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横浜市緑区にある株式会社竹駒工務店さんは自然素材を積極的に使い、昔ながらの手作業の良さを大切に守りながら家づくりをされてる建築会社さんです。代表の黒羽さんご自身も建築士として設計を学び、設計から完成までのほとんどを自社で行われています。
ホームページには「心で刻む、手仕事でつくる木の家」のキャッチフレーズとともに今まで手掛けられた優しい雰囲気のお家の写真が並んでいます。自然素材や空間にこだわった理想の家づくりを目指し奮闘されている黒羽さんに、竹駒工務店さんのモデルハウス「ONE×ONE」にてお話しを伺ってきました。
ゼロからカタチにしていくことが家づくりの一番のやりがい
モデルハウスの2階でお話しを伺いました。
スタッフ
はじめに今のお仕事を選ばれたきっかけを教えて下さい。
黒羽さん
竹駒工務店は父が立ち上げた会社で、あまり意識することなく、自然に後を継ぐというカタチで今の仕事に就きました。子どもの頃は、建築現場の手伝いをしていた事をよく覚えています。工業高校で建築について学んだあと、知り合いの工務店で修行しました。その後、1級建築士の資格を取り30歳で会社を継ぎました。
スタッフ
会社を継がれてから、手掛ける建物など変えられたことはありますか?
黒羽さん
いまも中心は住宅です。これは先代のときから変わっていません。ただ以前は店舗などを手掛けることもありましたが、住宅とは勝手が違う部分もありますし、一つのものを専門的に手掛けたほうが品質の良いものができると思い、いまはほとんど住宅のみです。
スタッフ
住宅を専門的に手掛けられているということですが、住宅を建てられるうえでのやりがいをお聞かせください。
黒羽さん
なにもない「ゼロ」の状態から生活の場所がカタチとしてできていくところです。
お客さまと打ち合わせをし、お客さまの頭の中にあるお家の理想などの考えをお聞きします。そして家を建てる場所を確認し、周りの環境なども考慮しながら、家と生活のイメージを組み立てて図面を作成します。そしてその図面をもとに家がカタチあるものとして徐々に完成していく。
想像だけで何も目に見えない状態から「家というカタチ」になって見えるようになる。こうしたところが住宅を建てる一番の楽しみでありやりがいでもあります。建築工事だけでなく、設計から積極的に手掛けているのもこうした「ゼロ」から関わりたいといった想いがあるからです。
その場所に合った居心地の良い空間
黒羽さんが設計された、犬と暮らすお家
スタッフ
設計から手掛けられているということですが、お家を設計される際にはどのようなことを意識されていますか?
黒羽さん
それぞれの空間に合った居心地の良さを考えて設計します。例えば天井の高さも常に2,400mm と一般的な高さでなく、吹き抜けにしたり、または逆に低くしたりとその空間の居心地が良くなる高さを考えて設計します。
スタッフ
他に設計に関して工務店ならではのこだわりなどはありますか?
黒羽さん
自然素材を昔ながらの手作業でつくり上げる工法を多く使うことを意識しています。手作業での家づくりは技術が必要になりますが、自然素材を人の手でカタチにすることで、愛着が湧いて末永く住める家になると考えています。例えば天然素材や昔からの工法は質感であったり、使い込むことで良さが出たりと、永く使いたいといった気持ちが生まれます。そういったことが生活をする上での快適性につながると思います。しかし、予算的なこともありますし、絶対に自然素材が良いといったこだわりはありません。新しいもので良いものも多くあります。快適と思うものは新しいものも積極的に使うようにしています。
犬と暮らす家の外観
スタッフ
設計から実際に家というカタチにするために現場ではどのようなことを行っていますか?
黒羽さん
設計から工事完成までほぼ自社で行うようにしています。
お客さまとの打ち合わせから設計まではわたしが行います。そして工事は完成まで社内にいる専属大工が中心になって進めていきます。うちでは専属で6人の大工がいて、大工工事はすべて社内の職人が行っています。お家を建てる際、左官や外構など様々な職人さんが家づくりに携わりますが、基本的に大工が最初から最後まで一番長くそのお家に関わります。お家にとって最も重要な存在なのです。だからこそ、設計の意図がしっかりと伝わるように社内の大工で責任をもって工事を進めます。また、手仕事が多いのでわかり合った職人との作業といった面でも社内で進めることが大切になります。
スタッフ
実際現場でお家を建てる際に大切にされていることは、具体的にどのようなことがありますか?
黒羽さん
当たり前のことですが、手抜きをしない。後で不具合が出ないように、しっかりと良いものをつくるということです。「あと5分かけて良くなるなら、しっかりと時間をかけるように」と常に言っています。また、無理に多くの受注をしないということも大切です。うちでは社内で受けることができる数しか受注しません。こうすることで社内で責任を持って管理できるようしています。
自然素材を使い手仕事でつくる木の家
大空間リビングのある家の外観
大空間リビングのある家のリビング
スタッフ
竹駒工務店さんで建てられるお家の特徴はどういったところですか?
黒羽さん
天然素材や昔ながらの工法などの他、一般的な規格にこだわらない、居心地を重視した空間といった部分は大きな特徴になります。天然素材を人の手でカタチにすることで、既製品にない温かみを感じて頂けるといった魅力もあると思います。ただ、そこが絶対というわけではなく、素材に関しても新しいもののほうが良い空間づくりができると感じたら躊躇なく使います。
建てる場所を見て周りの環境も含め、その場所に合った外観であったり、間取りであったりをデザインしていきますので空間も変化します。
黒羽さん
ホームページには多くの施工例を載せています。そちらを見ていいただくと、我々がどのような家を作っているか、より詳しくご覧頂けると思います。
気の合う相手と向き合いながらつくる、楽しく気楽に住める場所
お家づくりのアドバイスをお話しになる黒羽さん
スタッフ
黒羽さんが手掛けられたお家にお住まいの方に、どのような生活をしていただきたいと思いますか?
