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土地は、その土地ならではの魅力にあふれています。
山や川といった風景、さらには通り抜ける風や陽の光も、魅力の一つ。
せっかく新築するなら、土地の魅力にも目を向けてみませんか?
外とのつながりを大切にすると、お家の魅力が増すからです。
埼玉県入間市のDROP DESIGNさんは、住宅を中心に手がける一級建築士事務所です。
お家を建てる場所に着目し、その場所が持つ魅力を最大限引き出す設計を心がけていらっしゃいます。
そこで、DROP DESIGNさんの事務所を訪問してみました。
この記事では、DROP DESIGNの代表を務める清水さんの、家づくりに対する想いについて紹介いたします。
施主様の喜びをじかに感じられるのが建築設計の魅力
スタッフ
最初に、清水さんが建築設計のお仕事を選んだきっかけについて、教えてください。
清水さん
私の母が建築士だったのが、きっかけだと思います。
私が生まれたときには、すでに母は専業主婦になっていました。でも、家には建築士の本がたくさん置いてありましたね。
スタッフ
お母様が建築士のお仕事している場面を、清水さんは直接ご覧になったことはないのでしょうか?
清水さん
実は、1度だけあります。自宅を新築したときに見ました。
母が「自宅だけは自分で設計したい」と言って、みずから図面を描いてみせたんです。
そんな母の姿を目の当たりにして、「なんだか楽しそう、私もやってみたいな」と思いましたね。
スタッフ
子供心にも惹かれる魅力が、建築設計にはあったのですね。
清水さん自身も、ものづくりがお好きだったのですか?
清水さん
そうですね。もともと絵や工作は好きでしたよ。
特に、何か形にするのが大好きでしたね。段ボールで人形の家をつくったりしていました。
スタッフ
ドールハウスはよくオモチャ屋で見かけますが、清水さんはご自身でつくってしまったのですね。
清水さん
はい。そんな幼少期を過ごしたこともあり、大学と大学院では建築学科を専攻し、卒業後は設計事務所に就職することに決めました。
![清水さんと愛用しているバイク](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20680%20450'%3E%3C/svg%3E)
DROP DESIGNさんの事務所は、もともとガレージハウス。
清水さんのバイク愛があふれています。
![バイクの大会に参加したときの清水さん](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20680%20450'%3E%3C/svg%3E)
大会に参加したときの清水さん。
バイクをこよなく愛し、バイクを通じて知り合ったご友人も多いそうです。
スタッフ
清水さんは、これまでずっと住宅を専門に手がけていらっしゃるのですか?
清水さん
今は住宅をメインにしていますけど、独立する前はマンションやオフィスを設計していました。
スタッフ
清水さん
施主さんの喜ぶ声を直接聴けるうえ、嬉しそうな顔も間近で見られるからです。
それに、やっぱり住宅は完成させたときの喜びが違うんです。なにせ、施主さんご自身の心から望む家が完成したわけですからね。
スタッフ
住宅には、マンションやオフィスとは異なる魅力があるのですね。
清水さん
そうなんです。
ちなみに、独立して一番最初のお客様は「物置をつくってほしい」というご依頼でした。
施主さんと仲良くなれましたから、住宅と同じように楽しかったですね。
スタッフ
清水さんは、施主様と接することがお好きなのですね。
物置をご依頼された施主様は、どのような方だったのですか?
清水さん
お寺さんです。
宮大工をやっているバイク友達から、施主さんを紹介していただきました。
![遍照庵1](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20680%20450'%3E%3C/svg%3E)
お寺さんの一角に建てた物置。
![遍照庵2](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20680%20450'%3E%3C/svg%3E)
中は集会所や作業場としても使えるようになっています。
スタッフ
差しこんだ光が、木の温もりを一層感じさせてくれますね。
清水さん
施主さんも、屋内に立ってみて「光が気持ち良いな」とおっしゃっていましたよ。
スタッフ
このような木の魅力を存分に味わえる建物なら、大工さんもきっと造りがいがあったでしょうね。
清水さん
そう思っていただけたのなら、私も嬉しいですね。
施主さんや職人さんの楽しそうな声を聴くこと、嬉しそうな顔を見ることが、私にとってのやりがいなんです。
場所の持つ魅力を最大限に引き出す
スタッフ
清水さんが、住宅を設計するうえで大切にしていることは何ですか?
