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「建築家」といえばどんなイメージを持ちますか?
「デザイン性は高そうだけど、建築家主導になりそう」
「憧れたことはあるが、自分に合う建築家がいるか分からない」
こんな声が聞こえてきます。
自分が想像しているもとの違う出来上がりになってしまったり、
こだわりを強くした反面、住みにくい間取りになってしまったりするのは悲しいですよね。
この記事では、クライアントの理想や思いをしっかり受け止めてくれる、KHアーキテクツさんの家づくりに対する思いを伺いました。
クライアントと協働して創りあげるスタイル
スタッフ
家づくりの過程で大事にされているところはありますか?
林様
「協働して家づくりをしていく」ことを念頭に置いてます。
打ち合わせのときに、クライアントの「こうしたい」という気持ちはあるけど、言語化出来ていないことが多いんです。
スタッフ
確かに、頭の中に理想はあるのに言葉に替えて伝えることって難しい気がします…
林様
そこの部分をしっかり汲み取ってあげることを大事にしていて、汲み取ったあとに、どう表現してあげたら伝わるかを考えています。
伝えたあとにもクライアントの表情や反応を見て、臨機応変に対応するようにしており、建築家主導ではなくクライアントと協働して創りあげていくことを大事にしています。
スタッフ
林様
「思ってたのとなんか違う」ってがっかりしてほしくないんです。理想も異なれば、伝え方も十人十色で簡単なことではありません。
でも100%喜んでいただきたいので、なるべく可能な限り、要望は組み込んでいきます。
スタッフ
遠慮して意見を言えない方もいらっしゃると思います。
クライアントの想いをできる限り、受け止めてくれることって結構重要な気がします。
スタッフ
「協働する」部分に重きを置くようになった理由はなんでしょうか?
林様
起業する前、会社に勤めていたときに、たまに事務所にインターンで海外の方が来ていたんです。
その際に、外国人とコミュニケーションを取りながら協働作業することを初めて体験しました。
言葉のたどたどしさがありつつも、いろんな文化に触れて協働作業でプロジェクトをすすめていくことに楽しさを感じました。
違う価値観を持っている人と協働してやる楽しさに気付いたんだと思います。
スタッフ
苦労した想いよりも楽しかった想いのほうが強かったのですね。
林様
また、当時は「建築家がプロフェッショナルで頂点」という考え方が多く、近くで見ていてクライアントからすると上から目線に感じることがありました。
その経験があり、起業するときは協力的でクライアントに寄り添うスタイルでやっていこうと決めました。
スタッフ
林様
家づくりの楽しさを味わってほしいんです。
一方通行のプロセスだと不満ばかりが溜まり、楽しくありませんよね。自然と理想や不満が言葉に出やすくなるように、雰囲気づくりも心がけています。
スタッフ
リラックスができればお互い距離が縮まりそうですね。
具体的にどのようなことをされてますか?
林様
BIMを導入しています。
図面とCGを同時に作成できるので、完成後のイメージがしやすくなるため理解が深められます。
スタッフ
図面だけだとイメージが難しいので、立体的に見れるのは便利ですね。
業務効率化にも繋がるんじゃないですか?
林様
そうなんですよ。クライアントの要望を聞く時間にたっぷり充てられるので、本当の意味でクライアントとの時間を使えるように心がけています。
愛されるデザインでずっと住み続けてほしい
スタッフ
林様
私が作った言葉なのですが、「シンプル・エコ」というものを推奨しています。
「シンプル・エコ」とは
省エネや自然素材に配慮しながら、
上質でシンプルな美しさとエコロジカルな調和のある空間を目指すデザインのこと
スタッフ
「シンプル・エコ」、ですか。
どんな想いから生まれたのでしょうか。
林様
これからの時代で建築家の役割を考えたとき、東日本大震災をきっかけに、環境問題が重要になってくるのを感じました。
今までは意匠的にシンプルなかっこいい建物を手掛けたキャリアはあります。でも、建築家としてデザインしかできないのは悔しい。
なにか貢献できることはないか考え、
「がっつりエコなことをするのではなく、
シンプルに身近なところからエコなことが出来たらいいな」との思いから、「シンプル・エコ」という言葉で表現しています。
スタッフ
「シンプル」は、無駄を省く意味というのは分かるのですが、「エコ」の部分はどのようなことをされていますか?
