有限会社光風舎一級建築士事務所の会社情報・口コミ

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光や風を生かした空間づくりを大切にし、一軒一軒の家に合わせた丁寧な設計が特徴の有限会社光風舎一級建築士事務所さま。意匠設計だけでなく耐震性にも力を入れ、強力なパートナーと共に家づくりを進められています。

今回は、実際に手掛けたご自宅に伺い、家づくりにかける想いをお聞きしました。

光と風がつくる空間の豊かさ

スタッフ

本日はよろしくお願いします。まず、宮本様が建築士という仕事を選ばれた理由を教えてください。

宮本様

ものづくりや空間を形にすることに惹かれて、建築の道を選びました。建築の世界に進んでもう数十年経ちますが、やっぱり建築は面白いと感じていますね。

スタッフ

具体的には、どのようなところに面白さを感じていらっしゃるのでしょうか?

宮本様

最近、フランスの教会を見に行ったんです。有名なので混んでいると思ったのですが、朝一で行ったら私しかいなくて。その建築を独り占めするように、見て・感じることができました。

宮本様

小鳥のさえずりの響き方や、ステンドグラスから入る光の加減にハッとさせられて。写真では何度も見ていたのに、実際に体験すると全然違う。その瞬間に「空間の豊かさ」を感じたんです。

スタッフ

「空間の豊かさ」ですか?

宮本様

はい。光の入り方や風の通り方って、写真では分からないんです。時間の流れによっても表情が変わる。それが空間の豊かさなんだな……って。

宮本様

そして、空間は私が手掛けている家にも言えることだなとも思ったんです。だからこそ、建主さんに家づくりを通して、光と風による空間の豊かさをぜひ体験してほしいとも思いました。

スタッフ

なるほど。光と風。「光風舎」という社名にも込められていますね。

宮本様

そうなんです。私は家づくりにおいて「光」と「風」をとても大切にしています。どう光を取り入れるか、どう風を通すかを真剣に考えて設計させていただくんです。

スタッフ

今回お邪魔しているご自宅兼事務所も、その考えが反映されているんですよね。

宮本様

はい。都内ならではの狭小地で、隣家との距離も近い土地をどう活かすか。そこに工夫を重ねて、光と風を取り入れる自宅兼事務所を建てました。

スタッフ

まさに「光と風」を追求する宮本様の家づくりに関するこだわりが凝縮されたお家なんですね。

アイデアで広がる空間デザイン

宮本様

この自宅は建坪が9坪ほどしかないんです。しかも三方がお隣に囲まれているので、どうやって光と風を取り入れるかを工夫する必要がありました。そこで考えたのが「コの字型」の家にすることです。

スタッフ

コの字の部分が窓になっていて、光がたっぷり入っていきますね。

宮本様

はい。全体的に光は確保できたと思います。

宮本様

風通しについては、1階から3階まで吹き抜けにしてあるので、冬は暖かい空気が上にたまりがちなんです。そこで、3階から下に風を循環させる簡易装置をつけました。全館空調ではありませんが、風の巡りはすごく良くなりましたね。

スタッフ

確かに風も通って、心地よい温度ですね。他にも、狭小地ならではの工夫はありますか?

宮本様

「一つの空間に複数の役割を兼ねさせる」ことです。例えば玄関は、踏み板を少し広めにして階段の1段目と兼用させるようにしました。

宮本様

ほかにも洗面台をトイレとお風呂の間の廊下に置いて、わざわざトイレ専用の手洗いを作らなくてもいいようにしたり。そうやって限られた空間をフルに使い切る工夫をしています。

スタッフ

なるほど。小さな工夫が積み重なっているんですね。

宮本様

そうですね。他には窓の設計も大事なポイントです。都心ですと、ただ窓をつけても隣家との距離や視線が気になり、結局カーテンを閉めっぱなし……なんてことになりがちです。せっかく窓を付けたのに活用できないのではもったいないですよね。だから光の入り方と同時に、プライバシーも守れるよう考えて設計しました。

スタッフ

このご自宅では、どのような工夫をされているんですか?

