健康をおびやかすリスクは、お家の中にたくさん潜んでいます。
外から持ち込まれた花粉や、建材に含まれる有害な物質は、アレルギーを引き起こす原因です。また、室内の温度、湿度、光の入り方によっては睡眠が妨げられてしまいます。
たとえ、新築のお家であっても、安心はできません。
健康を維持するには、お家づくりにもこだわりが必要なのです。
そこで、注目していただきたいのが、有限会社アーク・プラン・システムの松本社長が提案する、住環境に徹底してこだわったお家です。
科学的な視点からお家の設計を見直し、長く健康でいられる家づくりを実践されています。
デザインよりも優先すべきは住環境
スタッフ
松本社長
どういう暮らしをしたいか、というコンセプトをはじめから持っているお客様は少ないんですよ。
なので、お話を伺った上でお客様の暮らしを想像して、お家のコンセプトを明確にします。
そのうえで、どういう提案をかけるべきなのか判断しなければなりません。
スタッフ
松本社長
どんな暮らしをしたいために、どういう家が欲しいのか。
そして、その家を実現するためには、どういう形を造っていけば良いのかなど、考えるべき課題はたくさんあります。
その最終的な部分で素材だったり、デザインっていう部分を考えるんですよ。
スタッフ
松本社長
お客様に合わせて提案するデザインは、ケースバイケースで違います。
だから、統一性がありません。
もちろん、デザインにはこだわるんですよ。
でも、それはお客さんの好みのデザインにこだわるだけで、自分のデザインにはあまり興味がありません。
だから、注文住宅ってお客様と話し合う時間が大切だと思うんです。
松本社長
空気環境、温湿度環境、光環境などです。
スタッフ
いつごろから意識されているのですか?
松本社長
ちょうどシックハウス症候群などが出始めたころで、オーナーさんから安全な家を建てて欲しいという要望をもらったのがきっかけです。
その時、家の中の空気環境っていうのを意識しはじめました。
空気という、目に見えないものに対する品質を担保するのが、当時の私にとって難しくもあり興味を惹かれたんです。
スタッフ
松本社長
なので、ホルムアルデヒドやVOCなどを対象に、空気を採取して、それらの有害な物質が含まれていないか徹底的に分析します。
とはいっても、納得できる品質に達するまではかなり大変でした。
スタッフ
松本社長
使用する建材の材質や施工技術など、あらゆる面で改善が必要でした。
初期の頃は、大学の先生の文献なども見て勉強しました。
自分たちなりに、実験もかなりやりましたね。
おかげで、臭いすらほとんどないレベルにまで空気の品質を上げられましたよ。
スタッフ
松本社長
人間の鼻で分かるようなレベルでは困るんですよ。
例えば、蚊取り線香は蚊には有毒ですよね。
でも、あの独特な臭いは、人間には害がないと言い切れません。
逆に、害があるとも言えません。
つまり、分からないんですよ。
だから、われわれは安全性を取って、少しでもリスクがあるものは避けるようにしています。
松本社長
でも、それくらいやらないと、われわれにとってもわからないんですよ。
こういう場合はどうなのか?こうなったらどうなのか?
今ではそうした積み重ねで、確信がもてる範囲で最高品質のものを提供するようにしています。
スタッフ
松本社長
ちなみに、私が所属している室内環境学会という学会があるのですが、そこには環境工学の先生なんかがたくさん集まります。おかげで、いろんな先生方の論文が勉強になりました。
大学の先生たちは研究のフィールド、われわれはその先生たちの研究をどう現場に落とし込むのか、というフィールドでお役に立てたようにも思います。
より長く健康を維持するための家づくり
スタッフ
松本社長
家づくりで、住む人の健康をより長く保てるよう努めています。
健康をおびやかす要因は主にアレルギーやストレスなどのリスクです。
スタッフ
松本社長
現代の環境下では脳をたくさん使います。
だから、脳をつかって頭がいっぱいになって、ストレスを抱えてしまわないように、睡眠をしっかり摂る必要があるのです。
スタッフ
松本社長
例えば、メラトニンに対しての影響だとか、そういうものに対して光がどう影響するのか、逆に影響させないためにはどういう環境を造ればいいのか、という面から住環境を考えます。
スタッフ
松本社長
サーカディアンリズムという言葉がありますが、寝ている間の細胞の動きも健康に大きな影響があります。なので寝室の構造はやはり重要です。
光があると、メラトニンの発生率が下がるので夜でも眠りが浅くなってしまいますからね。
人間も動物としての細胞をもっていますので、夜はしっかり眠れる環境づくりが大切です。
特にシニア世代の方に造る住宅は寝室が全てです。
寝室が考え方の中心にあって、全ての設計をスタートします。
起きている時は空調などの調節ができますが、寝ている間で、深い睡眠に入った時は全くコントロールできませんからね。
光に加えて、温度や湿度も配慮して設計しますよ。
スタッフ
松本社長
体調を治すっていうのはお医者さんの仕事ですが、健康へのリスクを軽減することは私たちの仕事だと思っています。
なので、どこに、どんなリスクがあるのかっていうのをお伝えする必要もあるんですよ。

一般のお客様向けに開催しているセミナーの様子
スタッフ
松本社長
例えば、こういう環境でこんな生活していると血圧がどんと上がりますよ、とか、こういう環境で寝ないと体が回復しませんよ、といったことを認知してもらえば、皆さんにも意識して動いてもらえますからね。
スタッフ
松本社長
でも、実は、住む側に限らず、造る側にも知ってもらうのが目的なんです。
スタッフ
松本社長
設計っていうのは実際に自分でものを造っているわけではないので、施工会社さんにも理解して、勉強をしてもらって技術を上げてもらわないと私たちの考えるお家は実現できません。
実際に技術をあげるのは、結局、現場なんですよ。
スタッフ
松本社長
私どもは初めての施工会社さんにお仕事を依頼することはありません。
セミナーをやったり、情報を提示したりして、基本を理解して頂いた施工会社さんとしかお取引をしません。
建材の接着剤ひとつにしても、急に濃度が高いものを使われると困るので、丁寧にご指導させてもらいます。
業者さん選びにおいても、現場ひとつひとつに携わって行かないといけないなっていうのはありますよね。
値段感と坪単価
坪単価:70万円
鉄骨造やコンクリート造も対応可能なので都度ご相談ください。
まとめ
私たちは、お客様が考えている以上のものを作り上げなければなりません、と話してくれた松本社長。
特に、住む人の健康に対しては、強いこだわりが感じられました。
目に見えないところに潜む危険に対しても手を抜かず、科学的な根拠を元に、徹底して品質を担保しようとする姿勢は、簡単にはマネできません。
あなたのご家族、そしてあなたにとっても、安全で長生きができるお家を建てたいと願うなら、ぜひ、有限会社アーク・プラン・システムさんにご相談ください。
会社名 | 有限会社アーク・プラン・システム |
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代表者名 | 松本博利 |
住所 | 〒190-0012 東京都立川市曙町2丁目10番10号 緑川ビル3階 |
電話番号 | 042-529-3302 |
公式HP | http://www.arkplan.jp/ |
営業時間 | 10:00~18:00 | 主な業務 | 建物設計・監理 |
対応エリア | 多摩地域 |