口コミの詳細はこちら
多くの人が悩まされているアレルギーや喘息。実は家の中でもアレルギー性の症状が出てしまうリスクがあることをご存じでしょうか?
埼玉県越谷市にある株式会社ファンホームは、健康に配慮した素材や構造にこだわり、安心安全の家づくりに尽力している建築会社です。
社長の笹口功様は自身が喘息やシックハウス症候群で不調に悩まれた経験から、家の安全性にこだわり、さらにローコストを追求した家づくりに力を入れています。
今回は笹口社長に、建築の世界に入られたきっかけや家づくりでのこだわり、想いについてお話を伺ってきました。
使命感に突き動かされ、最初は興味が無かった建築の世界へ
スタッフ
まずは笹口様が建築家を目指されたきっかけを教えてください。
笹口様
建築とは違う業種なのですが、父がもともと会社経営をしていたので、私もゆくゆくは独立して会社を持ちたいという気持ちは高校生くらいの時から持っていました。でも文系の大学出身なこともあり、最初は正直、建築や不動産にはあまり興味はありませんでした。
スタッフ
そうなんですか?とても意外です。どうして建築の仕事に入られたのでしょうか?
笹口様
大学卒業後に就職した会社が地元・埼玉の有力な不動産・建築会社だったんです。もともと違う企業に内定をもらっていたのですが、自分のやりたいこととは違うなと思って辞退し、就職活動をやり直していた時にたまたま紹介してもらいまして。私自身は営業や広報宣伝に興味があり、そういった仕事をしてみたかったのですが、入社していきなり配属されたのは現場監督でした。
スタッフ
いきなり現場監督ですか!?それは大変だったでしょうね…。
笹口様
そうですね。図面など見たこともなければ、現場工事や設計に全く興味もなかったので、まさか自分が現場監督!?と思いました。
スタッフ
そうだったんですね。最初から住宅の建築を行っていたんですか?
笹口様
最初は外構などの外回りの工事や土木工事をメインに学んでいました。そこから住宅建築に入っていったんですが、本当のところを言うと、私はこの仕事をはじめ、建築の仕事が大嫌いになりました。
スタッフ
大嫌いになったんですか!?それはどうしてでしょう?
笹口様
実際の現場では、日程に追われる無理な工程や予算など、本来の職人さんの技術を発揮できる場とは異なっていました。私もまだ2年目の監督で会社に意見もできず、プロとしての力量も持っておりませんでした。納得のいく工事でなくても、それでも何とか現場は毎月仕上がっていく。一生に一度の大きな買い物を託してくれている、お客様に対しこれで良いのか?と言うジレンマや葛藤が常にありました。
スタッフ
なるほど。いろいろな人が携わる建築の世界ならではのジレンマかもしれませんね。
笹口様
そうですね。その後、現場管理に嫌気がさし、営業職に転じました。幸い1年目でトップセールスとして表彰を受けましたが、私の販売している商品はこれまで私が監督してきた家と考えると、なんだか複雑でした。そこで独立心が強かった私は営業には自信があったので、不動産業界で独立するための勉強をしようと転職したんです。当時勤めていた会社では建売も扱っていたのですが、長い付き合いだった工務店さんが倒産してしまったので、工務店選定を任されたことがありまして。何とか考え方が同じで、一緒に頑張ってくれる工務店さんを探そうと思い、いろいろなところを紹介してもらって1社と契約しました。でもその工務店さんが、1軒目の基礎工事の段階で、ひどい手抜き工事を行っていまして。直すよう指示したのですが、それも無視されてしまったことがありました。
スタッフ
笹口様
はい。社長にも直訴しに行ったのですが、「どうせお客様からは見えない部分だし、10年保証を付けるんだから大丈夫でしょう」と言われてしまいました。すごく頭に来ましたね。信頼していた工務店さんだったからこそ、ショックもありました。
スタッフ
笹口様
結局自社の社長にも相談して、工事はすべてストップさせて、基礎も取り壊し、最初からやり直すことになりました。あのまま工事を続けていても何も起きなかったかもしれませんが、私はどうしても欠陥工事のままお客様に家をお渡しすることは許せませんでした。
この時、ショックや怒りもあったのですが、なにより『こんなプライドもポリシーもない人達に、お客様の大事な家を任せてはおけない!なら自分が行動しなければ!』と強く感じましたね。そうして一度は嫌気が差し諦めた建築の世界に舞い戻り、はじめは不動産会社の社内ベンチャーとして立ち上げ、独立して早20年が経過しました。
スタッフ
強い責任感があったんですね。建築のお仕事が最初は嫌いだったということですが、今はどうお考えですか?
