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有限会社フォレストハウスの菊地社長は、不動産のお仕事をされる以前は、美容師のお仕事をされていた異色の経歴をお持ちです。
一見、全くの異業種である美容業と不動産業ですが、根底にある仕事の本質は同じであると菊地社長はお考えです。
前職から続くホスピタリティを大切に、菊地社長はひとりひとりのお客様に寄り添う懇切丁寧な家づくりをされています。
本記事では、菊地社長の家づくりへの想いやこだわりをご紹介していきます。
不動産業に魅力を感じ12年続けた美容師の仕事から転職
スタッフ
菊地社長は、現在されている建築や不動産のお仕事を始める前は、美容師さんだったそうですね。
なぜ美容師の仕事を辞めて、建築や不動産のお仕事を始めたのでしょうか?
菊地社長
美容師の仕事は18歳から30歳まで続けていて、自分の店を持とうと思ったタイミングで勤めていた美容室を辞めました。
美容室を辞めてから、借りる予定のテナント物件の引渡しまで2ヶ月くらい時間があったので、引っ越し屋のアルバイトして過ごしたんです。
菊地社長
たまたま、アルバイト先で仲良くなった人のお父さんが不動産の仕事をしていて、不動産の仕事について色々な話を聞かせて頂く機会がありました。
話を聞かせて頂くうちに不動産の仕事に魅力を感じるようになり、思い切って転職することにしたんです。
スタッフ
そんなことがあったんですね。
不動産業のどんなところに、魅力を感じたのでしょうか?
菊地社長
家の購入は、お客様にとって一生に一度の大切な買い物ですから、真剣なお客様ばかりで緊張感があります。
月に一度パーマをかけて1万5千円という美容業とは、熱量が違うと思いました。
それに、自分は18歳から美容業しか知らなかったので、他の世界を見たいという興味もあったんです。
スタッフ
ずっと続けてこられていた美容業に、未練はありませんでしたか?
菊地社長
未練はありませんでした。
美容業は、免許も技術もキャリアもあるので、不動産業がダメだったらいつでも戻れる安心感があったんです。
それに、大胆な方向転換のように聞こえるかもしれませんが、仕事の本質は美容業も不動産業も同じなんですよ。
スタッフ
確かに、手に職があるわけですから、一度引退しても復帰できますよね。
でも、美容業と不動産業は全く異なる仕事のように思えるのですが、何が同じなのでしょうか?
菊地社長
美容業と不動産業は、お客様と会話をして、その人の個性やご要望をカタチにしていく仕事の本質が同じなんです。
美容師の仕事は、お客様によって異なる髪質や毛量、骨格、好みを見極めて、お客様の髪型をつくる仕事です。
不動産の仕事も、家を建てたい人、家を買いたい人から、どんな家が欲しいのかをヒアリングして、ご提供します。
とくに注文住宅の場合は、希望する間取りやデザイン、使い勝手などをトータルでお伺いして、ゼロからつくりあげていきます。
つくるものが髪型なのか家なのかの違いで、やることの本質は変わらないんですよ。
お客様の喜んだ顔が見たくて、つくる側の仕事を始めた
スタッフ
心機一転、菊地社長は不動産業の世界に飛び込んだわけですが、まず初めにどんなお仕事をされたのでしょうか?
菊地社長
まずは、不動産の仲介会社に入って、仲介の仕事を学ぶところから始めました。
仲介の仕事は、売り主の要望を多少聞きつつ、基本的にはお客様サイドに立つ仕事です。
スタッフ
菊地社長
勉強にはなりました。
ですが、仲介の仕事をしていく中でお客様の悲しむ顔を見ることもあり、結果的には「つくる側の仕事をしたい」と思うきっかけになったんですよ。
菊地社長が手掛けられた住宅の事例。開放的で、オシャレな空間ですね。
スタッフ
菊地社長
私のお客様でパワービルダーの家を買われた人がいたのですが、ビルダーの都合で雨の日に上棟をやったんです。
雨の日の上棟をお客様がすごく嫌がっていて、私としても「こんな日にやらなくてもいいのに」と思いました。
お客様は日程の変更を希望したのですが、年間に何百棟も家を建てているビルダーの立場からすると、雨くらいで工事のスケジュールを変えられないんですよね。
ビルダーの言い分も分かるのですが、買う人の気持ちを考えると、いたたまれない思いでした。
上棟とは
上棟とは、住宅の建築において、家の最上部で屋根を支える棟木(むなぎ)と呼ばれる木材を取りつけることを指します。
棟木を取り付けることで、建物の骨組みが完成します。
雨の日に上棟に関しては、木材が濡れたり泥だらけになることや、縁起的な側面を気にされて嫌うお客様も多く、建設会社によっては日程を変えてくれることもあります。
菊地社長
結局、売り手と買い手には埋まらない溝があるんだと痛感しました。
お客様の悲しんでる顔を見ながらも、仕事として仲介手数料を頂かないといけないわけですから、辛すぎましたね。
それで、仲介の仕事ではなく、つくる側の仕事をしようと思ったんです。
スタッフ
そんなことがあったんですね。
仲介のお仕事を辞めて、どうされたのでしょうか?