清水さん
これから住宅を建てようとしている「場所」を意識するようにしています。
その場所にしかない魅力を、最大限に引き出せる住宅を建てたいと思っていますので。
スタッフ
場所の魅力ですか。
良い住宅をつくるためには、建てる場所についても深く知っておく必要がありそうですね。
清水さん
そうですね。住宅を設計するときは、眺望や気候、周辺とのつながりなどを考えることが欠かせません。
それだけに、いつも現場へ直接足を運ぶようにしています。
スタッフ
清水さんが過去に手がけたお家のなかで、場所を意識したことが特に分かりやすいものはありますか?
清水さん
こちらの住宅なら、写真でも分かりやすいと思います。
![多摩川土手の家1](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20680%20500'%3E%3C/svg%3E)
多摩川の土手沿いにつくったお家。
![多摩川土手の家2](data:image/svg+xml,%3Csvg%20xmlns='http://www.w3.org/2000/svg'%20viewBox='0%200%20680%20450'%3E%3C/svg%3E)
多摩川に沈む夕日がとてもキレイです。
スタッフ
多摩川を一望できるように設計したことが、よく分かります。
清水さん
はい。せっかく多摩川がそばに流れているので、多摩川の緑や朝日・夕日を楽しめるように意識しました。秋ごろには、花火大会もよく見えますよ。
ちなみに、1階部分はプライバシーを重視して外から屋内が見えないように配慮していますが、2階部分は開放的にして自然の光を取りこめるように設計しました。
スタッフ
先ほどお見せいただいたお寺さんの建物と同じように、太陽の光をうまく取り入れていますね。
清水さん
私はいつも空気や光の入り方を中心に考えているんです。
アウトドアが大好きな性格ですので、周囲の環境を常に意識するようになりました。
スタッフ
アウトドアで磨いた感性が、家づくりにも活かされているのですね。
「場所」に魅力を見いだせるのも、納得です。
清水さん
家の中にいながら、外とのつながりを感じられる。
そんな家を、これからも施主さんのためにつくっていきたいと思っています。
施主様とのお付き合いを大切にする
スタッフ
清水さんが施主様と接するうえで、何か気を付けていることはありますか?
清水さん
施主さんを後悔させたくないので、打ち合わせでの説明を徹底しています。
「ここに窓をつけないと暗くなりますよ、風が通らなくなりますよ」といったアドバイスはよくしますね。エアコンなどの機械に頼らずとも、風通しだけで快適に過ごせる家にしたいと思っています。
スタッフ
空気や光の入り方にこだわる、清水さんならではのアドバイスですね。
ちなみに、打ち合わせはどのくらいの期間行うのでしょうか? 普通は1~2年ほど行うと思うのですが。
清水さん
おおむねその程度ですけど、期間は施主さんによって異なりますよ。
特殊なケースを含めれば、4年以上かかることもあります。
スタッフ
特殊なケースですか?
どのような問題があったのでしょうか?
清水さん
法律の規制です。建築物をつくる許可が簡単に下りない土地で、既存の家屋をうまく活用する必要がありました。
そのため、設計に時間がかかってしまったんです。
清水さん
それでも、施主さんは私が来るたびに歓迎してくださいました。
畑で採れた野菜や美味しいごはんを、いつも振る舞ってくださるんです。
スタッフ
施主様にとっては、清水さんと一緒に家をつくること自体が楽しいのかもしれませんね。
清水さん
そう思っていただけたのなら、本当に嬉しいですね。私自身も人付き合いが大好きなので、施主さんとお話しするのがいつも楽しみなんです。
家が出来上がるまでの過程も施主さんに楽しんでいただきたいですし、私も一緒になって楽しんでいきたいと思っています。
スタッフ
これから新築しようと考えていらっしゃる方に向けて、何かアドバイスをいただけますか?
