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「新築を建てたいけど、やりたい事が多すぎて建築家の先生にお願いするのが不安」という方は多いと思います。そこで、ご紹介したいのが関東を中心に新築戸建ての設計を手掛けているBUILTLOGICさんです。
代表の石黒さんは独立当初から住宅の設計を専門に手掛けており、素材やデザインに強いこだわりを持って設計をされています。
この記事では石黒さんが住宅の設計にかける想いをインタビュー形式でご紹介していきます。
「これから新築を建てたいけど自分にぴったりの建築家がわからない」とお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。
家の中にはぬくもりを、外には力強さを
スタッフ
さっそくですが、石黒さんが建築の道に進まれたきっかけについて教えてもらえますか?
石黒さん
もともと父親が建築の現場監督の仕事をしていた影響で、中学生になる頃には漠然とですが建築業界に進みたいと考えていましたね。
スタッフ
当時、どんなところに建築の魅力を感じたのでしょうか?
石黒さん
当時はまだ建築がどんな仕事なのかまでは意識していなかったと思います。
土日に父親の仕事がある時は現場に連れて行ってもらうことがあったのですが、子供の自分が現場に来ると色々な職人さんたちが構ってくれていたんです。
それで、「建築の現場は楽しいところなんだ」と子供の発想で憧れを持ったのがきっかけだと思います。
スタッフ
職人さんたちが和気あいあいとしている姿が印象的だったんですね。
実際に建築の現場でお仕事をされてみてどうでしたか?
石黒さん
当時と同じですよ。
今は建築士としてですが、色んな職人さんたちとやりとりをしながら楽しく現場の監理もさせてもらっています。
スタッフ
現場でも当時の楽しいイメージのままお仕事が出来ているなんて素敵ですね。
ちなみに、住宅を設計するうえでこだわっている事はありますか?
石黒さん
内部に関しては、なるべく天然の無垢の木を使いますし、壁の左官材料にも天然の素材を使っています。
なるべくリラックスして楽に暮らしてもらえるような素材で室内をまとめるようにしていますね。
石黒さん
一方で外観は単純な形をしていて、ガルバリウム鋼板※などの鉄板を使うことが多いですね。
ひとことで言うと倉庫みたいな住宅です。
※ガルバリウム鋼板...耐久性があり、錆にも強い建材。独特の質感がありデザイン面でも好んで使われることがある。
スタッフ
お家の中と外でギャップがありますね。
自然素材を使われるようになったきっかけなどはあるのでしょうか?
石黒さん
独立する時、最初に手掛けさせてもらったご依頼がコーポラティブハウス※の内装を設計するお仕事だったのですが、その時に一緒に関わっている他の設計者たちに教えてもらったり、勉強したりした事がベースになっていると思います。
※コーポラティブハウス...入居者が組合となって自由に建物の構想を考えて建てる住宅。分譲マンションよりも自由度が高く、欧米ではポピュラーな建築スタイルのひとつ。
スタッフ
例えば、自然素材にはどんなところに魅力があるのでしょうか?
石黒さん
やっぱり、経年変化が綺麗なところですね。
ビニールクロスだと継ぎ目が剥がれたり、通常のフローリングだと表面が削れると下地が見えたり、割と嫌な壊れ方をするんですよ。
一方で無垢の木はどこまですり減っても質感は変わりませんし、左官の壁なら多少ひびが入っても補修しながら使えますからね。
スタッフ
時間が経っても美しく使い続けられると愛着も湧いてきますね。
では、外観を倉庫のようなデザインにされるのにはどんな理由があるのでしょうか?
