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お家というものは、とても大きなお買い物です。
単純に金額が大きくなるという意味でも、家族とずっと住んでいくため日々の生活に直結するという意味でも、普段あまり知らない分野であるという意味でも、金銭的・精神的に労力のかかる決断の連続でしょう。
そんなお家づくりでかかる負担を減らすためには、コストバランスを保ちながらもこちらの要望を聞いてくれる方を見つけることが重要です。
今回は「ローコストなお家づくりで家族の幸せのための舞台造りをしたい」と語る株式会社東新商事の久保田昭博さんからお話を伺いました。久保田さんたちは相模原市を中心に注文建築や不動産業を手掛けられています。
当記事では、久保田さんが建築業を手掛けるようになったきっかけや、建築に対する想いを紹介します。
創業40年以上の歴史アリ。父から引き継いでいく建築業
スタッフ
まずはじめに、久保田さんがこのお仕事をはじめたきっかけをお聞かせください。
久保田さん
父が40年以上前から不動産業に携わっており、現在でも東新商事の代表を勤めているため、家業を継いだというかたちになりますね。
スタッフ
なるほど。家業とは別の進路を行こうと悩まれることはありませんでしたか?
久保田さん
現在の会社に就く前は社会経験のため13年ほど営業職に勤めていましたが、最終的には家を継ぐんだろうという気持ちはずっとありましたね。
不動産業として、父が持っている法人やその土地は誰かが継いで面倒を見るべきだろう、という考えはあったので。
久保田さん
ちなみに、今の会社とは違う建設会社で営業職に就いていた時は、通常の営業に加えてお客さんのご要望を現場の職人さんたちに伝える橋渡しもしていました。
スタッフ
その後、家業を継がれたんですね。
現在のお仕事では、久保田さんがお父様から引き継いだやり方やスタンスといったものはありますか?
久保田さん
人の役に立つ、人に貢献する。その上で少しでも幸せになってもらうということだと思います。子どもの頃から父にずっと教わってきたことですね。
スタッフ
子どものころの教えが今でも続いているんですね。
建設や不動産業となるとまさしく人の生活に貢献していくお仕事ですよね。
久保田さん
そうですね。お客さん本人が感じる幸せのために、最大限のお手伝いができればと思います。
スタッフ
久保田さん
お客さんが持っていたイメージを超えたものをつくり、それを見たお客さんに喜んでもらうことだと思います。
「明るい家が良い」というご要望があったら、それがどういう明るさなのか?直射日光が入る明るさなのか?そうではないけど全体的に明るいのか?
「風が入ってきた方が良い」なら自然な風に入ってきてほしいのか?換気ができる家が良いのか?
久保田さん
といったように断片的に出てきたご要望を汲み取っていくという部分にお客さんのイメージを超えられるかが掛かっていますね。
スタッフ
久保田さん
そういったイメージから”この人はこういったものが好きなんじゃないか?”といったものを提案したり、あまりお金をかけないようにするならこういう方法をとろう、といったことを決めていきます。
階段とリビングに吹き抜けを造ったお家。階段につながる廊下などにガラス窓を入れ、自然な光が入るようになっています。
また、窓からは坪庭も見えるようになっているんだそうです。
スタッフ
住宅を手掛ける上で大切にしていることはありますか?
久保田さん
住んでもらってからその家族が幸せになれるかどうかですね。そうなってもらう、ということが一番大切かもしれません。
スタッフ
久保田さん
お家を建てた方のドラマがそこから家の中で始まっていくわけなので、そこでどんな生活をしてどんな人間関係を築いてもらえるかということの手伝いができればと思います。
スタッフ
家族のための舞台を造るということですね。
お家を建てる方というと、やはり結婚されてお子さんを持ってという方が多いですか?
久保田さん
そういった方が多いですね。でもこれからお子さんを、という方も2~3割いらっしゃいます。
スタッフ
そうなると、子ども部屋があって子どもがのびのびと成長できるように、というイメージのお家を手掛けることが多くなりますね。
久保田さん
そうですね。そういった家では子どもが10年、20年と育っていけるような環境をつくりたいです。
親と子、ひいては家族同士のコミュニケーションというのはすごく大切なことだと私は思っていて、お客さんの家族に対する考え方や生活スタイルを踏まえた上でコミュニケーションがとりやすいような環境がつくれればいいなと考えていますね。
久保田さん
ありがちな例にはなりますが、リビングを通って2階や子ども部屋に行くような間取りになると、家族のコミュニケーションが生まれて親御さんもお子さんも互いを自然に意識できるような関係性になるんじゃないでしょうか。
家族がお互いに想い合いながら生きる、単純ですがそのために家を造る仕事をしています。
スタッフ
今まで手掛けられた中で思い入れの強いお家などはありますか?
久保田さん
事務所を兼ねた住宅のご依頼が印象的でしたね。床面積の関係で規模が大きく、お客さんのデザイン的なこだわりが強く反映されたお家だったことが理由だと思います。
必然的にかかるお金も増えてくるぶん、気を遣う部分は多くなり、自然と打ち合わせの時間も長くなってきます。もちろんどのような家でも気は遣いますが、家が広くなればなるほど考慮するポイントは増えてきますから。
スタッフ
単純に部屋数が増えるだけでも気を配る場所は増えてきますからね。
ちなみにそちらのお家はヒアリングから完成までどの程度かかりましたか?
