アトリエハコ建築設計事務所

新しく家を建てようと考えているけれど「家づくりって大変そうだな」と思われる方も多いのではないでしょうか。

「ゼロから自分たちでやれる分野は建築だけ。唯一無二の家をつくる貴重なチャンスを目一杯楽しみましょう」

そう語るのは、アトリエハコ建築設計事務所を営む七島幸之さん。
七島さんは自由で豊かな家づくりを掲げ、これまで様々な住宅の設計に携わられてきました。

本記事では、実際のインタビューをもとにアトリエハコ建築設計事務所さんの、家づくりに対する思いこだわりなどを紹介していきます。

建築の道に進むきっかけは、幼い頃の経験からだった

七島さん作業中

スタッフ

まずは、七島さんが建築の道に進もうと思われたきっかけについて聞かせてください。

七島さん

僕の記憶には強く印象に残っていることがいくつかあって、一つは母方の実家でおきた出来事ですね。
母方の実家は古い家で、祖母は土間の台所でご飯を作っていました。ある日、その様子を見た父と叔父が「大変そうだから」と祖母のために台所をDIYでリフォームしたんです。

スタッフ

土間の台所をリフォームされたんですか!

七島さん

そうなんです。もちろん素人仕事だったんですけど、大人二人で数日かけてトントンやって、土間の古くて寒い台所が、床張りの近代的なキッチンに激変しました。
それを見た祖母はとても喜んでいて、僕はその時、空間の「しつらえ」みたいなものを変えるだけで、こんなにも人を幸せにできるのか、こんなにも効果があるのかと感じたんです。

スタッフ

心温まるお話ですね。
その出来事がきっかけの一つだったのですね。

七島さん

はい。それともう一つは、僕の出身地である北九州市にある若戸(わかと)大橋についての出来事です。
橋には歩道があって、昔は歩いて渡れるようになっていました。
橋の上からは北九州の街が見渡せて、僕はそこから見る景色がとても好きだったんです。

スタッフ

洞海湾(どうかいわん)に架かる橋なんですね。街が見渡せるなんて気持ちよさそうです。

七島さん

ただ、残念なことに僕が高校生の頃、歩道は廃止されてしまいました。
確かにあの橋は街と街とを繋ぐ目的で架けられたものだと思うんですけど、僕にとってはそこから見る景色はとても貴重なものだったので、すごくショックでした。
その時、自分たちが大切に思う環境や場所は守っていかないと無くなってしまうし、何かの動きに気づいたらきちんと主張していくことが重要なんだなと思ったんです。

スタッフ

その経験も一つ、大きなきっかけだったのですね。

七島さん

そうですね。この二つの出来事が強く印象に残っていて、何かしら空間や場所に関われる仕事ができたらいいなと進路を考えました。
僕の建築に対する考え方のベースには、空間は「やりよう」によって人を幸せにできるんだということ、そして、橋に僕が良さを感じていたように、色んな人が自分なりの価値を感じてくれるものを手掛けたいということがあるんです。

スタッフ

なるほど。七島さんの建築への想いが、その二つの出来事からしっかりと伝わってきます。

重視するのはスタイルでもデザインでもなく「空間のあり方」

スタッフ

七島さんが住宅を手掛ける際に大切にされていることはどんなことでしょうか?

七島さん

僕は、人それぞれに自分なりの良さを見つけられる建築が良い建築だと思っているので、「形」や「デザイン」へのこだわりや、自分の「スタイル」は持っていないんです。
ただ「空間のあり方」にはこだわっていますし、常に新しいものができるようにしたいと考えています。

スタッフ

空間のあり方、ですか。

七島さん

はい。建築って遠目に見ると動きのない塊(かたまり)で、時計や車なんかのプロダクトと同じように思えるんですけど、中に入ってみるとそこにあるのは床・壁・天井に囲まれた空洞、「」なんですよね。

七島さん

建築以外のプロダクトは、良い材料を使って良いつくり方でつくれば、当然良いものができる。コストを掛けるとプロダクトそのものに豊かさが宿るんです。
一方で建築は、ものすごく古くて、手入れされずに朽ち果てていても「良い空間」ってありますよね。

スタッフ

神社仏閣や古民家なんかはまさにそうですね。古くてボロボロでも居心地の良さを感じることがよくあります。

七島さん

そうなんです。私は建築の「空間の豊かさ」は、コストから離れたところでも追求できると考えているんです。

スタッフ

建築は、コストを掛けることが直接「豊かさ」に繋がるわけではないということでしょうか?

七島さん

はい。例えば、狭い空間を開放的な空間にしたいとき、普通に考えたら「天井を高くする」じゃないですか。でもそれも条件やコストの面でできる時できない時があります。
じゃあ天井を高くできなければ開放的な空間にできないかと言ったらそうではありませんよね。

七島さん

空間にメリハリをつけたり、家族と過ごす部屋に行くまでの空間を工夫したりする。すると、部屋に入った瞬間に開放的で良い雰囲気を感じられる。
このように空間は「あり方」次第で導き出される結果がまったく違うものになるんです。

スタッフ

なるほど!その「あり方」こそ、七島さんが大切にされているものなんですね。

七島さん

はい。だから僕は「ここに良い物、良い材料を使ったから良い空間ができる」という考え方にときめきは感じなくて。
本当にベーシックな材料でもやり方次第で「無」の空間に豊かさをつくり得ると考えているし、そこが建築の面白さだと思っているんです。

ゼロからつくれるのは住宅だけ。だから家づくりは楽しもう

インタビュー風景

インタビュー中の写真。

スタッフ

今後、新築を建てようというお客様にアドバイスはありますか?

