口コミの詳細はこちら
株式会社藤井設計さんは、竣工した瞬間だけでなく、10年20年経っても使いやすく心地の良い住宅を手掛けられています。
何十年後も「良い住宅」で有り続けるための秘訣は、「素材」と「構造」。
経年美の味わいを魅せる木材と、それをしっかりと支えながらも柔軟性のある構造がマッチすることで、時が経っても味わい深く、住みやすい家になると言います。
本記事では、そんな藤井設計さんの藤井代表にお答えいただいたインタビューをご紹介します。
藤井代表の家づくりへの想いをご覧ください。
自分の生活を、もっと本音で話していこう
スタッフ
早速ですが、藤井代表が設計をする上で大切にされていることは何ですか?
藤井代表
大きく分けて2つあります。1つはお互いに「本音」で家づくりをするということです。
住宅の本質は「お客さんが快適な生活を送れること」です。ですから、お客さんにも「本音のご要望」を聞かせていただきたいんです。
スタッフ
ご要望は包み隠さず、正直にお伝えして良いのですね。
藤井代表
そうです。例えばテレビドラマなんかだと、家の中で格好良い暮らし方をしているじゃないですか。
でも、現実は少し違いますよね。ご飯を食べたら寝転がってテレビを見たい時だってありますし、ラフな格好で歩き回りたいときだってあると思うんです。
スタッフ
確かに、いうなれば「ちょっと格好悪い部分」も生活の中では当たり前に存在しますよね。
藤井代表
私は「家での生活は格好悪くてもいいじゃないか」と思うんですよ。そこで格好を気にして本音を隠していると、本当に過ごしやすい家は出来ません。ですので、「本当のところはどう思っているのか」をしっかりヒアリングするようにしています。
スタッフ
本音をお伝えするのは少し恥ずかしいかもしれませんが、一生に一度の家づくりですからね。後悔のないようにご要望は本音で語り合ってほしいと思います。
構造と素材にこだわり、数十年後もずっと心地よい住宅を
スタッフ
では、大切にされているもう一つのことは何でしょうか?
藤井代表
もう一つは、10年20年経ってからも「いい家だね」と思っていただけるようにすることです。竣工時に綺麗で使いやすいのは当たり前で、将来の住心地までを想定することが大切ですね。
スタッフ
家は建てたら一生モノですからね。10年や20年が経過しても良い家であるために、どんなことにこだわっているのですか?
藤井代表
やはり構造と素材ですね。特に構造だけは、お客さんがどんな要望を仰っても譲れません。
もちろん予算の問題をクリアすることは大切ですが、予算を抑えるために構造的な部分を変更することは絶対にしないんです。
藤井代表
それは「命を守るために頑丈な構造を徹底したい」という想いもありますが、私が重要視しているのは「間取りを変えやすいかどうか」です。10年後や20年後に、生活環境や価値観が変わっても対応できるような構造にしています。そこを考えずに設計をすると、いざリフォームをするときに重要な間取りが変更できなくなる恐れがあるんです。
スタッフ
後々のリフォームまで考えて柔軟な間取りに設計しているのですね!素材に関しては、木材にこだわっていると伺ったのですが?
藤井代表
特別こだわっているという意識はあまりありませんね。良い家を造るために当たり前のことをしていたら、木材の比率が多くなっているという感覚です。業界では「木は腐りやすい」と言われることもありますが、正しい工法や使い方を守れば何の問題もないんですよ。
藤井設計さんの住宅は、一般的な住宅と比べて材木の量が5割ほど多いとのこと。
正しい工法と扱い方を心得ているからこそ、ふんだんに材木を取り入れられるのですね。
仕事を続けてこられたのは、人との繋がりがあったから
スタッフ
藤井代表は、独立前はどちらにお勤めだったのでしょうか?
藤井代表
設計事務所で10年ほど勉強させていただきました。その後独立をしたのですが、独立当初は経営的に苦労しましたね。ですが、設計事務所時代にお付き合いのあった役所の方や、現場の方々に本当に助けていただきました。仕事を持ってきてくれたり、お客さんを紹介してくれたり。その方々がいなければ、今の自分はありませんね。
スタッフ
藤井代表
そうですね。紹介のお客さんがまた次のお客さんを紹介して仕事が繋がることも多いですので、人とのご縁は大切だと実感しています。
スタッフ
ご縁で言うと、お施主様と密にコミュニケーションを取られることもあるのですか?
