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建築設計室SITEPLANの代表である中島さんは、住宅の設計をメインに活動する建築家です。
キッチンやお風呂などの水回りを快適な空間にすることはもちろん、階段から見える家の中の景色にさえも配慮して設計をする見事な仕事ぶりは、まさに住宅設計のエキスパートそのものです。
そこで、この記事では中島さんの住宅設計に対するこだわりについて、お聞きした内容をもとにインタビュー形式で詳しく紹介します。
新築を考えているけど具体的なこだわりやプランがはっきりしない方は、ぜひ参考にしてみてください。
毎日立つ場所だからこそキッチンは快適にしたい
スタッフ
中島さんが手掛けてこられたお家を拝見しましたが、特にキッチンへのこだわりが強い印象を受けましたがいかがでしょうか?
中島さん
そうですね。人は食べる事と寝る事は絶対に欠かせませんからね。
寝る事については快適なベットと環境さえあればなんとかなりますが、食べる事に関しては料理を作ることにものすごく労力が掛かるので簡単ではありません。
中島さん
1時間かけて作っても、10分で食べ終わってしまうような料理はいっぱいありますし、逆に言えば10分のために1時間もキッチンに立って調理をしなければならないわけです。時には、2時間や3時間以上かかる時だってあります。
だから、やっぱりキッチンは快適な場所にしてあげたいですし、しなきゃいけないと思っています。
スタッフ
たしかに、料理が嫌いな方でしたら良いですが、料理が好きで、食べることが好きな方であれば快適なキッチンは必須ですよね。
具体的にどんな工夫をされていますか?
中島さん
例えば、キッチンの床暖房は標準で装備するようにしています。
昔は物が腐りやすいからキッチンは寒い方が良いとされていました。でも、現代では冷蔵庫がありますからね。
スタッフ
キッチンに床暖房とは驚きですね。
他にもキッチンを快適な空間にするための工夫はありますか?
中島さん
自然光をうまく取り入れる様にしています。
自然の光はやっぱり気持ち良いじゃないですか。快適な空間を目指すには、明るいかどうかよりも、気持ちが良いかどうかの方がポイントになります。
仮に、自然光が入らないキッチンはどんなに明るくても厨房的というか、業務的なイメージになりやすいと思うんですよ。
中島さん
それに、料理を作っている時にちょっと外が見えるのも良いじゃないですか。
シンクやコンロ周りに立った時には外が見える、割とそういうプランを提案することが多いですね。
ありがたいことに、皆さんにも気持ちが良いと言って使ってもらえてます。
スタッフ
キッチンは毎日立つ場所だからこそ快適な空間にしてあげたい、という中島さんの気づかいが設計に活かされているのですね。
お風呂は特別なプライベート空間
スタッフ
快適な空間という点ではお風呂にもこだわりがあるんですよね?
中島さん
実は僕、いつも朝晩2回お風呂に入るんですよ。
朝も30分くらいかけて、欠かさず湯船に浸かるくらいお風呂が好きなんです。
スタッフ
お風呂はリラックスもできますし、気分転換にもなりますからね。
中島さん
だから、せっかくならお風呂も出来るだけ快適な空間にしてあげたいという想いが強いですね。
中島さん
例えば、朝日を浴びながら入れたり、疲れて帰ってきた夜は外気に触れながら入れたら素敵じゃないですか。みなさんも露天風呂とか好きですよね。
スタッフ
中島さん
体を温めておいて、頭が涼しいっていう感覚はやっぱり気持ちが良いですからね。
なので、家のお風呂でも外の空気をいっぱい取り入れられるような設計を提案する機会が多いですね。
特別に泡風呂やジャグジーなどの贅沢な設備を入れなくても、自然の光や外の空気、浴槽から見える景色を工夫するだけでお風呂もより快適な空間にできますよ。
スタッフ
一日の終わりに星や月を眺めながら入るお風呂は最高でしょうね。
中島さん
くつろげる場所ならリビングなんかもありますが、お風呂みたいなプライベートな空間でくつろげる時間も大事にしてほしいですね。
階段は景色を楽しむ特別な場所
スタッフ
他にも中島さんがお家の設計をするうえで欠かせないポイントはありますか?
