合同会社高野量平アーキテクツ一級建築士事務所

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合同会社高野量平アーキテクツ一級建築士事務所の高野さんは、伝統構法でつくる自然素材の家にこだわりをお持ちの建築家さんです

一般的に謳われている「自然素材の家」の中には、表面のごく薄い層だけに自然素材を使用し、内部の構造には自然素材ではなく新建材を使用しているものもあります。

高野さんの家づくりは、構造から自然素材を使用することで「調湿性」や「蓄熱性」など家そのものの性能を高める家づくり新建材を使用した家では感じることの出来ない心地よさがあります

そんな本物志向の高野さんが抱く家づくりへの想いや、伝統構法・自然素材の魅力をお伺いしてきました。

木造住宅の上棟式で初めて感じた「ヒノキの香り」

スタッフ

合同会社高野量平アーキテクツ一級建築士事務所さんは、木造住宅の設計を主にされていらっしゃいますよね。 建築物には様々な種類があると思いますが、その中でも高野さんはもともと住宅に興味があったのでしょうか?

高野さん

学生時代や就職したばかりの頃は、住宅にとくべつな興味があったわけではありませんでした。 むしろ、いわゆる建築家がつくるような大きな建物をつくりたいと思っていたんです。 独立するまで11年間勤めた事務所も、公共系の建物を設計している事務所だったんですよ。

高野さん

私が初めてメインで担当させてもらった案件が、たまたま所長の親戚の木造住宅だったのです。

スタッフ

木造住宅を初めて担当されてみて、それまでやっていた公共系の建物と何か違いを感じましたか?

高野さん

公共系の現場では、設計者が直接職人に指示をするのではなく、ゼネコンの現場監督と詳細の収まりや施工方法について打ち合わせをし、実際の施工現場は現場監督が動かしていきます。 現場を見るよりも現場事務所での打ち合わせの方が長くなります。

高野さん

それに対して木造住宅の現場では、自分が工事現場の中に入って職人たちと話をしながら一緒に作っていくので、より充実感がありました。 また、休憩時間に雑談したりすることも楽しい事でした。

スタッフ

そのときの経験がきっかけとなって、公共系の建物よりも住宅をつくりたいと思うようになったんですね。 ところで、住宅をつくる上でもとくに「自然素材」や「伝統構法」にこだわってらっしゃるのはなぜですか?

高野さん

木造が好きになったのは、初めてつくった木造住宅で感じた「ヒノキの香り」がきっかけです。 その家は柱や梁をすべてヒノキでつくったのですが、建前の時にヒノキの香りに包まれながらお施主さんや大工さんと一緒に飲んだお酒が美味しく、またその空間がとても心地よかったのです。

高野さん

そして、そのような木の柱や梁をボードなどで隠すのはもったいないと思ったのです。伝統的な大工構法で組んだ構造を見せて、壁などの仕上げにも自然素材を使ってあの時感じたような心地よい空間を作りたいと考えました。
建て方風景

「伝統構法」の実際の作業風景です。

建て方風景

大工さんが一つ一つ手仕事で組み立てていきます。

自然素材は人間がつくった科学技術と比べて桁違いに優れている

スタッフ

高野さんが家づくりにおいて大切にされていることは何でしょうか?

高野さん

まず一つは、伝統構法のための設計をすることが大切です。 ただ単に、一般的な構法と同じ図面を描いて「この家を伝統構法でつくってね」ということではなく、設計の段階から伝統構法のための図面を描くんです。

高野さん

それと、新建材を極力使わないことです。 コストや法規の関係で最低限使うこともありますが、予算が許せばサッシなども木製にしたいと考えています。
高野さん

スタッフ

最近は「自然素材」を謳っている会社さんも多いような気がしますが、高野さんがされている伝統構法の家づくりとはどう違うのでしょうか?

高野さん

「自然素材を使っています」と言っても、構造や下地には新建材を使って、一番表面の仕上げだけを自然素材にしているものもすくなくありません。

高野さん

自然素材は下地づくりも含めた伝統構法と一体のものです。 表面に塗ったり貼ったりしただけでは本来の性能は発揮できません。
さくら通りの家

高野さんが手掛けた「さくら通りの家」
(撮影 写真家・沼田俊之)

天然木がふんだんに使われた心地よい空間です。
(撮影 写真家・沼田俊之)

スタッフ

表面の仕上げだけ自然素材を使うのと、構造や下地から全て自然素材を使うのとでは、どのような違いがあるのでしょうか?

