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デザインハウス甲府株式会社さんは、「高規格低価格住宅」をメインに手掛ける工務店さんです。
なんと、1200〜1500万円中心の住宅プランでありながら、大手ハウスメーカーと比べてもハイスペックな性能を誇ると言います。
性能抜群の「高級住宅」や低価格が魅力的な「ローコスト住宅」は数あれど、品質も価格も一切妥協しない住宅は極めて貴重な存在。
なぜ価格を抑えながら高性能な住宅を造ることができるのか。
価格を抑えることにこだわる原動力は一体何なのか。
私たちはそのルーツと秘密を探るべく、デザインハウス甲府さんの深澤社長にお話を伺ってきました。
ざっくばらんに本音で語っていただいた、深澤社長のインタビューをぜひご覧ください。
お客様のニーズや心に基づいた経営スタイル
スタッフ
深澤社長が建築に携わるようになったのはいつごろですか?
深澤社長
41歳の頃です。それまでは大手の広告代理店に勤めていました。
何千万円という規模のお金が動くのに魅力を感じたのが、建築の道に進んだ理由のひとつですね。
スタッフ
完全な異業種からの挑戦だったのですね。慣れていないぶん、大変なことも多かったのではないですか?
深澤社長
いえ、むしろ建築に携わるうちに「建築って簡単なんだな」と感じるようになりました。
スタッフ
深澤社長
だって、お客さんが「家を建ててほしい」と言って来てくれるのですから、お客さんの気持ちを大切にして建てれば良いだけなんですよ。簡単じゃないですか。
大変に感じるのは、お客さんの心を無視して造り手の都合で建てるからなんです。だから衝突が起こってトラブルになるのでしょう。
深澤社長
「お客様のために」と謳っている住宅メーカーでも、結局は自分たちが建てやすいように建ててたりするんです。
そうやってお客さんの心を無視してるから、仕事が大変に感じるのだと思いますよ。
スタッフ
なるほど。厳しいご指摘ですね。ではやはり、デザインハウスさんはお客様の目線やニーズを重視されているのですか?
深澤社長
そうですね。例えば、まずはローンをちゃんと返済できるようにプランニングすることを大切にしています。お客さんの立場や状況を踏まえて、どうやって返済していくかを考えます。
深澤社長
たとえば、35歳の時に35年の住宅ローンを組んだとします。そうすると、仮に65歳で定年退職した場合は仕事を辞めてからも5年間、ローンを払わないといけないんです。
スタッフ
収入が減っているのに、ローンを払わなければならないケースですね。
深澤社長
そういった方には、「毎月1万5千円を貯めるプラン」をご提案したりします。
新築に引っ越すと光熱費が安くなるので、浮いた分の1万5千円を毎月貯めていくというプランです。こうすることで、仕事をやめてからの5年間もローンを払い続けることができます。
深澤社長
また、期間については
子どもが進学する時期はお金がかかるからやめておこう、というような人生設計も踏まえてご提案します。
先ほどの1万5千円のプランだけではなく、お客さんによって異なる返済プランを考えていきます。
→多種多様な返済プランの事例はこちらから
スタッフ
お客様それぞれの経済環境から、ローン返済のプランニングをしていただけるのですね。ちなみに、今のようにお客様目線を徹底するきっかけはあったのですか?
深澤社長
私が建築に関して素人だった、というのが大きいと思います。
建築の技術者として生きてきたわけではないので、消費者目線で建築を捉えることができるのかなと思っています。
スタッフ
広告代理店から転身されたとのことでしたが、それが強みにもなっているのですね。奥が深いです。
「高規格低価格住宅」のルーツと秘密に迫る
デザインハウスさんが手掛けられた住宅
スタッフ
デザインハウスさんが手掛ける住宅の特徴はありますか?
深澤社長
「高規格低価格住宅」、つまり安価かつ性能の高い住宅を手掛けています。
やっぱり家は手が届く価格じゃないとダメだと思うんですよ。
スタッフ
私もホームページを拝見したのですが、確かに魅力的な価格ですよね。1,000万前後の住宅プランが多くて驚きました。
ちなみに、なぜ深澤社長は低価格にこだわるのですか?
