アトリエRAUM一級建築士事務所

矢賀部雅子

初めての家づくりでは難しい専門用語が飛び交い、慣れない打ち合わせに気疲れしてしまう方もいらっしゃると思います。

しかし、家づくりは本来、楽しいものです。
設計をご依頼する建築家さんが親しみやすい方ですと、安心して家づくりに取り組めますよね。

アトリエRAUM一級建築士事務所の矢賀部さんは穏やかで笑顔が絶えない女性の建築家さんです。
本記事ではアトリエRAUM一級建築士事務所の建築家、矢賀部さんの、快適に過ごすための家づくりへの想いをお伝えしています。

建築の世界を知ったきっかけは山小屋つくりチャレンジ

アトリエRAUM

スタッフ

矢賀部さんは、どのようなきっかけで建築家になろうと思われたのですか。

矢賀部さん

わたしは元々は数学が好きで、大学も数学の道に進もうと思っていました。
しかし、今でも忘れませんが、浪人中の夏にTBSのラジオを聴いていると、「若者よ集まれ!白馬村で山小屋を建てよう!」といった言葉が耳に入ってきました。

スタッフ

白馬村というのは長野県ですか。
白馬村で山小屋を建てよう、とはずいぶん唐突ですね。

矢賀部さん

今思い返すと、唐突ですよね。
しかし、そのときのわたしは楽しそうと感じ、気づくと白馬の地に立っていました。

スタッフ

どのような企画だったのですか。

矢賀部さん

現地に行くと、2、30人くらいの若者が集まっていました。
わたしは建築学部の学生にまじりながら、山小屋を建てることに夢中になりました。
出来上がった山小屋は、三角柱を横にしたような合掌造りの小さな山小屋でしたが、このときに初めて建築の世界を知ったのです。

矢賀部さん

そこからは早かったですね。
日中には設計事務所に通って実務を学びながら、夜間には大学に通って知識を学びました。

建築家の役割は、みんなの想いを繋げること

矢賀部雅子

スタッフ

建築家さんは家の設計図を書かれるお仕事ですよね。
実際に家を施工するのは職人さんですが、建築家さんは職人さんとどのように関わっていくのですか。

矢賀部さん

建築家と職人さんは設計と施工、それぞれの立場から一緒に家づくりをしています。
建築家をしていると、職人さんから気づかされることもいっぱいあるのですよ。

スタッフ

そうなのですね。
その中でも一番印象に残っているエピソードはありますか。

矢賀部さん

わたしが若かった頃に現場に行くと、職人さんが高所の作業場から「ちょっとこっちに上がってきなよ。」と言いました。
わたしが上がってみると、その職人さんは「君たちは簡単に図面を書くけれど、俺たちはこんなに危険な場所で工事しているんだぜ。」と笑ったのです。

矢賀部雅子

矢賀部さん

わたしはその言葉を聞いて“はっ”と気づかされました。
建築家は設計図を書きますが、それを家に作り上げていくのはまさに職人さんの腕と想いなのです。

スタッフ

矢賀部さんは職人さんとも仲が良さそうですね。

矢賀部さん

以前に音楽家の友だちから「建築家はオーケストラの指揮者みたいだね。」と言われたことがあります。
オーケストラはみんなが良い音を奏でないと台無しになってしまいますよね。
家づくりも同じで、みんなが同じ方向を向いて良い物を作ろうとすれば、その通りに素敵な家が出来上がるのです。
建築家はいわばみんなを繋げるパイプ役ですね。

真に快適な住宅は、生き生きと息をする

矢賀部雅子

スタッフ

矢賀部さんはずっと住宅を手掛けてこられたのですか。

矢賀部さん

そうなりますね。
建築は「住宅に始まり、住宅に終わる」と言われるくらい最も難しく、しかしそれだけ楽しくやりがいがある建物なのです。

スタッフ

どのようなところにやりがいを感じるのですか。

矢賀部さん

住宅とそこで暮らす人の相性が良いと、驚くほど快適にそして健康に過ごせます。
洋服が肌に合わないと居心地が悪くなってしまうのと似ていますね。
だからこそ居心地が良い住宅を作るのは難しいのですが、建主様から感謝の言葉を年賀状でいただいたときにはそれだけ大きなやりがいを感じるのです。

スタッフ

実際に矢賀部さんはどのような家づくりを手掛けているのですか。

矢賀部雅子

矢賀部さん

わたしが手掛けている家は“オープン”な家が多いですね。
わたし自身が田舎の大きな家の中で育ったからかもしれません。
開けた空間は空気が循環しやすいので、家が生き生きとしているように見えてくるのです。

スタッフ

生き生きとしているとはまるで人みたいですね。

矢賀部さん

そのとおりです。
人の体に血液がめぐるように、家の中でも空気が淀まず動いていれば、家は生き生きと息をするのです。
最近では機械を使って室内の空気を循環する家も増えてきていますが、わたしは窓を開けて自然の空気を取り入れながら空気を循環したいですね。

スタッフ

最後に建主様に向けてメッセージをいただけますか。

矢賀部雅子

矢賀部さん

長く住む家ですから、ある程度時間が掛かってもじっくりとご自身に合った家の在り方を考えてほしいです。
それから、良い家づくりのパートナーと出会い、家づくりを楽しんでくださいね。

スタッフ

矢賀部さんはインタビュー中も冗談を交えながら笑顔でお話されていて、ずっと楽しそうですよね。

矢賀部さん

建主様と家づくりのお話をしている時間は本当に楽しいんですよ。
ある時、“みのむしの家”みたいな家がほしいといった建主様がいました。
「どうして“みのむしの家”なの?」と聞いてみると、見た目は不格好だけど中はすごく快適そうと言われました。
おもしろい発想ですよね。
建主様の本当のご要望は表面的な言葉からは読み取れないときもあるので、潜在的な気持ちを共有するためにいろいろなお話を聞かせてもらっています。

まとめ

矢賀部雅子

家づくりの始まりは、家を設計する建築家さんとの出会いです。
建主様と建築家さんが未来の家のアイデアを伸び伸びと話せれば、どんどん素敵な家が作り上げられていきます。

アトリエRAUM一級建築士事務所矢賀部さんは建主様と一緒になって、未来の家の形に思いを馳せる時間を楽しまれている建築家さんでした。

会社名 アトリエRAUM一級建築士事務所
代表者名 矢賀部雅子
住所 〒112-0001
東京都文京区白山5-22-12
電話番号 03-3944-2706
公式HP http://raum.sakura.ne.jp/
営業時間 10:00~18:00
主な業務 建物企画、設計、監理
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