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お家というものは、一度建ててしまえば終わりのお買い物ではありません。年を重ねるにつれ、様々な場所が変化・劣化し、いずれはメンテナンスも必要になっていくものです。であれば、お家を建てるなら、長い間面倒を見てもらえるような方々をパートナーにしたいですよね。
今回は「お客様と一生のお付き合いをしていきたい」と語る有限会社鈴木幹工務店の坂本竜二副代表からお話を伺いました。鈴木幹工務店さんは埼玉県川口市を中心に新築住宅の建築や住宅のリフォーム業を手掛けられています。
当記事では、坂本副代表が住宅を手掛けるようになったきっかけや、建築に対する想いを紹介します。
創業60年の老舗工務店。伝統を引き継ぐ三代目
スタッフ
鈴木幹工務店さんは現在、坂本副代表までの三代にわたって長く続けられている会社であるとお聞きします。
創業されてから何年になるのでしょうか?
坂本副代表
創業からは60年ほどですね。設立からは47年になります。
社長の鈴木が現在二代目であり、自分が将来的に三代目にあたります。
スタッフ
60年!それは凄いですね。
坂本副代表は結婚により現在の大工さんに就かれたそうですが、やはり苦労などはあったのでしょうか?
坂本副代表
もとはペンキ屋を営んでいたため、業種が全く違うのもあり大変な部分もありましたね。
当社の場合、古くから続いている企業なので、今の大工ではあまり使わないノミやカンナ等も自分で手入れをしながら使い勝手を覚える必要がありました。
(鈴木幹工務店のみなさんは、坂本副代表はもちろんのこと、鈴木社長も含め大工全員が自分の手道具を持っており、すぐにでも大工作業ができるような職人集団となっています。)
坂本副代表
大工や工務店は現場の段取りもすべて網羅する必要があるので、具体的な工事方法に加えて工事の流れも把握し、お客様に説明できるようになるまで5年ほどかかりましたね。
スタッフ
そうした苦労を経て、今の職人としての技術を習得されたのですね。老舗としての拘りを感じます。
地域に密着してお客様のことを想う。アフターフォローが会社の要に
スタッフ
お家を建てるにあたって、大切にしていることを教えてください。
坂本副代表
先代である社長から受け継いでいるお客様第一の精神と、それに基づいたアフターフォローを大切にしています。
温厚で常にお客様のことを考え、最初から最後まで自分で目を通しておくため常に現場に出て指示を出す。社長のそんな職人的精神が今の自分たちのスタンスの基盤になっているのだと感じます。
スタッフ
なるほど。そちらは今の社長様から続いているものなのですね。
坂本副代表
それをもとに、住みやすさや間取りはもちろんのこと、10年、20年以上後を考慮した施工方法を進めていきたいと考えています。
お客様が50代、60代になった時を考えてここに段差は無いほうが良いだろう、といった設計面に加え、将来的にリフォームが必要になった際手を加えやすいようにしよう、といった機能面も考慮しています。
坂本副代表
ただ単に“かっこいいデザインにしよう”と考えるのは簡単ですが、先々のことを考えていないと「一部分だけ手を加えたいのに構造の関係ですべてバラさなければ」「それを実現するには強度の関係でここにも追加で柱を入れなければ」といったことがいずれ起きてしまいますから。
スタッフ
建てて終わり、というだけでなく建てた後を見据えて施工するのですね。
坂本副代表
そうですね。一回家を建てたらそのお客様とは一生の付き合いだと思っているので、たとえば「雨漏りしてしまった」や「換気扇が壊れてしまった」といったことにもすぐ飛んでいって直しに行く。そうすることで信頼関係が築けますし、その積み重ねでいただける仕事も多いので。
スタッフ
プロの職人さんがお家に来てくださるなら、問題の箇所を見ていただいてそのまま修理してもらうこともできますからね。
長年地元に密着し、十全なアフターフォローをはかることで、皆様から信頼を得て新たな仕事のご紹介や業者さんとのご縁が続くのですね。
スタッフ
鈴木幹工務店さんが手掛けるお家にはどのような特徴やこだわりがありますか?
