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あなたが理想とする住まいづくりは、あなたが胸に秘めている想いや夢を、建築家さんに相談するところからスタートします。
想いや夢を口にするのは、決して恥ずかしいことではありません。本音を語ると打ち合わせが楽しくなりますし、心から満足できるお家ができ上がります。
千葉県柏市に事務所があるMiu建築工房(みうけんちくこうぼう)さんは、お客様の想いや夢をしっかりヒアリングしたうえでお家を建てている一級建築士事務所です。
女性建築家さんならではのキメ細かい気配りがあり、お客様と一緒に理想の住まいをつくっていらっしゃいます。
今回は代表を務める鈴木さんにインタビューして、Miu建築工房さんがどのように理想の住まいをつくっているのか、うかがってみました。
お客様の想いに寄り添ってこそ理想の住まいができる
スタッフ
鈴木さんは、どのような思いをもってお家の設計に取り組んでいらっしゃいますか?
鈴木さん
いくつかありますが、クライアントの想いに寄り添い、夢を形にしたいという気持ちが一番強いですね。
スタッフ
その思いは、建築士を目指すと決めたころからお持ちだったのでしょうか?
鈴木さん
いえ、建築士を目指そうと決めたときは学生でしたので、さすがにまだクライアントのことまでは具体的には意識できていませんでした。
スタッフ
では、何がきっかけでクライアントのことを強く意識するようになったのでしょうか?
鈴木さん
きっかけは、ある大学の研究棟を設計した経験です。
勤めていた設計事務所の上司にお力添えをいただきながら、構想からプランまですべて私が考えることになったんです。
スタッフ
一大プロジェクトを任されたのですね。
ただ研究棟と聞くと、無機質な建物をイメージしてしまいます。
鈴木さん
たしかに研究棟といえば、集中できるように壁で囲まれただけの空間になっているのが普通ですよね。でも、私にはそれが最善だとは思えなかったんです。
学生さんがどんな環境なら質の高い研究ができるのか、また生き生きとした学生ライフを送れるのか、私なりに見つけ出したいと思いました。
スタッフ
常識にとらわずに、学生さんにとって最高の研究棟をつくりたいと思ったわけですね。
鈴木さん
そうなんです。そこで「優れた研究成果は、チームや隣の研究室、他者と交流するなかで生まれるもの」といった事実を切り口にして考えてみました。
すると、それぞれの研究室を完全に壁で仕切らず、施設の透明性を高めるべきなのでは、と思い至ったんです。
周りの気配を感じ取れる環境なら、学生さんが互いに交流しやすくなり、先生方に対して質問したいときに質問できるのでは、と思いました。
スタッフ
風通しのよい研究室にして、学生さんや先生方の連帯感を生みだしたのですね。
鈴木さん
作成したプランを提案したところ、大学の先生方や職員の方々から「今までの頼んできた事務所さんとは違う発想で面白そう。いいですね、楽しみです」とおっしゃっていただきました。
そのまま計画を進めて研究棟が完成したら、大学の方々がすごく喜んでくれたんです。学長さんからは感謝状までいただきました。
さらに、学生さんの誰もが新しい研究棟に入りたがっていると聞いて、本当に嬉しかったんです。
スタッフ
大学にとって、新しいシンボルとなる研究棟ができたのですね。
クライアントのことを真剣に考えて建てたからこそ、クライアントの喜ぶ建物になったんだと思います。
鈴木さん
私もそう思います。研究棟のお仕事は、人に喜ばれる建築を世の中に増やしていきたいと思うきっかけとなりました。
今もこれから先もずっと、本気で建築のお仕事に取り組んでいきたいと思っています。
お客様の想いに共感しながら夢を形づくる
スタッフ
鈴木さんがお家をつくるときに気を付けていることは何ですか?
鈴木さん
お客様がもっているこだわりを、徹底的にヒアリングすることです。
お客様の想いが分からなければ、どんなに頑張ってもお客様が望むお家は建てられませんからね。
スタッフ
鈴木さんがヒアリングするとき、お客様が自分の希望をはっきりと伝えられない場合も多いと思います。
お客様が漠然としたイメージしか持っていない場合、どのようにお客様の想いを引き出していくのでしょうか?
鈴木さん
あくまで私の場合は、ですが、お客様に共感しながら会話を進めていきます。自分に共感してくれる人には、進んでいろいろ話したくなりませんか?
ですから、共感しながら会話を続けていているうちに、お客様が少しずつ想いを打ち明けてくださるんですよ。
スタッフ
共感がポイントなのですね。
具体的には、どのように会話を進めるのですか?
鈴木さん
子どもとの会話を思い浮かべていただくと、分かりやすいと思います。
たとえば、子どもから学校での出来事を聞いたとき「そうだったの。よかったね」と返すだけでは、会話が終わってしまいますよね?
ですが、「そうだったんだ。そのとき、あなたはどう思ったの?」と疑問を投げかけると、子どもは「ぼくはこう思ったんだ」と自分の価値観や考えを話してくれるんです。
スタッフ
なるほど。お母さんからそのように問いかけられたら、子どもも何か話したいと思いますよね。まだ気付いていない、自分の本当の気持ちについて考えてくれると思います。
鈴木さん
会話のキャッチボールは、相手が子どもでも大人でも、もちろんお客様であっても変わりません。
お客様のお話に共感しながら耳を傾け、疑問に思ったことを素直に問いかけると、お客様は心の奥にある想いを話してくださるんです。
スタッフ
自分の話に共感してもらえるという安心感が大切なのですね。
鈴木さん
はい。ただ、建築の専門家としての視点も忘れないようにしています。想いを受け止めつつも、こちらの見解は根拠を示しながら伝えていきます。
スタッフ
ところで、鈴木さんがヒアリングに力を入れているのは、どうしてですか?
