株式会社ウッドストック

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ウッドストックさんは、無垢の木を始めとした、自然素材で造る木の家専門の住宅メーカーさんです。

無垢の木を取り扱う住宅メーカーさんは沢山ありますが、ウッドストックさんの特筆すべき点は「木に対する正しい知識」を備え、それを曲がりなく活かされていることです。

せっかく無垢の木で家を建てても、毒性が否定できない人工化学物質がたくさん用いられていたり、木材の特徴を活かせていなかったりすると、住み心地の悪い住まいになってしまいます。

本記事では、ウッドストックの秋田社長のインタビューをご紹介します。 幼い頃より木に触れてきた秋田社長が、正しい木材の知識と工法で確立した、「住む人の健康と生命を守る」建築スタイルをご閲覧ください。

お客様からの信頼を得るために。大切なのはコミュニケーション

スタッフ

ウッドストックさんでは、ログハウスや無垢の木の自然素材住宅を取り扱っていらっしゃいますが、秋田社長が木材の良さに目覚めたきっかけはあるのですか?

秋田社長

私の父が、小さな木工業の会社を営んでいて、幼い頃から木材に触れていたので、木材の特徴や持ち味を自然に体得していたんですね。無垢の木の凄さを客観的に学んだのは、建築の仕事に就いてからなんです。

秋田社長

小学五年生の頃だったでしょうか、 夏休み期間中に実家を改装していたんですよね。元々工作が大好きだったので、工事現場が面白くて宿題もやらずにずっと眺めていました。 すると見かねた大工さんが、釘打ちをやらせてくれて、初めての建築体験に感動したのをよく覚えています。 なので子供の頃は、「将来は大工さんになりたい!」と思っていました。

スタッフ

幼い頃から、木材や建築に触れる機会が多かったのですね。では最初は、大工さんとして、建築業界に入ったのですか?

秋田社長

いいえ。高校卒業後の進路について、父に大工になりたいと胸の内を話したことがありましたが、大工という仕事は、体力も技をも伴うプロスポーツ選手のような職業なので、年齢的にちょっと遅いのではないかという助言があって、迷った結果大学進学を選んだんですよ。その後、就職活動期に至っても、木を使ったものづくりへの想いは揺らぐことが無かったのですが、アルバイトの経験でお金をもらってもなお、人に喜ばれることに目覚め、木造建築を長く扱っている老舗のハウスメーカーに志願し、営業マンとしてものづくりの道を歩めることになったんです。

スタッフ

なるほど。学生時代の実体験で、仕事は人に喜ばれることであると、既に意識が向かれたのですね。 営業マンの頃には、どんな経験を積まれたのですか?

秋田社長

「モノを売るより自分を売りなさい」と教わりました。その言葉を信じ、建築の知識だけではなく、相手の気持ちを理解する力や、自分の意思や考えを分かりやすく伝える力を磨く努力もしたんです。 家は一生に一度の高価な買い物です。信頼が双方に芽生えないとものごとの託し合いの関係は生じません。託し合えた信頼は家というカタチで残せますが、真に託し合えた信頼は感謝や愛着というカタチでお互いの心に生涯残り続けることを学びました。 家の見かけや性能に頼り、信頼を疎かにしていては、末永く住んで行きたいと思われる家にはなりにくく、30年程度で取り壊されてしまう様な短命な家が横行する現代では、特に真の信頼が不可欠なんだという自覚に至っているんです。

スタッフ

確かに、家は莫大なお金と時間を業者に託して造るかけがえのない財産ですので、お客様としては信頼できる人に安心して頼みたいですよね。すばらしいご経験を積まれたのですね。

秋田社長

多くの方は、住宅を買う時などには、「モノ依存」度が高い売る側につられてしまい、「モノ探し」の意識が先行してしまっていると思います。 「モノ探し」も大事ですが、家の性能が一様に高まり、メーカー格差も縮まったと言われる現代では、特に「人探し」の意識を強く持たれた方が良いと思うんです。 家の形や性能ばかりに目を向けず、「自分が思い描く生活を叶えるには誰に頼めばいいか?」を考えた方が、幸せになれるのだと思うんです。

常に「本質」を追求する。家の本質は生命と健康を守ること

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スタッフ

家づくりにおいて、秋田社長が大切にしている考え方は何ですか?

秋田社長

家に限ったことではありませんが、素直に物事の「本質」を考えるようにしています。 ちなみに、家の本質は何だと思われますか?