坂本副代表
当社はお客様の要望に合わせて何色にもなれると考えているので、どのようなご要望も網羅できる、そんな工務店なのかなと思います。
スタッフ
ひとつの方法にこだわるスタイルではなく、なんでもオールマイティーに為せる、ということにこだわりを持っているのですね。
坂本副代表
ひとつの考え方しか持たないより、ふたつみっつといった多くの考えから選んで頂くほうがお客様としても安心感がありますし、きっとそちらのほうが楽しいと思うんです。
坂本副代表
それを実現する要素のひとつとして、自社で木材の加工も行っています。
特にリフォームでは土台から柱から何まで自分たちで墨付けをして、削って、といったことを今でも行っています。
坂本副代表
木材ひとつとっても、味のある無垢にしたいというご要望なら無垢のかたちに、きっちりした集成材が良いなら集成材のかたちに、と自社で加工できるのは、今の工務店さんやリフォーム会社さんでは珍しいのではないかと思います。
お客様に認めてもらえる良い仕事を。鈴木幹工務店の今までとこれから
スタッフ
今のお仕事で、どういった場面でやりがいや喜びを感じますか?
坂本副代表
やはり、できあがって引き渡す時と、その後しばらくして家を使っていただいているのを見た時がやりがいを感じます。
大工として自分たちが中心に組み上げていったものを渡すことで、お客様の喜ぶ顔が見られた瞬間は感慨深いですね。
坂本副代表
加えて、建てた数年後お伺いした時に家がきれいにメンテナンスされているのを見た瞬間も嬉しいです。
前に、すごく家をきれいにされているお客様から「仕事の様子を見てたら汚しっぱなしなんてできないから」と言われた際は、つくった甲斐があったなと感じましたね。
スタッフ
大工さんたちが一生懸命つくったものだということがお客様にも伝わったんですね。
スタッフ
今まで手掛けられた中で印象深いお家のエピソードなどはありますか?
坂本副代表
以前、とある歯科医院の施工を担当していたんですが、仕事の様子を見ていたそのお客様から「自宅もつくってほしい」とご依頼いただいたことが印象深かったです。
スタッフ
仕事ぶりを見て“この人たちに自分たちの住む家も任せたい”と思っていただけるなんてなかなかないですよね。まさしく仕事ぶりが認められたという瞬間だと思います。
坂本副代表
ここは信用できるな、と思ってご依頼いただけたんでしょうね。
前述のやりがいの話にも繋がる話ですが、こういうことがあるとこの仕事はやめられないですね(笑)。
スタッフ
坂本副代表
当社にご依頼いただくお客様の中でまだ比率の低い、若い人をターゲット層にしたお仕事がしてみたいですね。
若い人にはまだ中々土地がない、金銭的に不安定であるといったしがらみもありますが、そんな世代の方にも“鈴木幹工務店ならやってくれる”と思ってもらえるようになるのが目標です。
スタッフ
坂本副代表
若い世代の方たちは、地元の大工や工務店の存在をあまり意識せず、家と言ってもCMなど広告でブランド力があるハウスメーカーさんくらいしかまだ知らない、という人が特に多いと思うんです。
そういった方々に、「工務店もいいところがあるんだよ」ということを伝えたいです。
スタッフ
そうですよね。工務店は本当に大切な存在だと思うんですが、やはり普段それを意識する機会が多くないのもあり、若い方にはまだ浸透していないかもしれないです。
私も含め、家づくりってみんな素人の状態の状態で飛び込むので、自分にとって何が良いのか、何が悪いのかという判断もつきづらいんですよね。
坂本副代表
だからこそ、広告力の高くない地元の工務店よりもハウスメーカーさんにそういった知識の薄い方が流れていくのではないでしょうか。
ただし、ハウスメーカーさんにも新しいデザインや設計のある物件はありますし、ハウスメーカーさんを選ぶことによる利点もあるので、悪く言うつもりはありません。
坂本副代表
なので、家が欲しいと感じたときには、ひとつのハウスメーカーさんだけじゃなく、地元の工務店などさまざまな店舗を見ていただくのが良いです。
そうして「ここが一番良い」と思った場所に行くのが一番良いですし、そんな文化が若い方たちにも広まればいいなと思います。
有限会社鈴木幹工務店のインタビューまとめ
坂本副代表の受け継いでゆく技術や、お客様への想いが伝わってきました。地元に密着し、様々な困難を乗り越え長年続いてきた工務店さんであれば、将来性も考えた建設をおまかせできますよね。坂本副代表らと一緒にお家をつくってみたい方は、ぜひ鈴木幹工務店さんにご相談ください。
有限会社鈴木幹工務店の詳細情報
会社名 |
有限会社鈴木幹工務店 |
所在地 |
〒333-0866 埼玉県川口市芝1-12-16 |
代表者名 |
鈴木光雄 |
電話番号 |
048-266-6947 |
営業時間 |
9時〜18時 定休日:日曜日 |
公式HP |
https://www.suzukimiki.jp/ |
対応する工事 |
新築住宅建設・リフォーム |
対応エリア |
設計:埼玉県(関東圏要相談) |
その他 |
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