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東京都世田谷区に事務所を構える株式会社K&K建築工芸さんは、設立から38年間、世田谷区を中心に住宅の新築・リフォーム・改修を数多く手掛けられてきました。
さらにここ数年では風水を取り入れ、玄関の向きや寝室の場所をアドバイスすることで、より良い気を取り入れる住宅をデザイン、新築やリフォームに取り入れられています。
この記事では木村和督社長へのインタビューをもとに、風水を取り入れた家づくりの仕方や、風水が家に与える影響についてご紹介します。
とあるきっかけから、設計に風水を取り入れるように
インタビュー中の写真。各地の神社仏閣を訪ね集めた数多くの御朱印帳を見せてくださいました。
スタッフ
まずは建築のお仕事を選ばれたきっかけを教えてください。
木村社長
我々が高校生の頃、東京オリンピックがあったんです。いろいろな建物が建つのを見て、建築に興味を持ったのがきっかけですね。また、父のところによく大工さんが来ていたので、その仕事ぶりを見ていて影響を受けたのもあります。
スタッフ
前回の東京オリンピックをご経験されたのですね。特に心に残っている建物はありますか?
木村社長
感銘を受けたのは、日本武道館と『超高層のあけぼの』という映画で見た、36階建ての霞が関ビルですね。当時は映画名の通り、超高層ビルだったんですよ。今見ると小さく見えますよね。
スタッフ
そのときから今日まで、東京の変わりゆく姿を目にしてこられたんですね。大学では建築を学ばれたんですか?
木村社長
はい。大学卒業後は病院やマンションなどの建設に携わり、その後は店舗のデザインから設計・施工までを手掛ける会社に勤めていたこともあります。30歳のときに住宅をメインにやろうと独立しましたが、はじめは新築の仕事が少なかったので、補修やリフォーム工事など、細々とした仕事をたくさん受けました。新築の仕事が入るようになった頃には施工までできるようになっていたので、今ではこうして設計から施工までを手掛ける工務店をやっています。
スタッフ
設計から施工まで一貫して担当してくださる工務店さんは心強いですね!また、木村社長は「風水建築士」の資格もお持ちだそうですね。風水はどういったきっかけで取り入れられるようになったのですか?
木村社長
風水を勉強し始めたのは5~6年前からです。私はもともと神社仏閣巡りが好きで、建築の仲間とよく一緒に行っていました。神社って、坐山(ざざん)の方角が面白いんですよ。日光東照宮なんかは真北から約7度ずらして建てられている。坐山の反対側、社殿が向いている方角は南。そのまま真っ直ぐ行くと江戸城本丸です。実は、風水では真北(しんぼく)ではなく磁北(じほく)を北として、建物の方角を決めるんです。
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坐山(ざざん)とは、建物の中心から見て後ろの面、建物の背中側の方位を指します。太陽は世の中で一番強い「陽」。神社はその陽の気が1日中入ってくる南向きに建てられていることが多いそうです。
真北・磁北とは?
真北(しんぼく)とは、地図が指す北、北極点のある方角です。一方で磁北(じほく)とは、方位磁石が指す北で、地図が指す北とは少しだけズレています。そのズレは場所や時間によって異なり、例えば札幌では真北と磁北は約9度西にズレていますが、東京では約7度西にズレています。
木村社長
なんと日本では江戸時代より昔から、風水を取り入れて建物を建てていた※ということなんですよ。
※日本で初めて風水に興味を持ったのは聖徳太子と言われています。それ以降日本の建築物には風水が取り入れられることが多く、西暦794年に建てられた平安京は、風水的に最高の吉相といわれる地相「四神相応の地」を選んで山背国に遷都されました。
スタッフ
風水がそんなに昔から日本の建築にも取り入れられていたなんて知りませんでした。
木村社長
私も面白いと思いましてね。ある日「風水を勉強しませんか?」とメールが入っていたのを見て、何となく気になって話を聞いてみることにしたんです。するとその先生が一級建築士さんだったんですよ。
スタッフ
木村社長
そうかもしれませんね。先生のお話では「建物の向きなど、風水を気にして相談に来る方が多くいる」とのことでした。お話を聞くうちに、風水は住宅にとって重要なものだと感じたんです。
大地から湧き出る「気」の流れは、部屋の中にも存在する
東西南北の陰陽関係を太極図によって表した図です。
MEMO
古代中国では、自然界にあるものはすべて陰陽どちらかの性質を持っていると考えられてきました。さらに陰陽は「木、火、土、金、水」5種類の元素(五行)に分類され、互いに影響し合いながら循環していると考えられています。風水は、この陰陽五行説の自然哲学を用いた「
環境学」です。
木村社長
風水では、大地から湧き出る「気」を読み取って生かしています。東北からは陽の気が流れ込み、西南からは陰の気が流れ出ていく。この東北から西南への気の流れのラインを「鬼門線(きもんせん)」と呼びます。
スタッフ
鬼門というと、昔から「鬼が出入りする場所」と言われている方角ですね。
木村社長
そうですね。けれど、鬼門と裏鬼門は「陰と陽の変わり目」「季節の変わり目」で、陰陽の強い気が放たれるラインを表しているだけなんです。ですから鬼門だから怖い方位、というわけでは無いんですよ。陽の気をうまく取り入れ、陰の気は溜め込むことなく流せばいいんです。徳川家康は江戸城を中心として、鬼門の方角には寛永寺を、裏鬼門の方角には増上寺を建て、鬼門線を封じ浄めたと言われていますね。
スタッフ
寛永寺や増上寺も、鬼門線を意識して建てられているのですね。住宅にとっても方位は重要なのでしょうか?