菊地社長
まだ仲介の仕事しか経験がなく、建築のことが何も分からなかったので、建築に強い売主さんの会社に入ったんです。
その会社で建築のことを学び、軍資金が貯まった時点で会社を設立しました。
スタッフ
つくる側の仕事をされるようになって、どんな時にやりがいを感じますか?
菊地社長
お客様に喜んでもらったときが、一番やりがいを感じますね。
人間って表情とか目線で何を考えているか分かるので、直接的な言葉だけではなく、お客様と接している瞬間も「やっててよかったな」と感じることがあります。
お客様が求めてることを引き出してあげる想像力が大切
スタッフ
有限会社フォレストハウス様は、建売住宅も注文住宅も手掛けられていますよね。
年間にどのくらいの家を建てられているのでしょうか?
菊地社長
年間で20棟くらいです。
建売住宅は14棟か15棟くらい、注文住宅は3棟か4棟ですね。
注文住宅の案件は、全てお客様からのご紹介なんです。
あまりたくさん建ててしまうとひとりひとりのお客様としっかり打ち合わせが出来なくなりますから、今くらいの件数が丁度いいですね。
スタッフ
ひとりひとりのお客様を大切にされるのは素晴らしいことだと思います。
建売住宅と注文住宅は、どちらのお仕事にやりがいを感じますか?
菊地社長
建売住宅も注文住宅もそれぞれの良さがあって、お客様によってどちらが合っているかが異なります。
注文住宅はどんなことでも叶えられることと引き換えに、お客様ご自身にも決断力や判断力、ある程度の知識がないと建てられない難しさがあるんです。
ご希望を全て取り入れてしまえば予算が膨らみすぎてしまったり、なかなかプランが決まりません。
注文住宅の難しい部分は、私達がうまく導いてあげないといけないと思っています。
スタッフ
確かにそうですよね。
迷われているお客様を、どのように導かれるのでしょうか?
菊地社長
大前提として、注文住宅をご希望されているお客様は、型にはめられてものを決めていくのは嫌がります。
ですから、あくまでも自然な流れの中でお客様が気持ち良くものを決めていけるように、道筋をつくります。
そのためには、必要以上に情報量が膨らまないようにしてあげることが大切です。
例えば「10個あるのでどれを選んでもいいですよ」と言ってしまったら、お客様は悩んでしまって選べません。
そこで「10個あるうちの、この3個の中から選ばれたら、間違いないと思いますよ」と、説明をするんです。
インタビュー中の菊地社長。スタッフからの質問にわかりやすく応えてくださいます。
スタッフ
なるほど。
お客様に合せて選択肢を絞ってあげれば、お客様もスムーズに決められますよね。
さすが、美容師さんならではの卓越したコミュニケーション術ですね。
菊地社長
コミュニケーションというより、お客様が求めてることを引き出してあげる想像力が大切なんです。
頭で考えているイメージを上手く言葉に出来ないお客様の方が多いので、しっかりヒアリングをしたうえで、お客様が何を求めているのか想像しながら提案していきます。
美容師の時も、想像力を大切にして仕事をしていましたから、得意なのかもしれませんね。
それぞれのお客様に寄り添うことを大切にしている
スタッフ
菊地社長が、家づくりで最も気をつけていることを教えて下さい。
菊地社長
近隣トラブルを回避することです。
建築の仕事は、騒音などの問題で近隣からのクレームがとても多く、解決も容易なことではありません。
しかし、お客様はその場所でずっと暮らすことになるわけですから、近隣の方々との関係が悪くならないように、つくり手も最大限の配慮をする必要があります。
スタッフ
素晴らしい心掛けですね。
建物そのものの設計で大切にしていることはありますか?
