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新築の購入は、一生に一度の高額なお買い物です。
しかしながら、長年住んでいくマイホームの設計にこだわりがなく、パッケージ化された構造のお家を購入される方は意外にも多いのです。
そんな中、注文住宅を取り扱う桃山建設さんは、「長年暮らすお家を簡単に決めてしまうのはもったいない」と話します。
桃山建設さんは、年が経つにつれ味わい深くなる「経年美」を大切にされた家造りを実現する工務店さんです。
また、戦後から営む老舗で元材木屋というルーツを活かし、建物の材料の選定には徹底的にこだわり「継続的にメンテナンスが出来る家」を設計しています。
本記事では、そんな桃山建設さんの川岸専務のインタビューをもとに、65年以上地域から愛された歴史や、材料選びのこだわりをご紹介します。
創業65年の老舗。桃山建設さんのルーツとは
スタッフ
川岸専務
創業は昭和29年(1954年)です。創業者は私の祖父で、現在の2代目が私の父です。
祖父は戦前から材木屋を営んでおり、それが桃山建設のルーツとなっています。
スタッフ
非常に長い歴史があるのですね。材木屋から工務店にシフトチェンジされたきっかけはなんですか?
川岸専務
戦争で焼け野原になってしまった町の再建がきっかけです。
戦後はとにかく家が無かったので、雨風が凌げる家を沢山造っていたんです。
材木屋なので、木材を仕入れるルートがありましたし、幸いにも周りに知り合いの大工さんが居たので、「売る」から「造る」にシフトしました。
戦後から一段落したあたりで本格的に住宅事業へ参入したのが、昭和29年だったんです。
スタッフ
戦後の復興からずっと建築に携わっているのですね。創業当初から注文住宅のシステムを確立していたのですか?
川岸専務
そうですね。創業当時からずっと設計施工をしています。どこかの下請けの施工だけじゃなくて、今の注文住宅の体制でやってきました。
「品番のある部材は使わない」経年美にこだわる強い想い
スタッフ
家造りにおいて、大切にしている想いやこだわりはありますか?
川岸専務
「きちんとした家を造る」というモットーを大切にしています。
私達の目指す「きちんとした家」は「人の手で造って、なおかつ持続的にメンテナンスが出来る家」です。
スタッフ
素晴らしいモットーですね。
持続的にメンテナンスが出来る家とは、どんな家ですか?
川岸専務
部材の廃番が起こらないようにしています。なので、部材は品番のあるものを使うのではなく、必ず自社で仕入れて加工したものを使用しています。
品番・廃番とは
商品を生産する際に付けられる、管理上の製品番号を「品番」と言います。
廃番は、商品の生産や取り扱いが中止になって、製品番号がなくなることです。
スタッフ
部材が廃番になってしまうと、何が良くないのですか?
川岸専務
部材が廃番になってしまうと、家が損傷した時などに部分的な補修が出来ないんです。
例えば、外壁をメーカーのパネルで造るお家では、台風が起きて外壁が損傷した場合、パネルは新しいものに交換されます。
ですが、そのパネルが廃番になっていた場合は、以前と全く別のパネルと交換することになります。
川岸専務
でも、自社で施工した部材なら、材料がある限り何度でも補修が出来ます。なので、品番のある部材を使わないことで、交換に頼らずに持続的なメンテナンスが可能になるんです。
スタッフ
そうなんですね。ところで、なぜ持続的なメンテナンスにこだわるのですか?