笹口様
この建築の仕事は私の天職だと感じています。多くのお客様が一生に何度と無い大きな買い物、そして夢を託して頂けるのはとても光栄です。私に賛同してくれる協力業者の仲間たち、そしてお客様ご家族の素敵な笑顔を見られ、とても幸せを感じながら仕事をしています。
「安くて良い家」をどこまでも追及
スタッフ
笹口様が建築をするうえでこだわっている点などはありますか?
笹口様
今の時代、家に限らず安くて良い商品でなければ買って頂けません。また家は建てるものから買うものへと変化し、20代30代の若い子育て世代ご家族が容易に注文住宅で家を建てる事は出来ず、注文住宅=お金持ちの家づくりと考える方が多いと思います。ですが家づくりは一生に1回の買い物と言う方がほとんど。自分の理想を追求した家を造りたいと、夢見ている若いご家族が多くいらっしゃいます。そこで私たちは子育て世代のご家族のために、ローコストを追求し、安くていい家をご提供しています。
スタッフ
なるほど!確かに安くて良い家だと、お客様側は嬉しいですよね。
笹口様
ローコストな分、「手を抜いているんじゃないか」とよく言われますが、手ではなく“手間”を少しでも省けるように努めています。
スタッフ
笹口様
例えば図面にしっかり打ち合わせをした内容を落とし込んでいけば、現場の職人さんたちがスムーズに作業を行うことができますよね。図面がしっかりとできていて、職人さんたちがプロの仕事をしっかりとしてくれる人たちなら、正直に言って現場監督は必要ないくらい仕事を順調に進ませることができると思っています。あとは、商品ごとに仕入れ価格の調査も徹底的に行いました。
スタッフ
なるほど。確かに事前にやるべきことが分かっていれば、スムーズに進みますよね。他にローコストのために工夫されている点はありますか?
笹口様
やっぱり一番は自分の考え方を業者さんたちに賛同してもらうことが大事なので、最初に私と一緒に頑張ってくれる業者さんやメーカーさん、問屋さんを探して、仲間として引き入れました。同じ志で仕事をすることで仲間意識が芽生えますし、彼らとは良い協力関係でいられていると思います。そのおかげで今は、一般的な工務店さんのどこよりも安価で、良い商品を仕入れ、お客様に提供出来ていると自負しています。
お客様のことを第一に考えた安心安全の家づくり
スタッフ
笹口様
家族全員が健康で過ごせるような、体想いの優しい素材を使った家づくりにこだわっています。
スタッフ
笹口様
私自身が3歳の頃に、川崎の工業地帯から発生した化学物質による大気汚染が原因で、小児喘息を発症し、公害病の指定患者になってしまったことがありまして。現在は完治しているのですが、今でも発作を起こして病院に担ぎ込まれたことを思い出します。その頃から、家の中に居ながら病気になるなんて、あってはいけないことだと思っていました。
スタッフ
笹口様
それから平成9年に結婚して、賃貸マンションに住み始めたのですが、半年くらいでシックハウス症候群になってしまいまして。当時は子どもが生まれる少し前だったこともあり、自分と同じ苦しい思いを子どもたちには絶対にさせたくないと思い、健康に配慮した素材をできる限り使ってマイホームを建てました。最近は化学物質に過敏な子も増えていますし、少なくても体に悪い素材は極力排除して、さらに浄化作用があるものを住宅の中に取り込んでいくことが大切だと思ったんです。
スタッフ
ステキな考えですね。お子さんがいるご家庭には特に重宝されそうです。
笹口様
まあ息子はマイホームを建てた半年後に小児喘息を発症してしまったんですけどね…。調べてみると、原因は家の素材ではなく、実は隣接する畑の砂埃や肥料にありました。いくら健康に配慮した素材を選んでも、息子の喘息は防げなかったんです。でも、もし何も配慮せずに家を建てていたら、どうなっていたのかと思うと、想像するだけで怖くなります。
スタッフ
とても怖いですね…。確かに家の中に居て具合が悪くなるのは避けたいところです。
笹口様
口に入れて安全なものでなければ食品としてはダメなことと同じで、家に居ながら体調を崩すなんて事があってはいけない!そのように考え、工事中の養生材から家の中に使用する素材ひとつづつを選定し使用しています。
スタッフ
具体的に行っていることなどをお聞きしても良いですか?
