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住宅は人生の中でも一番の大きなお買い物です。どこまでもお客様の目線に立ち、設計はもちろん、工事の細かいところまでプロの目線で徹底的に監理してくれる建築士さんに依頼したいですよね。
ミタス一級建築士事務所の清水代表は、設計にこだわるだけでなく、徹底した監理を行うことにより、断熱性、耐久性、耐震性に優れ、家族が健康に過ごせる、本当の意味での「快適な住宅」をいくつも手掛けていらっしゃいます。
この記事では、清水代表の「快適な住宅」へのこだわりや想い、徹底した監理の仕方をご紹介します。
「快適な住宅」を設計しよう、高校2年でそう決めた
スタッフ
まずは、事務所を設立されたきっかけを教えてください。
清水代表
高校時代に将来「快適な住宅を設計しよう」と思い立って、会社勤めをしているときもその思いを持ち続けていました。いよいよ独立を決意したのは阪神淡路大震災で被害を受けた街の状況を見たときです。「これは大変だ、なんとか建築で復興をすすめていかなければ」と強く思いましたね。
スタッフ
それで2000年4月にミタス一級建築士事務所を設立されたのですね。それ以前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
清水代表
大学時代の教授に「まずは大きな建物をやりなさい」とアドバイスを受け、大学卒業後はゼネコンに入社してマンションや病院などの建設現場で現場監督を務めていました。ただ「やっぱり自分は住宅がやりたい」と思って、大手ハウスメーカーに入ったら、ゼネコン部門に配属されてしまいました。それで、確実に住宅ができるように、リフォームの住宅会社へ行くことにしました。
スタッフ
清水代表
はい。リフォーム会社で既存の家を壊してみて、家づくりの現場の問題点を目の当たりにしました。本当に良質な住宅を造るには、設計だけでなく施工までを厳しく監理しなければいけないと強く思いました。
家づくりの現場で監理の重要さを実感
工事中に自ら細かな確認を行う清水代表。
スタッフ
清水先生がリフォーム会社に勤められている頃に目の当たりにした、家づくりの現場の問題点とはどのようなことだったのでしょうか?
清水代表
既存住宅は、手抜きや間違った工事方法のオンパレードだったんです。リフォーム会社では建築士が営業から設計、見積り作成、工事の手配、監理までをやっていました。しかし驚いたことに、リフォーム会社側は設計したら図面を渡すだけで、施工に関することは全て現場の施工業者や職人さん任せが普通だったんです。要は住宅は、新築もリフォームも、職人さん任せの工事だったんですよ。
スタッフ
ゼネコンでの現場とは何もかもが違ったということでしょうか?
清水代表
ゼネコンでは、設計に沿って問題のない建物をどうやって工事していくか、各職種ごとの職人にわかるように全て施工図を作図します。建設中も現場に常駐して工事の指揮をとって検査や指導をしています。また、施工について作業員さんから質問されてもきちんと答えられるように、かなり勉強も必要でした。
スタッフ
なるほど。ゼネコンは施工に関して、全てを取り仕切っているのですね。
清水代表
その通りです。リフォーム会社では、簡易な図面作成だけで、工事のことは全て下請け業者や職人任せです。工法や造り方、工事品質はできてみないとわからない、となりがちです。正しい工事方法を知らない現場担当も多く、工事の管理はできていません。
スタッフ
建物の工事に関して、施工を指導する立場がゼネコンとは違ったということですね。
清水代表
ゼネコンから住宅リフォーム会社に入って、「木造って、こんないい加減な工事で良いのか」と衝撃を受けました。
スタッフ
清水先生はそこにどのような問題があると感じられたのでしょうか?
清水代表
新築やリフォームの現場では、工事中もしっかりチェックして確認しないと、間違った工事方法をしていたり、設計通りしていない、またはできないということが起こっています。職人さんを指導する立場にいないと、問題があっても「手直ししてください」と言えないんです。設計が良くてもこの点が大きな問題です。
工事中には職人さんたちとの打ち合わせも欠かさない。
清水代表
工事会社が手直しをするということは費用が発生します。そうすると会社の利益が減ります。上司も会社も成績が悪くなるので、嫌がるわけです。費用が発生する手直しは、まず避けてしまいます。
スタッフ
「売上」や「評価」が重視される、大きな会社であるほど直面する問題かもしれませんね。
清水代表
そこで2年目からは一切上には頼らず、設計図面に事細かく指示を書き込んで、かかる費用も全部チェックして、段取りまで全て考えて采配するようにしました。平日の昼間は現場が動いているので、1日に何度も顔を出して施工の状況を細かくチェックしました。
スタッフ
清水代表
そうでないと、お客様にいいものは届けられないと思いましたからね。徹底してやっていました。工事に問題があったときは、こちらの設計ミスであればやり直しにかかる費用は全てこちらが持ち、職人さん側のミスであれば「そちらが責任を持ってやり直してください」とハッキリお願いしました。
スタッフ
昼間は現場の監理で手一杯ですよね。その他の業務は全て夜間にやっていたのですか?