林様
私は、飽きのこないデザインが長く愛されると思っています。
スペックだけが高く、使い勝手が良くても、居心地が良いに繋がるわけではありません。
また、流行りのデザインを追求しても、数年後には飽きてしまうかもしれません。
スタッフ
言われてみると、気に入ったデザインのものでも「飽きてしまい使わなくなる」こと、よくあります…
林様
そのため、最新技術はどんどん取り入れてスペックは高いまま、流行には囚われすぎないデザインの組み合わせで、
「住み続けたい、愛される家づくり」を大事にしています。
そこに「長く使い続けられるものを、使い続けてほしい」という「エコ」の想いに繋がっています。
スタッフ
今まで経験された中で、愛されるデザインとはどんなものがありましたか?
林様
そうですね。起業する前、「冬に厳しい東北の寒冷地で、快適な建築を創るにはどうしたらいいか」という課題で試行錯誤していた時期がありました。
窓から冷気が入り、室内が寒くなりますよね。
スタッフ
林様
実際、明るく開放感を出すために、大きい窓ガラスを使っていたんですよ。
スタッフ
林様
それを無くすために「床下を二重にして床の下から温風をガラス面に向けて吹き上げて、奥の壁でその空気を吸う」循環する空調システムを作りました。
スタッフ
林様
「暖かい」うえに、「大きな窓ガラスで明るく開放感がある」という付加価値に、温かみを感じました。
今ではそのような方法は当たり前になってきていますが、当時は先端技術で、自分の中で愛されるデザインとはこれだ!と確信しましたね。
私は九州出身で、東北の経験が全く無かったので、本当に貴重な経験が出来ました。
1つ良い家ができると連鎖する
スタッフ
林様
前提条件として、クライアントに「頼んで良かった」と思っていただけるようにしています。
その上で出来たものが、周りの環境に対して、どう良い影響を与えるかをモットーにしています。
スタッフ
お家が完成することがゴールではないのですね。
どんな影響が与えられていると思いますか。
林様
1つ良い家ができると連鎖的に周りに良い家、良い環境が生まれていって、街全体が良くなっていくことにも繋がると思うんです。
いまの銀座や表参道の街並みがその例で、1つのブランドがお洒落な建物を建てると、良い意味で周りも競争していくんです。
その繰り返しのように、良い影響が連鎖して社会に貢献できたら嬉しいです。
KHアーキテクツ株式会社のインタビューまとめ
KHアーキテクツさんは、お家完成後もクライアントとの関係が続いていくことが多々あるそうです。
「関係が続いていく=満足の現れなので、仕事以上の関係が続くことが嬉しいです」とおっしゃっていました。
完成後も家づくりだけでなく人柄としても、周りに良い影響を与えられる方なのだと感じました。
伝え方が分からなくても、きちんと向き合ってくれる建築家さんです。「シンプル・エコ」な住まいで、周りに良い環境を創り上げていくのはいかがでしょうか。
KHアーキテクツ株式会社の詳細情報
会社名 |
KHアーキテクツ株式会社 |
所在地 |
〒153-0042 東京都目黒区青葉台1-22-5-5A |
代表者名 |
林謙太郎 |
電話番号 |
03-6416-5626 |
営業時間 |
10:00~19:30 |
公式HP |
https://www.k-h-arch.com/ |
対応する工事 |
・建築の企画、設計、監理 ・インテリアの企画、設計、監理 ・都市環境、地域計画に関する企画、調査、コンサルティング及び設計 ・ランドスケープ、植栽等外部環境の企画及び設計 ・サイン等のグラフィックの企画及びデザイン ・家具及びプロダクト製品の企画及びデザイン |
対応エリア |
関東圏内(場所により、別途交通費かかる場合も有り) |
その他 |
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