笹口様
弊社が手掛けたOB様宅の、室内VOCホルムアルデヒド飛散量を2年以上かけて、全棟検査を行いました。人間の体に悪影響を与える揮発性化合物質VOCの室内飛散量濃度を計測し、さらにVOCを軽減させるための対策を研究し実践しています。
スタッフ
大変な調査ですね。でもお客様にとってはすごく嬉しい取り組みだと思います。
笹口様
実際に過敏な体質のお客様を含め、多くのお客様から喜びの声をいただいています。やっぱり喜んでもらえるのはうれしいですね。私もできればお客様とは一生涯お友達として付き合っていきたいと思っているので、そういうつながりも大事にしています。
スタッフ
笹口様
お客様の家にはお引き渡し後10年間の保証があります。保証は当然ながら、完成お引き渡しした後はお客様としてだけでなく、お友達のようにお付き合いしていきたいと言うのが、弊社や私のスタイルです。そのため、嘘偽りのある仕事はできません。本当の友達ならば嘘をついたり、変なものを売りつけるような事はしませんよね。そう考え、自分たちの利益よりまず先に、お客様に寄り添い一件づつ丁寧に手掛けさせて頂いてきましたし、今後もこの考えを変えることはありません。
値段感と坪単価
坪単価:45~55万円
すべて込みで45~55万円
水道・ガス・電気など設備費や仮設工事費など、建築に関わる諸費用・経費をすべて含めた金額です。一般的な工務店の建築価格は本体工事+関係諸経費約400~1000万円となり、最後に詳細な見積りを作成してもらわないと新築費用が不明瞭です。しかしファンホーム様ではそのようなお客様の声を反映し、創業以来、建築諸経費を含むコミコミ価格表示を行っているので、後から追加費用が掛かる心配もありません。
株式会社ファンホームのインタビューまとめ
建築だけでなく、不動産の経験も実績もある笹口社長は、土地選びや住宅ローンの組み方などの分野でも相談に乗ってくれる、家づくりに悩む方の心強い味方です。「土地がなかなか決められない…」「子供のためにも安心安全な家を建てたい」という方は、ぜひファンホームさんに相談してみてはいかがでしょうか。
株式会社ファンホームの詳細情報
会社名 |
株式会社ファンホーム |
所在地 |
〒343-0807 埼玉県越谷市赤山町4-9-1 B-1F |
代表者名 |
笹口功 |
電話番号 |
048-966-8155 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
公式HP |
https://www.funhome.jp/ |
対応する工事 |
新築建築、リフォーム、不動産の仲介、損害保険の代理店、オーダー家具 |
対応エリア |
車で1時間以内、30km圏内 |
その他 |
- |
株式会社ファンホームの口コミ
0.0
星5つ中の0.0(0件の評価)
星5つ 0%
星4つ 0%
星3つ 0%
星2つ 0%
星1つ 0%
株式会社ファンホームの口コミ・評価フォーム