株式会社ア・シード建築設計

株式会社ア・シード建築設計の並木様が設計される住宅は、建物そのものだけでなく、環境装置としての緑と、そこから通り抜ける風が作り出す、気持ち良さにこだわりがあります。
また、住む人の気持ちに寄り添った家造りをコンセプトに掲げていらっしゃる並木様には、近年「終の棲家(ついのすみか)として生き生きと暮らせる家を造って欲しい」という注文が増えているそうです。
そんな並木様の、家造りへの想いをお伺いしました。

建築は人が生活していく様々な場面での“気持ち”を提供する仕事

スタッフ

独立して27年程になるとお伺いしておりますが、建築家になったきっかけを教えてください。

並木様

子供の頃から物理と美術が好きで、大学受験で進路を選ぶ時に、両方の興味を満たすものが建築だったんです。
建築が素敵だと思った理由は、建築物にはコンセプトが通ってるところですね。
美術館に行って、作品にコンセプトを感じるような感覚です。

スタッフ

並木様が感じられる建築のコンセプトとは、どのようなものでしょうか?

並木様

例えば、広々とした美術館に行くと、スーッと緊張感もありながら、気持ちが和らぎリラックス出来ますよね。
そうやって人の気持ちを作れるのが、建築の良さですよ。
人の気持ちを豊かにしたり、落ち着かせたり、みんなで楽しんだり、生活していく様々な場面に、建築は寄り添えるんです。

スタッフ

過ごす場所がどこなのかによって、私たちの気持ちは様々に変化しますもんね。

並木様

建築って、実際に造るのは、壁とか床とか“モノ”なんですけど、そこでご飯を食べて楽しんだり、悲しいことがあった時に家に帰ったら落ち着いたとか、そういう“気持ち”を提供する仕事だと思ったんです。

住宅造りは人の気持ちに寄り添った建築を造る一番のベース

看板

スタッフ

住宅をメインに設計されているのは何故ですか?

並木様

人の気持ちに寄り添った建築を造るというコンセプトの、最もベーシックな部分に軸足を置きたいと思ったからです。
家に帰った時に、人それぞれホッとする場面があると思うんですけど、それは住宅が自分の居場所だからですよね。

スタッフ

確かに、自分の家に帰った時が一番心が安らぎます。
いつ頃から、そのようなお考えを持つようになったのでしょうか?

並木様

大学の授業で「この建築は何がコンセプトなの?」という課題を勉強していて、もちろん人それぞれの解釈があるんですけど、私の場合は、建築とは人の気持ちを作るものなんだと解釈したんです。
そう解釈をする上で、特に分かりやすかったのが住宅だったんですよ。

スタッフ

学生の頃から感じていた想いが、今に繋がっているんですね。

並木様

学生時代は漠然としていたので「自分はこういうコンセプトで家を造りたい!」っていう一方的な想いだったんですけど、仕事をして行く中で「自分一人ではないんだ」ということが明解になっていきました。

スタッフ

人の気持ちを作るという部分に関して、独りよがりの想いではなく、お客様目線が出て来たということですね。

並木様

はい。実際の仕事でお客様との話し合いを重ねていくうちに、お客様の気持ちに同調して、それを叶えることが、人の気持ちに寄り添った建築を造ることだということが分かったんです。
まずはお客様の想いを受け入れて、気持ちを寄り添い合わせて、それをカタチにするのが建築家の仕事だと思っています。

スタッフ

とても素敵なお考えです。
住宅の設計をメインでやってきて、良かったことは何ですか?

並木様

お客様の数だけ色々な気持ちがあるので、色々な気持ちの深い部分を汲み取ってこれたことです。
その経験があるので、病院や幼稚園など大きな施設の設計でも、そこを使う人々がどんな気持ちで過ごすのかを考えられています。
そのくらい、住宅造りは気持ちにアプローチするための基本ということですね。

「緑+風=気持ち良く過ごす」という家造りの方程式

並木さん

スタッフ

並木様の家造りの特徴は何ですか?