木村社長
そうなんです。家の方位を見るときも同様で、東北が鬼門、西南が裏鬼門に当たります。さらに家の中は、気の入り口である「玄関」が向いている方角によって、吉エリア凶エリアに分けられます。
家の中に存在する気の流れを示した「きどり図」の例。上図は、家の中心(重心)から見て、玄関が東北を向いている「東北方玄関」のきどり図です。
木村社長
家の中には良い気である「生気」、財を生む気「財気」、普通の気「凡気」、乱れた気「乱気」、毎年変わる気「門気」、5つの気が流れています。室内の気の流れは、玄関が向いている8方位によってそれぞれ異なるので、しっかり図面を見て確認することが大切です。
スタッフ
家の中にはこんなに複雑に気の流れが存在するんですね。
木村社長
また、人は生まれ年によっても吉方位凶方位があるんですよ。ですから、風水を取り入れた新築・リフォームをする際は、まず玄関の方角を見て、ご家族の生まれ年を確認します。
生まれ年による8つの自気タイプの性格や吉凶方位を表した表。
MEMO
人は生まれ年によって8つの自気タイプを持っています。(自気タイプは
こちらで調べられます)自気タイプによって最大吉~最大凶まで8段階の吉凶方向があります。
木村社長
以上のような風水の法則を知って、家の間取りやインテリアに生かせば、良い気が更に良く、乱れた気は和らげることができます。
寝室は特に良い気が流れる場所につくることが大切
スタッフ
木村社長は具体的に、風水をどのように住宅に取り入れているのでしょうか?
木村社長
人間は生きるために「食べる」ことと「寝る」こと、最低2つの条件が必要です。特に人は寝ている時、無防備な状態で長時間にわたって気の流れを受けます。部屋の中に陰の気が溜まっていれば、陰の気に長時間さらされることになってしまう。だから住宅では、「寝室」を気の流れが良い場所につくることを大切にしています。
スタッフ
良い気が流れている場所といない場所とでは、やはり違いがあるのでしょうか?
