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カドヤ建設さんは、東京都の大森城南地区に40年以上根ざしながら建築に携わる老舗の建設会社さんです。
独自の技術開発や仕入れのルートにより、他のメーカーさんではあまり使われない、先進的な設備や素材を使用しています。
中でも特に珍しい「トリプルガラスの木製サッシ」は、2重の空気の層による断熱性と木の熱伝導率の低さを融合させて、冬でも暖房が要らないほどの省エネルギー性能を誇るとのこと。
本記事では、そんなカドヤ建設の野口社長のインタビューを元に、長い歴史で培われた技術力や、高性能な設備や素材を装備できる秘密をご紹介します。
プロの目線から正しいアドバイスを。歴史と経験に基づく提案力
スタッフ
野口社長
創業が昭和51年なので、今年で44年目ですね。
もともとは、カドヤ不動産の一部だった分譲住宅の部署が独立したのが始まりです。
創業からずっと住宅の施工や販売を手掛けていますよ。
スタッフ
44年も建築に携わってきたのですね。老舗の建設会社であるカドヤ建設さんが、家づくりで大切にされていることは何ですか?
野口社長
お客様にとってメリットのある方向へ導く、という意識を大切にしています。
お客様のご希望が必ずしも住みやすさや夢の実現に繋がるとは限らないので、建築の専門家として、本当にお客様が望んでいる方向へ導くことで、良い家づくりができると考えています。
野口社長
お客様の「こんな暮らしがしたい」という本質的な理念を理解した上で、その理念から外れないようなアドバイスを心がけています。
業界の中には、お客様の提案にイエスマンな設計者もいるんです。
しかし、ただ言う通りに線を引くだけでは、良い家づくりはできないと考えています。
スタッフ
あくまでプロとして、お客様が本当に過ごしやすいように提案をされるのですね。過去にはお客様から、どんなご要望がありましたか?
野口社長
例えば、屋上にプールを造りたいと仰ったお客様がいました。
技術的にはプールの設置は可能ですが、実際に住んでみるとメンテナンスが大変なんです。
水泳が趣味でなければ、毎日使うわけではありませんし、屋上ですと枯れ葉やゴミも飛んできますから。
その時には、「実際はメンテナンスが大変なんですよ」とアドバイスさせて頂きました。
スタッフ
確かに、造る前のイメージと実態が異なるケースはありますよね。
住んでから後悔しないためにも、必要なアドバイスだと思います。
野口社長
他には、田舎から来るお客さんをもてなす部屋が欲しいと仰る方もいました。
要は予備の部屋ですね。しかし、「1年に1回か2回の接客のために予備の部屋を造るなら、リビングを大きくしましょう」とアドバイスした事もあります。
リビングは共用性があるので、使い勝手やスペースの広さにこだわった方が住みやすいんです。
スタッフ
今はリビングでお勉強されるお子さんも多いらしいですからね。その設備が「本当に必要か」という視点から、さらに良い提案へと変えていくのですね。
独自の開発、仕入れルートで優秀な設備を提供
スタッフ
カドヤ建設さんならではの、家づくりの強みはありますか?
野口社長
他のハウスメーカーさんがあまり使わない素材や設備を使用していることです。
地元の工務店や建設会社と協力して、そのメンバーで商品開発をしたり、共同で素材を輸入をしたりしているので、一般のハウスメーカーさんが使えないような設備が使用できるんです。
スタッフ
野口社長
例えばこれは、トリプルガラスの木製サッシです。
日本は火災防止への意識が高いので、火に強いアルミ製のサッシが主流なのですが、弊社では木製のサッシを採用しています。
トリプルガラスの木製サッシ。「トリプル」も「木製」も日本では珍しいそうです。
野口社長
この木製サッシは特殊改良により耐火性能があるので、木でありながら火災に強い造りになっています。
木製ペアガラスサッシについては防火認定も取っていますから、条例の厳しい防火地域でも使用可能です。
スタッフ
確かに木製のサッシは見慣れないですね。ですが、どうして木製を採用しているのですか?
野口社長
木は熱の伝導率が低く、アルミよりも断熱性能が高いからです。
実は、日本以外の国では熱伝導率の低い樹脂や木製のサッシが9割を占めるほど主流になっています。木製サッシは、世界基準で見ると一般的なんです。
野口社長
そして、トリプルガラスに関しても、やはり断熱性能を意識しています。
断熱をしてくれるのは空気の層なので、ガラスの層が多いほど断熱性能は高くなります。
トリプルガラスは、冬でも暖房によるエネルギーがほとんど要らないほどの断熱性が特徴です。
スタッフ
トリプルガラスも聞き慣れない言葉ですね。トリプルガラスも一般的な国内シェアは少ないのですか?
