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藤吉秀樹建築計画事務所の藤吉社長は、新しい工法やデザインを大胆に取り入れ、個性的な高級住宅が並ぶ街でも、ひときわ目を惹く建築をいくつも手掛けていらっしゃいます。
しかし、藤吉社長のこだわりは外観のデザインだけではありません。繊細な自然の要素を取り入れた「空間」の演出がまた美しいと、建築雑誌でも注目される建築家さんなのです。
この記事では、藤吉秀樹建築計画事務所の藤吉社長のインタビューをもとに、藤吉社長のこだわりや「空間」のつくり方、建築への想いをご紹介します。
本質を追求したデザインで、いつまでも品位を失わない建築に
スタッフ
まずは、藤吉社長が設計される建築の「特徴」について教えてください。
藤吉社長
私の建築では「本質的なデザイン」を追求していますね。
スタッフ
藤吉社長
そう、余計なものをすべてそぎ落とし、それでいて計算されつくした、「本質」を追い求めたデザインです。だから、年数が経っても古い感じがしないんですよ。シンプルというか。一方で、建築に特徴を持たせようとする小手先のデザインは、どこか陳腐な感じを受けますよね。
スタッフ
なるほど。本質はいつの時代も変わらないものですもんね。
藤吉社長
そうなんです。「本質的なデザイン」は、何年経っても輝きや魅力、品位を失わないんですよ。私が設計した住宅には、今から20~30年くらい前に建てたものも多くありますが、お客様からは「まったく古さを感じない」と言っていただけますね。
光や影を取り入れ「空間」を演出
スタッフ
藤吉社長
私は「空間」をつくりたいといつも考えています。例えば、部屋が単純な箱型のままでは、私のつくりたい「空間」とは言えません。また、空間を何か意図的にデザインしてしまうのも私のスタイルではありません。
スタッフ
余計なデザインをすることなく「空間」をつくるということですか?
藤吉社長
そうなんです。私は単純さの中にも複雑な「要素」をさり気なく織り込んで、デザインとは違う何かで空間に変化を与えたいんです。
スタッフ
複雑な「要素」とは、具体的にどんなものなのでしょう?
藤吉社長
例えば、部屋の壁にスリットを入れれば、スリットから光を取り入れることができます。すると床に光の映像が映し出される。光の角度が違えば何かに反射して、一瞬で空間の表情がまったく別のものになります。
スタッフ
藤吉社長
そう、光や影、光の反射、風の流れなどの「要素」を取り入れれば、それだけで「空間」をつくり出せるんですよ。また、スリットの開き具合も、幅や長さを変えたり、場所や方向を変えたりすることで、差し込む光の表情は違います。光も、ある季節、ある時間帯によって反射の仕方が変わって、いつもとはまた違う、複雑なシーンをつくり出すこともあります。
スタッフ
なるほど。光や影などを取り入れることで、形として何かをデザインすることなく、空間を演出できるのですね。
藤吉社長
これらの要素を取り入れることで、自然の表情や、季節の移ろいが空間に投影されます。光や影などの要素は多くの建築家が取り入れているものでしょう。ただ、私はその中でも、いつも新しい、今まで誰もやっていないような表現をしようと常に考えていますね。
豊富な経験をもとに、新しい挑戦を続ける
スタッフ
藤吉社長は設計にも、常に「新しさ」を取り入れているとおっしゃっていましたね。
藤吉社長
そうですね。これまでにいくつもの建築を手掛けてきましたが、どの物件でも必ず何か新しい挑戦をしています。最近では、住宅の内側に中庭をつくって、水を張って池のようにしてね。地下からそれが見えるように、池の底に穴を開けて、ガラスをはめ込んだんですよ。
南青山に建てられた住宅。『モダンリビング』という建築雑誌に「豪邸」として取り上げられました。
スタッフ
藤吉社長
ただ、この住宅も、無難なものばかりを追求していたらこのような設計にはできませんよね。例えば、この住宅の場合、池の水が地下に漏れてしまう恐れがありました。普通なら、危険を回避して無難な設計にとどめたいと考えるでしょう。
スタッフ
そうですよね。「恐れ」があるなら回避したいと考えてしまいます。
藤吉社長
しかし、そこに挑戦できなければ、新しいデザインや工法を取り入れることはできません。ですから、この住宅の場合、まずガラスの間から水が漏れないように手を打ちました。その上で、漏れた場合や、さらに最悪の場合の手も打ったんです。
スタッフ
何重にも危険を回避する手立てを考えられたということですね。
藤吉社長
その通りです。危険があれば、回避する方法をいくつも考え、手を打つ。無難なものばかりを選んで、安全で優等生みたいな家を建ててもいいけれど、それならハウスメーカーさんの建てる家でいいんですよ。私は常に挑戦をして、未体験のものや、誰もやっていないようなことを、物件に取り入れたい。大変だけれど、そうでないと魅力のある建築にはなりませんからね。
一戸一戸、気持ちのこもった「作品」に
スタッフ
藤吉社長
そうですね、建物のデザインは重視するけれど、住宅はやっぱり住まう人のものですから、使いにくいものや、使う方が不満に思われるものは避けています。お客様と意見が合わないときは、話し合いを十分にして、納得し合いながら進めていますね。
スタッフ
なるほど。藤吉社長の案が理解されないこともあるのでしょうか?
藤吉社長
たまにはありますよね。私自身、本当にいいと思う案に関しては、理解してもらえるように最大限の努力はします。ただし、無理強いは一切しませんね。
スタッフ
それでは、こだわりを発揮できない場合もあるのでしょうか?