スタッフ

普段あまり考えたことが無いので、難しい質問ですね。家が丈夫であること、などでしょうか?

秋田社長

そうですよね。「家が丈夫なこと」「室内が暖かいこと、涼しいこと」「地震に強いこと」。まだまだありますが、どれも家には大切な要素ですよね。 でも、これは家の本質を叶えるための要素にすぎません。 何故、丈夫さや暖かさや強さが家の大切な要素となるのかを考えると分かると思いますが、家の本質は「人の生命や健康を守ること」にあります。 建築基準法でも、第一条の最初には「国民の生命、健康」の保護を図るのが目的だと示されています。 生命や健康の保護なんて当たり前のように思われるかもしれませんが、政治や社会環境の歪曲からなのか、本質の追求を行わず、本質よりも利益を優先し、その本質に触れようともしない会社が多いのが現状なのです。

秋田社長

例えば、「お客様のために」とか「健全な住環境を提供します」と立派な社訓を掲げながら、未知なる人工化学物質を躊躇なく沢山使用している住宅メーカーが存在しています。 住む人の健康を考えるなら、シックハウス対策として敷かれた24時間換気の法規制など不要と言えるくらいの家を掲げるべきだと思っています。

スタッフ

一番大切な健康と生命が、ないがしろにされているケースがあるのですね。ちなみに、自然素材を利用した場合、健康的な影響においてどれほどの効果があるのですか?

秋田社長

自然素材に囲まれて生活をすると、人工化学物質の住宅に比べて吸引する化学物質が少なくなるばかりか、昨今では人体の「ナチュラルキラー細胞」が活性化され、がんを含む病気のリスクを下げる効果があると注目されているんです。 最近の実証例のほんの一部の紹介ですが、2019年の末に、森林セラピーソサエティと東京医科大学で共同の研究発表がありました。 木の家に住んだり、森林浴をしたりすると「ナチュラルキラー細胞が活性化して、免疫力が向上する」という研究結果です。 木から放たれる香りの中には、免疫力を向上させる成分が含まれています。呼吸によって血中に取り込まれると、ナチュラルキラー細胞が活性化するそうです。 →森林セラピーソサエティと東京医科大学の研究内容はこちら

スタッフ

自宅に居る時間は長いですから、その時間で健康的に良い影響が受けられるのは嬉しいですね。 秋田社長が自然素材にこだわるのは、「生命と健康」という家の本質を守るためなんですね。

秋田社長

そうなんです。むしろ、その本質が釈然としない人工化学物質をなるべく避けるということなんです。 樹木や木材の恩恵は、ナチュラルキラー細胞やがんにまつわる話以外にも、アレルギーや化学物質過敏症、精神疾患などの回避にも、効果が出ている例があります。 実際に木の家で生活している私も、何年もの間、インフルエンザにも風邪にもかかっていません。

「断熱性」「蓄熱性」「調湿性」に優れる木材の素晴らしさ

スタッフ

木のスペシャリストである秋田社長から見て、木材の特に優れている点は何ですか?

秋田社長

まず一つ目は、先にお話しした免疫向上力と言えますが、次には木には優れた「断熱性」があることですね。 石膏ボードよりも比重が低い木材は、熱伝導が低く、断熱性が高いのです。 例えば、この2つの木材を手のひらで触ってみてください。どちらが温かく感じますか?
木材

写真下側の正方形の木材は比重の低い「無垢のパインの床材」。 上側の長方形の木材は比重の高い「無垢のオークの床材」。非接触温度計で表面温度を測定。

スタッフ

触れてみると、「無垢のパインの床材」の方が温かく感じますね。

秋田社長

ですが、2つの無垢の木の床材の表面温度はどちらも19℃です。それでも片方が温かく感じるのは「木材の比重が異なる」からです。 木材は、軽量なセルロースで構成される微細な気孔構造によって熱を伝えにくい性質があるので、手のひらの温度が吸収されずに返ってきますが、比重が低いほどこの力が強く働きます。 温かく感じた「パインの床材」は樹種がマツ科の天然素材で、適度な比重で柔らかみがあるのが特徴です。人が直接触れても熱が奪われにくいのです。畳や発泡スチロールの構造に近いんです。 当社の展示場や事務所の床もパインの木を使っていますが、真冬に裸足で歩いても全然冷たく感じないんですよ。