宮本様

大きなポイントとしては、1階の床を少し下げていることです。そうすることで、外を歩く人との目線に高低差が生まれる。大きな窓を設けても、視線が合うのは猫くらいで、人の目は気になりません。

スタッフ

本当ですね!取材中も外からの視線を感じませんでした。

「安心」を追求するプロフェッショナル連携

宮本様

光と風を入れる設計の他にも、実は耐震性にもこだわっているんです。耐震性は皆さん気にされる部分だと思いますし、かなり気を遣っています。

スタッフ

具体的にどのような取り組みをされていますか?

宮本様

耐震については構造設計のプロに入ってもらい、初期段階から一緒に検討するようにしています。私も構造計算はできますが、意匠設計が専門です。ですから、耐震性をより担保するために、専門家に入ってもらっています。

スタッフ

専門家というのは、どのような方なのでしょうか。

宮本様

構造設計一級建築士の方です。その土地に合った基礎や杭、使う金物まで検討してくださいます。専用のソフトで計算してもらえるので、建主さんも安心できますし、私自身も心強いです。

スタッフ

なるほど。確かにそれは安心できますね。

宮本様

初期の段階から連携してくれるので、光と風を加味した意匠設計と耐震性を加味した構造計算を同時進行できるのが大きいですね。お客様の要望に合わせて「この窓を入れるなら耐震はどうする?」と相談しながら進められる。そうすることで、後から大きくプランを変える必要がなくなります。

スタッフ

構造的にも安心できて、住み心地もいい家ができる。理想的ですね。

宮本様

ありがとうございます。

家づくりは初心者で当たり前。決して気負わず、気軽にご相談を

スタッフ

最後に、これから家づくりをする方にメッセージをお願いします。

宮本様

まず自分の要望を箇条書きでも何でも良いのでまとめてみるのが良いと思います。

スタッフ

どんな形でも良いですか?

宮本様

はい。まずは思いつくままに書き出してもらうのが大事で、その作業を通して「意外と自分はこういうのが好きなんだな」「こういうことを大事にしているんだな」という発見があるんです。中には、ものすごく分厚い要望書を提出してくださった建主様もいらっしゃいましたよ。

スタッフ

それはすごいですね!

宮本様

その中に矛盾する内容があっても全く構いません。まずは書き出してもらった上で、何が本当に重要なのかを一緒に考えていければと思っています。

スタッフ

それはとても心強いですね。

宮本様

家づくりは、何から手を付けたら良いか分からない方がほとんどだと思います。でも、初めは皆さん初心者なので、気負ったり心配したりする必要は全くありません。気軽にコーヒーでも飲みながら、雑談交じりでお話を進めていきましょう。

スタッフ

宮本様のお話から、家づくりの不安が解消され、理想の暮らしへの期待が膨らむ方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。本日は本当にありがとうございました。

まとめ

光や風を生かした空間づくりや、狭小地ならではの工夫、耐震性への配慮など、有限会社光風舎さまの家づくりには細やかなこだわりが詰まっています。

女性ならではの提案に加え、介護経験をもとにした宮本さまの実体験に基づく提案は、これから新築を建てる方にとっても参考になるのではないでしょうか。

世界に一つだけの家を造りたい方は、「設計士」という肩書きに気負わず、まずは光風舎さまに相談してみてください。

有限会光風舎一級建築士事務所の詳細情報

会社名 有限会光風舎一級建築士事務所
所在地 〒142-0054
東京都品川区西中延2-4-2
代表者名 宮本恵美子
電話番号 03-6677-7370
営業時間 10:00~19:00
公式HP https://koufusha.com/
対応する工事 建物企画・設計・監理
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉 茨城・栃木・群馬(全国要相談)
その他 -

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