川岸専務
家というのは、20年30年40年と住み続けることで味が増して価値が出る「経年美」を楽しめることが大切なんです。
持続的にメンテナンスが出来ると、建物に何か問題が起きても部分的な補修で済むので、経年美を楽しめるんです。
例えば、白っぽい木材を使用したお家は、時が経つにつれて飴色に変化し味わい深くなります。
逆に時間が経つにつれて建物にガタが来たり、古びてきたりするお家は、一生モノの住宅としては不十分ですよね。
スタッフ
20年30年後に味が出てくるというのは、なかなか既製品では味わえないものなんですね。
川岸専務
そうですね。家が劣化してきたら「交換しよう」「建て直そう」じゃなくて「修理しよう」が出来る家造りを目指しています。
木と鉄を融合させた、自慢の自社設計
スタッフ
川岸専務
木と鉄の異素材を組み合わせた設計を多く手掛けています。
木材は自社で仕入れて加工していますし、鉄に関しては会社の1階が施工所になっているので、どちらの素材も品質は保証済みです。
スタッフ
川岸専務
木材の良さは、見た目や肌触り、匂いなどですね。
とはいえ、見た目の良さだけにこだわるのは違います。よく、フローリングや枠などで木目の印刷をしたシートを使用しているお家があるんです。
視覚的には良いかもしれませんが、本物の木材でないと先程言った「経年美」は感じられません。
木は、持続可能であることがメリットなので、本物であることが前提ですね。年が経つにつれ馴染んで色が変わるとこまで味になりますよ。
川岸専務
そして鉄は、補強的な効果が強いですね。
鉄で耐久力を上げられると、要所をシャープに見せることが出来るんですよ。
木材の良さを活かしつつ、無骨に見えてしまうところは鉄を用いて先鋭的に魅せられるのが、異素材を組み合わせるメリットです。
「こだわりの無い人こそ来てほしい」プロの知見から理想のお家を提案
横浜にあるショールーム
スタッフ
どんなお客様が、桃山建設さんで新築を建てるのに向いていると思いますか?
川岸専務
「手が込んでいる手造りの家を設計したい、デザインしたい」などのこだわりをお持ちの方はもちろんですが、逆に住宅へのこだわりが見つからない方にこそ来て頂きたいと思います。プロの目線から、色々とアドバイスさせて頂きたいです!
スタッフ
川岸専務
住宅へのこだわりが見つからない場合、ハウスメーカーなどのパッケージ化されたお家を見てぱぱっと決めてしまう方が多いんですよ。
でも新築を建てる場合、パッケージ化されたお家でも1000万円、2000万円ってかかるのに、そんな決め方はもったいなくないですか?
スタッフ
確かに、大きなお買い物ですからね。それに、こだわりが見つからないのは住宅を建てた経験が無いから、というだけかもしれませんよね。
川岸専務
そうですね。設計や住宅に対するイメージが出来ていない人にこそ、ちゃんとヒアリングをして、私達の経験や知識から設計のご提案をさせて頂きたいです。
スタッフ
では最後に、新築を建てたいと思っている方にメッセージをお願いします。
川岸専務
私達は、人の手で造るプロセスにこだわり、住まわれる方の長年の生活が楽しくなる家を実現する、地域密着の工務店です。
設計や部材にこだわった手造りの家を建てるなら、ぜひ桃山建設にご相談ください。
まだ設計のイメージをお持ちでない方も、一緒に住宅のこだわりを見つけて、理想の家を建てていきましょう!
値段感と坪単価
坪単価:80万円~90万円
注文住宅のため費用はまちまち
注文住宅なので、お客様のご要望や設計によって費用は異なります。
住宅のみの平均額としては1坪あたり80~90万円が相場だそうです。
桃山建設株式会社のインタビューまとめ
家は建てたら終わりではなく、長い年月を楽しく安全に暮らせる場所にしていく事が重要です。
その意味で、部材の選定や建物の経年美にこだわる桃山建設さんは、建て主さんにとって貴重な工務店さんです。
川岸専務は、「こだわりが見つからない人には、家のこだわりを提案して一緒に良い家を造りたい」と話していました。
住宅のこだわりや設計のイメージを持っていない人こそ、戦後から住宅に関わっている歴史と実績豊富な建築のプロにご相談してみてはいかがでしょうか。
桃山建設株式会社の詳細情報
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