清水代表
そうですね。私は、ほぼ年中無休でした。平日に休みがありましたが、平日は現場が動いてますからね。怖くて休めませんでした。今でもそうですよ。
スタッフ
清水代表
私には元からサラリーマン的な考えはありませんでした。「快適な高品質の住宅を造ろう」という意識しかなかったんです。このころ、本当にお客様に品質の良い住宅を届けようと思ったら、会社のトップにならなければできないのだと確信しました。
施工は別会社に頼むこだわり
スタッフ
そこまでお客様のことを考えられる清水先生なら、設計・監理だけを行う建築士事務所でなく、施工までを一貫して手掛ける会社にしようとは考えられなかったのですか?
清水代表
設計と工事の両方をすると、良い住宅を創り上げることと会社の利益をあげることとに、どうしても矛盾が起きます。現場では、必ず問題が起こっていますから。はじめは理念に燃えていても、組織のために利益を求めていってしまうのが人です。設計と工事を完全に切り離して厳しく追求しないと、私の求める本当に快適な住宅は実現しないと考えました。
スタッフ
清水代表
そうですね。日本では設計・施工が一緒になっているのが一般的ですが、欧米では分離が当たり前なんです。どんなに設計が素晴らしくても、施工に少しでも手抜きや問題があれば、「快適な住宅」は実現できませんからね。例えば、断熱材の入れ方がほんの少し悪いだけで、断熱性能が半減したり、結露が起こったりして問題が生じていることもあります。誰も気付きませんが。
「今思えば、私も職人だったんです」と語る清水代表。専門的な工事の施工方法についても習得し、問題点はきちんと指摘できるようにされているそうです。
スタッフ
なるほど。設計で想定していた性能を持つ家にするためにも、工事は別の会社に受け持ってもらい、設計と監理を厳しく行うことを重視されたのですね。清水先生は今も現場をよく見に行かれるのですか?
清水代表
もちろんです。断熱材が足りていないとか、防水処理の方法が悪いとかそういうところは、作業が進むと見えなくなってしまいますからね。現場が動いている限りは毎日のように訪ねたり、スタッフに現場の写真を何百枚も撮ってもらったりして、逐一チェックしています。
こだわりの住宅は夏涼しく冬暖かいとの声が
スタッフ
ここまで徹底した監理を行ってもらえるとなると、お客様も喜ばれますよね。
清水代表
喜んでもらっています。完成後に工事中の写真などを見せると、その多さにびっくりされますよ。最近スタッフと驚いているのが、マンションから戸建てに移られたお客様から「マンションよりも暖かい」と伺うことです。
スタッフ
マンションよりもですか!一般的にマンションは戸建てより暖かいと言いますよね。ちなみに、どんな構造のお家なのでしょうか?
清水代表
それが、木造の戸建てなんですよ。私も、戸建てはどんなに頑張ってもマンションの断熱性能には敵わないと考えていました。ただ、もっと驚くのが、最近は「夏もマンションより涼しい」と言われ始めていることです。
スタッフ
最近の猛暑を凌ぐなんて相当なことだと思います。どのような工夫をされているのですか?
清水代表
断熱の徹底だけではダメで、遮熱、風通しを設計でも何重にも考えます。例えば、南側に大きな窓を造った場合は、外部にルーバー庇をつけ、窓ガラスにもかなり遮熱性、断熱性の強いガラスを使い、内側に遮熱スクリーンを天井に隠して付けます。外側にもさらに遮熱スクリーンをダブルで設置することもあります。
スタッフ
清水代表
あとは南北の風をどのように流すかを考えますね。風は高いところから低いところへも流れます。ですから、風の流れを考えて、建物の窓に高低差をつけ、高いところの窓をいつも開けやすいように電動にするなど、風を通しやすいように工夫しています。
スタッフ
設計での工夫と、徹底した施工の監理で「快適な住宅」を実現されているのですね。
「耐久性」や「耐震性」も備えていなければ「快適な住宅」とは言えない
スタッフ
清水先生は海外へ視察にも行かれると伺いました。海外の建築にも「快適な住宅」に必要な要素があるのでしょうか?