中島さん
僕は家の中でも階段が特に好きなんですよ。
階段って唯一、家の中で上下に移動する手段じゃないですか。
だから、上り下りすると当然、目の高さが変わっていくわけです。
するとテーブルや椅子などの家具や間取りの見え方が変わって楽しいんです。
自分の家を俯瞰できるのも満足感につながると言うか...。
スタッフ
中島さん
なので、僕は閉鎖的なところには階段をつくりません。
階段を通ることで変わる視線の移り変わりや見え方、階段を登った後の景色も含めて楽しんでもらえるような設計を心がけています。
専門的な用語を使うとシークエンスとも言ったりしますが、移動しながら見える風景をつくりあげることに関しては、思い入れが強いですね。
スタッフ
世の中には、階段が通路として作られているお家がほとんどですが、せっかくなら通路さえも楽しんでもらおうというわけですね。
細部まで遊び心が詰まった中島さんの設計、素晴らしいと思います。
設計に表れる住む人への思いやり
スタッフ
中島さんが思う設計のお仕事でのやりがいはどんなところにありますか?
中島さん
毎回がオリジナルであり、常に新しいことにチャレンジできるところでしょうか。
挑戦と言うと大げさかもしれないですけど、やる気になれば新しいことを目指せるのは僕にとって大きな魅力です。
スタッフ
住宅メーカーさんの中には、既存プランの組み合わせでお家を建てているところも少なくないですからね。
中島さん
その点、ゼロから自分で新しいことを想像して、設計をさせてもらえるのは本当にありがたいことだと思います。
スタッフ
ちなみに、中島さんは実際にお住まいになる方にはどんな風に暮らしていって欲しいですか?
中島さん
なるべく、スッキリとした空間で気持ちよく過ごしていって欲しいですね。でも、住む人がどう住まうのかっていうことまではコントロールできません。
普通に過ごしていると物が溢れてきて、色が増えていきます。すると、ごちゃごちゃっとした空間になってしまいやすいですよね。
スタッフ
たしかに、生活しているとつい物って溢れてきますよね。しかも、子供のおもちゃにはカラフルなものが多い印象です。
中島さん
だから、デザインにおいては色やディティールは抑える傾向にして、最初はなるべく要素を少なくします。
そこに物が来た時に邪魔にならないというか、スッキリ見えるように意識しますね。
スタッフ
はじめから、壁に何色も色が入っていたらチカチカして気持ち悪いですもんね。
中島さん
例えば、ナチュラル系でいくなら、白とナチュラルウッドの木のグラデーションだけに絞って、ペンキで色を入れるのは避けますね。
色んな要素を入れてしまうと、その時は完成しているように見えても実際に生活してみると落ちつかない気がするんです。
スタッフ
家は生活する空間だからこそ、物が増えることも見越して少ない要素でデザインするのがコツなんですね。
それでは最後に、これから新築を建てようと考えている方にアドバイスをお願いします。
中島さん
やりたいことが決まっている人は、それを実現できる相手を見つけられるかがポイントですね。
むしろ、明確に決まっているならハウスメーカーさんにお願いするのも良いと思います。
でも、やりたいことが決まってない人は遠慮なく、まずは相談をして欲しいですね。たくさん話をしながら、造りたい家、目指したい家を模索していきましょう。
スタッフ
住宅ならではの快適さや心地よさにこだわって設計をしてくれる中島さんになら、安心して家づくりの相談ができそうです。
本日はインタビューへのご協力、ありがとうございました。
値段間と坪単価
坪単価:70~120万円
お手頃な住宅からこだわりの住宅まで相談できる
設計士の方に新築を依頼するのはハードルが高いとお考えの方も多いと思いますが、建築設計室SITEPLANさんでは坪単価70万円からとお手頃な価格から相談にのってもらえます。どうしても譲れないポイントやこだわり条件など色んな要望を取捨選択しながら進めていけるので予算についても細かく確認しながら進められます。
建築設計室SITEPLANのインタビューまとめ
中島さんの、とことん住む人の立場になって考え出されるアイデアは、素人でも思わず感心してしまう工夫ばかりでした。
インタビューの最後まで、決して気取らずどの質問にも真剣に受け答えしてくれた中島さん。きっと、あなたの要望や相談も親身になって聞いてくれることでしょう。
新築でお悩みの方はぜひ、相談されてください。
建築設計室SITEPLANの詳細情報
会社名 |
建築設計室SITEPLAN |
所在地 |
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-30-25-201 |
代表者名 |
中島研 |
電話番号 |
03-3401-9600 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
公式HP |
https://www.siteplan-archi.com/ |
対応する工事 |
住宅の設計、リフォーム |
対応エリア |
全国(別途交通費) |
その他 |
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