久保田さん
7~8ヶ月ほどだったと思います。その中で、間取り等の主要構造部分は2ヶ月のヒアリングで決めていました。
そこからは当社のやり方なのですが、図面以外のデザイン的な部分は工事中に建物を見ながら並行してお客さんと一緒に決めるというかたちをとっていました。
久保田さん
お客さんには図面だけではイメージし切れない部分も多いので、具体的な建物を見ながら決めていった方が間違いがないんです。
スタッフ
凄いですね。そういった進め方やリアルタイムでの変更ができるとお客さんも安心できると思います。
上述の住宅兼事務所の住宅。事務所への来客の際は玄関から事務所に直接上がれるよう、事務所用の階段と家族用の階段の2つが備えられています。
また、ビルトインのガレージも存在しています。
久保田さん
お家の話に戻りますが、そちらの方は建売では自身の好みに合致する大きな家がない、ということで当社の分譲区画をお買い上げいただき、そこに家を建てられたかたちになります。
久保田さん
石張りの内壁をはじめとしてデザイン面に拘りのあった方で、窓の周りも石張りにすると特殊な収まりになるのでガラスが割れた際の交換はこうしましょう、といった提案をさせていただきました。
スタッフ
それだけご自身の拘りが入れられたら、お客様もとても喜んだのではないでしょうか。
久保田さん
そうですね。ただ、単に拘ってお金をかければ良いものである、というわけではないので、設備やデザインの案に対して引き算を行うことも重要ですね。
最初は足し算をしてお客さんの希望を固めていきますが、こちらで引き算の準備もしてあげるとうまくコストバランスが取れます。
スタッフ
一生住んでいくもので「これはやめておけばよかったな」となってしまうと困りますしね。ご要望をプロの視点から上手く整理してもらえるのは心強いです。
家族の幸せの舞台造り
スタッフ
東新商事さんが手掛けるお家のセールスポイントを教えてください。
久保田さん
お客さんの希望を叶えたうえで、コストバランスがとれていることだと思います。本当にそこにコストをかける必要があるのか?といった部分はお客さんに確認し、必要な部分にお金をかけていきます。
久保田さん
コストバランスの一例を上げると、壁の断熱材選びですね。
断熱材自体は導入する意義が大いにあるんですが、”高気密・高断熱”と謳われたコストがより掛かるものを選択しても、実際に住んでみて「普通のものと比べて温度が変わった」という実感はあまり得られないことが多いんです。
壁の断熱をきっちりしていても、窓の面積を増やしてしまったりすると、結局断熱ができていない部屋になってしまいますから。
窓の断熱性
ガラス窓は一般的な壁材に比べて断熱性能が非常に低く、窓の多い部屋は外の気温や天候によって温度が大きく左右されてしまいます。
久保田さん
なので「窓を大きく・多くしすぎないことも断熱には効果的ですよ」「間取りを工夫して断熱材にかけるコストをカットしましょう」といったことを伝えていくんです。
スタッフ
そういったことはお客様が是非知っておきたいことですね。知った上でどういった設計にするか選びたいポイントだと思います。
久保田さん
そうですね。もちろん、窓面積を増やすといったことも本人たちにとって必要であれば良いと思いますが、知らないと「なんでこうなっているんだろう?」ということが起きてしまいます。
でも、何が理由でそれが起きているのかということを知って頂ければ、その対応策も練りやすくなります。
スタッフ
お客様のご理解を得られるような説明を行い、本当に必要なものを提供するということですね。
スタッフ
これからお家を建てる方にアドバイスをお願いします。
久保田さん
「それはいい案です」「それはこうしたほうがもっとよくなります」「それは悪い案です、なぜならこういう理由があるからです」というふうに自分の要望をよく聞いてくれて、その上で理解・納得できる意見を返してくれる。それを通してお互いに共感し合える相手を探すのが良い業者さん探しの方法だと思います。
スタッフ
ありがとうございます。
最後になりますが、これからやりたいことはありますか?
久保田さん
父から受け継いでいるものと今自分がつくっているものを継いでもらえる、そんな後継者や会社をつくって行きたいですね。子どもたちはいますが、みんな違う業種や違う会社に勤めていますから。
久保田さん
地元のお客さんと長くおつきあいしていく職業なので、お客さんは今でも私達を応援してくださるんです。
なので、そういった地域との方たちとのご縁が切れてしまわないためにも、会社を続けていくということを大切にしていきたいです。
値段感と坪単価
坪単価:50万円~
神奈川県における基準単価
注文建築のため、基準の坪単価は50万円となります。詳しくはお問い合わせください。
株式会社東新商事のインタビューまとめ
久保田さんのお家づくりにかける信念や、お客様に対する実直な想いが伝わってきました。
地元に密着して親身にアドバイスをいただける方になら、安心してお家づくりをおまかせできますね。
相模原市や町田市、八王子市近くでお家づくりをお考えの方は、ぜひ東新商事さんにご相談ください。
株式会社東新商事の詳細情報
会社名 |
株式会社東新商事 |
所在地 |
〒252-0213 神奈川県相模原市中央区すすきの町35-18 |
代表者名 |
久保田美智男 |
電話番号 |
042-758-6262 |
営業時間 |
9時〜17時 定休日:日曜、祝日 |
公式HP |
https://www.toshin-h.com/ |
対応する工事 |
不動産、建築 |
対応エリア |
相模原、町田市、八王子市 |
その他 |
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