黒羽さん
特別な気遣いをするわけでなく、普通に生活をしていただきたいと思います。お家は普段の生活をする場所なので、仲の良い家族と同じように気遣いなく、そして楽しく生活できる場所であってほしいと思います。
スタッフ
これからお家を建てられる方にアドバイスをお願いします。
黒羽さん
お家をつくるときは相性の良い業者、ここだと思ったところと真剣に向き合って一緒につくっていくことを意識すると良いと思います。お家は家電製品などのように規格の決まった物を買うのとは違い、生活そのものを買うのです。金額など以上に一緒にお家づくりをする業者との相性がとても大切です。先程も言いましたが、ホームページの施工事例などを見るとその会社がどのようなお家づくりをしているかわかります、そうした情報を参考に相性の良い業者を探してみてください。
スタッフ
やはり施工例を見ることは、その業者がつくる家を理解する上で大切なことですね。
黒羽さん
そうですね。以前と違いホームページ等の情報で業者を選ぶ方が増えてきているので尚更です。当社でも最近はホームページで我々がどのような家を建てるのかを見ていただき、竹駒工務店で建てた家のデザインや雰囲気などを気に入って、ご依頼にみえる方が多くなりました。自分たちがつくる家を気に入ってきていただいた方との家づくりは、我々つくる側も楽しく一層のやる気になります。お互いを理解し合い、協力して楽しくお家づくりができるような業者をぜひ見つけてください。
値段感と坪単価
坪単価:75万円~
「心で刻む、手仕事でつくる木の家」
居心地の良い空間づくりのために、丁寧にしっかりとした技術で対応しています。
見学レポート
今回取材と見学をさせていただいたモデルハウス
今回の取材は、竹駒工務店さんのモデルハウス「ONE×ONE」にて行いました。
JR十日市場駅から南西へ向かい、国道から少し入った静かな住宅地を歩くとシンプルな白い建物が見えてきます。
スッキリとまとまった外観は、閑静な住宅地で一際目を引きます。
取材当日は天候にも恵まれ、塗装を施された白い外壁が青空の下でさらに引き立っていました。
【展示場住所】神奈川県横浜市緑区
【お問い合わせ】TEL 045-983-7702(予約は必要)
【営業時間】8:00~18:00
【定休日】見学日についてはご予約時にご相談ください。
玄関を開けると、外観のシンプルさから想像できないほどの立体感を感じさせてくれます。「場所ごとの居心地の良さを考えた設計」と言われる通り、玄関からリビングそして奥の和室と、空間が立体的に変化し目を見張ります。
コンクリート打ちの床のリビングを抜けた奥の和室は、程良い狭さで、天井も低めに作られています。畳の上にゆっくりと座ることが考えられていて、「和」ならではの落ち着いた空間になっています。
2階へ上がると1階とは違うワンフロアの大きな空間が広がります。驚くのは一つの空間でありながら、それぞれの場所が独立しているかのように感じられ、ただ広いだけの空間になっていないところです。また天井も壁際の屋根の位置は低く中央へ向かい大きくたち上がった吹き抜けで、落ち着いた雰囲気でありながら、全く圧迫感がないといった絶妙な空間が広がっています。
今回は2階で取材をさせていただいたのですが、広い床いっぱいの無垢の木の床が足元に優しく、また床以外にもふんだんに使用された自然素材の効果なのか、室内の心地よい空気感がずっとここに居たいといった気持ちにさせてくれます。
随所に取り付けられた小窓から差し込む光も、自然の中にいるような雰囲気を感じさせてくれて、とても居心地の良いものでした。
「また、訪れたい。」
そんな気持ちにさせてくれる素敵なモデルハウスでした。
株式会社竹駒工務店のインタビューまとめ
今回お伺いしたモデルハウス2階
「もともと大工だから」
取材中何度もこの言葉を口にされた黒羽さん。
「ものづくりが好きだ」といった気持ちが会話の中に溢れていました。
今では珍しくなった手作りの窓枠や漆喰の壁など、自然素材に溢れた空間。また、常識にとらわれない間取りも竹駒工務店さんらしさなのだと取材をして思いました。
また、自社の大工さんのみで責任を持って工事を管理し、受けることができる数しか受注しないといった姿勢も、ものづくりを愛する黒羽さんならではの営業スタイルだと感じました。
ホームページを訪れると「竹駒工務店さんらしい」施工事例などをご覧になることができます。ぜひ一度こちらからも竹駒工務店さんの情報をご覧になってみてください。
株式会社竹駒工務店の詳細情報
会社名 |
株式会社竹駒工務店 |
所在地 |
〒226-0025 神奈川県横浜市緑区十日市場町866-9(十日市場交差点そば) |
代表者名 |
黒羽啓太郎 |
電話番号 |
045-983-7702 |
営業時間 |
8:00~18:00(定休日:日曜祝祭日、年末年始、夏期休暇、GW) |
公式HP |
http://www.takekoma.co.jp/ |
対応する工事 |
住宅の設計監理、施工 |
対応エリア |
横浜市、川崎市、町田市、相模原市、東京都内他要相談 |
その他 |
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