並木様

庭造りから考える家造りをする、ということです。
つまり、外の環境を整えながら家造りをするということですね。
一般的には、最初に家を考えてから庭を造るんですけど、私の場合は、配置計画をする時も、敷地のどこに緑を持って来るかを最初に考えてから家を造るんです。
風の場所と緑の場所を作るために、庭のボリューム感を考えたりします。

スタッフ

建物だけでなく、外の環境まで考えるということですね。
そのような設計の手法をとられるようになったのは、何故でしょうか?

並木様

独立した当初は、ただ格好良い家を造りたかったんですよ、モダンなガラス張りの家とかね。
でも、それだけだと、夏の日差しが強すぎるとか、環境の部分とのバランスが取れていなかったんです。
それで、住宅は快適性を持たなくてはいけないと思ったんです。
見た目のデザインを追求してそこに住むするためには、環境作りまで学ばなければと考えました。

スタッフ

デザイン性と快適性を兼ね備えることが、大切だとお考えになったわけですね。
快適に住むための環境造りというのは、具体的にはどんなことですか?

並木様

風と緑です。自然な風には、身体を包み込んでくれる気持ち良さがありますよね。
でも、涼しい風は、周りが殺伐としていると出来ないんです。建物の周りに緑があって、そこを通り抜ける風が気持ち良いんです。つまり、緑が環境装置となるんです。
そのために、庭造りから考える家造りをします。

スタッフ

緑が環境装置になるというのは初めてお聞きしました。
具体的に、緑にはどのような役割があるのでしょうか?

並木様

緑は2つの役割を持っているんです。
一つは、緑があることで木陰が出来るので日射コントロールができますね。もう一つは、直射日光ではなく照り返しによる輻射熱を少なくしてくれることです。そうやって、緑が環境装置になってくれると、建物の中を通り抜ける風が涼しくなるんですよ。
なんとなくの雰囲気で庭造りをやってるんじゃなくて、論理的に考えながらやってるんです。

人が緑と風に寄り添える美しい家造りをしたい

スタッフ

昔に比べると、住宅の敷地内に庭や緑が減っているように感じますが、それについてどう思われますか?

並木様

緑は、虫がついたり、水をあげなくちゃいけなかったり、色々な面倒臭さもありますね。
でも、間違いなく人の気持ちを豊かにしてくれるものです。
なので、お互い様という気持ちで、愛おしさを持って接すると良いと思います。

スタッフ

手間がかかっても、緑が環境装置として働いてくれることに、感謝するということですね。
緑に対して、そんな風に思ったことはありませんでした。

並木様

エアコンの普及で、自然がもたらす心地良さが絶たれている今の世の中に、緑との付き合い方を伝えていきたいです。
バルコニーに緑を置くだけでも、輻射熱を避けてくれるから、快適に過ごせるようになるんですよ。

スタッフ

緑が、どれくらい私達の暮しにとって大切かが、分かった気がします。

並木様

ですから、私が設計する住宅の場合は、美しい空間を作るために緑と風を活かすのではないんです。
緑と風に、人が寄り添える美しい家造りをしたいということです。。

生き生きと暮らせる終の棲家を造りたいという注文が増えている

スタッフ

スタッフ

並木様のお客様には、どのような方が多いですか?

並木様

30代とか子育て期の方も、もちろんいらっしゃるんですけど、最近は年配の方が増えて来ていますね。
特徴的なのは、終の棲家を造りたいという注文が増えていることです。
子育てや仕事が終わって、60代でこれからまた楽しく生き生きと暮らしていきたいという人ですね。

スタッフ

なるほど、終の棲家ですか。いままでどのような注文がありましたか?

並木様

もともと都内にお住まいのお客様だったんだけど、地元に帰って暮らすことにして、でも近所の人々と疎遠になってるでしょう。
だから、そこに暮らす地域の方々との繋がりが生まれるように“コミュニティカフェ”がある家をつくったんです。

スタッフ

確かに、長く別の土地にお住まいだと、地元に帰った時には繋がりが希薄になってしまっていますもんね。
コミュニティカフェは、とても画期的ですね。

並木様

その方は珈琲が好きだったから、そういった意味でご自身の趣味としても、あとは少しの実益と、コミュニティと、お客様が生きがいを持てる家ですね。
近所の中高生が来たり、色んな人が遊びに来てくれて、カフェのファンもいらっしゃるみたいですよ(笑)
知り合いのジャズバンドを呼んでミニコンサートをやったり、楽しそうですよ。

スタッフ

ただ暮らすだけでなく、お客様の生きがいまで提供できる住宅を設計されるなんて、凄いです。
並木様が設計された住宅に暮らす方々へ、どういう暮らしを送って欲しいとか、何か想いはありますか?

