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せっかく注文住宅を建てるのなら、何年経っても色褪せないデザインのお家にしたいですよね。
岩成弘充建築研究所の岩成代表は「主張しすぎない」デザインをすることで、シンプルながら美しく、生涯を通して気持ちよく暮らせるようなお家の設計に取り組んでいます。
今回は、そんな岩成代表が建築の道を志してから現在に至るまでのお話や、お家づくりのこだわりについてお伺いしてきました。
幼い頃から建築に触れ、自分には建築しかないと思った
スタッフ
岩成代表は、いつ頃から建築家を目指そうと思っていたのですか?
岩成代表
高校生の頃には決めていましたね。
島根にある実家が建設会社をやっているんですよ。あと母方の親戚も建設会社で、その他の親戚のほとんどが建設関係の職業です。
スタッフ
サラブレットですね!
昔からものづくりには興味があったのですか?
岩成代表
小学生の頃から絵を描くのが好きで、図画工作の授業が得意でしたね。あとは歴史の勉強では、年号を覚えるのは苦手だったけど文化や芸術のことは頭にすらすら入ってきました。
スタッフ
岩成代表
あはは。あとは実家に建築関係の本や雑誌がたくさんあったので、中学生の頃からよく眺めていて、「これは面白い空間だな」「こういうデザインはいいな」というのは思っていました。
それで、高校生になる頃には自分には建築しかないと決めていて、18歳で東京に出てきました。
スタッフ
そうだったのですね。
大学卒業後は、どこかで修行を積んだのでしょうか?
岩成代表
実は修行という修行はなかったんです。
就職活動では、なるべく建築設計の工程を最初から最後まで経験できる会社に入りたいと思っていて、それで新しくできたばかりの設計事務所に誘ってもらって入社したんです。
メンバーは所長と自分ともうひとりしかいなかったので、習うより慣れよで実践で仕事を覚えました。
スタッフ
岩成代表
ははは。
でも、その数年後にバブルが崩壊して仕事が全然なくなったんです。それで、自分が仕事もないのにお給料だけ貰っていることに耐えられなくて、仕事を辞めようと思っていたんですね。そのタイミングで父から「戻ってこないか」と連絡があって、2年ほど地元で父の仕事を手伝っていました。
東京の自由さに惹かれ、東京での独立を決意する
スタッフ
地元に戻られたあと、そのまま実家を継いだわけではないんですね。
岩成代表
地元に戻ってみて、改めて東京の生活スタイルや自由に表現ができるところが好きだなと気付いて、やっぱり東京でやっていきたいなと思ったんです。
ちょうどそのタイミングで東京の設計事務所に声を掛けていただいたので、その後東京に戻りました。
スタッフ
確かに東京はいろいろな人に出会えますし、新しいスタイルに挑戦するにはぴったりの環境ですもんね。
スタッフ
新しい東京の事務所では、どんなお仕事が印象に残っていますか?
岩成代表
国際コンペに参加したことが一番心に残っています。
その設計コンペは関西の国会図書館で、佳作になったんですよ。このコンペでプレゼンテーションの手法を学ばせていただき、貴重な経験しました。本当に感謝しています。
スタッフ
すごいですね!
でもコンペなどで活躍されている中、どうして独立しようと思ったのですか?
岩成代表
自分の人生をやり残した形で終えたくなかったんです。独立して、どこまで自分でできるものなのか挑戦してみたいと思って、思い切って34歳で独立を決めました。
あまり「主張しすぎない」建物をつくりたい
スタッフ
岩成代表が建築設計のお仕事をされる中で、大切にしていることを教えてください。
岩成代表
まずは自分を主張しすぎないことです。
あまりに張り切ってデザインしてしまうと、自分の色が出すぎて邪魔になってしまうと思うんです。
スタッフ
岩成代表
私はいつの時代でもおかしくない、何十年経っても古臭くないようなものを作りたいと思っているんです。
その時代ごとにお家のデザインにも流行りがあるんですけど、ブームが去ったあとに「あの頃はこんなのが流行っていたよね」となってしまうのはとても悲しいです。
スタッフ
岩成代表
はい。なのであまり自分を主張しすぎないで、未来にも通用するデザインの建物を作ろうと心掛けています。
スタッフ
確かに岩成代表のつくっているお家は、何年経っても色褪せないようなシンプルで美しいデザインになっていますよね。
岩成代表
ありがとうございます。
あとは、デザインの整理整頓はきちんとおこなっています。
家を設計するにあたって、エアコンなどの機械はあまり見えないように隠蔽できるデザインにすることが多いんですけど、エアコンは15年もすると壊れてしまうんですね。そうなったときに、エアコンの取り付けのためだけに天井を破ってまた塗装を塗らなきゃいけないというのは大変です。
なので、機械の場所、人の動きや導線をきちんと整理して設計しています。
スタッフ
家づくりはお客様のエンターテインメントである
スタッフ
岩成代表がお家づくりの中で意識して気を付けていることなどはありますか?
岩成代表
家づくりはエンターテインメントだと思っているんです。だから、家の完成まで楽しさや喜びを作り続けたいと考えています。
スタッフ
家をつくるのは、夢を形にするということですもんね。
設計から引き渡しまで、お客様に常に楽しんでいただきたいと考えているんですね。
岩成代表
設計の話というのは、とかくつまらない話になりがちなんです。でも、そういう話はお客様にとってはあまり重要ではなくて、お客様が話していて気持ちよくなれるようにこちらが意識すべきだと思っているんです。
岩成代表
例えば、マメなお客様は1週間に1回は打ち合わせをされるんですけど、私が毎週模型を持っていって「この部屋はこういうデザインになりますよ」という話をすると喜んでくれるんです。
スタッフ
岩成代表
CGはあくまで絵として捉えられるお客様が多いんです。ですが、模型だとお客様がそこに身を置いて家を想像できる媒体なのかなと思っているので、よく模型を使います。
岩成代表が使っている模型。CGで見るよりも立体の模型の方が完成図をイメージしやすい。
スタッフ
なるほど、そういったことも意識されているんですね。
岩成代表
ええ。でもやっぱり模型だけでは実際の家の細部までは表現しきれません。なので、あとは実際に家が出来上がってからひとつひとつこだわりを見つけていってくださいね、とお伝えしています。
スタッフ
岩成代表
実際に出来上がったお家に住み始めたあとで、お客様に「自分はこのお家のこのスペースにいるのが1番好きなんです」と言ってもらえることもあって、満足してもらっているのを感じると、私もとても嬉しくなります。
岩成弘充建築研究所のインタビューまとめ
お家づくりは、お客様のエンターテインメントだと語ってくれた岩成代表。
インタビューも終始和やかに対応してくださり、岩成代表のお人柄が感じられました。岩成代表の前なら「こんな家を建てたいんだ」という希望もすらすら言葉が出てくるでしょう。
世界にひとつの自分だけの家を建てたいという方は、ぜひ岩成弘充建築研究所さんに相談してみてくださいね。
岩成弘充建築研究所の詳細情報
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