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現在、社会的に大工さんの数は減少している傾向にあります。最近では町の工務店でも自社で大工さんを雇っておらず、外注に頼っている会社も増えているようです。ほとんどの方は一生に一度の家造りになると思いますが、その時には専門家の目配り、気配り、心配りに期待したいところです。
椎名建設株式会社さんは、東京都板橋区で60年以上にもわたり地元で愛されている工務店さんですが、自社には経験豊富な大工さんがおり、細かいところまで責任を持ち、信用第一のお仕事を心がけています。代表の椎名剛弘さんはインタビューで「プラスαの精神」をモットーにしていると語ってくださいました。この記事では椎名さんがお仕事をする上で大切にされていることや信念について紹介していきます。
創業から60年を超える父の仕事を守りたい
スタッフ
椎名さん
建築の仕事についたのは父親の存在が大きいです。父が高校を出たタイミングで、祖母が椎名建設を立ち上げ、すぐに父が代表に就任しているので、実際には父が初代のような形になります。
椎名さん
若くして代表になり、会社をまとめる父の背中を見て育ってきたので、私も自然と父の後を継ぎ、建築をやりたいと思うようになったんです。
スタッフ
そうなんですね。創業から60年以上も経つと聞いていますが、ご家族で守ってきた会社なんですね。椎名さんも学校を出た後はすぐに会社に入られたんですか?
椎名さん
建築学校に通っていたので、いずれは父の会社に入ろうとは思っていましたが、最初は丁稚奉公のような形で他の会社に修行に出ていました。
スタッフ
色々な会社を見ている方が視野も広がってきますからね。修行期間はどれぐらいだったんですか?
椎名さん
大手ゼネコンや施工専門の会社、またハウスメーカーの設計業務など、合わせて20年以上は修行していましたね。最後の方は取締役にもなり、ある程度若い人たちを管理する立場もしていました。
スタッフ
20年ですか!それは長く修行をされていたんですね。そこまでいくと他の会社で働こうか、などの葛藤はありませんでしたか?
椎名さん
全くなかったです。親のやってきたことを守るために始めた仕事ですから。でもこの修業期間はとても大事な時間で、20年以上修行を積んできて、なんでも相談してくださいよ、という仕事に対する自信も付きましたね。また弊社と携わってる取引業者さんもそうですし、仲間たちも今の仕事に繋がっているところがあるんですよ。
お客様に喜んでもらうことが生きがい
スタッフ
この仕事をされていて、どんなときに一番やりがいを感じますか?
椎名さん
やっぱりお客様に感謝されることですね。新築だったら古い家を解体して、新しい家が建つまでに長いときは1年以上かかることがあります。かなり大変ですが、出来上がった建物を見るときの達成感は感慨深いものがあります。さらにお客様から、「いいものが出来ました」とお褒めの言葉をいただけると、私達も生きがいを感じることが出来るんです。
スタッフ
長い時間をかけたのもあって、達成感が大きいでしょうね。お客様の中に設計の段階、場所も決まっていない状況から相談に来る方もいらっしゃるんですか?
椎名さん
はい。弊社では一級建築士事務所も併設しておりますので、家のプランの段階から的確なアドバイスを行うことも出来ます。
例えば最近ではお寿司屋さんの店舗の設計・建築を依頼されたのですが、そちらはお客様と一緒にショールームに行ったり、テナント探しもお手伝いしたり、本当にゼロから携わらせていただきました。
椎名建設さんで手がけられたお寿司屋さん
椎名さん
お客様はもちろん、私もとてもこだわって造ったお店なので、出来栄えとしてもとてもよいものになりました。
スタッフ
とても素敵な雰囲気のお寿司屋さんですね。こちらも工事には時間がかかったのですか?
椎名さん
いえ、こちらは2ヶ月かかってないぐらいの短期工事でした。店舗の場合は着工を決めた時点で開店の宣伝をしていくので、短い期間で確実にオープンまでに造ることが前提になってくるんです。
スタッフ
確かに良いものが出来ても、お店の場合お客様が来てくれないと意味がないですね。
椎名さん
そうなんです。台風や地震などのトラブルがあったとしても開店に間に合わせるようにするので緊張感はあります。ですがお客様に喜んでもらうためにも責任感を持って取り組んでいます。やっぱりお客様の笑顔は私達にとってのやりがいですし、一番のご褒美ですからね。
お寿司屋さんの玄関
お寿司屋さんの個室
確かな技術を持った大工が建てるお家、プラスαの精神がモットー
スタッフ
お仕事をする上で、大切にされていることはありますか?