菊地社長
お客様ごとに求めてることが違うと思うので、それぞれのお客様に寄り添うことを大切にしています。
例えば、防音に気を使ったり、断熱と一口に言っても断熱材にお金をかけるのではなく窓の性能を高めるなど、色々な選択肢があります。
家づくりには、全員にとって100点満点の性能はないんです。
色々な選択肢の長所と短所をそれぞれ説明して、お客様にチョイスしてもらうことを大切にしています。
スタッフ
お客様それぞれのご要望を聞き取って、一緒に組み上げていくような家づくりということですね。
菊地社長
そうですね。
あとは、お客様の気づかない細かい部分についても、こちらから提案できることがあれば提案するようにしています。
例えば、コンセントの位置は家具の配置を考える上でとても大切です。
しかし、お客様はこれから買い揃える家具のことまで想像が及んでいない場合がほとんどです。
そんな時はこちらから「この場所に、こんな家具を置いたらどうですか?」と、提案してあげるようにしています。
すると、コンセントの位置がスムーズに決まります。
スタッフ
確かに、細かい部分まではお客様は想像できませんもんね。
プロの目線でご提案頂けるのは有り難いことです。
注文住宅をご依頼されるお客様は、建売住宅を買われるお客様と比較して、細かい部分まで気にされるお客様が多いですか?
菊地社長
人それぞれです。
注文住宅を依頼されれるお客様だからといって、全員が強いこだわりをお持ちというわけではありません。
ですが、中には私達が思っている以上のこだわりをお持ちのお客様もいらっしゃいますから、お客様ごとにケースバイケースで対応しますね。
スタッフ
菊地社長
スイッチの高さが、全て正確に揃っているかどうかにこだわりをお持ちのお客様がいて、印象に残っています。
ご自身でスイッチの高さを測られて、他のスイッチの高さと1センチとか5ミリとかズレていることを、ご指摘頂いて直したんですよ。
温度感は人それぞれですから、建売を買ったほうが幸せなのか、注文住宅を建てたほうがが幸せなのかも、お客様によって違うと思います。
こだわりのポイントは人それぞれ。普段は厳密な計測まではしないそうですが、スイッチの高さを気にされるお客様がいたため、ご対応されたそうです。
スタッフ
こだわるポイントや温度感は、人それぞれなんですね。
嬉しかったエピソードはありますか?
菊地社長
お客様から直筆のお手紙で、喜びの声を頂けたことが嬉しかったですね。
最近は、お客様とのやりとりをほとんどメールで行っていたので、お手紙を頂けたことはとくに印象深く残っています。
お客様から頂いたお手紙の写真。心温まります。
スタッフ
お客様ごとに丁寧なご対応をされているからこそ、お手紙を頂くほど感謝されるのでしょうね。
素晴らしいことです。
最後に、有限会社フォレストハウスさんから、家づくりを検討されている読者の方々へメッセージをお願い致します。
菊地社長
家づくりは、依頼する業者の選択肢がたくさんありますよね。
依頼先をチョイスする際に一番大切なのは予算だと思うのですが、費用が分かりづらい業者って多いんですよ。
ですが、当社は坪単価で費用を明確にしているので、予算が立てやすいと思います。
もともとのコスト自体もハウスメーカーと比較するとはるかにローコストで、コスパが良いと思います。
ぜひ、お気軽にご相談にいらしてください。
値段感と坪単価
坪単価:55万円から
コスパが良い
注文住宅を依頼する際の一般的は坪単価は、およそ70万円程と言われています。
しかし、有限会社フォレストハウスさんは坪単価55万円からと、比較的リーズナブルな価格で家づくりが叶います。
有限会社フォレストハウスのインタビューまとめ
菊地社長は、美容師時代に培われた高い想像力をもとに、ひとりひとりのお客様に寄り添う懇切丁寧な家づくりをされています。
また、お客様が気持ち良くものを決めていけるように道筋をつくるお話を聞いて、とても頼りになる社長様だと感じました。
菊地社長に家づくりをお願いしたい方は、有限会社フォレストハウスさんにお問い合わせください。
有限会社フォレストハウスの詳細情報
会社名 |
有限会社フォレストハウス |
所在地 |
〒242-0001 神奈川県大和市下鶴間3001-27アイパレス1階 |
代表者名 |
菊地学 |
電話番号 |
046-271-1001 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
公式HP |
https://www.forest-h.com/ |
対応する工事 |
建築業、不動産業 |
対応エリア |
神奈川県、東京都 |
その他 |
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