石黒さん
倉庫のような単純な形は力強いというのがありますし、将来的にお家の間取りを変えようと思った時も柔軟に変化させられるんですよ。
スタッフ
鉄っぽい無骨な感じのデザインは、オシャレで意外と人気がありますよね。
最近だと倉庫を改装した店舗のカフェやレストランを見かける機会も多いです。
石黒さん
後は素材がガルバリウム鋼板なので、メンテナンスフリーで使える点も好評です。
ホームページを見てご依頼に来てくれる方も多いですが、ありがたいことに実際にお家を建てていただいた方からのご紹介で依頼に繋がるケースも増えてきています。
「自分だけの家」は建築家と建てる
スタッフ
住んだ方が思わず誰かに紹介して、さらに依頼に繋がるのは石黒さんが手掛けるお家が魅力的な証拠ですね。
実際のところ、住宅を設計される中で何か大切にされている事があるのでしょうか?
石黒さん
もちろん、住む人の生活は意識しますが「余計なことをしない」というのは大切にしています。
シンプルといいますか、過剰な装飾はあまりしたくないですね。どちらかというと引き算に近い感覚でしょうか。
スタッフ
建築家の先生の中には奇抜で個性的なデザインを好まれる方も多いと思いますが、石黒さんはなぜシンプルなデザインを大切にされるのでしょうか?
石黒さん
住宅はそこに住まれる人があってこそだと思うんです。
皆さん家具だって高価な物をお持ちの方もいますし、生活の中にもこだわりを持って暮らしている方がいるわけです。
なので、家で主張するよりもその人の持ち物や生活が映えるように提案したいです。
そのためには、なるべく整理整頓したものを提案するのは心がけていますね。
スタッフ
確かに、ネットやSNSを開くと色々なライフスタイルを目にしますよね。「自分もあんな暮らしがしたいな」と目移りしてしまう事はよくあります。
石黒さん
最近では情報量が多くなって、家を建てたいと考えている方たちは「自分の要望や夢をどうやって叶えてもらおうか」という関心が強くなっています。
とはいえ、建築基準や予算の関係から実現するのが難しい事も沢山あるんです。だからこそ、設計する立場から「これをやるとこんな風になりますよ」と、しっかり説明しなければなりません。
スタッフ
安全面や快適さが根底にあるうえで理想の暮らしが叶うお家を建ててもらう事は、建築家の先生にお家を建ててもらう一番の醍醐味だと思います。
ちなみに、実際にお家を建てた方で個性的な暮らし方をされている方はいますか?
石黒さん
例えば、9年前に建てさせてもらったこちらのお家は、お施主さんの要望で大きめのベランダを設けたのですが、ハンモックをつけてゆったりとした時間を過ごしたり、家族と食事をしたり贅沢な時間を過ごすための空間として使われています。
なるべく生活感を出さないように意識されていて、ベランダでは洗濯物を干すこともないそうです。
私も何度か誘っていただいて一緒に食事をさせてもらいましたよ。
実際に手掛けたお家の模型。大きなベランダが特徴的です。
スタッフ
素敵なベランダがあると休日の過ごし方や生活の質も変わりそうです。
建てる方が「こだわって建てられた」と思えるお家なら長く大切に使ってもらえそうですね。
大きなベランダのお家の実際の外観
石黒さん
建築家と建てる家は、ハウスメーカーと違って1点物ですから。
せっかくなら「自分の家なんだ」と心から気に入ってもらえるポイントをつくりたいですね。
家づくりでは建築家を信じて、そして頼ってほしい
スタッフ
独立されてから住宅をメインに数多くのお家を建てて来られたと思うのですが、今と昔で変わった事や気を付けている事などはありますか?
石黒さん
昔に比べて法規制や性能レベルがどんどん厳しくなっています。
断熱の性能だったり、耐震の性能だったりは以前に比べて高い水準が求められるようになっていますね。
昔から安全面や快適さについては常に配慮していましたが、感覚的にやるのではなく、しっかりと証明をした上で公にお墨付きをもらわなければいけない時代になりました。
スタッフ
昔に比べると自由度が下がってきた傾向にあるんですね。
実際に、設計やデザインの幅も制限される部分が出てきているのでしょうか?