清水さん
ご自身の思っていらっしゃることを、何でもいいので私にお話ししてみてください。家のことでなくても大丈夫です。友達感覚で、趣味のことをお話しいただいても構いません。
雑談をしているうちに、ご自身の考えも固まっていくはずです。家づくりそのものを、一緒に楽しんでやっていきましょう。
スタッフ
なんでも話してみること、家づくりを楽しむことがポイントなんですね。清水さんとなら、話が盛り上がりそうな気がします。
本日はお忙しいところ、誠にありがとうございました。
見学レポート
DROP DESIGNさんの事務所は、埼玉県入間市にあります。駅からだと20分近く歩くため、車で向かう方がスムーズ。
ナビを頼りに坂をのぼっていくと、側面が倉庫のようになっている建物が見えてきます。正面には、少し控えめに「DROP DESIGN」と書いてある看板が掲げてありました。
【展示場住所】
〒358-0047
埼玉県入間市大字木蓮寺792-1
【お問い合わせ】TEL
042-941-5440(予約は必要)
【営業時間】9:00~20:00
【定休日】不定休
事務所の扉を開けて驚くのは、両側にズラッと並んだバイク。専門ショップに入ったような錯覚を覚えました。清水さんご夫妻の趣味で、レース用のバイクやマウンテンバイク、クロスバイクなど多種多様。私もバイクが好きなので、スタートからテンションが上がってしまいました。
冬場はかなり寒くなるため、暖房には薪ストーブを用いているそうです。外には清水さんが自分でつくった薪小屋もあり、アウトドア好きな人にはたまりません。
家のつくりは開放的で風の通りが良いため、夏場はとても涼しいとのこと。その証拠に、エアコンは設置していないそうです。驚きですよね。
2階へ上がると、少し開けた空間にハンモックが吊り下げてありました。
屋根の形に合わせて斜めになっている天井、淡い光を放つ照明。それらが、テントの中にいるような心地にさせてくれました。
机は輸送用のパレット(すのこ状の箱)をDIYしたもので、とても味があります。
窓から見える眺望は自然豊かで、まるでキャンプに来たような気持ちになりました。
こちらの事務所兼自宅には、清水さんのアイデアであふれています。一日中いても、飽きないでしょう。
バイク好き、アウトドア好き、キャンプ好きな方には、ぜひこの雰囲気を感じていただきたいと思います。
値段感と坪単価
坪単価:70万円~
住宅なら坪単価は70万円~ほど
一般的な仕様で建てた場合、坪単価はおよそ70万円以上です。
仕様を変更すると、上記の金額は変わります。ご注意ください。
一級建築士事務所 DROP DESIGNのインタビューまとめ
アクティブな清水さんの事務所には、活動的な施主様がよくお見えになるそうです。
なかには、骨組みだけ大工さんに造ってもらい、あとは自分で仕上げるつもりの方もいらっしゃるとのこと。
そんな施主様に対し、清水さんは「どんどん手を入れて、居心地を良くしていっていただきたい」とおっしゃいます。
施主様にお家を育ててもらえるのは、清水さんにとっても嬉しいことなのだそうです。
清水さんが一番望むのは、あなたに家づくりを楽しんでもらうこと。
やりたいことは我慢せず、DROP DESIGNさんと一緒に夢を実現してみませんか?
一級建築士事務所 DROP DESIGNの詳細情報
会社名 |
一級建築士事務所 DROP DESIGN |
所在地 |
〒358-0047 埼玉県入間市大字木蓮寺792-1 |
代表者名 |
清水加陽子 |
電話番号 |
042-941-5440 |
営業時間 |
9:00~20:00 ※不定休 |
公式HP |
http://drop-design.blog.jp/ |
対応する工事 |
住宅、小規模店舗の設計 |
対応エリア |
全国 ※要相談 |
その他 |
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