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家を建てたいけど「何を中心に考えればいいか分からない」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
住宅は「今」必要なものを中心に考えるのでなく、これから何年も先の「未来」を考えてつくれば、快適な暮らしができる。
そう語るのはアーキネットデザイン合同会社の代表である、市川均さん。
市川さんは都市計画や環境都市といった、独特の視点から建築を学び、人の営みを何よりも重要視しています。
こちらの記事では、実際のインタビューをもとにアーキネットデザイン合同会社さんの建築に対する思いや、家づくりの際に気をつけてることなどをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
「人の営み」を考える習慣。都市計画の研究と住宅の設計で学んだこと
スタッフ
まず最初に建築士、建築家になろうと思ったきっかけについて教えてください。
市川さん
もともと幼少期から絵を描くのが好きだったんです。
それで高校生の時に進路で悩んでいたら、美術の先生が「建築デザイナーって仕事があるよ」って教えてくれまして、そこから建築の道を考え出しました。
スタッフ
市川さん
そうですね。僕はまず、建築を学ぶ上で都市計画の研究ってすごく大切だと思っていたんですね。ですので大学では都市計画の研究をしていました。
市川さん
都市計画は景観や街並み、都市環境だけでなく、風向きや日が差す角度などにもとても敏感で、建築に関わることを幅広く学ぶことができたんです。
スタッフ
たしかに都市計画は建築に関わることがたくさんありますね。
市川さん
それと僕自身が建築デザイナーとかの建物を見て学ぶより、都市計画なんかで実際の「人の営み」とかを考えるほうが好きだったんですよ。
スタッフ
なるほど。住宅をつくるうえで「人の営み」はたしかに重要ですね。
卒業後はどうなされたんですか?
市川さん
はい。卒業後は約9年間、建築家の納賀雄嗣さんに師事しまして。その後、建築家として独立をしました。
建築家 納賀雄嗣
納賀雄嗣(のうが ゆうじ)とは、関東州出身の日本の建築家です。
イエール大学を卒業後、英国建設省住宅局に勤務。後に日本で一色築設計事務所を設立し、現在は株式会社NOGA&COMPANY代表取締役を務めています。
スタッフ
約9年間、長いですね。
今独立して建築家としてお仕事されてると思うのですが、お仕事はやっぱり楽しいですか?
市川さん
やりたくて始めたことですからもちろん楽しいです。とくに住宅は個々ですので、その人の色がよく出てほんとに面白いです。大学で学んだ都市計画、住宅の設計を通じて「人の営み」を考える習慣が身につきましたね。
今より未来を意識した家づくり
スタッフ
では次に、家づくりの際に気をつけていることはありますか?
市川さん
お客様に考える時間をたくさん取っていただくことですね。
ですのでうちは設計6ヶ月、工事6ヶ月という期間で作業していきます。
スタッフ
なるほど。
では、そのたくさんある時間で、お客様にはどういったことを考えてもらいたいと思っていますか?
市川さん
そうですね、設計を依頼されるお客様の多くは「今」を中心に家づくりをしようとお考えの方が多いんですね。
例えば、今子供がいるからこども部屋が欲しい。今赤ちゃんがいるからオモチャの棚がほしい。
今は重要かもしれませんが、先のことを考えると本当に必要なのかと思いますよね。
市川さん
それとは別に、夏の暑い日に断熱の話をすると「暑すぎる」冬にすると「寒すぎる」実はこれらも一緒で「今」だけのことなんです。
ですのでその長い期間は、この先のことをしっかり考える時間にしてもらいたいです。同時に改めて季節感を知る機会にもしてもらいたいですね。
スタッフ
なるほど。設計での長い期間は、この先のことを考えてもらう、季節を感じてもらうといった2つの目的があったんですね。
市川さん
そうですね。もちろん、だから今を優先するなとはいいませんよ。ただ真剣に家を立てようとお考えの方には私もしっかり答えたいですから。
私もできるだけアドバイスをするよう心がけています。
スタッフ
素晴らしいですね。家を建てる側の立場になると、今考えていることだけに夢中になって気づかないことってきっと多いですよね。
市川さん
はい。でも皆さん少しは経験していますから、少し伝えただけで「そういえば私も一人暮らしを始めたから部屋がひとつ余っちゃったな」なんて思い出す方もいるんですよ。
スタッフ
市川さん
こうしてゆっくり考えてもらうことが
結果的に後悔がなく、かつ満足できる家につながると思っています。
家を建てる際に大切なのは「知らない」ということを知ること
スタッフ
では、今から新築を建てようとお考えのお客様に何かアドバイスをお願いします。
市川さん
まずは家を建てるのか、買うのかということですね。
買うならいいですが、建てるときはまずしっかり考えてほしいです。
スタッフ
市川さん
忘れがちなんですが、家を建てるときの金銭感覚は普段と全く違うんです。丸投げした2,000万円と、しっかり考えた2,000万円では価値が全く違ってきます。
市川さん
自分の要望と自分の選んだ最高の職人さんが集まって作った2,000万円の家と、後はお願いしますって丸投げした2,000万円でできた家。
後者の場合、自分の想像と違ったら泣いても泣ききれないですよね。
スタッフ
市川さん
そうなんですよ。でもそのために全部勉強しなさいという訳ではないです。自分は「何も知らない」っていうことを知ってることが大切なんです。
その先は私たちがお手伝いします。
スタッフ
とても心強いです。
何も知らないことを知っていることが大切、深い言葉です。
市川さん
なので新築を建てるときは、自分は何も知らないということを知って、何を知らなくちゃいのか、どうしたらいいのかってことを、まずはしっかり考えることが大切です。
一生に一度の我が家ですから、後悔せず満足する家をつくるためにも私たちと真剣に考えましょう。
アーキネットデザイン合同会社のインタビューまとめ
何よりも「人の営み」を大切に考えた家づくりを展開するアーキネットデザイン合同会社の市川さん。
お話の中ではお客様に寄り添いながらも、時にハッキリとアドバイスをしていく姿勢に、建築に対する熱い思いを感じました。
家づくりをするなら後悔したくない、この先を考えしっかり家づくりをしたいとお考えの方は、一度アーキネットデザイン合同会社を訪ねてみてはいかがでしょうか。
アーキネットデザイン合同会社の詳細情報
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