鈴木さん
せっかくご縁があったお客様に、後悔していただきたくないからです。
一度お家を建て始めてしまったら、もう後には引き返せません。ですが、紙に線を引いているうちは、いくらでも描き直せます。
ですから、お客様が望んでいるお家をつくるためにも、必ずヒアリングでお客様の想いに触れておきたいんです。
スタッフ
何千万円とお金をかけるお家だからこそ、お客様に後悔させるわけにはいかないのですね。
鈴木さん
ライフスタイルは多様化しています。ですから、お客様が望む生活スタイルや将来に合わせて、プランを提案したいと思っています。
お客様の想いをもとにお客様の夢を実現できたら、私としても嬉しいですね。
女性ならではの気配りでママの想いも大切にする
オープンハウスでお客様に説明する鈴木さん。
家の中心に中庭があることで、各部屋に光と風が行き渡ります。
自然と四季を感じられる設計も、Miu建築工房さんの特長の一つです。
スタッフ
鈴木さん
女性の視点で、家事や育児に配慮した設計ができることですね。
私自身も在宅で仕事をしながら子どもの幼稚園の送り迎えしたり、帰ってきてから子どもを遊ばせたりした経験があります。この経験を活かせるのは、やはり強みだと思います。
スタッフ
子育てや家事の苦労は、実際にやってこられた方にしか分からないでしょうからね。
鈴木さん
そうかもしれませんね。ただ、私は独立したばかりのころは、女性建築家であることを前面に出していませんでした。
何となく、家事や育児の片手間で仕事をやってそう、と思われないか心配だったからです。
スタッフ
女性建築家であることが、マイナスのイメージになりかねないと思ったのですね。
鈴木さん
はい。でも、いざ仕事を始めてみたら心配のしすぎでしたね。
むしろ、お客様からは女性の方だったので打ち合わせを楽しめた、いっぱい話を聞いてもらえた、いいものができあがったという感想を多くいただきました。
スタッフ
男性の建築家さんより女性の建築家さんの方が、お客様は話しやすいのでしょうか?
鈴木さん
そうですね。特に、奥様は女性を相手にした方が話しやすいのではないでしょうか。
打ち合わせの場では、あまり話さない奥様が珍しくありません。ですが、私があとで奥様と直接お話ししてみると、ご主人がいる場では話せなかった本音をいろいろと打ち明けていただけるんです。
スタッフ
男性が中心となってしゃべっている場では、奥様は話しづらいのですね。
鈴木さん
そうなんです。私も結婚・出産・子育てを経験して、ますますママの気持ちが分かるようになりました。
だから、そんな奥様の気持ちをくみ取って、忙しい日常のなかでも一息つける空間をつくってあげたいですね。
暮らしのなかでママの笑顔が増えれば、そのぶん家庭が明るくなると思うんです。
鈴木さんが設計された、十余二(とよふた)の平屋。
クライアントの理想を叶え、今も将来も楽しんで暮らせるお家になりました。
スタッフ
最後に、これからお家を建てようとしていらっしゃる方にアドバイスをお願いします。
鈴木さん
日本では最初に住宅展示場へ行くのが当たり前になってしまっていますが、設計事務所に設計してもらうという選択肢があることを知ってほしいです。
設計事務所に対して気軽に頼れないといったイメージを持たれている方がとても多いのですが、世間相場の家を普通に建てていますので。
鈴木さん
費用についても、建築設計事務所を頼っていただくと安く抑えられる可能性が十分にあります。
そして何より、私はお客様の想いに寄り添い、夢を形にすることにやりがいを持っています。お客様のお話に耳を傾け、理想のお家をつくるお手伝いができたら嬉しいので、ぜひ頼っていただきたいです。
スタッフ
鈴木さんのお客様に対する優しさと、建築に対する誇りが感じられますね。
本日はお忙しいなか、ありがとうございました。
Miu建築工房のインタビューまとめ
お客様と鈴木さんとの関係は、新築ができ上がったあとも続きます。
鈴木さんは、お家を使いこなして暮らしを楽しんでいますよ、とお客様から聞くと嬉しくなるそうです。
新築が完成したあとも、お客様に喜んでいただけるお家をつくりたい。
そんな想いが、鈴木さんが建築に取り組むモチベーションになっています。
お家づくりは、新しい生活の第一歩です。
Miu建築工房さんなら、お客様のご家族がずっと笑顔で暮らせるお家をつくれます。
Miu建築工房の詳細情報
会社名 |
Miu建築工房 |
所在地 |
〒277-8520 千葉県柏市若柴178-4 柏の葉キャンパス148街区2 KOIL 6F |
代表者名 |
鈴木道子 |
電話番号 |
080-8743-2243 |
営業時間 |
9:00~17:00 ※土日祝はお休み |
公式HP |
https://miu-archi.com/ |
対応する工事 |
建物企画・設計・監理 |
対応エリア |
千葉県を中心に東京都、埼玉県、茨城県 |
その他 |
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