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決めたことを一途にやり通すことは簡単なようで、強い意志がなければできないことだと思います。
こだわり抜いた美しい住宅を、意志を持って作り上げる長井義紀建築設計事務所が千葉県にあります。代表の長井さんにお話を伺ってきました。
中学生の時に憧れたかっこいい仕事は建築士
スタッフ
長井さん
スタッフ
長井さん
高校生のときに現場でアルバイトさせてもらったのですが、父親の仕事ぶりを見て、自分には大工は無理だなと思いました。ただ、子供の頃から漠然と建築関係の仕事に就きたいというのはありましたから、なるなら建築士がいいなと思っていました。でも中学、高校時代はサッカー一筋でしたけどね。
スタッフ
長井さん
一つの事に一生懸命になるとそれだけになっちゃうんです。
スタッフ
長井さん
まったく遊ばなかったというわけではありませんが、大学は勉強するところだと思っていたので勉強しましたよ。遊んでいるだけの人を見ると、「何しに大学に来ているんだ」って思っていました。ちょっと尖っていたかもしれないですね。
設計を続けるための独立
スタッフ
大学卒業後はどういったところにお勤めになったのですか?
長井さん
建築家のアトリエ事務所です。はじめからアトリエか設計事務所が希望だったので、課題作品を持って売り込みに回りました。
スタッフ
長井さん
スタッフは僕を含めて2人、そして代表の3人のこぢんまりしたアトリエでした。学校の勉強とは違う、実務的なことをおしえてくれて、実際に仕事ができるように育ててくれました。僕の建築に対する考え方のルーツを形成した場所でもあります。
スタッフ
長井さん
そうですね。毎日図面を描いて、現場に行っての繰り返しでした。ある日、いきなり担当を任されて打ち合わせに連れて行かれたのですが、大学出たての僕にはわからないことだらけでした。最初の2年間はそんな感じでした。
スタッフ
そんなに大変だったのに続けられた理由は何だったと思いますか?
長井さん
自分の描いた図面の通りに建築ができあがっていくのが新鮮でした。竣工したときには、それまでの苦労が喜びに変わって、すごく大きな達成感でした。それがあったからでしょうね。
スタッフ
アトリエ事務所には何年くらいお勤めなさったんですか?
長井さん
11年いました。その後、別の設計事務所に移りました。
スタッフ
長井さん
50人程の設計事務所で、オフィスビルとか病院、宿泊施設、音楽ホールなどの設計をしているところです。入社してすぐにプロジェクトマネージャーになったのですが、設計の規模が大きくなったぶん、プランニングして要望に応えていくことにプレッシャーを感じるときもありました。
スタッフ
お勤めする事務所で毎回最初から重たい仕事をまかされるんですね。
長井さん
そうですね。なぜか、そうなってしまうのですが、でも以前のアトリエ事務所の経験があったから対応できたのだと思います。
スタッフ
長井さん
集合住宅でした。決まった間取りはつまらないと思ったので、いろいろ提案しました。
スタッフ
長井さん
スタッフ
長井さん
ある程度の年齢になると、設計に携わる密度が薄くなってしまいます。もっと設計をしたいのに、できない。だから独立しました。
住む人が自分の普通を知ると、わくわくする家ができる
スタッフ
長井さん
住宅がメインです。独立後に初めて建てたのもRC構造の中庭付きの住宅でした。
スタッフ
長井さん
屋内の壁のほとんどがガラスです。普通はこういう提案をしてもびっくりして引かれてしまうことが多いのですが、懐の深いお客様で、僕の提案を受け入れてくれました。今でも愛着を持って住んでいただいています。
スタッフ
長井さん
画一的なプランでは、住んでいて楽しくないと思うんです。でも僕にとってよいと思うものがお客様にとってよいとは限らないので、お客様の要望をしっかり受け入れながら、よりよい方向へ向かうように考えます。
スタッフ
長井さんにとって建築でこだわっている点があったら教えてください。
長井さん
断熱とか耐震とか、数値化できる性能はわかりやすいと思いますが、これらは誰にでもできることです。それ以上に、建物の雰囲気であるとか、使いやすさがとても大切だと思っています。
スタッフ
長井さん
人によって住まいへの想いは違うはずなので、プランもすべて違って当然です。ですから、お客様の要望を空間に織り込み、想像を超えた魅力的な提案をすることです。住んでいて楽しくて、わくわくするようなプランですね。
スタッフ
わくわくするような住宅を作るために大事なことはありますか?
長井さん
家を作ることを目標にしないことですかね。家を建てた後の新しい暮らしを考えてみてほしいです。それだけでわくわくしてきませんか?
スタッフ
自分にとっての暮らしの基準を見つけるみたいなことですかね?
長井さん
基準というより、自分にとっての「普通」ですね。性能や形だけではなく、現在と将来の暮らしを考えるのが住宅だと思うので。
インターネットの情報に振り回されず楽観的に考える家づくり
スタッフ
これから新築を考えている方にアドバイスはありますか?
長井さん
初めて家を建てる人は心配性になりがちで、ネットの情報などを見て疑心暗鬼になることも多いと思います。いちばん大切なのは、自分がどうしたいかということ。そこをしっかり押さえて、楽観的に取り組まれるといいと思います。
スタッフ
長井さん
できてみないとわからない部分が多いので、おそらく「失敗したらどうしよう」と心配されるのだと思います。でもその心配が、じつはあまり具体的ではないことが多いんですよ。そのようなときはよくお話を聞いて、解決できるような提案をさせていただいています。
スタッフ
長井さん
気軽に要望を話せるような雰囲気を常に意識しています。シンパシーが合うと感じていただければ、より楽しくできると思います。
スタッフ
最後に住宅を引き渡したあとにどんな暮らしをしてもらいたいですか?
長井さん
ほんとうに自由に、思いのまま暮らしていただきたいです。そして幸せに暮らしていただきたい。竣工した住まいは、その人にとって最高の住まいになっているはずですから。
長井義紀建築設計事務所のインタビューまとめ
糧になる経験は努力と意志の強さから生まれるものなのだと、強く感じるお話でした。
今の暮らしに物足りなさを感じている方はぜひ一度、相談にいってみてはいかがでしょうか。満ち足りた心地良い新しい暮らしが待っているかもしれません。
長井義紀建築設計事務所の詳細情報
会社名 |
長井義紀建築設計事務所 |
所在地 |
〒272-0023 千葉県市川市南八幡2-2-9 |
代表者名 |
長井義紀 |
電話番号 |
047-376-2400 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
公式HP |
http://www.ynaa.jp/index.html |
対応する工事 |
建物企画・設計・監理 |
対応エリア |
全国(別途諸経費) |
その他 |
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