秋田社長

「オークの床材」は樹種がブナ科でこちらも天然素材なんですが、パインに比べると比重が高く、熱を吸収しやすいので、比較すると冷たく感じるんです。 分かりやすい例は、体育館の床です。体育館の床は比重の高いナラやブナなどの堅い木材が適していますが、冬に裸足で歩くと冷たく感じますよね。 いつも、こうやって、ご体感をいただき、床材を選んでいただいています。

スタッフ

木材に触れると、その重さや温度の感じ方で、わかることがあるんですね。床にはパインのような比重の低い木を使えば、柔らかさもあって、歩きやすく快適そうですね。

秋田社長

そうですね。さらに木材は、人の家での生活に対して優れた「蓄熱性」を発揮してくれます。 木材は熱が伝わりにくくもじっくりと熱を溜め込む能力があるので、熱を溜めこんだ後、周りの気温が下がるのに併せてその熱をゆっくりと放出してくれます。 たくさん熱を溜め込まないうえ、一気に放熱しないのが特徴なんです。

秋田社長

例えば、パイン材を駆使した当社の木の家では、暖房をかけて過ごした後に、暖房を切って就寝したとしても、次の日の朝は着替えが容易なくらい室内が温かいままなんです。 これは、冷えようとする室内の空気に対して、無垢の木が熱をゆっくり放出することで「温度を一定化」させる断熱性に加えたプラスαの働きがあるからです。 夏場も同じで、冷房熱を蓄えた無垢の木が、冷熱をゆっくり放出してくれます。比重が高く熱を多く蓄え、すぐに放出してしまう石膏ボードや合板の床の家とは違って、居心地の良さが持続するんです。

スタッフ

温度の一定化ですか。室内の温度が激しく変動しないのは、体調面にもお財布にも優しいですね。
木の性質まとめ
・比重の高い木……熱を吸収する性質がある。金属やコンクリート、石膏ボードなどの物質も比重が高い。熱を吸収(伝達)しやすく溜め込む量も多い一方で、早く熱を放出する。 ・比重の低い木……熱を吸収(伝達)しにくい性質がある。触ると手のひらの熱がそのまま返ってくる。熱を溜め込む量は、比重が低いほど少なく、ゆっくり放出する。

秋田社長

無垢の木材は、「調湿性」も持ち合わせています。温度だけでなく湿度も一定化させようとする働きがあります。 室内は知らぬ間に加湿がなされていることがありますが、木材が現しとなった家では木材が余分な湿気を吸収して室内の高湿化を抑えてくれます。 逆に乾燥に転じた場合は、湿気を放出して乾燥した室内の湿度を上げてくれます。 高湿化は結露を誘発させるだけではなく、カビやダニの発生を助長させるので、長時間の加湿は本来、人にも家にも良い事ではないのですけど、ウイルス感染防止策で知られる、湿度を60%前後に高める対策を行っても、結露を抑えてくれるので安心なんです。 高い断熱性を持ちながらも、温度も湿度も人の暮らしや家そのものに優位に働いてくれる合理的な建材は、木材以外に無いんです。

工法や素材の配置は適材適所。ただ木を使えばいいわけじゃない

スタッフ

木材を取り扱う上で、大切にしていることはありますか?

秋田社長

木であれば何でも良いというのではなく、適材適所を意識した素材や材質、施工法選びを大切にしています。 例えば室内の床は、足が常に直接触れる部位なので、温熱や接触感を考えた素材選びをしながらも、高品質なものを選ぶべきなんです。先ほどのパインの床材などが、それですね。 でこぼこで引っかかりのあるような床ですと、怪我に繋がってしまいますので、重視するポイントです。

スタッフ

例えば、無垢の木の床材を扱っている大手のハウスメーカーさんもありますが、ウッドストックさんと他社さんとの違いはあるのでしょうか?

秋田社長

全てのメーカーがそうではないでしょうけど、無垢と言いながらも安全根拠の低い接着で幾層かに組木された床材だったり、無垢の木であったとしても、接着剤を主要に使って施工している会社は多々あります。 ウッドストックでは、接着剤は使わずに、専用の細い釘を使って施工しています。

スタッフ

細い釘を使うと、どのようなメリットがあるのですか?