深澤社長
消費者目線の話にも繋がりますけど、他の工務店さんが価格を真剣に考えていないからですね。
価格でいうと、いわゆる二重価格で勝負をしている工務店やメーカーが多いんですよ。
深澤社長
二重価格と言うのは、最初に「このくらいの金額ですよ」と説明しておいて、打ち合わせの度に「付帯工事」という名目でどんどん費用総額を上げていく方法のことです。
私は、そういった体制が許せないんです。
だから、価格をもっと下げて分かりやすくしたらお客さんは喜ぶだろうと考えて、高規格低価格住宅を手掛けるようになりました。
スタッフ
お客様は確かに喜ばれますよね。付帯工事の費用を不審に感じても、「そういうものなんだ」と思ってそのまま買ってしまうケースも多いと思います。
深澤社長
あとは、住宅をもっと細分化したいという想いもあります。食事に例えると、3,000円の高級蕎麦と300円の立ち食い蕎麦のようなものです。
この2つを食べた時、300円の立ち食い蕎麦の方が美味しいと思う人は沢山いるんですよ。お客さんのニーズは多種多様なんです。
深澤社長
だから、住宅もそれくらい商品が細分化されていて良いと思うんです。
高級住宅にもニーズがあって、ローコスト住宅にもニーズがある。
その細分化された中で、私が手掛けたいのが高規格低価格住宅だったというだけです。
スタッフ
とにかくお客様のニーズを考えた結果なのですね。
しかし、「高規格低価格住宅」ということは、価格が安いだけではなく性能面も高いのですよね?
深澤社長
そうですね。例えば、うちの住宅のUA値は0.34です。これは、普通のハウスメーカーよりもずっと良い数値ですよ。
スタッフ
なぜ、高性能なのに住宅の価格を抑えられるのですか?
深澤社長
材料や工法を工夫することで作業をスムーズにしているので、人件費を抑えられているのが大きいと思います。
例えば、普通の施工会社では4ヶ月かかる工事でも、うちは2ヶ月で施工できます。それだけでも、何百万円とコストカットできますよ。
深澤社長
あとは、利益率を追求していないからだと思います。
会社を大きくしようとは考えていないので、そこまで莫大な利益を得る必要がないんですよ。
深澤社長
それこそハウスメーカーは年間何百棟と建てる上に、従業員も数百人抱えています。そういった会社を維持していくためには、当然莫大な利益を出さないといけないんです。
でも、デザインハウスは年間百棟造るようなビジネスをしようとは思っていないので、利益率にはこだわっていません。
スタッフ
大手ではないからこその強みもあるのですね。様々な企業努力を経てこの価格帯を実現されているのが分かります。
人と人との信頼が紡ぐ働きやすさ
スタッフ
深澤社長が考える、デザインハウスさんの魅力って何ですか?
深澤社長
働きやすい環境が作れていることですかね。
お客さんだけじゃなくて、仕事仲間や従業員にもそうなんですけど、「その人にとって1番良いことは何か」を考えるんです。
深澤社長
なぜかというと、結果的にそれが1番会社の繁栄につながるからです。
人が働きやすい体制を作ることに労力を掛ければ、従業員が生き生き働けるから、最終的にそれが売り上げになるという考えです。
そうですね、ちょうど今近藤がいるので、彼にも聞いてみてください。
※近藤さん……デザインハウスさんの社員で、深澤社長の右腕的な存在
スタッフ
では近藤さんにもお話を伺いたいと思います。近藤さん、よろしくお願いします。
近藤さん
スタッフ
今、深澤社長にデザインハウスさんの魅力を伺ったのですが、近藤さんはどう感じていますか?
近藤さん
真っ当に正しいことをしているところですね。
しかも、その上で社長が常に新しいことを考えている人なので、目まぐるしく変わる社会情勢に対応していける点も良いところだと思います。
近藤さん
要は、軸として「これはしっかりやらないといけない」というものを貫きながらも、常に新しいものに挑戦していく姿勢が好きですね。
スタッフ
確かに深澤社長は芯が強いというか、価値観にブレがないですよね。
ちなみに社長は「働きやすいと思う」と仰っていましたが、その点はいかがですか?
近藤さん
働きやすさは人によって違うとは思いますが、革新的で絶えず変化を求める人は働きやすいと思いますよ。
逆に、あんまり保守的な人には向いていないかもしれませんね。
スタッフ
積極的な社長に付いてこられるか、といった具合ですね。
ちなみに、近藤さんにとって深澤社長はどんな方ですか?
