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建築士さんと一緒にお家をつくる中でもっとも労力がかかるポイントはいったいどこか、ご存知でしょうか?
それは打ち合わせです。
こちらの思い描いた「こうしたい!」という要望に対し、建築士さんがそれを実現するために「こうしましょう!」と返していき、だんだんとお家のイメージが具体化されていくポイントとなります。
どんな要望を主軸にすべきか家族で食い違ってしまったり、後からまた別の案が浮かんで修正したり……。
時間をかけてゆっくりと整えていく打ち合わせには労力がかかるのです。
すなわち、建築士さんを選ぶ上では、いかに“打ち合わせでこちらの要望を聞いて臨機応変にまとめあげてくれる人”であるかが重要になります。
今回は「お施主さんとコミュニケーションをしっかりとったお家をつくりたい」と語るアトリエヌッフ一級建築士事務所の川島秀介さんからお話を伺いました。川島さんは首都圏で住宅の設計や監理などを手掛けられています。
当記事では、川島さんが住宅を手掛けるようになったきっかけや、建築に対する想いを紹介します。
20年を迎えるアトリエヌッフ。“家づくりへの憧れ”が実績と実力に
スタッフ
はじめに、なぜ川島さんが建築士の道を選ばれたのかお聞かせください。
川島さん
中学生のころ、自宅の建て替えがあったんです。今思えばそれがきっかけだったのではないでしょうか。
その時簡単な図面のようなものを書いて本棚などを作ったり、大工さんが木を刻んだりはめ込んだりしている風景を見て、“家をつくるのって楽しそうだな”と感じました。
それを機に、家づくりに対する漠然とした憧れが生まれました。
スタッフ
そこから建築に対する想いが芽生えたのですね。
大学は建築学科に進学されたのでしょうか?
川島さん
はい。ですが、昔はまだ建築学科というものがあること自体知らなかったんですよね。
どう進んでいけば家をつくれるか、ということは深く考えていませんでした。
大学受験の時にはじめて建築学科の存在を意識したかたちになります。
スタッフ
なるほど。大学を卒業された後は、そのまま設計事務所に就職したのち、現在のアトリエヌッフ一級建築士事務所さんとして独立されたそうですが、当初から将来的には独立したいと考えていたのでしょうか?
川島さん
最初は設計事務所としてやろうということはあまり考えていませんでしたね。ハウスメーカーさん等でもなんでも、とにかく家をつくるということに携わりたい、という気持ちがあったので。
川島さん
そんな折、研究室の教授から設計事務所をご紹介いただいたため、そちらに就職することになりました。
そちらの事務所で15年ほど全国各地で設計の経験を積んだのち、独立し現在に至ります。
スタッフ
とにかく家づくりをしたい、というお気持ちだったのですね。
そちらの事務所とは、まだお付き合いが?
川島さん
現在も協力事務所というかたちで、こちらの事務所の仕事と平行しながら一緒に仕事をすすめています。
そちらの事務所をはじめとして、まわりのパートナーに助けられてきたからこそ、独立後も20年間事務所を続けていられたのだと思います。
一対一で向かい合う個人住宅。お家づくりが川島さんの大きな喜びに
スタッフ
川島さん
昔からものづくりが好きだったので、やはり“建築が好きである”ということでやりがいが生まれているんでしょうね。
私は住宅に携わるために建築の道を志したので、住宅を手掛けている時はひときわやりがいを感じます。
スタッフ
なるほど。確かに川島さんは個人住宅や集合住宅等、住宅の設計を多く手掛けられていますよね。
商業施設の設計などと比べ、住宅の設計はどういった面に違いがあるのでしょうか?
川島さん
住宅は“自分の手の内でできる”ということが差異だと思います。
商業施設の場合、関わる人数が多いだけに必然的にテナントやオーナー等様々な方々の意向が絡むこととなります。
川島さん
注文住宅にはそういったしがらみがなく、お施主さん家族と一対一で向かい合えることが大きな違いですね。
また、個人住宅と集合住宅を比較した場合でも、お施主さんのみに向けてつくるか、人に住んでいただき利益が出せるようなご提案をするかという点の違いがありますね。
スタッフ
お施主さんと向かい合って打ち合わせを重ねることができる、ということにもやりがいがあるのですね。
やはり、川島さんがご依頼を受けた際は、お施主さんとは入念に話し合っていくのでしょうか?
