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これから家を新築する方のなかには「長持ちする安心安全な家に住みたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
東京都大田区にオフィスを構える株式会社曽根一級建築士事務所さんは「強くて丈夫な家」を基本としながら、お客様の自分らしい住まいづくりをプロの視点でサポートしてくれる建築事務所です。
今回は代表の曽根浩一さんに仕事への想いやこだわりについてインタビューしました。
いつでもお客様の依頼を受けられるように準備
スタッフ
最初に、そねさんが建築の道を選ばれたきっかけを教えてください。
そねさん
父親が設計事務所をやっていて、後を継ぐことにしたのがきっかけです。
でも、子どもの頃から建築家になりたいとは考えていなくて、小中高、大学まで野球をやっていたので高校野球の監督に興味がありました。
そねさん
高校と大学で建築を学んだ後、母校の高校の恩師に相談するとたまたま野球部監督の席に空きがあり、建築科の講師として母校に着任し念願の監督になることができました。
そして5年ほど勤め、父親の跡を継ぐことにしました。
スタッフ
建築の仕事の様子を見ていたのとご自分で実際に取り組んだのとで印象の違いはありましたか。
そねさん
印象の違いはありました。以前はあまり仕事のイメージができていなかったのですが、自分で取り組むようになってからは図面が実際に実物になることに面白さを感じるようになりました。
建築の道に入って30年ほど経ちますが、今が一番楽しいと思っています。
スタッフ
ベテランの建築家になられたそねさんですが、いま仕事をする上で大切にしていることはありますか。
そねさん
普段から仕事をためないように心掛け、いつでもお客様の依頼を引き受けられる状態でいられるように準備しています。
そねさん
そう考えているのは父の影響だと思います。昭和7年生まれであれこれ言わないタイプの父でしたが、半端じゃない量の仕事をさばいている様子を間近で見て、多くの仕事をこなすための時間の使い方を学びました。
父の仕事は新築建築時の役所への申請業務がメインで、昔は今よりも申請件数が多く、1カ月に計20件など多くの仕事量をさばいている状況でした。
スタッフ
お客様のために時間を作り、いつでも依頼を引き受けるという仕事熱心な心をお父様から受け継がれたのですね。
お客様の暮らしを守る丈夫な家づくり
スタッフ
そねさんが最初に住宅の建築設計を担当したのはいつ頃でしょうか。
そねさん
約20年前です。それからは建築設計と申請業務の両方を行っています。
スタッフ
長年、どちらにも携わられているんですね。住宅をつくる際にこだわっていることはなんでしょうか。
そねさん
雨風や地震に強い、丈夫な家をつくることにこだわっています。
建築基準法の耐震基準が1.0ならばその1.5倍強い家をつくったり、お客様が実際に住んでから雨漏りや風での揺れがないように考えたりしていますね。
スタッフ
強く丈夫な家を作るためにどのような工夫をされているのですか。
そねさん
例えば雨は上からじゃなく下から吹き上げてくるような場合もあるので、そういう時の備えを設計段階で考えておくようにしてます。
雨漏りしてしまうとそこから老朽化が進んでしまいますので、様々な状況を想定して事前に対策を取っておくことは、家を長持ちさせるために大切なポイントになります。
スタッフ
家づくりはどうしてもデザインや間取りに目がいきがちな部分がありますが、やはり住んで安心安全というのを前提にしなければなりませんよね。
そねさん
そうですね。私の事務所は設計事務所の団体の木造耐震専門委員会でも活動していまして、構造的な部分だけはプロとしての意見を伝えてお客様に納得してもらった上で、家づくりを進めるようにしています。
強くて丈夫な家はデザインの面で限られる部分が出てきてしまうこともあるのですが、お客様の希望に合わせ、住宅の外観や室内にシンプルなデザインを盛り込むようにしています。
スタッフ
デザイン部分はそのようにされているのですね。その他に重視されていることはありますか。
そねさん
この他の部分としましては、お客様の考えを優先し、住みやすい家づくりを心掛けています。