木村社長
風水では、良い気が流れる場所は「陽の気を受けリラックスでき、頭脳明晰になる」と言われています。
スタッフ
なるほど。目には見えないけれど、私たちはちゃんと「気」の影響を受けているんですね。
木村社長
そうなんです。特に人は、寝ると汗と一緒に「気」が出ます。働いていて楽しいと陽の気が、喧嘩したりすると陰の気が出る。リラックスできる寝室でぐっすり眠って、良い気も悪い気もみんな出す。翌朝、玄関からは新しい気が入ってきます。新しい気をまっさらな身体に取り入れるんです。「元気」という言葉も、「気が元に戻る」と書きますよね。
スタッフ
木村社長
だから私は、住宅では特に寝室を重視します。玄関の向きやご家族の生まれ年を見て、家の中でも一番いい場所を選び、寝室を持ってくる。どうしても悪い場所にしかできないということであれば、寝るときの頭の向きや、インテリアを変える。さらに観葉植物やサボテンを適切な場所に置けば、空間の気をより良く変えることができます。
室内の気をさらに良くしてくれるアイテムの一覧。
MEMO
植物は動物と違い、水と空気を吸って生きています。さらにサボテンは水がほとんどなくても生きています。観葉植物は良い気の場所に置くと良い気をさらに良く、サボテンは乱れた気の場所に置くと陰の気を吸ってくれるそうです。
木村社長
また、新築をされるお客様だったら契約日や工事の順番、あとは引越し日も重要なので、すべて最善のものを選んでいますよ。
何年先も良い気が流れる家にするために細部までこだわる
木村社長が実際に作成された、お客様のお家のきどり図。
スタッフ
工事の順番や引越し日に関しても風水を意識されるのですね。
木村社長
工事は土地の良いエリアから始めて、右回りに仕事をしていきます。時計回りはすごくいいんですよ。神社も時計回りに参拝できるようになっていますからね。また、引越しはその年の吉方位に向かって引越すことをおすすめしています。さらに、引越したらその後何年も暮らすわけですから、年の良い方位を選び、なおかつ引越し日は吉日を選ぶことが重要です。
スタッフ
良い方位と吉日を選んで引越すことが、風水的には大切なのでしょうか?
木村社長
そうなんです。風水では奇数が陽、偶数が陰で、数字の巡りにもパターンがあります。1、3、5、7と徐々に運気が上がって9でピークを迎え、20までの数字でワンサイクルです。年の良い方位と吉日を選んで引越せば、良い運勢は1年~9年でピークを迎え、20年でワンサイクルします。
木村社長
ただ、事務所なんかを引っ越すときは「方位は良くないけれど、交通の便がいい場所」を選ぶこともあります。9年のピークを迎える前に別の場所に引越すよりも、便利な場所に構えて仕事がしやすくなるほうがいいでしょう?
お客様の吉方位や寝室のデータを書き起こしたものです。
スタッフ
あれはダメこれはダメと、ガチガチに決まっているわけではないんですね。
木村社長
そうなんです。また「新築でどうしても良い方位に引越したいけれど、今年の吉方位じゃない」という場合は、一度別の方位に引越して、その場所で寝る。そして、良い日の良い方位に新築に引っ越せばいいんです。「引越し」とは、場所を移って寝ることを言いますから、一度引越すのはアパートでもホテルでもいいんです。これを「方違え(かたたがえ)」と言います。
スタッフ
新築・風水リフォームをされたお客様は、やっぱり「変わった」とおっしゃいますか?
木村社長
そうですね。「すごく気持ちがいい」「気分がいい」という声を頂いています。あと、何より皆さん安心されるんですよ。玄関の向き、寝室の場所、インテリアはこの色がいい、ここにこんな植物を置くといい、この日に着工して、この日に引越すといいとアドバイスするとね。
スタッフ
そうですよね。風水を少し意識するだけで、より気持ち良く暮らせるのなら、ぜひアドバイスを受けたいです。
木村社長
現代では、「気持ち」を大切にする人が増えつつあるそうです。目には見えない「気」が、今後はもっと大事にされる世の中になっていくかもしれません。ご興味があればぜひ、ご相談にいらしてください。お友達と数人で話を聞いてみたいということであれば、講座なんかも開けますからね。
値段感と坪単価
坪単価:60万円~150万円
住宅なら坪単価は70万円前後が多い
株式会社K&K建築工芸さんでは、新築の木造住宅なら坪単価60万円~150万円ほどで手掛けられていて、坪単価70万円前後が多いとのことです。
なお、2020年2月には渋谷区内でお城のような住宅も手掛けられていました。豪華な住宅を依頼されたい方もぜひ、ご相談ください。
渋谷区の住宅
口コミ、評判
株式会社K&K建築工芸さんの公式ホームページでは、お客様の声も多く寄せられています。ここでは一部を抜粋してご紹介します。
見違えるほど雰囲気が明るくなり、気の流れが爽やかになりました。
社長の木村さんは、とても話しやすく、素人の意図するぼんやりとしたイメージをすぐに理解して下さり、豊富な知識で 更に良い提案をして下さるので、色々と要望を言うこちらも、楽しくなりました。
