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斬新なデザインや最新の機能など、華やかな条件ばかりについ目が向きがちな家づくり。
しかし、実は一番重要なのは、家の中の空間をどのようにつくるのかということです。
せっかく費用と労力を掛けて家を建てたとしても、一人一人が自分の部屋に引きこもるようになっては、家の中は暗くなってしまいますよね。
有限会社アトリエアイズさんでは、トイレや洗面器といった普段の生活で利用する場所の位置を工夫するなど、家の構造を変えてふとした瞬間にコミュニケーションが生まれる、そんな家の中の空間づくりを得意としています。
本記事では、有限会社アトリエアイズの代表取締役である今井博康さんの、コミュニケーションが生まれる家づくりへのこだわりをお伝えしています。
有限会社アトリエアイズさんが過去に手掛けられた家の写真も載せているので、新居での暮らしをイメージできると思います。
物づくりを目一杯に楽しんだ子ども時代
今井さんが描かれた車のスケッチです。
スタッフ
今井さん
高校生の頃に美術部に所属していたのですが、顧問の先生がとてもおもしろい方で、当時はその先生の自宅によく泊りがけで遊びに行っていました。
元々物づくりが好きだったこともあり、高校卒業後の進路を考え始めた頃に建築の世界に興味を持ったのです。
スタッフ
先生も学生をご自宅に招かれていたわけですから、とても面倒見が良い方だったのですね。
今井さんは、先生のご自宅に遊びに行った時は、どのようなことをされていたのですか。
今井さん
先生と一緒になって銅版画や石膏像を作っていましたね。
今でも先生とは交流が続いており、美術部で合宿した時の思い出はよく話題に出ます。
午前中は絵を真面目に描いているのですが、私も学生でしたから、午後になるとつい遊び出してしまう。そんな先生との楽しい時間が懐かしいですね。
スタッフ
今井さんと先生は本当に仲が良いのですね。
今井さんは、子どもの頃から物づくりがお好きだったのですか。
今井さん
私の祖父は、私が4歳の時に亡くなったのですが、ずっと棟梁だったのです。
私は、祖父の仕事道具だったのこぎりや材木が残る祖母宅に行く度に、1人で何か物を造って遊んでいるような子どもでした。
この出来事は働き始めてから気づいたのですが、もしかしたら建築の道に進んだ私のベースにあったのかもしれませんね。
家族の思い出をつくり上げる家の構造を考える
有限会社アトリエアイズさんでは、家の構造から施主さんに合った設計を考えています。
スタッフ
設計のお仕事をされる中で、今井さんがやりがいを感じられる瞬間はいつですか。
今井さん
私は、仕事が趣味だと言いきれるほど、とにかく仕事が大好きです。
その中でも、施主さんに初めて設計のプレゼンテーションをする時が一番やりがいを感じますね。
スタッフ
どうしてプレゼンテーションにやりがいを感じられるのですか。
今井さん
施主さんのご要望を単に聞くだけではなく、施主さんが本当に大事にしている価値観を考え抜きたい。そんな施主さんが意識していない引き出しすらも見つけることが私達の仕事だと思っているからです。
これまでの消防団の詰め所の外壁は、白色か銀色が一般的でしたが、この時は消防団制服の青色をモチーフにしました。
地域の安心を担っている施設であることをわかりやすく発信できるように、制服からイメージした建築は、消防団の方々に今でも喜んでもらえています。
※詰め所とは……今回の場合では、消防団の人が集まっている場所。
スタッフ
青色は心理的にも落ち着く色ですから、街を守る消防団のシンボルとして、地域の方々も安心感を覚えると思います。
それでは、家づくりにおいて、どのような想いを持ちながらお仕事をされているのですか。
今井さん
施主さんには、その家でしか育めない思い出をつくってもらいたいと思っています。
長い時間が過ぎると、人の価値観は変わりますし、家だって壁を塗り直したり、クロスを張り替えるタイミングが来ます。そんな時に「今井さんに頼んだ家づくりはおもしろかったな」と少しでも思い出してもらえたら、私の仕事は成功だったなと思うのです。
今井さん
家族の思い出は、日々の生活の中でつくられていきます。
ですから、家族の会話が自然と生まれて、その積み重ねが家族の思い出になっていく。そんな家の構造を考えていきたいですね。
例えば、トイレ一つとっても、家族が居る空間を経由する形でトイレまでの通路を確保すれば、トイレに行くだけでもちょっとしたコミュニケーションが生まれますよね。
ふとした瞬間にコミュニケーションが生まれる空間づくり
