3110ARCHITECTS(サイトーアーキテクツ)一級建築士事務所

和風の家で撮影した齋藤さん

せっかく新築するなら、できるだけ居心地のよいお家にしたいですよね。
ご家族のだれもが帰りたくなるお家に住めたら、ご家族全員がずっと幸せに暮らせるはずです。

居心地のよいお家は、愛情を注いでつくられます。
それだけに、新築は温かい気持ちをもった設計士さんに依頼したいところです。

東京都板橋区にある3110ARCHITECTS(サイトーアーキテクツ)さんは、住宅や店舗などの設計を請け負う一級建築士事務所です。
お客様との打ち合わせを大事にして、お客様のご家族みんなに喜んでいただける家づくりを手がけていらっしゃいます。

そこで、3110ARCHITECTSさんの事務所を訪ね、代表の齋藤さんにお話を伺いました。
この記事では、齋藤さんの家づくりにかける想いについて紹介いたします。

温かみのある木造住宅を手がける

目白台の家1

温かみが感じられる、木でできた空間。

スタッフ

最初に、齋藤さんが建築の道に進んだ理由を教えてください。

齋藤さん

一番大きな理由は、父の影響ですね。私の父は家いじり、今でいうところのDIYが趣味で、4畳半の部屋を6畳半に広げたり、コンクリートを混ぜて庭の外構をつくったりしていたんです。
なので、家はいつも工事現場の作業場みたいでしたね。家具からは、塗装のにおいがしていました。
※専門業者に任せず、自分で行うこと。日曜大工。

スタッフ

なんでもご自身でつくってしまうお父様なのですね。

齋藤さん

はい。末っ子として生まれた私は、いつも父にくっついて手伝いをしていました。女の子らしく、模様替えが好きでしたね。

齋藤さん

加えて、母が学習塾の先生を務めていたので、いつも数学が身近にありました。それで、家に興味があって理数系が得意なのだから、大学で建築学科に進もうと考えたんです。

スタッフ

ご両親のおかげで、今の齋藤さんがいらっしゃるのかもしれませんね。
齋藤さんは、ものづくり自体もお好きだったのですか?

齋藤さん

とても好きでした。その点も、父から影響を受けています。幸いなことに手先が器用でしたので、木工はもちろん、洋服やお人形の服をぬうこともありましたよ。

スタッフ

ファッションの道に進もうとは思わなかったのでしょうか?

齋藤さん

興味はありましたけれど、最先端のファッションにはあまり惹かれなかったんです。私はどちらかといえば、昔からある古いモノを大事にしたいと考えるタイプでしたから。
なので、建築の道に進んだことに悔いはありません。
家の模型を手にする齋藤さん

家の模型を手にする齋藤さん。

スタッフ

齋藤さんは、どのような種類の建物を手がけていらっしゃるのですか?

齋藤さん

メインは住宅で、店舗なども手がけています。
前に勤めていた事務所の所長さんは、一つひとつの住宅に対して愛情を注ぎながらつくる方でした。その方のもとで8年間修業したこともあって、私も住宅をメインとしているんです。

スタッフ

とても尊敬できる所長様なのですね。
ところで、私がお伺いしたこちらの事務所も、齋藤さんが手がけたのでしょうか?

齋藤さん

そうなんです。この事務所は自宅でもあるのですが、私が設計して、大工をやっている主人が建てたんですよ。
徳丸の家

齋藤さんの事務所兼自宅の内観。

齋藤さん

この家は私たち夫婦にとってショールームみたいなものなんです。新しいアイデアが生まれたら、この家で長い時間をかけて自由に試しています。

スタッフ

お客様に対して提案できる材料を見つけるためですね。
こちらのお家を拝見したところ、昔ながらの木造建築に新しい要素を取り入れていらっしゃるのでしょうか?

齋藤さん

そうですね、伝統のなかに流行を取り入れた、和モダンに仕上げました。
お客様の家についても、柱や梁(はり)を見せる設計を考えることが多いですね。コンクリート造の建物でも、内装に木を使った空間を提案したりします。
木の温かみを感じられる空間で、お客様に安心して暮らしていただけたら嬉しいですね。

お客様の暮らしに寄り添うため、打ち合わせを大切にする

家の模型

お客様に具体的なイメージをもっていただくために作った家の模型。
3人並んだ親子の姿が、ちょっと微笑ましいです。

スタッフ

齋藤さんがお客様との打ち合わせで注意していることは何ですか?

齋藤さん

先に全体像を決めてしまってから、細かいところを詰めていくように心がけています。
あとで変えたいところが出てきても大丈夫ですから、とりあえず話を進めていきましょう、とお伝えします。

スタッフ

いきなり細かい部分までお尋ねして、お客様が全体像を見失ってしまわないように注意しているのですね。

齋藤さん

はい。そうすれば、お客様がいつ何を伝えればよいかを、判断しやすくなりますので。
ちなみに、打ち合わせは何回かに分けて行い、私が提案したら次の打ち合わせでお客様にご返答いただく、ということを繰り返します。そうした方が、お客様がストレスを感じることが少なくなって、話がスムーズに進みますからね。

スタッフ

一回の打ち合わせですべてを決めようとすると、入念な事前準備が必要となって、かえってお客様の負担を大きくしてしまいかねないですからね。
ところで、齋藤さんがお客様と打ち合わせをするうえで、心がけていることは何ですか?

