アトリエ・ヒューテック

アトリエ・ヒューテックの関さんは、「耐久性が高く、長持ちする家造り」を信条に設計を手掛けてきた建築家さんです。

平均寿命が20~30年と言われている木造住宅でも、90年以上住み続けられるお家を目指しており、「孫にまで家を遺して、感謝されるようになる」と言います。

また、その耐久性にこだわる設計の裏には、「建築を通して、周りの人達をハッピーにしたい」といった強い想いがありました。

本記事では、そんな関さんのインタビューをもとに、周りを幸せにするための家造りが、どのように行われているのかをご紹介します。

「建築を通して、周りの人達をハッピーにしたい」。独立に至った想いとは

関社長 対談

スタッフ

関さんは、いつ頃から建築に携わっているのですか?

関さん

高校の時に、美術の学校に通っていたのですが、その時の先生に「建築は文系だ」と教わりました。
その影響もあって、工学や建築学の大学ではなく美術大学に進学したんです。

大学卒業後は、大学の先生の設計事務所で17年間働いてから独立に至りました。

スタッフ

17年ですか。一般の建築家さんよりも、長い下積み時代だったのですね。

関さん

前の事務所は住宅以外にも、事務所ビルや商業施設、葬祭場などを手掛けていたので、仕事の幅が広くてまったく飽きませんでした。
でも、独立に時間が掛かった一番の理由は、独立をする意味を探していたこともあります。
自分には何ができるのか、何のために独立するのか」。その答えを探すのに時間が掛かりました。

スタッフ

関さんが、建築に対して真剣に向き合っているからこそですね。それで、独立の際に出された結論は何だったのですか?

関さん

建築を通して、周りの人達をハッピーにする」という想いが、僕にとってしっくりときました。
周りと言うのは、設計者やお施主さんだけでなく、工事業者さんや近隣の方々も含めた、それに関わる人達全員です。
だれか一人だけがハッピーなんじゃなくて、その建築に関わる方たちがみんな幸せになるような仕事がしたいと思いました。

スタッフ

周りをハッピーにしたいというのは、とても大切な気持ちだと思います。近隣住民も含めて、という所に考えの深さを感じますね。

関さん

建築というのは、もちろんお施主さんがいますけど、その人の為だけに造るわけではありません。
建物は「社会全体の財産」でもありますから。

要望はもちろん頂きますけど、極端な話「外装を真っ赤にしてください」と言われても簡単には出来ません。
建物は、「お施主さんだけが良ければいい」という気持ちで造るものじゃないんです。周辺の風景や環境も含めて設計をしています。

スタッフ

なるほど。では、周りを幸せにする家造りにおいて、こだわっている事はありますか?

関さん

長く使える建物を造る」というのが大前提にありますね。
なので、独立当初は鉄骨造や鉄筋コンクリート造のみを請け負っていたんです。
日本の場合、木造は耐用年数も低く、すぐに取り壊されるので、木造住宅の依頼は全て断っていました。

でも、建築を改めて一度勉強しなおした時に、木造の可能性や素晴らしさを知りました。

もちろん、普通の木造住宅は今も手掛けませんが、「こういう木造住宅ならやりたい」と思えるものを見つけたんです。

スタッフ

それは、どんな木造住宅ですか?

関さん

やはり、鉄骨造や鉄筋造と同じく、木造でも長く持つ住宅ですね。
品確法という法律では、建物の耐久性に関する等級が定められているのですが、「等級3」を満たしていると、大体3世代以上(90年以上)使えることを想定しています。

なので僕は、木造住宅でも等級3を基準に設計しています。
もちろん、普通の木造住宅よりも少しコストが掛かってしまいますが、そこは分かりやすく、まず最初にご提案をさせて頂きます。

関さん

もう、子供に家を遺して感謝されるのは当たり前です。
孫にまで感謝されるようにならないと
将来、お施主さんの孫が「じいちゃんいい仕事やったな」と思ってくれるような住宅を目指したいですね。

住宅は「シェルター」であるべき。安全性の保証を前提に、プラスアルファを

模型

スタッフ

住宅造りにおいて、大切にしていることは何ですか?

関さん

僕が住宅で大切にしている事の一つに、構造体があります。
僕としては、住宅は「シェルター」でないといけないという感覚があります。住まいは安全でないとダメです

関さん

熊本地震の時もそうなんですけど、耐震等級3の建物ってほとんど損壊していないんです。
だから、木造の場合は、まずは耐震等級3を前提に、地震に対する安全性を確保した上でプラスアルファを考えています。

スタッフ

住まいは安全が第一なんですね。プラスアルファとは、例えば何ですか?

関さん

建てるお家によっても変わりますが、木造住宅であれば外皮性能、とりわけ断熱性には力を入れています。
お施主さんからも良く「家の暖かさ」を喜んで頂けますね。

あるお施主さんのお話では、ご実家のマンションに帰省した際に、お子さんが「家が寒い」と駄々をこねたと聞きました。
それくらい、自分の家が暖かいんですね。

スタッフ

自分の家に慣れているから、よそのお家が寒く感じてしまうのですね。家を暖かくするために、どのような設計を行っているのですか?

関さん

僕は、「エネルギーを垂れ流しにしない」家を設計しています。
家の「魔法瓶化」と言うと伝わりやすいかもしれません。
魔法瓶内の液体がしっかり保温されるように、家から熱の逃げ場を削って、エネルギーを出来るだけ閉じ込めているのです。

建築は航海。楽しい船旅を共に

関社長 資料

スタッフ

お施主さんと打ち合わせをする際に、心がけていることはありますか?

関さん

お施主さんと一緒に、建物のコンセプトをじっくり練り上げることですね。
建物の目標を見定め、その為のコンセプトを作り、具体的にどうやって造り上げるのか。
事業系であれば、どういうターゲットでいくとか。

関さん

なので、うちは前段階の打ち合わせが長いと思います。

その方にとっても、人生最大の大博打みたいなものだから、そう簡単に絵(設計図)は描けません。

スタッフ

なるほど。理想の家を造るために、綿密な打ち合わせを行っているんですね。では最後に、家を建てたいと思っている方にメッセージをお願いします。

関さん

建物を造るっていう事自体は、航海だと思うんです。
施主さんと設計者と施工業者がいて、一つの船に乗って……いかに豊かな旅ができるかだと思います。

例えば工務店だったらその船を操船する人。設計者は舵を取る人で、施主さんもそこに乗ってて。
終わった後に「今回の旅は楽しかったね」と皆が言えるような航海を目指しています。

なので、一緒に楽しく造っていこうという気持ちがある方に来て頂けると、うれしいですね。

まとめ

アトリエ・ヒューテックさんでは、木造でも耐久性に優れた、孫の代まで遺せるようなお家を設計されています。

そして、関さんは「建築は航海」だと仰っていました。
建築家さんや施工業者さんと共に、楽しく理想のお家を建てたい方は、アトリエ・ヒューテックさんにご相談されてはいかがでしょうか。

会社名 株式会社アトリエ・ヒューテック
代表者名 関 太一
住所 〒154-0003
東京都世田谷区野沢3-39-10
ドラゴンイースト3F
電話番号 03-6805-3780
公式HP http://www.a-hutech.com/
営業時間 10:00~18:00
主な業務 建物企画・設計・管理
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉
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