秋田社長

木材は、呼吸し続けると言われますが、これは木材が香り続けることだけではなく、乾燥吸湿を繰り返すということも含まれます。 専用の細い釘類は、無垢の木の呼吸によって生じる微妙な膨張収縮に追従する役割を担っています。

秋田社長

床の様な大面積を接着剤で張り付ける施工をしてしまうと、健康への害は否定できなくなりますし、返ってひび割れや繋ぎ目に隙間を誘発させたりして、怪我への安全面が損なわれてしまうんです。木の呼吸の妨げにもなります。 ですから、本来は無垢の木の床の施工に接着剤を使うのはご法度です。 でも、これを知らない家の専門家が意外と多いんです。特に現代の家は気密が高く室内は高湿化しやすいので、用いる無垢材の総量が適量でないと呼吸過多を起こしますし、材質が粗悪であるほど、曲がったり反ったりしてしまいます。接着施工がなされている場合は、材質が見合っていないことの証しとも言えます。

スタッフ

見合った材質と、正しい施工法を知らないと、無垢の木の良さを活かせないのですね。

秋田社長

他のメーカーで建てた方から度々相談を受けるのですが、先日は「新築の私の家も無垢の床を使ってるんですけど、ウッドストックさんと全然違うんです」と言われました。 それで、家の写真を見せてもらったら、写真でも目立つ抜け節やひび割れのある悪い状態の杉の床材が使われているのが分かりました。やはり接着施工とのことでしたので、妥当な簡易な改修方法はなく、この床材との将来的な向き合い方をご案内するしかありませんでした。

秋田社長

そもそも杉は、木材の中でも柔らかい素材なので、床材には向いている面もあるのですが、粗悪な品質だと抜け節だらけで割れも生じやすく、トゲで怪我しやすいんです。 特に最近の国産材は、山林の放置期間が長いので、要注意なんです。それなのに、見合わない素材で製品化しているのが問題なんですけど、それよりも誰にも見極めがなされず平然と貼られてしまうのが最大の問題です。

秋田社長

結局のところ、家に用いる木材は、無垢の木を見える部分に活かそうと、隠れた部位に用いようと、その材質を以て適材適所に選ぶことを意識しないとなりません。これは、古今東西、昔も今も変わらないことなんですけどね。 最近では、政府の森林資源活用の後押し政策を伴って、無垢の木を内装に使った家の需要は高まっていますが、「無垢の木の家なら」と安易に選んでしまい、後悔してしまうお施主さんは多いと思います。

スタッフ

せっかく健康面でメリットのある無垢の木を使っても、怪我をしやすかったり居心地の悪いお家になったら困りますね。ですが、木の知識が豊富な、秋田社長に依頼をすれば安心ですね。

秋田社長

そう言っていただけると、とても励みになりますが、まだまだ勉強不足だと思っています。 現代の家は、高断熱高気密、高耐震と、モノとしての経済的性能は向上して来ましたが、家の第一の目的ともなる「生命と健康の保護」というヒトへの本質に対しては、低下したままです。他の先進諸国では、100年を超える家がありふれているというのに。 何かおかしいと感じませんか? 30年余りで建て替えするほど短命な家が横行するのは、日本の社会構造や理念が本質を真に考えさせられるものではないからだと思います。

秋田社長

低品質であれば、確かに安く施工でき利益も上がることでしょうけど、住宅の本質である「生命と健康を守ること」には繋がりませんよね。 せっかく無垢の木を使うなら、正しい素材と品質と施工法で建てられたお家で、安全で健康的な生活を贈ってほしいと思います。 既に決まったメーカーがあったり、構想中のリフォームであったり、当社に依頼するつもりが今は無くても、疑問や困ったことなどがあれば遠慮なく相談いただきたいです。先ずは「モノ探し」ではなく「人探し」であってほしいので…。(笑)

まとめ

ウッドストックの秋田社長は、木材の正しい知識を駆使し、住宅の本質である「生命と健康を守る」ことを基盤とし、本物の自然素材の住宅を世に贈り出されています。

こじんまりとした企業体は「良いものをできるだけ安く」という、起業当初より秋田社長が持ち続けられている理念に基づく、廉価への施策。それが手に取る様にわかる対談となりました。

正しい素材や材質選びと施工法で創られる無垢の木の住宅で、安心で健康的な生活を送りたい方は、実際の建物を見学できる展示場が2棟ありますので、ぜひウッドストックさんへ足を運んでみてください。

詳細情報

会社名 株式会社ウッドストック
所在地 〒259-0124
神奈川県中郡二宮町山西382-15
代表者名 秋田修
電話番号 0463-70-6983
営業時間 10:00~18:00
公式HP http://www.wood-s.co.jp/
対応する工事 木造建築の企画・設計・施工
対応エリア 神奈川県・東京都・埼玉県 千葉県・山梨県・静岡県
その他 -

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