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木や植物の見た目、香りには、疲れた目を休ませたり、心身をリラックスさせたりする効果があります。
これから建てるあなたのお家にも、木や植物を上手に取り入れられれば、普段の生活を贅沢な時間に変えられるかもしれません。
これから紹介する、株式会社ユミラ建築設計室の弓良社長は、動植物を取り入れた設計で、魅力的なお家をこれまでにいくつも手掛けてこられました。
自然と建物を調和させる達人です。
この記事では、弓良社長のインタビューをもとに、社長が得意とする、建物と緑を融合させる設計について、また、社長が普段大切にされている、変化を見据えて設計することの大切さについても紹介していきます。
緑ゆたかな設計は海外の建築がルーツ
スタッフ
社長の手掛けるお家には、木や植物が含まれるものが多いですね。
自然をテーマにした設計をするようになった、きっかけはありますか?
弓良社長
若い頃に見た、海外の建築に感動したのがきっかけです。
特に影響が大きかったのは、フランスの街並みです。
ある晴れた日、街を眺めながら食事をとっていました。
フランスには、古くから素晴らしい文化財がたくさん残っていましたし、街には豊富な緑もありました。
その時、なんて贅沢な空間なんだ、と圧倒されたのを今でも覚えています。
スタッフ
自然を意識した設計は、海外建築がルーツになっていたんですね。
弓良社長
他にもモロッコで見た、大地と建物が一体化した風景にも強い影響を受けました。
現地では、建物の壁に日干しレンガが使われます。その土地で取れる赤土と、大地が同じ色なので、地面と建物の境界線が見えなくなるんですよ。
スタッフ
弓良社長
やっぱり、身近に植物があって、生き物がいたり、土の臭いがしたりするのって楽しいじゃないですか。
スタッフ
せっかく建てるなら、少しでも面白い家のほうがいいですよね。
設計には必ず緑や自然を取り入れるのですか?
弓良社長
いいえ、必ずではありません。
ご家庭の環境や状況に合わせて設計をするので、必ず緑を入れるとは限りません。
それに、家づくりは街との調和が大切です。
好き放題に建物を作って、周囲とのバランスを崩してはいけません。
昔、都市開発の仕事をやっていたこともあり、まち全体で見た時にどうなるかも視野にいれて設計をしています。
お家を建てられる方の、環境に合った提案ができるのも、われわれの大事な仕事ですからね。
長く、強く、街と調和し続ける家
スタッフ
弓良社長
私が意識しているのは「美しく古びていく建物」です。
古くなっていく建物にこそ出せる、美しさがあると思っています。
スタッフ
風化していくのも魅力のひとつなのですね。
確かに、古い建物は独特なおもむきがあります。
弓良社長
しかし、残念ながら日本では修理して長く使うよりも、壊して新しく建て直す文化の方が主流です。
もちろん、海外に比べて木造住宅が主流といった理由もあります。それでも、住宅ローンは30年で組まれ、どこか壊すことを前提で建てられているかのようです。
スタッフ
社長のお考えには、若い頃に海外でご覧になった、古びた建物が、街並みとうまく調和している文化が根底にあるんですね。
それくらい、長い期間を見据えて設計するということですか?
弓良社長
そのとおりです。
とはいえ、古びていい部分とそうでない部分があるのも事実です。
例えば、お家の耐震性能や断熱性は古びてもらっては困る部分です。
私は北海道の出身なので、冬の厳しい寒さを何度も経験しています。
なので、家は人を守るという考えが強いのかもしれません。
どれだけ美しいとか、調和がどうだとかいっても、結局、家っていうのは雨風や日差し、寒さや暑さから、私たちを守ってくれるものでなければなりません。
だから、前提として、古びては困る部分については、長く耐えうる建物にするという考えがありますね。
費用を抑えて少しでもお客様に還元
スタッフ
弓良社長
家づくりにおいて、コストコントロールは欠かせません。
どんなにうまく設計をしたとしても、実現できなければ意味がありませんからね。
スタッフ
興味深いですね。
具体的にコスト面ではどのような工夫をされていますか。
弓良社長
欠かせないのは、建築を依頼する工務店の比較です。価格はもちろんですが、見積りをもとに、最低でも3社は比較します。
スタッフ
工務店は相見積りで決めるんですか?
てっきり馴染みのある工務店さんに依頼するのだと思っていました。
弓良社長
私の場合、工務店はなるべく毎回、違うところに依頼するようにしています。
同じところに頼んでいると、値段が上がってしまいますからね。
スタッフ
何度も依頼すれば割引してくれそうなイメージがありますが?
弓良社長
実は費用を抑える、もう一つの工夫として、設計書を解りやすく書くようにしているんです。
注意書きの量を限りなく少なくして、なるべく解りやすい設計書にすれば、大工さんに引き受けてもらいやすくなります。すると、割と安く引き受けてもらえるケースが多くなるんですよ。
ただ、実際に組んでみると必要な手間は変わらないので、何度も頼んでいると少しずつ金額が上がってしまうわけです。
スタッフ
長年、建築の設計をやってこられた、社長ならではの裏技ですね。
弓良社長
相見積りと併用するだけでも、設計費用分くらいはコストを抑えられています。
コストカットは妥協せず、少しでもお客様に還元できるように意識しているおかげで、長いこと建築家としてやってこられたのかもしれません。
株式会社ユミラ建築設計室のインタビューまとめ
20代の頃は、ヨーロッパで有名な建築家さんのもと修行を積まれ、フランスやドバイでは都市開発のお仕事に打ち込まれていた弓良社長。
しかし自分はやっぱり建物の設計がしたい、なんなら犬小屋でもいい、そう思って住宅の設計も多く手掛けるようになられたそうです。
独立されてから30年、既に多くの実績を残されていますが、これからも自然と建物が融合した素敵なお家を設計されることでしょう。
緑と一緒に過ごしてみたいあなた。ぜひ、弓良社長に相談されてみてください。
株式会社ユミラ建築設計室の詳細情報
会社名 |
株式会社ユミラ建築設計室 |
所在地 |
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-8-6菱和パレス802 |
代表者名 |
弓良一雄 |
電話番号 |
03-5452-8155 |
営業時間 |
10:00~18:00 |
公式HP |
http://www.yumira.com/ |
対応する工事 |
建物企画・設計・管理 |
対応エリア |
東京・神奈川・千葉・埼玉及び北海道 |
その他 |
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