お客様のこれまでのご経験から自分に合っている家事の動線などは本人自身が一番分かっていらっしゃいますので、家づくりの相談時は実際にお客様の自宅に伺って、生活スタイルや家事の仕方について教えていただくようにしています。
スタッフ
住宅の安心安全をしっかりと確保した上で、住みやすい環境づくりを考えていただけるのはお客様にとって心強いことだと思います。
新築は住むことで完成に近づく
スタッフ
そねさんが住宅を手掛けるうえでやりがいを感じるのはどのような時でしょうか。
そねさん
お客様が実際に新しい家に住んで、喜んでくださった時にやりがいを実感します。仕事をきっかけにお客様とのつながりが生まれ、年賀状をやり取りするなどの付き合いが続いていくと、そういう時によかったなあと思いますね。
スタッフ
お客様とのつながりを大切にされているのですね。なにか印象的なエピソードはありますか。
そねさん
印象深いのは「家を丁寧に使い、長く住む」という価値観がぴったりと合ったお客様との出会いです。
事務所がある大田区の区役所で住宅に関する無料相談会が定期的に開かれてまして、私も2、3カ月に1回ぐらい参加するんです。無料相談にくる方は揉め事の相談が多いのですが、旦那さんを亡くしたというご高齢の女性の方が新築の家を建てたいということでいらして、私の方で担当させて頂きました。
そねさん
それから6、7年経つ今でも家の近くを通れば「元気ですか」とあいさつするような仲です。その方は新しい家を喜んでくださり、いつも丁寧に掃除して大切に使おうとしてくれているのがすごくありがたく感じています。
スタッフ
そねさんが長く住める家づくりを目指されているなかで、お客様自身も家を長く大切に扱おうとしてくださるのは嬉しいことですよね。
最後に、これから家を建てようとしているお客様にアドバイスがあれば教えていただけますか。
そねさん
家づくりでは最初から「100%」を目指さずに、半年、1年、2年と住んでいくうちに完成に近づけていくという心持ちで臨む方が良いのではないかと思っています。住み始めの時から細かな部分に完璧を求めない方が、気持ち的にも余裕を持って過ごすことができます。
スタッフ
最初から理想の家をかっちり描いて、肩に力が入ってしまうのは避けたいですよね。
そねさん
そうですね。実際に住んでみると、料理、洗濯、掃除などで新しい家ならではの「使い勝手」が出てくるはずです。そうなった時に悩みを解消し、住みながら少しずつ家を完成に近づけることをおすすめします。
株式会社曽根一級建築士事務所のインタビューまとめ
お客様の思いに寄り添い、住みやすい家づくりを実現されてきたそねさん。「新しい家を長く大切に使っていきたい」というお客様にはピッタリの建築家さんではないでしょうか。
また、そねさんは土地家屋調査士の資格をもっており、新築設計と並行して新築の表題登記も行っています。
これから新築を考えている方はぜひ株式会社曽根一級建築士事務所さんに相談してみてください。
株式会社曽根一級建築士事務所の詳細情報
会社名 |
株式会社曽根一級建築士事務所 |
所在地 |
〒144-0051 東京都大田区西蒲田6-20-7 |
代表者名 |
曽根浩一 |
電話番号 |
03-3738-0073 |
営業時間 |
8:00~18:00 ※日曜が定休 |
公式HP |
- |
対応する工事 |
建築設計・建物登記業務 |
対応エリア |
全国 |
その他 |
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株式会社曽根一級建築士事務所の口コミ
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2023年1月15日
以前、築30年の自宅のリフォームと耐震工事をしていただきました。耐震工事では、
最新の耐震用金物などを使っていただき
安心しました。
工事中も適切に設置されているか確認していただき、工務店さんとの連絡も密にしてくださってとても助かりました。
工事後は大きな地震があってもあまり揺れず安心して生活できてきます。きめ細やかな対応をしていただき、大変満足しております。
大変お世話になりました。
東海道好き
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