高野さん

湿度を調整したり、暖かさや涼しさのような熱を蓄えたり、音を吸収したりという自然素材の性能は、体積が大きいほど良く発揮されます。伝統構法は下地も自然素材ですから、それらの性能を持つものがたくさん使われているわけです。

高野さん

例えば床であれば、一般的には合板の下地に薄く硬いフローリングを張りますが、直接厚い杉や檜を張れば冬に素足で踏んでも冷たくは感じません。 漆喰壁の場合は石膏ボードに薄く塗るのではなく、厚い石膏の下地や土壁の上に塗れば下地にも環境調整機能があります。
高野さん

スタッフ

見た目の違いだけではなく、性能面でも大きな違いがあるんですね。 他にも性能面での特徴はありますか?

高野さん

土などの多孔質の素材は匂いを吸着します。 また、漆喰は強酸性なので、防菌、抗ウイルス性能があります。本物の漆喰をきちんと施工したものは屋外でもカビが生えません。 真っ白な姫路城は別に一生懸命掃除をしているわけではないのです。

高野さん

人間がつくった工業製品のほうが優れているように思われがちですが、自然素材の方が桁違いに構造が複雑なので、一つの素材がいろんな性能をもっているのです。 自然素材のように優れたものを人工でつくることはなかなかできません。 自然素材の持つ力を活かして家づくりをすれば、空気が心地よく、触っても気持ちよく、不快な匂いがしない心地よい家になるはずです。

自然素材を相手に「丁寧に扱おう」という気持ちが湧く

スタッフ

高野さんは、ご自身が手掛けた家に暮らされるお施主さんに対して「こうやって暮らして欲しい」という想いはありますか?

高野さん

初めは杉や土などの繊細な素材の家を丁寧に住んでくれるかどうか心配でしたが、次第に心配する必要はないとわかりました。 設計の打ち合わせに伺うと、たまに現在のお住まいが心配になるくらい雑然としているお施主さんもいらっしゃいますが、そういった方でも新築に引っ越されたあとは見違えるように綺麗に住まわれています。 設計者と一緒に試行錯誤し、分離発注で業者と契約することで自らが深く家づくりに関わる事によって愛着が湧き、時には塗装や左官工事に参加するなどして自然素材の扱い方がわかるようになるからだと思います。
土壁塗りワークショップ

お施主さん向けに開催する「土壁塗りワークショップ」の様子です。

土壁塗りワークショップ

ときには、このようにお施主さん自ら家づくりに参加して頂くそうです。

スタッフ

それまで雑然とした家に住まわれていた方が家を綺麗に保てるなんて、すごいことですね。 それくらい、新しい家を気に入ってるということだと思います。 お施主さんから「この家の、こういうところが良かった」と具体的にお褒めの言葉を頂くことはありますか?

高野さん

お施主さんからは「おかげさまで快適です」「住んでいて気持ちがいい」と言われます。 あとは、お施主さんが家に招いたお客さんが「木の匂いがする」と気づいて喜んでくださることもあるそうです

スタッフ

その家に住み続けていると木の匂いにもだんだん慣れてしまいそうですが、お招きしたお客さんに気づいてもらえるのはすごく嬉しいことですよね。 それでは最後に、これから家づくりをしようとしているコノイエの読者に高野さんからアドバイスをお願いします。

高野さん

家をつくるときは、建築家の個性を活かしたほうがいいと思います。 お施主さんがやりたいことと、建築家が得意なことが一致しないと家づくりはうまくいきません。こだわりがあってこその建築家ですから、やりたくないことを渋々やらせてもいいものは出来ませんし、逆にお施主さんが本当はやりたくなかったことを建築家に押し付けられても後で後悔することになります。 よい出会いがあるまで辛抱強く探すことだと思います。

高野さん

自然素材や伝統構法の家づくりにご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

値段感と坪単価

坪単価:90~100万円

構造から全て自然素材を使った家
高野さんが手掛ける伝統構法・自然素材の家づくりは、坪単価90~100万(設計料込)となっています。 高野さんの家づくりにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

夜の家

高野さんは、伝統構法でつくった自然素材の家づくりにこだわりをお持ちの建築家さんです。

高野さんが手掛ける自然素材の家には、新建材の家では感じることの出来ない心地よさがあります。

ご興味のある方は、合同会社高野量平アーキテクツ一級建築士事務所さんにお問い合わせください。

詳細情報

会社名 合同会社高野量平アーキテクツ一級建築士事務所
所在地 〒270-2329
千葉県印西市滝野1-10-2
代表者名 高野量平
電話番号 047-697-6185
営業時間 8:30~18:30
公式HP https://www.ata-takano.com/
対応する工事 新築住宅、小規模店舗の設計工事管理、民家の改修
対応エリア 千葉県、茨城県南部、埼玉県南部、東京東部(1時間半圏内)
その他 -

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