有限会社若月工務店

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東京都立川市に事務所を構える若月工務店さんは、立川の地で50年以上、一棟一棟想いを込めた家づくりをされてきました。現在でも、木造を知り尽くした職人さん方が住宅の設計・施工までを手掛けられています

この記事では、若月工務店の専務、若月正臣さんと奥様麻美さんへのインタビューをもとに、若月工務店の家づくりへのこだわりと想いについてご紹介します。

伝統の知識と技術を持った工務店

若月工務店外観

スタッフ

若月工務店さんは実に50年以上、ここ立川の地でご活躍されているそうですね。

若月専務

はい。工務店創業からは50年以上、先代が大工として個人でやっていた頃から数えると、60年以上になります。

スタッフ

歴史ある会社さんですね。
専務もお若い頃から大工を目指されていたんですか?

若月専務

いえ、私は大工になろうという意識はまったくありませんでした。
ただ、18歳の頃からちょこちょこ現場を手伝うようになって、20歳くらいの頃かな。そろそろ将来について考えなければと思っていたときに、別の工務店から来てくれていた親方に仕事を教わる機会があったんです。

スタッフ

それが人生の転機だったのですね。

若月専務

はい。親方には「家一棟建つ、それくらいのことをやってみろ」と、差し金の使い方、墨付けの仕方、材木の刻み方や番付の振り方など、土台から家が建つまでを仕込んでもらいました。

スタッフ

まさに「職人さんの世界」ですね。
それが、この仕事が面白いと思われたきっかけだったのでしょうか?

若月専務

そうですね。材料1本ずつに印をつけて刻んで、それが家として建ったとき「ああ、自分にもできたんだ、自分がつくった家なんだ」と、「これが大工の醍醐味か」と震えました。
今でも、墨付けから家を建てようと思ったらできますからね。
ノコなど道具類

相談室に飾られている大工道具。室内の化粧材なども小さなノコですべて造作されていたそうです。

スタッフ

若月工務店さんは専務自らが大工としての高い技術を持って、一棟一棟の住宅を手掛けられているんですね。
奥様もご結婚当初から工務店のお仕事をされていたんですか?

奥様

いえ、私は10年ほど前に工務店に勤めるようになったんです。それまではずっと保育士として働いていました。
「将来役に立つかな?」と思って、働きながらインテリアコーディネーターや2級建築士の資格を取ったんです。

スタッフ

働きながらですか!それはすごい。
工務店で働かれるようになった10年前と今とでは、何か変化を感じることはありますか?

奥様

私が入ったばかりの頃は、住宅会社さんのネームバリューを重視しておられるお客様が多い印象でした。
けれど最近は、インターネットでいろんな知識を身につけて「地元の工務店に頼んだほうが、すぐに相談できて対応してもらえるからいいんですよね?」と理解してくださるお客様が増えてきたように思います。

スタッフ

なるほど。確かに最近は、自分たちらしい家づくりができるということで、工務店さんを探される方が増えていますね。

打ち合わせでは家族一人一人の本音を引き出す

事務所の絵本

相談室に用意された絵本たち。お客様がお子様と揃ってご相談に見えたときには、ゆっくり打ち合わせができるように、奥様が絵本の読み聞かせをされることもあるそう。

スタッフ

若月工務店さんが家づくりをする上で、特に大切にされていることを教えてください。

若月専務

工務店はよく「ファミレスのようになってしまうからダメなんだ」と言われることがあります。
ファミレスには和食もあれば洋食もある。要するに「何でもできる」ということです。
確かにうちは武器をたくさん持っています。でも、こちらからあれこれ提案して押し付けるのでは、用意されたものから選ぶのと同じことになってしまう。

スタッフ

わかりやすい例えですね。若月工務店さんは「ファミレス」ではない、と。

若月専務

はい。私たちはお施主さんが何をしたいのか、何が言いたいのかを引き出して、そこにどう対応していくかを一番大切にしているんです。
そうすると自然とオンリーワンの家になりますよね。

スタッフ

お施主さんの「ご希望」を余すことなく聞き出すということでしょうか?

若月専務

ご希望ももちろんですが、例えば奥様が「この人、こうなのよね」と言うと、ご主人が「いや、お前こそこうじゃないか」と言ったりして。そういう些細なところで出た「本音」も、家づくりのいい材料になるんですよ。

スタッフ

そんな会話の一部分でもヒントになるんですね!

若月専務

そうなんです。皆さん顔も違えば、言うことも、性格も、暮らし方のスタイルも違いますからね。
言いたいことや考えていることを細部まで吐き出してもらってはじめて、お施主さんが本当に望んでいることがわかってくるんです。
私たちはそのお施主さんの思いをしっかりと受け止めて、設計に取り入れる。そうすると結果として同じ家は建たないんですよ。

スタッフ

なるほど。お客様それぞれの「個性」や「思い」がお家の隅々にまで反映されるんですね。
打ち合わせのとき、専務と奥様お二人にご相談に乗っていただけるとなると、お客様も安心されるでしょう?