椎名さん
社員一同、プラスαの精神を持って仕事をすることを心がけています。常に現場に気配り、目配りをして、ここをやってあげたらお客様にとって良いんじゃないかと、自分のことのように捉えて仕事をするようにしています。
椎名さん
また弊社では大工を外注に頼らず自社で抱えています。大工自体の数が減ってきているのもあり、自分の会社に大工がいるところはほとんどいない状態なんです。そうすると外注の大工に頼まなくてはいけないのですが、連携が難しくなってくるんですよね。やはり自社の大工が中心になっていると、細かい調整もうまくいきますし、何よりもお客様のお家は自分たちが造った家である、という誇りを持って取り組めます。やはりこの差は大きいですよ。
スタッフ
色んな会社が関わってくるとやりとりが難しくなる時もありますよね。やはり自分の会社で現場でも中心になれるというのは大きいんですね。
椎名さん
その通りです。また最近の日本建築ではプレカットという手法が主流になっていますが、これでは決まった規格でしか対応出来ないんです。ですが弊社では大工がいるため、お客様の要望に沿った加工をしてあげることができるんです。
チェック
プレカット:プレカットとは、木造住宅建築の際の工事において、現場での工事の前に工場などで原材料を切断したり、接合部の加工を施しておくことをいいます。作業の効率化、工事期間の短縮、現場で木屑がそれほど発生しないなどの理由から現在の木造建築において主流となっています。
スタッフ
確かな技術を持った専門の大工さんがいるというのは、お客様にとってとても嬉しいことなんですね。
椎名さん
はい。他の会社に出来ないことをお客様に提供出来るように、プラスαの精神を大切にしているんですよ。
お客様が安心出来る家に暮らしてほしい
スタッフ
これから新築を建てる方にアドバイスをお願いします。
椎名さん
お客様にとって安心できる家を第一に考えてほしいと思っています。家造りを考えてネットなどで情報を集めていると、たくさんのハウスメーカーさんや工務店さんの情報が出てきます。その中で比較をしていくときに、どうしても最終的には値段で判断をしてしまいがちかなと思うんです。
スタッフ
そうかもしれません。家は大きな買い物なので値段で決定してしまうお客様は多いかもしれませんね。
椎名さん
そうなんです。もちろん予算は大事なんですが、家造りは一生に一度かもしれないことなので、値段ではなく、良いもの、安心できるものを一番に考えてほしいと思っています。我々としてもお客様のそういった要望を叶えたいと考えています。
スタッフ
椎名さんのようにすごく親身になってくれる方と会えれば素敵なお家が出来そうですね。
椎名さん
社員一同、丁寧に、プラスαの精神をモットーにしていますので、安心安全のお家を建てたいお客様とは是非一緒にお仕事をさせていただきたいです。
椎名建設株式会社のインタビューまとめ
大工不足、技術の継承問題が深刻化している昨今、代表の椎名さん自らも経験豊富であり、また頼れる大工さんの多い椎名建設株式会社さんは頼もしい限りです。またインタビュー中、椎名さんの朗らかにお話をしてくれる様子、人柄に安心感を感じました。
安心安全でコスト以上のプラスαのお家を建てたい方は是非、椎名建設株式会社さんに問い合わせをしてみてください。
椎名建設株式会社(一級建築士事務所)の詳細情報
会社名 |
椎名建設株式会社(一級建築士事務所) |
所在地 |
〒174-0071 東京都板橋区常盤台4-15-4 |
代表者名 |
椎名剛弘 |
電話番号 |
03-3934-4371 |
営業時間 |
9:00~18:00 |
公式HP |
http://shiinakensetsu.co.jp/index.html |
対応する工事 |
住宅の設計、施工管理、施工 |
対応エリア |
都内全域、神奈川・千葉・埼玉(但し東京近郊に限る) |
その他 |
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