藤井代表
そうですね。例えば、うちは施工中にお客さんと一緒に家を造ることもありますよ。
職人さんと一緒に材木を運んだり、休憩中に一緒にお茶を飲んだり。有り難いことに、そういったことを快く受け入れてくれる現場が多いんです。
スタッフ
それは良いですね。職人さんとの親睦が深まれば、より家に対して思い入れが湧きそうです。
藤井代表
そうなんです。お客さんも、図面だけを見るより現場を知ったほうが、「なんでここがこうなっているのか」というのが少しずつ分かってきますよね。一生に一度の大事業ですから、お金だけの関係ではなく一緒に楽しんで家づくりを進めていきたいですね。
スタッフ
「家づくりを一緒に楽しむ」というのは素敵な関係性ですね。
家づくりの同志が集った「カーサココチ」
カーサココチのみなさん。写真はイベントの様子です。
スタッフ
藤井さんは、「カーサココチ」という建築家ユニットに在籍されていると伺いました。このユニットはどういった目的で結成されたのでしょうか?
藤井代表
一番はお客さんの不安を取り除くためですね。
建築家に家づくりを依頼する場合、どの建築家がどんなことをやっているのか分からないと、不安に感じたり悩んだりするじゃないですか。
その不安やお悩みを少しでも解消するために、我々建築家がどんなことをやっているのか説明しようと思ったのが、結成のきっかけです。
カーサココチとは
「くつろぎのある、その土地の風景にとけ込んだ家を造りたい」という価値観のもとに結成された、“7人のオジサン建築家ユニット”。
お客様が不安に感じている疑問やお悩みを解決するため、日々活動されているそうです。ちなみに「カーサ」とは、スペイン語で「家」という意味。
→カーサココチのFacebookはこちらから
藤井代表
あとは、建築家個人がお客さんの生の声を聞く機会が少なかったことも結成理由の一つですね。
少人数で自由に活動できるチームを作り、よりお客さんと近い距離でお話がしたいと思ったんです。
スタッフ
お施主様にとってはとても有り難い存在ですね。実際にはどのようなご活動をされているのですか?
藤井代表
展示会やイベントなどで、家づくりの色んなご質問にお答えしています。
また、どんな建物を作っていて、設計料はこのくらいでということを詳細にお伝えしていますね。
実際のイベントの様子。参加者の方からも笑みがこぼれます。
スタッフ
参加者の方も楽しそうですね!家づくりにお悩みの方は、こういうイベントからでも参加してほしいと思います。
藤井代表
そうですね。設計事務所や建築家の敷居は高いと思われている方も多いですが、実際はもっと緩いんですよ。
まずはお越しいただいて、どんなご相談でも構いませんので会って話してみてください。
契約に至らなくても、そのご相談で住宅の知識が多少なりとも増えるならそれも良いと思いますし、それが建築家の使命でもあると思っています。
スタッフ
心が軽くなるお言葉ですね。新築を建てようとお考えの方は、ぜひ一度藤井代表とお話ししてほしいです。
本日は、貴重なお時間を頂きありがとうございました。
株式会社藤井設計のインタビューまとめ
藤井代表は、良い家づくりでは本音で意見をぶつけることが大切だと仰います。
建前や隠し事を取っ払った状態で打ち合わせに臨むためにも、まずは信頼できる家づくりのパートナーを見つけましょう。
藤井設計さんは、あなたが心から住みよいと思える住宅を設計してくれること請け合いです。ぜひ、ご相談ください。
株式会社藤井設計の詳細情報
会社名 |
株式会社藤井設計 |
所在地 |
〒311-4151 茨城県水戸市姫子1丁目831-7 |
代表者名 |
藤井耕市 |
電話番号 |
029-251-6330 |
営業時間 |
9時〜18時 不定休(年中無休) |
公式HP |
http://fujiiact.com/ |
対応する工事 |
建築、建造物全般の設計、監理業務 建物の定期点検業務 |
対応エリア |
首都圏エリア |
その他 |
- |
株式会社藤井設計の口コミ
0.0
星5つ中の0.0(0件の評価)
星5つ 0%
星4つ 0%
星3つ 0%
星2つ 0%
星1つ 0%
株式会社藤井設計の口コミ・評価フォーム