清水代表
日本では最近、断熱性や気密性を高めた住宅が増えています。しかし、気密性などを高めると今度は躯体が「結露」しないかどうかを考えなければなりません。でも、そこまで考えて家を建てているところはほとんどないのが現状です。カナダなどの北国では、結露に関して非常に厳しいので、設計もチェックも日本では考えられない厳しさで、結露しないように建てられているんですよ。
スタッフ
清水代表
そうなんです。「快適な住宅」には、断熱性や耐震性だけでなく、耐久性も必要ですからね。建物の内部で結露が発生してしまえば、躯体がカビだらけになって傷んでしまう。それでは耐久性がある家とは言えません。
耐震性についても研究熱心な清水代表。震災で被害を受けた建物のどんな構造に問題があったのか知るため、中越地震や東日本大震災の現地も視察されています。写真は、横浜市の依頼で講演をされたときのもの。
清水代表
また、イタリアでは建てられてから何百年と経っている石づくりの家をいくつも見ました。「イタリアの住宅のように耐久性があって、断熱性、耐震性も備えている住宅が造れないか?」と考えていたとき、イメージにぴったりの家を造っておられる方から声を掛けていただきました。基本構造は鉄筋コンクリート造と同じですが、外断熱で、外壁は総タイル貼りの「300年住宅」を逗子に建てることができたんです。
スタッフ
清水代表
石の塊であるコンクリートの外から断熱しますので、断熱性能は抜群です。それに加えて耐震性、耐久性もある。ただ、建築費は高いんです。見た目も、特殊な型枠コンクリートブロックを使うので好き嫌いがあるかもしれません。海外のお城の石積みのような壁なんですよ。
スタッフ
それでも300年住める家であれば、子や孫の代まで暮らせますね。日本では夢のようです。
清水代表
抜群の耐震性、断熱性、耐久性だけでなく、木造では難しい水害や台風にも強いメリットがあるんですよ。ご興味のある場合は、詳しく説明しますので、ご相談ください。
要望を叶えられる依頼先か見極めることが大切
ミタス一級建築士事務所では、1年点検・10年点検も清水代表自らお客様のもとを訪ねられるそうです。
スタッフ
これからお家を建てる方に向けてのアドバイスはありますか?
清水代表
本当に快適な住宅を造ろうと思ったら、設計と同じくらい工事の監理をしっかりとやってもらうことが大切です。設計も監理も良くないとダメです。建築トラブルの相談をいくつも受けていると、依頼先と期待しているところが合っていないパターンが非常に多いです。
スタッフ
清水代表
そう、お客様は注文住宅だと思っていたけれど、実は建売のフリープランだったり、建築条件付きだったりするんです。頼まれた側にしてみれば、それはもう「建売」なんですよ。
スタッフ
注文住宅だと思っていたのに、実際はかなり制限がある中での家づくりになってしまうんですね。
清水代表
そうなんです。ですから、まず自分の望むことは何なのか、依頼する相手がそれをきちんと理解して、実現してくれているか、よく見極めてから頼むところを決めなければなりません。
リフォーム完成後のお家でお客様が開いてくれたお祝いパーティ。職人さんスタッフさんと。
スタッフ
僕はできることなら清水先生に家を建ててもらいたいです!