有限会社アトリエアイズさんでは、コミュニケーションが生まれる空間を設計しています。
スタッフ
有限会社アトリエアイズさんが手掛けられる家は、どのような特徴がありますか。
今井さん
映画鑑賞用のお部屋や音楽スタジオなど、こだわりがあるご趣味をお持ちの施主さんに喜んでもらえるような家を手掛けることが多いですね。
私は防音室を造るのが得意で、ドアや窓に防音対策をするだけではなく、換気扇にもマフラー(集音管)を取り付けています。
スタッフ
一口に防音室と言っても、いろいろな工夫があるのですね。
家づくりにおいて、今井さんが大切にされていることはありますか。
今井さん
ふとした瞬間にコミュニケーションが生まれる、そんな家をつくりたいですね。
スタッフ
家がきっかけになりコミュニケーションが生まれたら、家庭も明るくなりますね。
実際には、どのような工夫をされているのですか。
今井さん
例えば、廊下一つにしても、ただ通るためだけにある廊下では、スペースがもったいないですよね。
以前に手掛けた家では、廊下を通らないとトイレに行けないような構造にして、さらにこの廊下をリビングの吹き抜けに面するように造りました。
そうすることで、トイレに行くといったなにげない時でも、家族と顔を合わせてちょっとした会話が生まれるような空間をつくりたかったのです。
リビングの吹き抜けに面した廊下では、トイレに行く時にもちょっとした会話が生まれます。
スタッフ
日々の生活のちょっとした瞬間にコミュニケーションが生まれるのはとても嬉しいですね。
他には、どのような家を手掛けられたのですか。
今井さん
私の自宅を建てる時に、狭小地でしたから、どうしても1畳分のスペースが足りず洗面台を置けなかったのです。
そこで、リビングの壁面収納に洗面台を入れることにしました。
子どもが学校から帰ってきた時には「ちゃんと手を洗った?」とちょっとした会話が生まれ、また、子どもが寝る前には「歯を磨いてから寝ようね」と子どもを見守ることができました。
狭小地でも、スペースを上手に有効活用すれば、快適な空間はつくれます。
スタッフ
狭小地というスペースの問題を、逆にコミュニケーションを生み出す空間として活かされているのですね。
これらの設計のお仕事をされる中で、今井さんが大切にされていることは何ですか。
今井さん
設計ですから家のプランは大切ですが、それにとどまらず立面もとても大切になります。
この場所にこの面積でこの色を使うなど、立面の作業では家を展開図として意識的に認知していきます。
例えば、大きな吹き抜けを造らなくても、1階と2階の壁の色を繋げるだけで、全体として開けた空間をつくることもできるのです。
スタッフ
最後に、これから新築をお考えの施主さんに向けてメッセージをいただけますか。
今井さん
ご自分とご趣味が合う設計士さんを選ばれると良いと思いますよ。
例えば、頼まれる設計士さんが設計士さんご自身のご自宅を造られたことがある方なら、同じ価値観を持ってもらえるでしょうから、施主さんと一緒になって家づくりを考えてくれるかもしれませんね。
値段感と坪単価
坪単価:70万円~
木造でしたら、70万円から
木造でしたら、坪単価70万円から、ご相談いただけます。
有限会社アトリエアイズのインタビューまとめ
今井さんには、和気あいあいとした雰囲気の中、インタビューにご協力いただきました。
有限会社アトリエアイズさんでは、家の構造を変えてふとした瞬間にコミュニケーションが生まれる家を手掛けられていました。
建てられた家で快適に暮らす、そんな家づくり成功の秘訣は空間づくりにあると言えるでしょう。
家の中の空間を上手に活かせば、会話が増えて家族の雰囲気が明るくなるだけではなく、趣味部屋などを一つ増やすことだって出来るかもしれませんね。
新居での暮らしのイメージをお持ちの方は、ぜひ有限会社アトリエアイズさんにお問い合わせください。
有限会社アトリエアイズの詳細情報
会社名 |
有限会社アトリエアイズ |
所在地 |
〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延2-11-17-201 |
代表者名 |
今井博康 |
電話番号 |
044-789-9139 |
営業時間 |
9:00~18:00 定休日:土曜日、日曜日 |
公式HP |
http://www.a-iz.co.jp/ |
対応する工事 |
住宅、店舗の設計 |
対応エリア |
一都三県 |
その他 |
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