川島さん
そうですね。ご要望の中からどうすれば予算的・現実的に実現させられるかずっと話し合っていくことになりますし、お施主さん家族の中で意見が食い違ってしまうこともあります。
そうして打ち合わせを重ねていく中で、横道に逸れたり遠回りをしたりしながらも最後にはめざすべき方向が見えて収束していく、といった感じですね。
スタッフ
どういうお家にしたいか?という打ち合わせって、一番大事な部分ですよね。大変ですが、まとまった時のやりがいもひとしおかと思います。
スタッフ
川島さん
ただ住むだけの建物をつくるだけではなく、生活のスタイル、ひいては住まい方にまで踏み込んで、住まい手と一緒につくりあげていく住宅であることですね。
あたりまえのようですけど、土地や暮らし方をお聞きしながら、こちらでもそれを実現するさまざまなアイデアを提案していくんです。こつこつと。
川島さん
例えば「料理が好き」という話があればそれに合わせキッチンを中心の提案をしていったりと、こちら側のやり方だけを押し付けることなくお施主さんとのやりとりの中でつくりあげられる家、言いかえると住まい方をデザインする家が特徴だと思います。
綿密な打ち合わせとアイデアが生活スタイルを導く
スタッフ
今まで建てられた中で一番印象深いお家を教えてください。
川島さん
三田の狭小地に建てた三階建ての住宅が、個人的には気に入っています。
間口が二間しか確保できないような小さな敷地の中、いかに光や風を取り入れなるべく広く感じられるような設計にするか?というコンセプトで設計していました。
川島さん
狭小地という生活のスタイルが制限されやすい条件の中、見通しがきいて光が差し込みやすい構造や、スキップフロアによって動きを出していくことにより、お施主さんの豊かな生活に貢献できた住まいとなったのではないでしょうか。
スキップフロア
スキップフロアとは、階段などで一部の床面を上げることにより、メリハリをつけながらも縦の空間を有効活用できるようにした構造を指します。
スタッフ
小さい敷地の中でもこれだけの開放感が現れたお家ができるんですね。
スタッフ
最後に、これから新築住宅を建てようと考えている方にアドバイスをお願いします。
川島さん
やはり、少しでも自分好みの家が欲しいという気持ちがあるなら、設計事務所に声をかけてみること。それが一番重要だと思います。
多くの方はまず最初に住宅メーカーさんや住宅展示場を見に行くと思いますし、そこで出会った家が設計的にも金額的にも問題ないのであればよいと思います。
川島さん
ですが「自分は少しメーカーさんのものとは違ったものを建ててみたい」、「ありきたりではないものを建てたい」といった想いがあるのでしたら、設計事務所にご相談いただければ力になれると思います。
値段感と坪単価
坪単価:70~90万円
アトリエヌッフ一級建築士事務所のインタビューまとめ
川島さんの建築への愛や、お客様への真摯な想いが伝わってきました。
じっくりと話し合い、こちらの要望と心地よさを両立してくれる方になら、ぜひとも設計をお任せしてみたくなりますね。
川島さんたちと一緒にお家をつくってみたい方は、ぜひアトリエヌッフ一級建築士事務所さんにご相談ください。
アトリエヌッフ一級建築士事務所の詳細情報
会社名 |
アトリエヌッフ一級建築士事務所 |
所在地 |
〒112-0012 東京都文京区白山5-22-12 |
代表者名 |
川島秀介 |
電話番号 |
03-3944-7252 |
営業時間 |
9時〜18時 不定休(年中無休) |
公式HP |
http://atelier-neuf.net/ |
対応する工事 |
注文住宅、集合住宅の設計、監理 |
対応エリア |
首都圏 |
その他 |
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