントを確認してみると良いです。
今のお家のどんなところが不満なのかが分かれば、最も正しい解決法を選べます。

まずは、「家の中が寒い」「部屋の数が足らない」など、改善したいポイントを一緒に見つけましょう。

今の住まいの問題点を整理してみよう

まずは、今のお家の問題点を大まかに整理してみます。

以下の項目で、改善したいポイントを明確にしましょう。

  • ≪安全性≫建物が地震や火災に弱い
  • ≪機能性≫老朽化で建物や設備に問題が生じる
  • ≪利便性≫間取りが生活スタイルに合わない

≪安全性≫建物が地震や火災に弱い

古い建物は耐震性が不足している可能性があります。
昔の耐震基準は、今の耐震基準よりずっと緩やかだったためです。
特に、建築基準法が改正された1981年以前に建てられたお家は、震度6程度の地震でも耐えられない可能性があります。

また、古い木造住宅は火災に弱い危険もあります。
建築資材などに十分な防火対策がされていないケースがほとんどだからです。
そのため、ボヤ程度で自宅が燃えてしまう可能性があり、大変危険です。

≪機能性≫老朽化で建物や設備に問題が生じる

築年数の経った建物の多くは、冬に暖房を付けてもなかなか室温が上がりません。
断熱性や気密性が低いためです。
ですので、特に寒さが健康に影響しやすいご年配の方々は、心筋梗塞や脳卒中に十分注意する必要があります。

また、建物の一部が崩れたり設備が壊れたりするケースもあります。
一見問題がないように見えるお家でも、雨の日に外壁のひび割れから水が入り込む、配水管が突然水漏れを起こす危険があります。

≪利便性≫間取りが生活スタイルに合わない

ご家族の構成で暮らしやすい間取りは大きく変わるため、ご家庭によっては今のお家の間取りが生活スタイルに合っていない場合があります。

子供が増えたら部屋の数が足りなくなりますし、反対に子供が独立したら空き部屋をどう使うか考えなければなりません。

また、親子二世帯で一緒に住むことになったとき、単に部屋を増築するだけでは生活しにくいお家になってしまいます。
親世帯と子世帯では生活スタイルが違う場合があるので、親子で共有するスペースが多すぎるとトラブルのもとになります。

建て替えを選択すべきかチェックしてみよう

上記の改善したいポイントに多くあてはまるなら、建て替え、リフォーム、住み替えのなかで建て替えが最もオススメです。

リフォームなら問題のある場所をピンポイントで直せるので、一見すると費用を抑えられそうです。
ですが、中途半端に一部分だけリフォームで新しくすると、古い部分とのバランスがとても悪くなります。
その結果、追加でリフォームを行うことになり、最終的に建て替えとあまり変わらない金額がかかってしまう傾向があります。

また、住み替えの場合は住み慣れた土地を離れなければならないデメリットがあります。
特に、ご年配のご家族がいらっしゃる場合は、精神的な負担が大きいので注意が必要です。

なお、建て替え、リフォーム、住み替えによって何がどのくらい改善されるのか、下表にまとめてみました。

建て替え リフォーム 住み替え(新築建売)
安全性の改善
機能性の改善
利便性の改善

上表の通り、建て替えなら住む土地を変えずに頑丈で暮らしやすい建物が手に入ります。
ですから、建て替えが最もオススメなのです。

リフォームと建て替え、どちらにすべき?かかる費用を比べてみました
注意
狭い土地に建っている建物の一部は再建築不可物件に当てはまり、今の法律のもとでは建て替えできません。
また、建ぺい率(敷地面積に対する建築面積の割合)などの制限によって、建て替え後の新築を今のお家より小さくしなければならないケースもあります。
その場合は、リフォームがオススメです。
リフォームなら、法律の制限を受けずに建物を新しくできるからです。
狭小住宅は建て替えるべき? 判断ポイントと建て替え時の注意点とは
MEMO
相続がからむ場合は、相続前に建て替えを行うのがオススメです。
相続前に建て替えると、課税対象の資産が減って相続税が安くなります。
相続税対策として有効? 相続前に自宅などを建て替えるべき理由とは

【相談その2】建て替えの資金が用意できない

いくら建て替えがオススメだといっても、資金の問題は無視できませんよね?