特にこちらがお願いしなくても、利用できるパーツは出来るだけ再利用し、コストを抑える提案もして下さいます。何をお願いしても迅速に対応して下さるので、安心できました。
リフォーム後は、見違えるほど雰囲気が明るくなり、気の流れが爽やかになりました。
ご提案頂いた間取りは、クローゼットを書斎にすると言う、私達には全く無い発想でしたが、良い気の場所を最大限に使った見事な間取りでした。効率的に空間を使う事で、不思議と以前より広く、快適に感じます。
また、自分に合った エリアや方位を教えて頂き、そこを仕事場に出来た事で、とても楽しく仕事が出来ています。ここは、グッと集中出来るエリアです。同じ労働時間でも、大きな差がつくので、集中して勉強したい方や、お仕事の効率を上げたい方は、自分に合ったエリアや向きを、一度確認される事をオススメします。
ビジネスとは別の“温かさ”が決め手であった様な気がします。
大手会社の話を数回聞く事でなんとなくリフォームのイメージができてきましたが、なんとなく腑に落ちずそのまま決断できずに更なる相談相手を探していました。
数年前に耐震診断をしていただいたK&K建築工芸さんが毎年送ってくれているカレンダーが偶然目に入り、同じ世田谷区内と言うこともありお話をお伺いしに訪問して木村社長にお会いしました。
結論から言うと大手リフォーム会社で腑に落ちなかった“親身になって相談に対応してくれる”、ビジネスとは別の“温かさ”が決め手であった様な気がします。
お話をしているうちに出てくる細かい疑問や質問に丁寧に対応いただき、迷った時に適切なアドバイスや提案で背中を押していただけました。また、実際の作業現場で大変お世話になった村田さん、越水さんにも途中経過や今後の対応など親身に丁寧にお話いただき、安心してお任せできた事も後から分かった大きなポイントです。
仕上がりには満足しております、と同時にこれから「家」について身近で頼りになる“良き相談相手”を見つけた事が一番の収穫であったような気がします。
また同じ工務店さんに頼もうと思ったのは今回が初めて
1つ目は、木村社長の人柄、お話をしてみて非常に気さくな方だなと感じました。竣工後の付き合いの方が長いわけですから、やはり相性は大事だと思いました。
2つ目は対応の良さです。もちろんご紹介いただいた各社ともに対応は良かったのですが、木村社長の対応のよさは、群を抜いていました。
正式に依頼するまでの概算見積りの段階だけでも、5回以上ご足労いただいたのですが、予算内に納まるよう親身になって相談に乗ってくれました。
実際の設計段階ではさらに重ねる事10回近くの打合せ、それだけなく、それにあわせて何回も何回も図面を描き直してもらいました。
見積りと図面をあわせると、背幅が8cmあるファイル1冊になり、自分でもびっくりすると同時に感謝の気持ちで一杯です。
3つ目は技術力です。デザインだけでなく設備周りのリフォームが強い点を非常に評価しました。
リフォームの場合どうしてもデザインに目が行ってしまうのですが、何十年と住むことを考えた場合は目に見えない設備周りのリフォームをどうするかが1番大事だと考えていました。後々直すと一番高く付くのが設備周りでもありますので、デザインだけではなく、両方に対応できる工務店であるという点を評価しました。
家内などは今までに3回のリフォームを経験しているのですが、また同じ工務店さんに頼もうと思ったのは今回が初めてだと言っております。
実際に住んでみて、非常に快適で満足しています。
引用:お客様の声|株式会社K&K建築工芸
株式会社K&K建築工芸のインタビューまとめ
木村社長はインタビューの中で「陰の気だから悪い、鬼門線上だから危ないということではありません。陰の気を取り除き、陽の気をうまく取り入れることで、空間の気はガラリと変えられるんですよ」とおっしゃっていました。
大切な家族と暮らす家。大地のパワーを受けながら、健康に、心地よく暮らせるお家にしたいですよね。木村社長の手にかかれば、今住んでいるお家もリフォームするだけでより良い気が流れる場所へと変えられます。
もちろん新築のご相談も随時受け付けられていますので、ご興味がある方はぜひ一度、株式会社K&K建築工芸さんを訪ねてみてください。
株式会社K&K建築工芸の詳細情報
会社名 |
株式会社K&K建築工芸 |
所在地 |
〒158-0098 東京都世田谷区上用賀3-1-1 |
代表者名 |
木村和督 |
電話番号 |
03-5797-9661 |
営業時間 |
8:30~18:00 |
公式HP |
http://kandk-kk.com/ |
対応する工事 |
設計・施工・風水リフォーム・補修など |
対応エリア |
世田谷区を中心に東京都内対応 |
その他 |
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