並木様

ハッピーに生き生きと暮らして頂きたいですね。
そのためには、自然を開放して、緑と風で気持ち良くなって欲しいです。
どんな暮らしをしたいかは人それぞれ違うから、お客様のお話をしっかりお聞きして、相談しながら決めていきますよ。

緑が環境装置であるという本質に気づいて欲しい

図面の写真

スタッフ

これから家造りをしたいとお考えのお客様に、アドバイスはありますか?

並木様

気持ち良く過ごせる家は、建物だけではなく環境作りが大切です。
周りの環境を造って、初めて家の中が気持ち良くなる、ということを知っておいて頂きたいです。

スタッフ

そんな家造りを叶えるためには、どうすれば良いのでしょうか?

並木様

気持ちの良い家造りは、デザインが格好良い家を造るとか、なんとなく緑があれば気持ち良いということではないんですよね。
緑が自分たちを豊かにしてくれる、環境装置として緑があることの本質に気づいて欲しいです。

スタッフ

緑があることの本質なんて、考えもしませんでした。

並木様

例えば今回のコロナ禍の三密も、自分の暮らす環境について考えるきっかけになるかもしれないですね。
解放された空間では3密は起こらないんですよ。
自然の中で暮らすというか、風が抜ける大らかな空間では、空気がよどむ感じが無くなるんです。
是非、その気持ち良さを共有しにいらしてください。

スタッフ

自分の暮す環境について、今一度考えるべき時期なのかもしれませんね。では最後に、今後どのように家造りに取り組んでいきたいか、お聞かせください。

並木様

お客様の人生の、晴れの時も曇りの時も寄り添える空間を造りたいです。それを造ることが出来るのがこの仕事なので、とてもやりがいを感じていますよ。
お客様から、最初に入って頂いた時に「気持ちが良い」とか「並木さんのとこでやって良かった」と言われるのが、本当に嬉しいんです。
家造りって、楽しみながら作れたら楽しい家になるものなので、一緒に楽しみながら出来れば良いと思います。

口コミ、評判

住む人の気持ち良さに配慮し、人の気持ちに寄り添った家造りをされている並木さんの口コミを拝見すると、快適性とデザイン性の双方に満足されていることが分かります。

吹き抜けが快適で、別荘のようですねなどと言われています

最もこちらの要望、感性ともに合いそうなア・シード建築設計にプランをお願いしました。
その後ほぼプラン決定したのですが、当初予定した場所ではなく近隣の土地で建築することになりそちらに変更実施しました。結果的に2軒の家を設計してもらいました。
打合せは3年にも及びましたが、そのせいだけではないでしょうが当方の要望を余すところなく満たしてくれたと思っています。
外断熱のパッシブデザインとのことで冬でも室温は16℃を保ち間取りも空間も快適です。
お招きした方からは吹き抜けが快適で、別荘のようですねなどと言われています。

引用:Houzz|株式会社ア・シード建築設計/A-SEED ASSOCIATES Co

まとめ

まとめ

人の気持ちに寄り添った家を造りたいという想いが込められている並木様の家造りは、終の棲家の注文が多いのも納得です。
また、建物だけでなく、周りの環境まで考えることで、気持ちの良い家造りを叶えるというお話が印象的でした。
並木様と一緒に楽しんで家造りをしたい方は、株式会社ア・シード建築設計にお問い合わせください。

会社名 株式会社ア・シード建築設計
代表者名 並木 秀浩
住所 〒333-0801
埼玉県川口市東川口4-10-20
電話番号 048-297-3102
公式HP http://www.a-seed.co.jp/index.html
営業時間 9:00~18:00(第1第3土曜休み、日曜休み)
主な業務 建物企画・設計・監理
対応エリア 全国(諸経費別途)