奥様

そうですね。特にご主人は建物の構造に興味がある方が多くて、奥様は毎日家事をされますので、水回りをいかに動きやすく、使いやすくするかを考えていることが多いんです。

若月専務

そこで、ご主人のお話は私が聞いて、奥様のことは奥さん同士で意気投合して話してもらう。それを後ですり合わせるんです。

スタッフ

それは心強い。ご夫婦揃ってではなかなか言えないこともありますもんね。

若月専務

そうなんです。家づくりは、言いたいことを言い合って、腹に溜まっていることが何もない状態にすることで上手くいくんですよ。それは、これまでやってきて実感していることです。
だから何回でも打ち合わせしてもらう。うちは20回でも30回でもお付き合いしますからね。

スタッフ

20回、30回ですか!一般的な家づくりの打ち合わせとは桁が違いますね。

若月専務

家づくりは一番満足した人でも満足度は70%ほどだと言います。どんなに満足した人でも「こうすれば良かった」と思うことが必ずあるんですよ。
私たちはお客様の満足度を70%からどれだけ上げられるかを目標にしています。
よく「どうして打ち合わせにそんなに時間を掛けるの?」と言われるけれど、打ち合わせは家づくりにおいてそのくらい重要なものなんですよ

職人の知識と技術力を持ちながら、進化を続ける工務店

作業場

相談室横の作業場。10年ほど前は材木のカットもこちらで行われていました。

スタッフ

若月工務店さんには宮大工さんもいらっしゃるそうですね。

若月専務

はい。全国で引っ張りだこの宮大工さんに来てもらっています。すごい知識と腕なんですよ。
私もいつか神社仏閣を手掛けたいと思いながら、今は経営の方に来ちゃいましたけどね。でも大工魂はいつまで経っても残っています
大工っていうのは皆「自分が一棟を手掛けるんだ」という誇りを持っている。これからもそういう心意気を持った大工を育てていきたいと思っていますね。

スタッフ

オンリーワンの家を建てたい方が増えている今、大工としての知識と腕を持った職人さんは、特に必要とされている人材ですね。

若月専務

そうですね。ただ、私は大工の知識が全てだとは思っていないんです。例えば、大工が設計する家と設計事務所さんが設計する家は違う
やっぱり大工である私が図面を描くと、構造を中心に「なんとか丈夫な家に」と考えてしまいます。
一方で、設計事務所さんの設計は奇抜なことをやっていて「なるほど!」と思うこともたくさんあるんですよ。

スタッフ

設計事務所さんの設計にも目を向けられているんですか!

若月専務

はい。だからうちは私の設計だけでなく、仲良くなった設計士の先生を入れてプランを出してもらうこともあります
「設計士さんのプランを気に入ったけれど、希望が反映されてない部分がある」という場合には、私がご希望を伺った上で図面に手を入れます。すると「これです!これでこのままやってください!」とおっしゃるお施主さんも多いんですよ。

スタッフ

大工としての豊富な知識と技術を持ちながらも、さらに新しい視点やデザインを取り入れながら家づくりをされているんですね。

奥様

夫の家に対する思いは、年々強くなっていると感じます。
心を尽くした分、お客様から感謝していただけるので、より喜んでいただけるように頑張ろうと思えるのでしょうね
若月専務と奥様

若月専務と奥様。相談室の玄関先にて。

スタッフ

若月工務店さんの今後の展望を聞かせてください。

若月専務

これまでにも、気になることや調べたいこと、新しい性能などに関しては、勉強会に参加したり、全国の工務店の社長と話したりして情報をキャッチしてきました。
家の性能はもちろん大事ですので、私たちもいつも究極のものを用意できるようにしています
ただ、お施主さんは打ち合わせの中でも、性能に関することは早めに言わなくなってしまうんですよ。

スタッフ

それは、性能よりも大切な何かがあるということでしょうか?

若月専務

性能は予算を掛ければその分のものが手に入ります。でも当然、予算に限りがある人のほうが多いですよね。
その中でも最高を目指すためには、やっぱりお施主さんの「性格」を尊重していくしかないんです
お施主さんがどんな人たちで、どんな暮らしを望んでいるのか
その部分をいかに家づくりに取り入れていくかで、家族が仲良く、幸せに暮らせる家になるかが決まってくるんです。
お施主さんも「自分たちのことが重要なんだ」と早めに気づいてくださる方が多いですね。

スタッフ

なるほど。新しい性能をいくつも取り入れることよりも、お客様の「性格」を反映させることのほうが、良い家をつくる上で重要なことなんですね。

若月専務

そうなんです。だから当然、私たちも人間磨きが必要ですし、オールマイティーに対応できるように人間の器を広げておきたいと思っています。
良い家を建てていく、幸せ家族をつくる。それが私たち工務店の使命だと思っていますし、これからもそんな家を一軒でも多く、想いを込めて手掛けていきたいと思っています

値段感と坪単価

坪単価:60万円~

木造住宅の坪単価は60万円ほど~
若月工務店さんでは、木造住宅の場合、坪単価60万円(税抜)ほどから手掛けられているそうです。ただ、住宅の価格は近年大きく変動しているため、坪単価はほんの目安に過ぎません。まずはぜひ、家づくりについてご相談されてみてください。

まとめ

若月工務店のわんちゃん

家族が幸せに、快適に過ごせる家をつくるには、性能はもちろん家族一人一人の本音や想いを家の隅々にまで反映させることが重要なのですね。

若月工務店さんは、その道50年以上の知識と経験、技術ある老舗の工務店でありながら、常に新しい情報やデザインを取り入れ、心を込めたお家づくりをされています。

お家の新築やリフォームをお考えであれば、まずは一度、若月工務店さんにご相談されてみてはいかがでしょうか。

会社名 有限会社若月工務店
代表者名 若月孝一
住所 〒190-0002
東京都立川市幸町1-28-6
電話番号 042-536-6867
公式HP http://www.wakatuki.co.jp/
営業時間 8:00~18:00
主な業務 建築関係全般
対応エリア 東京都・埼玉県南西部、神奈川県北西部、山梨県東部