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有限会社インフィールドの三瓶社長は、公共施設を多く手掛けた経験から、住む人と社会の両方から「愛される家」をコンセプトに住宅の設計をされています。
どんなに立地条件が悪くても、住む人が安心してくつろげる空間を造り、周囲の環境に馴染ませる設計を行うことで、住まい手と社会の両方から愛される家を実現しているのです。
本記事では、そんな三瓶社長のインタビューをもとに、愛される家造りのこだわりや、豊富な経験と知見をご紹介します。
豊かな人間関係や家族関係が構築できる家を造りたいと思っている方は、ぜひご覧ください。
公共施設の設計やTV出演などで培った、豊富な経験と知見
スタッフ
三瓶社長は、いつごろ設計事務所を開かれたのですか?
三瓶社長
独立したのが2001年なので、今から19年前ですね。独立をする前は別の設計事務所で10年以上働いていました。
そこでは公共施設を手掛けることが多かったです。自分は、ちょうど高校の設計監理を終えたタイミングで独立に踏み切りました。
本格的に個人住宅を手掛けるようになったのは独立後ですね。
スタッフ
三瓶社長
沢山の人達が使う建物を設計してきたので、「建物が社会に与える影響」という視点は養われたと思います。
これは、住宅造りにも繋がる視点です。公共施設だけでなく、小さな住宅でも「社会的な存在」になり得ます。
ですので、社会的な観点から「外から見てどんな存在感を与えるか」「地域住民に愛されるか」「長く残っていけるか」などを重視した設計をしていますね。
三瓶社長
また、公共施設を設計してきたので、木造だけでなくRC造や鉄骨造も扱えるのはひとつの強みです。
私の事務所は狭小住宅という小さい土地で建てられた住宅なのですが、鉄骨の強度を活かして部材を細くし、土地が狭くても開放感のある造りになっています。
例えば柱も、木から鉄骨にすることで3cmほど細くでき、両側で6cmの空間が生まれます。
この空間の有無は、狭小住宅においては非常に大切なのです。
スタッフ
独立前の経験が、現在の住宅造りにも活かされているんですね。
ところで、ホームページを拝見したのですが、テレビ番組にも出演されたそうですね。
三瓶社長
そうですね、リフォーム関係のテレビ番組に出演させて頂きました。
この事務所の設計が、番組プロデューサーの目に留まって連絡を頂いたんです。
番組内では大規模なリフォームを行うのですが、当時はまだリフォームをあまり手掛けていなかったので、良い経験になりました。
スタッフ
三瓶社長
私は、テレビ特有の過剰な演出には否定的な方なので、制作側と意見が対立することもありました。
でも、番組スタッフもお客さん重視の姿勢でしたし、お客さんの期待に応えようとしていたので、大きなトラブルには至らなかったです。
また、その番組では、リフォーム後の建物に特有のギミック(仕掛け)を造る決まりがあったのですが、それを考えるのは大変でした。
見た目だけで使いものにならないようなギミックでは駄目なので、後からきちんと使える設計を重視しましたね。
スタッフ
なるほど。中でも印象に残っているギミックはありますか?
三瓶社長
最初に手掛けた狭小住宅では、なるべくスペースを広く使いたいので、食事時以外は座卓を仕舞えるように工夫しました。
普通に持ち上げて仕舞うのは大変なので、4本の脚をソリ状にして滑らせるようにしたんです。
また、座卓専用の収納スペースを設けたので、だしっぱなしになることがありません。
大掛かりなギミックではありませんが、このようなシンプルな仕掛けなら、お金も掛からなくて良いと思ったんです。
スペース効率も良いので、喜んで頂けましたよ。
「愛される家を造りたい」。家造りにおける3本柱とは
スタッフ
三瓶社長
住宅に限りませんが、自分は設計する上で「三本柱」を意識しています。
スタッフ
三瓶社長
まず一つ目は、「住む人が心から安心してくつろげる場所であること」です。
住宅は、心豊かに過ごせる空間であってほしいんです。
お昼なのに光が入らないような土地でリフォームを手掛けたこともあるのですが、たとえ立地条件が悪くても、採光や開放感にはこだわりました。
スタッフ
住まいが安らぎの場になるのは大切ですね。二つ目は何ですか?
三瓶社長
二つ目は、「社会的な存在としての建築であること」です。
住宅が地域の方から愛されたり、コミュニケーションを図れるものにしたいですね。
ですので、周辺環境には配慮します。
例えば、東京の住宅地に南仏プロヴァンス(南フランス)風の家が建つのって、景観的に相応しくないですよね。
仮にお客さんがそういう家が好みでも、周辺環境を考えて別の提案をします。
プロの目線から、強い提案をするのも建築家の仕事なんです。
三瓶社長
また同時に、住まわれる方が自分の家に「誇りと愛着」を持てるようにしたいです。
資産としてしか見られない家は、転売が繰り返されるなど「愛された存在」にはならないんです。
資産的な価値が無くなっても住み続けたいと思える家造りが理想ですね。
スタッフ
住まわれる方からも、社会からも愛される住宅造りをしているんですね。三つ目は何ですか?
三瓶社長
三つ目は、「生活がしやすいこと」です。要は、機能面ですね。
でも、単に設備が豪華であるとか、便利であれば良いわけではありません。
部屋の配置や動線を工夫することで、生活にここち良いリズムが生まれるように設計します。
その結果、毎日ストレスの無い生活が送れれば、家族関係も良好になるんです。
もちろん、他にも意識していることは色々ありますが、特に心がけているのはこの三点ですね。
じっくり時間を掛けて良いモノを。納得できるまで設計します
スタッフ
建築家さんに設計を依頼するのは、少しハードルが高いと感じてしまう方も多いのではないですか?
三瓶社長
そうですね。でも、昔よりは建築家に依頼するハードルが下がっているように感じます。我々にとってはありがたいことです。
三瓶社長
ただ、お急ぎですぐに家を作って欲しい方は、ハウスメーカーや工務店の方が合っているかもしれません。
ハウスメーカーなどは収益性を重視することもあって、比較的早いペースで建築が出来るからです。
でも我々建築家は、じっくりと時間を掛けて良いものを造ることにこだわっています。
ゆっくりお話しながら、納得できるまで設計していきたい方は、ぜひご相談に来て頂きたいですね。
スタッフ
一生に一度の大きな買い物ですからね。じっくり良いものを造っていきたい方も多いと思います。
三瓶社長
また、建物の良し悪しは立地にも大きく影響されます。
土地から探している方は、その段階からお声掛け頂ければ、土地探しもお手伝い出来るので、ぜひご相談ください。
有限会社インフィールドのインタビューまとめ
三瓶社長は、住み手からも地域からも愛される住宅設計にとことんこだわっています。
それは豊富な経験や、しっかりと確立された3つの意識に裏付けされているように感じました。
自分がこれから愛していく家を、じっくり納得できるまで設計して欲しい方は、インフィールドさんにご相談してみてはいかがでしょうか。
有限会社インフィールドの詳細情報
会社名 |
有限会社インフィールド |
所在地 |
〒156-0041 東京都世田谷区大原2-19-1 |
代表者名 |
三瓶満真 |
電話番号 |
03-6379-5682 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
公式HP |
http://www.infield.jp/ |
対応する工事 |
建物企画・設計・管理 |
対応エリア |
東京・神奈川・千葉・埼玉 (地方は応相談) |
その他 |
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