野口社長
そうですね。でも、あと10年もすればトリプルガラスが一般的になると思っています。
とにかく、先進国内での日本のサッシ性能はまだまだ低いんです。
世界では既にトリプルガラスが基準になっていますし、ドイツには4層のガラスも存在しますよ。
スタッフ
世界レベルの先進的な技術を、日本の条例や基準もクリアしながら採用されているのですね。
誠実な対応と高度な技術力で積み重ねた、確かな信頼
スタッフ
ほかにも、他社さんに負けないポイントはありますでしょうか?
野口社長
他の住宅メーカーさんに比べ、技術者たちの知識や技術が高いと自負しています。
技術者のひとりひとりが図面も描けますし設計もできます。
職人さんたちの作業風景
スタッフ
施工の過程で担当が細かく別れていたり、外部に設計を頼んだりする会社もありますからね。
野口社長
例えば、ある大手住宅設備メーカーさんから、古い建物に新しくエレベーターを付けたいという依頼を頂くことがあります。
エレベーターの設置は、構造の問題や確認申請の問題をクリアするのが難しいので、対応できる建設会社が少ないんですよ。
なので、メーカーさんから頼って頂けるのは、技術を認められている証だと思っています。
実際のエレベーター設置の施工風景
スタッフ
お客様だけでなく、同じメーカーさんから頼られるほど技術力が高いのですね。
特にお客さまに喜ばれている点はありますか?
社長
接客面や職人さんたちの丁寧な対応を、褒めて頂けますね。
年間1000件以上の仕事を請け負っているので、細かい仕事だと職人さんだけで直接行かせることもあります。水道の点検やメンテナンスなどです。
野口社長
なので、職人さんたちの教育には力を入れています。
いわゆる職人気質の乱暴な言葉遣いや態度は、お客様との信頼関係を失うことに繋がります。
お客様に不快な思いをさせないよう、丁寧な対応を心がけています。
お客さんとのコミュニケーションは笑顔で
スタッフ
最後に、新築を建てたいとお考えのお客様へメッセージをお願いします。
野口社長
せっかく沢山の費用と時間をかけるのに、普通の住宅を造るのでは面白くないですよね。
カドヤ建設は、「お客様に高品質なものを安く提供して、喜んで頂く」という理念のもと、高性能な設備と確かな技術力で、お客様の理念を形にした住宅を施工しています。
新築を建てたい方もリフォームをご希望の方も、お気軽にご相談ください。
値段感と坪単価
坪単価:90万円
平均的な坪単価は90万円前後
カドヤ建設さんの坪単価相場は、お家全体の価格を元に算出されているとのこと。
坪単価30~40万円などの極端に安い坪単価を表示しているメーカーは、オプションなどを含めていない場合が多いそうなので、値段だけを見て住宅を決めるのは危険です。
カドヤ建設のインタビューまとめ
カドヤ建設の野口社長は、お客様に高品質で住みやすい住宅を提供するために、深い知識での提案や先進的な設備にこだわっています。
歴史の長い会社さんながら、職人さん気質なスタッフさんが多いわけではなく、お客様が安心できる丁寧で誠実な対応力も魅力に感じました。
快適かつ高性能な新築を建ててほしい方は、ぜひカドヤ建設さんへご相談ください。
株式会社カドヤ建設の詳細情報
会社名 |
株式会社カドヤ建設 |
所在地 |
〒143-0023 東京都大田区山王3-30-4 |
代表者名 |
野口晃一 |
電話番号 |
03-3777-1101 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
公式HP |
http://www.kadoya-kensetsu.jp/ |
対応する工事 |
マンション・住戸等のリフォーム マンション・ オフィースビルの大規模改修・ リノベーション事業 建物診断(耐震診断及び耐震補強) インスペクション業務 |
対応エリア |
大田区・品川区・目黒区・世田谷区・港区 中央区・千代田区・渋谷区・新宿区・文京区(一部) 中野区(一部)豊島区(一部)・杉並区(一部) 川崎市川崎区・川崎市幸区・川崎市中原区 横浜市鶴見区・横浜市港北区 |
その他 |
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