七島さん

基本的に、家づくりは意外に楽しめるものだと考えてほしいですね。
というのも、戸建て住宅は今日本で奇跡的にゼロからオーダーしてつくれるものなんですよ。
例えば時計や車なんかのプロダクトは、大量生産された物の中でのチョイスでしかないんですよね。
逆に言えば、家もその他の物と同じ感覚で買ってしまうと、他と代わり映えしないものが得られるということなんです。

スタッフ

そう考えると家づくりのプロセス一つ一つをしっかり楽しみたいと思えますね。

七島さん

そう、だから「誰かがこう言っているから」とか考えなくていいんです。
建築家や設計事務所との家づくりは「家族が本当に望んでいるものはこういうもの」と楽しみながら議論してやっていけば、とんでもない突飛なアイデアでさえも、それが家族の住処(すみか)として実現できるんですよ。

スタッフ

なるほど。それじゃあ専門知識がないからと構えずに、家族の希望をそのままプロに聞いてもらえばいいんですね。

七島さん

もちろんです。僕自身も、提案したものが打ち合わせを重ねることで、より僕の知らないものになっていくプロセスを常に楽しんでいますよ。
建築の「空間」はいかようにも変化するし、色んな考え方・捉え方があります
その部分を考え続けることで、空間はより豊かなものにしていけると思っています。

スタッフ

空間のあり方から考える、本当にゼロから形づくっていけるのが家づくりなんですね。
一人でも多くのお客様に七島さんとの家づくりを楽しんでいただきたいです。

口コミ、評判

ここで、アトリエハコ建築設計事務所さんに寄せられたお客様の声をご紹介します。ぜひ参考になさってください。

住み始めてからもデザインは勿論、各部屋への導線などとても暮らしやすく過ごしています

KAJA DESIGNという注文住宅の工務店さんに依頼をした際に担当の建築士さんとしてご紹介頂きました。
子供が生まれたばかりで移動は大変でしたが、二週に一度の打ち合わせを夫婦共々毎回楽しみにしていました。
こちらの要望による特殊な形状の間取りを上手く纏めて頂き、サニタリーのタイルなど素材に関するご提案を頂いたり
キッチンバックセットの黒やグレーの絶妙なニュアンスのカラーリングなど細かい部分も素敵に仕上げて下さいました。

住み始めてからもデザインは勿論、各部屋への導線などとても暮らしやすく過ごしています。
個人的にはリビング階段を下りてリビングからキッチンへ向かう時の様子がとても気に入っています。
またコンセプト通り、庭に面したリビングの木漏れ日がとても気持ちよく、デイベッドで良く日向ぼっこしています。

夫婦共々家づくりを楽しむ事ができ、他のお宅への興味を持ったり、また家を建てたいと話したりしています。

家中が「自分好み」の空間です

東京で狭小地の設計を経験されている建築家をネット等で探し、アトリエハコさんに出会いました。パークサイド・スキニーハウスを設計していただきました。

家はこれからずっと、家族や友人たちと楽しく過ごす場所だから、家づくりの過程も楽しく、心地よい雰囲気にしたい、と思っていました。

アトリエハコさんとの家づくり、その通りとなりました。

初めてのメールから、毎回の打ち合わせ、信頼できる工務店さんとの契約…。
いつもこちらの思っていることをよく汲んでくださり、更に良いプランになるよう設計や調整をしてくださいました。
建築家の方と家づくりをする、なんて、最初はどうしたら良いか何も分からなかったのですが、思い切ってメールしてみて良かった、と思いました。

実際に住んでみると、隣の公園の緑とのつながり、大きな窓の解放感は想像以上で毎日が快適です。数字では分からない広さを感じます。遊びに来る友人たちも実際の坪数などを伝えるとビックリします。また、家の機能面についても満足です。見えないところまで説明していただき、確認して、現場で実物を見て…時間はかかりましたが、楽しい時間でした。

照明、スイッチ、タイルやドアノブなどなど、自分たちで悩んで決めたものばかりなので、家中が「自分好み」の空間です。どこを見ても好きな感じがいっぱいで毎日、自分の家に癒されます。

本当に狭い土地で、工務店の方々や大工さんにはたくさんのご苦労をおかけしたと思います。また、雨が降ったり台風が来たりと、心配なこともありました。そんな中でも細部まで打ち合わせを行っていただき、ほぼ、計画通りの日程で進みました。家づくりに関わる全員のコミュニケーションが円滑だったから、だと思います。
アトリエハコさんお2人の人柄がそのコミュニケーションにつながっているのだと思います。

これからも、この家をもっと自分好みにしていきたいな、と思っています。

引用:アトリエハコ建築設計事務所へのレビュー|houzz

まとめ

七島さんはインタビューの中で「建物は固く動かないものであるようだけれど、その中の空間は動くというか、やわらかい存在だと思うんです」とおっしゃっていました。

たとえ狭小住宅しか建てられないというネガティブな条件があったとしても、七島さんのような考えを持った建築士さんと家づくりをすれば、その中の「空間」はいかようにも豊かに変化させられます。

豊かな空間がたくさん詰まった唯一無二の家を作りたい、家づくりを全力で楽しみたいとお考えの方は、ぜひ一度アトリエハコ建築設計事務所さんにご相談されてみてください。

会社名 アトリエハコ建築設計事務所
代表者名 七島幸之
住所 〒135-0047
東京都江東区富岡1-1-18富岡ビル
電話番号 03-5942-6037
公式HP https://www.hako-arch.com/
営業時間 9:00~18:00
主な業務 建物企画・設計・監理
対応エリア 全国(別途交通費)