石黒さん
特に、東京や横浜などの都心は法律的な規制が厳しいので、建てる方の要望を満たすのが難しい場面はあります。大きな窓を設置したくても耐震性が下がるから出来ない、なんて場面もありますね。
スタッフ
しかし、お施主さんは法律や技術的な部分について詳しくない方がほとんどだと思います。
理想の家ができないと困惑してしまいそうです。
石黒さん
なので、信頼関係を持って、しっかりと説明することが大事なんですよ。
そして、さまざまな規制がある中で、どうやってつくっていくかを提案していくわけです。
スタッフ
今後はますます建築家さんに求められる物が多くなってきそうですね。
しかし、そういう意味では依頼する建築家さんとお施主さんの信頼関係も大事になってくるのですね。
石黒さん
なるべく建築家に任せられるところは任せた方が良い部分もあります。
僕らは何年も住宅をつくり続けていますから、そのあたりの知識や経験は一般のユーザーの方に比べれば少なからずあると思っています。
もちろん、ご自身の生活に関わる細かいプランや使い勝手などはしっかり伝えてもらって意思交換をさせてほしいです。
とはいえ、細かい設計に関わるところは建築家にまかせてもらった方が、より満足度は上がると思っています。
スタッフ
結局のところ、建て主さんが自分でやろうと思っても分からない部分の方が多いですからね。
どの建築家さんに依頼するかは重要になりますね。
石黒さん
建て主さんは好みが合う建築家に依頼するのも大事だと思います。
特にどんな家をつくっているかはホームページを見れば確認できるところもありますが、性格的に合うかどうかは実際に話をしてみないとわかりませんからね。
スタッフ
お家づくりは長い付き合いになりますからね。
信頼関係を作るうえで人間的な相性は欠かせないと思います。
石黒さん
やっぱり、好みが大きく違う建築家は避けてほしいですね。
ラーメン屋さんがフランス料理を作れないのと同じです。でも、麺の硬さや味の濃さなどの調整はいくらでもできます。中には何でも作ってしまうフードコートのようなお店もありますが、少なくとも僕はそんな器用なことはできないです(笑)
スタッフ
ハウスメーカーさんではなく、せっかく建築家の先生に依頼をするならこだわりが詰まったお家にしたいですよね。
建てた後に後悔しないためにも、依頼する建築家さんは慎重に選んでほしいですね。
石黒さん
ありがたいことに、うちでもこれまで多くの方にお家を建ててもらえましたが、これからも素材やデザインにこだわって建てる方にピッタリの快適なお家を設計していきたいと思っています。もし、気になった方がいれば相談に来てほしいですね。
スタッフ
石黒さん、今日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。
値段感と坪単価
坪単価:80~90万円
木のぬくもりに溢れる内観と個性的な外観の家
天然素材にこだわった内観と個性的な見た目の外観が特徴のお家が坪単価80万円から相談にのってもらえます。建築家の先生に依頼すると設計料で金額が高くなると考えている方も多いと思いますが、BUILTLOGICさんなら天然の無垢材などをふんだんに使ったお家がリーズナブルに提案してもらえそうです。ただし、こだわる内容やポイントによって金額は変わりますので、気になる方はぜひ問い合わせてみてください。
BUILTLOGICのインタビューまとめ
石黒さんはお家を建てた後もお施主さんとの繋がりを大切にされており、インタビューの中では「いま手掛けているのは、前にお家を建てさせてもらった方の息子さんなんですよ」と嬉しそうに話してくれました。
気さくに話してくれる石黒さんの雰囲気には安心感と親しみやすさがあります。建築家選びでお困りの方は、ぜひBUILTLOGICさんにご相談してみてください。
BUILTLOGICの詳細情報
会社名 |
BUILTLOGIC |
所在地 |
〒220-0031 神奈川県横浜市西区宮崎町3-1-403 |
代表者名 |
石黒隆康 |
電話番号 |
045-325-9306 |
営業時間 |
9:00~19:00 定休日:日曜日 |
公式HP |
https://www.builtlogic.com/ |
対応する工事 |
住宅・リフォーム設計 |
対応エリア |
関東近郊 |
その他 |
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