齋藤さん

お客様の立場になって、分かりやすく説明することです。設計図面を使って説明するときも、どのような暮らしになるのかを説明しますね。
特に、動線などについては具体的にお話しします。

スタッフ

動線とは、洗濯物をベランダまで運ぶときといった、住む方が移動する経路を表した線のことですね。

齋藤さん

はい、その通りです。お客様の日常生活における負担を少しでも減らして差しあげたいので、動線については細かく確認しています。

齋藤さん

ただ、すべてを動線のように細かく決めればよいわけではありません。
たとえば、お片付け用のスペースは、お客様に合わせて柔軟に変えられた方がよいので、あえて位置だけをざっくりと決めるようにしています。

スタッフ

細かく決めておくべきところと、そうでないところがあるのですね。
正直なところ、何でも細かく決めていった方がよいと思っていました。

齋藤さん

お客様からすると、何が重要なのかは判断の難しいところだと思います。
ですので、私は設計のプロとして、オーケストラの指揮者のようにお客様の家づくりを良い方へお導きしたいですね。
齋藤さんの自宅の内装

和モダンを感じられる自宅の内観。

齋藤さん

それともう一つ、打ち合わせには必ず夫婦でいらっしゃるようにお願いしています。提案に対して考えてみる時間を、ご夫婦で共有していただきたいと思っていますので。

スタッフ

どうして、考える時間をご夫婦で共有していただきたいのでしょうか?

齋藤さん

ご家族がみんなが帰りたくなる家をつくりたいからです。
ご夫婦で一緒に考えると、ご家族それぞれが、ないがしろにされない家になるんです。

スタッフ

ご家族それぞれが、ないがしろにされない家、ですか?

齋藤さん

はい。たとえば、ご主人のバックを置くスペースを確保し、リビング以外に奥様の居場所をつくって差しあげるんです。
ご家族それぞれに自分だけの居場所があれば、結果的にみんなが楽しく暮らせる家になりますからね。

スタッフ

たしかに、「この家には自分の居場所がある」と思えたら、安心しますよね。
心にゆとりがあれば、いつでも家族に対して優しくなれそうです。

齋藤さん

お客様からも、「建てていただいた家の居心地が良いから、あまり出かけなくなった」とよく言われます。
「自宅で食べた方が美味しく感じるので、外食をとらなくなった」「これまで厨房に立ったことのない夫が、自分で料理を作るようになった」といった感想もお聞きしますね。
ちなみに、うちの主人も、新築してからすっかり出かけたがらなくなったんですよ。家ってすごいな、家っていいなと思いましたね。

設計の信条は「絶対にあきらめない」

目白台の家2

スタッフ

どのようなときに、設計を考えるのが難しいと感じますか?

齋藤さん

敷地の小さいところに家を建てるときは、なかなか悩みますね。特に東京は法規制が厳しいので、上手く設計しないと上の階が建てられなくなってしまうんです。
お客様にプランをお見せする期日が迫ってくると、すでに作ったプランをそのまま提案しようか、もっと良いプランを考えるべきか、もやもやすることも少なくありません。

スタッフ

すでに案が完成していても、悩み続けることがあるのですね。

齋藤さん

私の描く図面によって、お客さんの人生の器が決まってしまうのですから、やっぱり悩みますよ。
ご家族ごとに事情が異なるので、同じ家づくりはありえません。敷地条件や予算などの制限があって大変だったとしても、納得できるカタチが見つかるまで最善を尽くします。
お客さんにとっては一生に一回の家づくりですので、私が頑張らないといけないんです。絶対に、あきらめたくありません。

スタッフ

お客様の人生に対する責任を果たしたいのですね。
やはり大変な分だけ、やりがいもあるのでしょうか?

齋藤さん

もちろんあります。家づくりには、目の前のお客様に貢献できる楽しさ、ありがとうと言っていただける嬉しさがあるんです。
なので、設計の難しさにかかわらず、目の前のお客様に喜んでいただける家をつくっていきたいですね。
観葉植物の横で座る齋藤さん

3110ARCHITECTSさんは、内覧会を行っていらっしゃいます。
齋藤さんが「ぜひぜひ、お越しください!」とおっしゃる内覧会、ちょっとのぞいてみませんか?

スタッフ

これから新築を建てようとしている方へ向けて、何かアドバイスをいただけますか?

齋藤さん

ぜひ家づくりを楽しんでください。
家づくりをしていると、理想通りにいかなくて辛くなることもあります。でも、悲しいことに以上に、楽しいことがたくさん出てくるものなんです。
なので、良いことも悪いこともすべてをひっくるめて、どうか家づくりを楽しんでいただきたいですね。

スタッフ

せっかくの家づくりなので、建て終わるのが名残惜しくなるくらい楽しむべきなのですね。
本日は貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。

まとめ

笑顔の齋藤さん

いつでも分かりやすい説明を心がけていらっしゃる齋藤さん。
インタビューにおいても、そのお気持ちを感じました。

新築をつくり終えたあとも、齋藤さんはお客様との交流を続けていらっしゃいます。
長く住みつづけるうえで、お家のメンテナンスはとても重要だからです。

齋藤さんにとって、お客様のお子様とお家の成長は大きな楽しみ。
「お子様と同じように、お家も手塩にかけて育てていただければ」とおっしゃいます。

親のように愛情を注ぎながら、一つひとつのお家を手がける齋藤さん。
新築したいと思ったときは、3110ARCHITECTSさんに想いを打ち明けてみてください。

会社名 3110ARCHITECTS 一級建築士事務所
代表者名 齋藤 文子
住所 〒175-0083
東京都板橋区徳丸8-16-3-1F
電話番号 03-6906-9127
公式HP https://www.3110architects.com/
営業時間 9:00~18:00
※土・日は定休日(打ち合わせ可)
主な業務 建物の設計・施工監理
対応エリア 全国