清水代表
ありがとうございます。ミタス一級建築士事務所は今年で設立20周年を迎えました。設立するとき30年は続けるつもりでしたので、あと10年は全力で仕事をしようと考えています。私は毎日、休みなく仕事をしていますので、いつでもお待ちしていますよ。
口コミ、評判
ミタス一級建築士事務所さんには数多くのお客様の声が寄せられています。公式ホームページにはもちろん、他サイトで清水代表のお仕事ぶりを紹介されている方もいらっしゃいました。
皆様のエピソードは全て、家づくりの経緯が長文で綴られており、清水代表とお客様、そしてスタッフの方々が、いかに考え抜かれ、心を尽くして一棟のお家を建てられたのかが伝わってきます。
ここでは、そんなお客様の声をほんの一部ですが抜粋してご紹介します。
安心してお任せできると強く思えました。
清水さんの事務所を訪ねたのは、今から約2年前で、何人かの設計士さんに相談に行きましたが、安心してお任せできると1番強く思えたのは清水さんでした。
理由は強くて住みやすい家を作りたいというスタンスがわかりやすかったことや断熱性が高い家の良さを分かりやすく説明してくれたことなどが大きな理由です。
設計に関して話し合いがすすんでも、その人柄や話を聞いてくださる姿勢などに安心ができ、なんでも話しやすく丁寧に受け答えしてくれた事も理由の一つでした。
そしてやはり、なんと言ってもわたしたち夫婦間での希望のズレを清水さんが、一つ一つ上手く調整してくれた部分が、今の住みやすい家につながっているとも思います。
丁寧に心を込めて作っていただいた家をこれからも大切に使わせていただきます。
清水先生には、設計から施工監理すべてをお願いしました。現在、築5年目に入りますが、私たちの期待以上であり大変満足しています。
清水先生は、温厚で忍耐強い人柄であり、設計の際に私どものわがままを我慢強く聞いていただきました。
十二分な耐震構造と素敵なデザインで満足のいく設計をしていただきました。
施工監理にも力を入れておられ、建築中も頻繁に現場に来ていただき、現場で職人さんたちに的確な指示と指摘をされておられました。
おかげで、現在も住宅の状態は、新築当時とほとんど変わらず満足しています。
清水先生と共に取り組んだ家づくり、本当に楽しみました。
清水先生の設計・施工監理のおかげで大変満足する我が家を手に入れることができ、完成・入居から5年8か月が経ちますが、何ら不満もなく、毎日快適な生活を送っております。
清水先生と共に住宅建設 を行った約1年6カ月を振り返ってみると、清水先生のポリシーというか立ち位置が、合理的なコストで良質かつセンスの良い住宅建築をサポートするということであり、常に我々施主の最大限の利益のために、素人である我々と建築会社との間で必要に応じ、「助言」、「提案」、「指導」、等を行う アドバイザーの役割を演じられたというところにあると感じました。
したがって、上述のような満足感を得るのは当然と言えば当然なのかもしれませんが、世の中、清水先生のようなプロフェッショナルな方ばかりではないというのも、一方で現実ですので、清水先生との出会いは、大変、幸運なこと であったと思っています。
気に入っている点をあげるときりがないほど、細部にわたって非常に満足しております。
今回、清水先生には前からおうかがいはしていたものの、予想を上回るペースで、こちらが先生の採算が気になるほど、本当に何度も現場に足を運んでいただきました。
実際に、不備な点やよりよくするための工事のやり直しが何回もあったようです。先生のブログでそれらが紹介されることがありましたが、特に、基礎の部分や断熱材や防水紙など家の基本とも言うべきところで徹底した「監理」をしていただいたことが今の満足感、安心感に繋がっています。
あくまでも施主の立場で施工者に対しプロとして監理の目を行き届かせていただけることが何ものにも代えがたい大きなメリットとなりました。
素晴らしい家を建てることができました。
清水先生は、日本の住宅を高品質で長寿命化させるという使命をお持ちになって日々活躍されてて、震災があればすぐに現場に駆けつけ、なぜ家が倒壊したのかを実際の目で見に行ったり、海外の住宅・建築の視察に行かれたり、とても研究熱心な方です。そんな先生の考えに共感し、お願いすることにしました。
清水先生は、金銭的に厳しいわりに、要望が多い私たちに、嫌な顔せず、理解と協力してくださって、おかげさまで素晴らしい家を建てることができました。
引用:お客様の声|ミタス一級建築士事務所
引用:ハウスメーカー?建築士??|DIYと施主支給で自然素材たっぷりの快適家づくり
ミタス一級建築士事務所のインタビューまとめ
ミタス一級建築士事務所さんでは、細部まで「快適さ」にこだわった設計と、徹底した工事の監理により、お客様一人一人が快適に過ごせるお家づくりをされています。
どこまでもお客様の立場に立ち、職人さんはもちろん、お客様に対しても、建築のプロフェッショナルとして指摘すべき点は指摘し、良質な住宅を造り上げるために全力を尽くしてくださる建築士さんは本当に貴重です。
お家の新築やリフォームをお考えでしたらぜひ一度、ミタス一級建築士事務所さんを訪ねてみてください。
ミタス一級建築士事務所の詳細情報
会社名 |
ミタス一級建築士事務所 |
所在地 |
〒227-0062 神奈川県横浜市青葉区青葉台1-15-22 綾匠ビル3階 |
代表者名 |
清水煬二 |
電話番号 |
045-989-2661 |
営業時間 |
9:00~17:00(日・祝は事前予約で対応) |
公式HP |
https://www.mitasu.com/ |
対応する工事 |
住宅設計監理、住宅リフォーム、住宅検査、耐震診断 |
対応エリア |
【新築案件】東京・神奈川・千葉・埼玉 【リフォーム案件】神奈川、東京(要相談) |
その他 |
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