ですが、安心してください。
建て替えの資金は、意外と何とか用意できるものです。

その理由は、建て替え専用のローンを使えば資金を調達しやすいからです。

ぜひ資金の問題をクリアして、お家を建て替えましょう。

建て替えローンなら資金を調達しやすい

建て替えの場合は、建て替えローンに親子で申し込むのがオススメです。

建て替えローンとは?
建て替え専用の住宅ローンを指します。
返済中の住宅ローンが残っていても、建て替えローンに一本化できるので問題ありません。
りそな銀行イオン銀行などが取り扱っています。

建て替えローンに親子で申し込んだ場合は、親子を併せた収入が審査の対象となります。
なので、単独で申し込むより審査を通りやすくなり、融資額も多くなります。

なお、以下の記事では建て替えローンについてまとめています。
建て替えローンの審査基準を紹介しているので、どうぞご覧ください。

建て替えローンの審査は通りやすい?3つの条件をチェックしてみよう

建て替え費用を節約しよう

資金調達を容易にするためには、建て替えに必要な費用を抑えるのも効果的です。
建て替えに必要な費用が抑えられれば、そもそも借り入れる資金が少なくてすみます。

特に、ローコスト住宅なら建物の本体価格を相場より500万~1,000万円程度安くすませられます。

ローコスト住宅とは?
資材の規格化、資材の大量一括購入などの効率化によってコストを抑えた住宅を指します。

以下、ローコスト住宅として代表的なハウスメーカーについて、商品ラインナップ、坪単価を紹介します。

  • アキュラホーム
  • タマホーム
  • ユニバーサルホーム

アキュラホーム

アキュラホームは、デザインに力を入れているハウスメーカーです。
グッドデザイン賞を8年連続で受賞中と実績が豊富で、素敵なデザインのお家にしたい方にオススメです。

商品名 坪単価 特徴
大収納のある家 30万~50万円 家の真ん中に大収納スペースを設置
二世帯同居の家 45万~55万円 間取りを自由に決められる二世帯住宅
ZEH(ゼッチ)住宅 55万~65万円 省エネ・創エネで光熱費を抑え補助金も受けられる
参考 アキュラホーム 参考 みんなの注文住宅

タマホーム

タマホームは、現場管理会社を使わずに、自社で施行を直接管理してコスト削減と工期短縮をしています。
耐震性は最高等級の3を基本としていて、地震に強く安全なお家が建てられます。

商品名 坪単価 特徴
大安心の家 35万~45万円 耐震性・耐久性に優れたオール電化標準装備の家
木望(きぼう)の家 40万~80万円 3階建ての住まいで二世帯住宅にもできる
和美彩(わびさい) 50万~80万円 国産木材100%、ヒノキ土台でシロアリを寄せ付けない
参考 タマホーム 参考 みんなの注文住宅

ユニバーサルホーム

ユニバーサルホームは、自然の地熱エネルギーを利用した地熱床暖房を標準採用しています。
地熱床暖房によって冬場に室温が下がりにくくなるので、光熱費が節約できます。

商品名 坪単価 特徴
ラピスタ 40万~50万円 リビングの天井を高くして解放感を演出
ウィズ・ハート 40万~60万円 2階建ての二世帯住宅。玄関を共有する間取り例が多い
ドマーチェテラスエディション 45万~55万円 室内にキズや汚れに強い土間でできた空間を設置
参考 ユニバーサルホーム 参考 みんなの注文住宅

なお、建築費用を抑えるために、数社の建築会社に相談して相見積もりを行うのもオススメです。

相見積もりとは?
複数の建築会社から見積書を取得し、比較検討することです。
プランの内容だけでなく、価格の比較もできます。

もちろん、せっかくお家を建てるのですから、費用の節約と要望の実現の両立が何より大切です。
建築会社に相談するときは、予算とご家族の希望をしっかり伝えましょうね。

格安住宅へ建て替えよう!!おすすめのハウスメーカー6社を紹介

解体工事の分離発注で50万~100万円を節約できる可能性がある

建て替えの費用で見落としがちな項目が、建物の取り壊し費用(解体費用)です。
取り壊しにかかる費用は、発注先に注意するだけで50万円以上も節約できる場合があります。

実は、ハウスメーカーに解体工事も併せて依頼すると中間マージンが発生してしまいます。

そのため、解体工事はハウスメーカーとは別の業者(解体業者)に分離発注するのがオススメです。

分離発注とは?
建て替え工事の発注を、新築工事と解体工事に分けることです。
分離発注すると、建築会社が解体業者を手配するときに発生する中間マージンをカットできます。
解体前の準備が大切!! 家を建て替える際に費用を抑えるポイント

なお、分離発注のために解体業者をお探しになるときは、ぜひあんしん解体業者認定協会にご連絡ください。

当協会では優良な業者さんを複数紹介しているため、相見積もりで無理なく費用を抑えられます。
その他、解体工事などに関するご相談も承っているので、どうぞお気軽にお電話ください。


【相談その3】何から手を付けたらよいか分からない

建て替えをしようと決めても、何から始めればよいのか分からず迷ってしまう方も多いようですが、建て替えの手順は意外と簡単です。
建て替えに必要なステップを書き出して、順を追って進めていけば決して難しくありません。