近藤さん
端的に言えば、かなりの変わり者だと思いますよ。変人というか。多分、ちょっと話をすれば分かると思うんですけど(笑)。
近藤さん
ただ、それでも僕らがついていくのは、常に色んなことを考えている面白い人だからです。
僕が入社したきっかけも「この人と仕事をしてたら退屈しないな」と思ったから。会社とお客さんのために、常に新しいことを出来た方が面白いじゃないですか。
深澤社長
今、近藤が変人って言いましたけどね、変人の気持ちは変人にしかわからないんですよ。
だから、私から見たら彼も相当な変わり者です。だからこそ、私の方から「一緒に働こう」としつこく口説いたんですけどね(笑)。
スタッフ
お互いに「変わり者」と言い合いながらも、しっかりと認めあっているお二人の関係性が素敵ですね。
家で映画が見られる、ホームシアターの魅力
ホームシアターの映像
スタッフ
深澤社長
最近はホームシアターの相談が結構多いですね。
自宅で映画を観たいって方が多いんですよ。例えば、こんなものがあります。
ホームシアターのプロジェクター
ホームシアターの音響など
スタッフ
立派なホームシアターですね。予算は大体どれくらいなんですか?
深澤社長
4~50万円のものが多いですね。もちろんお客さんの予算にも合わせてご提案します。
コストを削減する場合は、こだわるところだけこだわって、本体は中古で買ったりすると安く抑えられますよ。
スタッフ
私の家にもホームシアターがあるのですが、こんなに立派なのは初めて見ました。それだけ予算を抑えながら、このシアターを購入できるのは嬉しいですね。
違法建築がはびこる現実を知ってほしい
スタッフ
これから新築を建てる人へ向けて、アドバイスがあれば教えてください。
深澤社長
世の中には、建築基準法に違反している住宅が沢山あるので、その現実をしっかり知ることが大切です。
「欠陥住宅とは何か」「違法建築とは何か」を知ることで、しっかりとした住宅を造れる会社に依頼ができます。
うちでは欠陥住宅に関するセミナーも開催していますので、ぜひ参加していただければと思います。
スタッフ
深澤社長
例えば、溶接部分を結束バンドで接着していたり、基礎部分が手で動かせるほど緩かったりする事例があります。
結束バンドに関しては論外ですし、基礎が緩い建物は直下型の地震が来たときに爆発する危険性もあります。
深澤社長
あとは釘も、何センチまで埋め込まないといけないという規定があるのに、それを守っていなかったり。
反対に私たちは、6000本の釘を全員で4時間掛けてチェックします。本来はそれくらいやらないとダメなんです。私が実際に見た中でも、まだまだ沢山の事例がありますよ。
スタッフ
いささか信じられないようなお話ですね。どうしてそのような事が起きてしまうのでしょうか?
深澤社長
法律を守って設計しても、現場の独断で建ててしまうケースが多いのでしょうね。
以前、大手のメーカーに直接話を聞いたら「木造は50坪でも60坪でも1ヶ月で施工する」と言っていました。そんな過密スケジュールで施工していたら、現場の手が回らなくなっても当然ですよね。
スタッフ
年間何百棟という世界ですからね……そういう部分がずさんになってしまうのでしょうか。ちなみに、違法建築の多さに気付いたのはいつ頃ですか?
深澤社長
深刻さに気付いたのは今年ですね。
私が病気を患ってしまったので、療養のために散歩を始めたんですよ。その散歩の途中に町の住宅を見ていたら、違法建築だらけで驚いたんです。
深澤社長
それまでは「建築士が携わっているんだから、普通に建ててるはず」と思い込んでいました。まさか、ここまで欠陥住宅が多いとは思わなかったんです。
なので、消費者の方にも知ってもらいたくて、セミナーを始めました。HPにあるブログでも、私が見た違法建築の写真を載せていたりします。
スタッフ
良い会社に住宅を建ててもらうには、私たち消費者も正しい知識を付けないといけないんですね。勉強になります。
デザインハウス甲府株式会社のインタビューまとめ
デザインハウス甲府さんは、建築とお客様に対してまっすぐと向き合う姿勢を大切にされており、高性能で低価格な住宅の施工や、違法建築についての啓蒙などをされています。
深澤社長はしきりに「自分の好きなようにやっているだけ」と仰っていましたが、ご自身にブレない強い芯があるからこそ、その行動がお客様に利益として還元されているのだと感じました。
低価格かつ高性能な住宅を建てたいとお考えの方は、ぜひデザインハウス甲府さんへご相談ください。
デザインハウス甲府株式会社の詳細情報
会社名 |
デザインハウス甲府株式会社 |
所在地 |
〒400-0118 山梨県甲斐市竜王1656-17 |
代表者名 |
深澤敏仁 |
電話番号 |
055-287-6198 |
営業時間 |
9:00~18:00 水曜定休日 |
公式HP |
https://www.compact-style.jp/ |
対応する工事 |
高規格低価格住宅の施工・施工管理 |
対応エリア |
山梨県 |
その他 |
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