藤吉社長
それがね、最終的には「やっぱり藤吉さんの言う通りだった」とおっしゃるお客様が多いんですよ。どの案も、きっと喜んでいただけるデザインだと考えて提案していますからね。納得していただければ、元の案に戻して工事を進めてもらいます。
中軽井沢に建てられた住宅の雑誌記事。美しいアプローチが特徴の一つ。
藤吉社長
また、建物は設計しただけでは建ちません。施工者さんと、職人さんと協力して建てていくものなんですよ。建築家は「指揮者」のようなもので、職人さん一人一人の技術力を引き出す役割を担っていると考えています。
スタッフ
指揮者ですか!具体的にはどのようなことを行っているのでしょう?
藤吉社長
まず、設計に関して、事前に施工者さんにしっかりと説明をします。その上で、施工に関しても可能な限り、細かく指示を出しますね。平面図と立面図ではわからないデザインも、事前に「こうなるから、よろしくね」と説明したりね。
スタッフ
なるほど。建物の完成イメージを藤吉社長自ら伝えられているのですね。
藤吉社長
そうですね。建築には、設計者だけでなく、施工者さんや職人さんたちの「いいものをつくるぞ!」という情熱というか、気迫のようなものが入るんですよ。ですから、設計図面だけでなく、設計者の想いまで、つくってくれる人たちにも理解してもらうようにしています。
スタッフ
建築には、つくる人たちの「気迫」が込められているのですね。
藤吉社長
ちょっと大げさな表現かな、と思うけどね。言葉にしてみると、こんな風に考えていつもやっていますね。施工中の現場でも職人さん一人一人に声を掛けて、「お願いね、よろしくね」と伝えています。こうしたちょっとした気遣いで、一戸一戸が気持ちの入った「作品」に仕上がるんですよ。
口コミ、評判
藤吉秀樹建築計画事務所さんには多くの口コミが寄せられており、藤吉社長のつくり出す「空間」に感動されたお客様の声が、とても印象的です。
4つ目の口コミは、藤吉社長とお仕事をされた方からのもので、藤吉社長がいかにこだわりを追求しながら建築を手掛けられているのかがわかります。
一日中どこからか陽の光が差し込みます
自宅を依頼しました。土地選びの段階でご相談し、設計のプランに一年をかけ、じっくりと相談できました。夫は「見た目は普通で中に入ったら凄い」って言う家、私は「美術館みたいな家」とイメージを伝えました。天窓や中庭があり、一日中どこからか陽の光が差し込みます。都会にいながら、周囲から視界は遮断され、光による自然が感じられる素晴らしい空間を毎日味わっています。思いがけず、雨の日も、中庭の水盤や天窓に映る雫の美しさや、「雨音」を楽しんでいます。
14年経ちましたが、自分で手を入れながら自由に使っています
半分開いた様な家が出来ないかと藤吉秀樹さんに相談したのが始まりです。 住み手の我々夫婦にとっても大きな開放感を作れる訳ですねという会話からお願いしました。 既に14年経ちましたが、自分で手を入れながら自由に使っています。使い乍ら必要に応じて足したり引いたりさせて頂いています。藤吉さんの設計にはそういう懐の深さ、ある意味でのゆるさというものが設計にあるのでしょうか?
内覧日の感動は今でも忘れません
愛車を眺めながら1杯やりたい そんな夢を実現させてくれたのが藤吉さんでした。 他にはないオーダーメイドの良さを味わっています。 ガラスとコンクリートからなる建築物が こんなに温かみのある空間になるとは! 内覧日の感動は今でも忘れません。 私達家族の宝物です。 藤吉先生にお願いして 心から良かったと感じています。
繊細な感性と室内に差し込む光の扱いが素晴らしい建築家です
オーダーキッチン、造作家具の製作業者として代々木上原のプロジェクトをお手伝いしました。建築の完成度を高めるという目的のために、プロポーション、ディテールに対する妥協ない痺れるようなやり取りが、打合せの度に続きました。この部分をそこまで突き詰めるのかというラインが、空間の感度をあげるポイントであったことを完成してはじめて実感。繊細な感性と室内に差し込む光の扱いが素晴らしい建築家です。
引用:株式会社 藤吉秀樹建築計画事務所 レビュー|houzz
値段感と坪単価
坪単価:200万円
住宅なら坪単価は200万円ほど
藤吉社長が手掛けられている建物は、工事費4~5憶円ほどの
RC(鉄筋コンクリート)造のものが多いそうです。坪単価で言うと
200万円ほどを見ていただければ、やれないことはないとのことでした。もちろん、こだわり次第で単価も変わってくるので、まずはぜひ、藤吉社長にご相談されてみてください。
藤吉秀樹建築計画事務所のインタビューまとめ
藤吉社長の手掛けられている建物は、年月が経っても輝きを失わず、どこまでも洗練された現代建築と言えます。
現代建築というと、どこか無機質なイメージを持たれるかもしれません。しかし、藤吉社長は「空間」に繊細な自然の要素を取り入れることで、住まう人が光や風、季節を目いっぱいに感じられる設計を実現されています。
藤吉社長の手掛ける「贅沢な空間」を体感されたい方はぜひ、藤吉秀樹建築計画事務所を訪ねてみてください。
株式会社藤吉秀樹建築計画事務所の詳細情報
会社名 |
株式会社藤吉秀樹建築計画事務所 |
所在地 |
〒112-0002 東京都文京区小石川1-4-1-604 |
代表者名 |
藤吉秀樹 |
電話番号 |
03-6801-5405 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
公式HP |
https://www.fujiyoshi-archi.co.jp/ |
対応する工事 |
建築の設計・監理 |
対応エリア |
全国の主要都市(要相談) |
その他 |
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