具体的には、以下の3ステップに沿って進めると、建て替えがスムーズにできます。

  • 1.建築会社に新築プランについて相談
  • 2.金融機関に住宅ローンについて相談
  • 3.不動産会社に仮住まいについて相談

ただし、建て替えのステップは順番が肝心です。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

≪ステップ1≫建築会社に新築プランについて相談

「どんな建物にしたいのか?」について、ご家族のなかである程度まとまったら、早めに建築会社に相談してしまいましょう。
具体的な新築プランと見積書が手に入れば、ご家族での話し合いが進みやすくなるからです。

なお、新築プランと見積書は複数の建築会社から取得してください。
相見積もりで費用を抑えるだけでなく、納得できる新築プランを探すためにも複数社を比較するのは大切です。

もし、建築会社選びで迷っているなら、まず以下の記事で紹介している業者さんに相談してみるのがオススメです。

格安住宅へ建て替えよう!!おすすめのハウスメーカー6社を紹介

≪ステップ2≫金融機関に住宅ローンについて相談

建築会社が決まったら、銀行に対して住宅ローンの仮審査を申し込みます。

申し込みには建築会社の見積書が必要なため、先に銀行に相談しても仮審査は受けられないので注意しましょう。

なお、仮審査や本審査の有効期限は銀行によって違うので、確認が必要です。

仮審査 本審査
りそな銀行 承認日から3ヶ月 公表していない
イオン銀行 書面発行日から90日 書面発行日から270日以内
住信SBIネット銀行 メール送付日から180日 正式審査終了日から180日
参考 りそな銀行申込みから借入れまでの流れを教えてください。 参考 イオン銀行よくあるご質問 参考 住信SBIネット銀行〔住宅ローン〈その他〉〕 審査結果はいつまで有効ですか。 建て替えローンの審査は通りやすい?3つの条件をチェックしてみよう

≪ステップ3≫不動産会社に仮住まいについて相談

新築プランが決まって住宅ローンの仮審査を通ったら、不動産会社に相談するといった方法で仮住まいの目星を付けておきます。

短期で入れる住宅は少ないので、仮住まいは早いうちに下調べをしておくと安心だからです。
特にペットがいる場合は物件の数が限られるので、建築会社探しと同時に仮住まい探しも進めた方がよいです。

ただし、万が一住宅ローンの本審査を通らなかったときに備えて、本審査の結果が出る前に賃貸契約を結ばないようにしましょう。

なお、仮住まいの見つけ方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
具体的な相談先や検索方法が分かるのでオススメの記事です。

家づくりより大変!?建て替え時の仮住まいの見つけ方・選び方

また、仮住まいが決定したあとは引越し業者を探す必要があります。
以下の記事では、建て替えに対応した引越し業者を紹介しているので、どうぞご利用ください。

荷物の一時保管は引越し業者へ…建て替えの引越し費用を安く抑えよう
MEMO
建て替え工事全体の流れについては、以下の記事が参考になります。
建て替えが始まった後の手続きを詳しく解説しているのでオススメです。
建て替えの流れと必要な手続き

まとめ

建て替えについて何か疑問があれば、本記事で紹介した「3つのよくある相談」を再確認してみましょう。
同じような悩みを抱えている方は多いので、電話で相談する前に解決法が見つかるかもしれません。

ただ、「やっぱり建て替えについて丸ごと相談したい!!」という場合は、以下のサイトから直接相談してみるのがオススメです。

ライフルホームズ「住まいの窓口」



画像引用元:ライフルホームズ「住まいの窓口」

「住まいの窓口」は、住宅情報サイトの大手であるライフルホームズが運営する相談窓口です。
住宅ローンを含めた資金のご相談や不動産会社の紹介など、幅広い相談に無料で応じてもらえます。

スーモカウンター「注文住宅」



画像引用元:スーモカウンター「注文住宅」

スーモカウンター「注文住宅」は、株式会社リクルートホールディングスが運営する注文住宅向けの相談窓口です。
予算の立て方のアドバイスや建築会社選びのサポートに加えて、建て替えの段取りについての相談もできます。

解体工事のご相談はあんしん解体業者認定協会へ

なお、建て替え工事で一番最初に行う解体工事については、ぜひあんしん解体業者認定協会にご相談ください。

すでに触れたように、解体工事の分離発注だけでも50万~100万円ほど節約できる可能性があります。
また、建て替え工事をスムーズに進めるためにも、解体工事は優良な業者さんに依頼しましょう。


建て替え工事は意外と簡単に進められます。
本記事で疑問を解消して、ぜひ理想のお家を手に入れてください!!

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