コネクト一級建築士事務所

コネクトのおふたり

自分のお家とは、長い間毎日付き合っていくものです。
次に家を建てるのは20年後か30年後か、もしかしたら新築が一生に一度の買い物になるかもしれません。

なので、お家を建てるなら自分の生き方や将来設計に合ったお家が望ましいですよね。

そこで、今回は「お客様が気持ちよく住んでもらえる家を造りたい」と語る、コネクト一級建築士事務所の滝川淳さんと標由理さんからお話を伺いました。
おふたりは、お客様のこだわりが強く反映された住みやすいお家を数多く手掛けています。

当記事では、そんなおふたりが住宅を手掛けるようになったきっかけや、建築に対する思いを紹介します。

今につながる過去の経験


スタッフ

はじめに、おふたりが建築の道を選ばれた理由を教えて下さい。

標さん

私はもともと、ファッションデザイナーになりたかったのですが、海外の有名なファッションデザイナーに建築学科出身の方が多かった事、高校の親しい友人に建築学科を目指す人がいたので、建築に興味が湧きました。
また建築学科のある大学に進んでからは、現在世界的に活躍する方々が同期にいたので、その影響も大きかったと思います。

滝川さん

私は「モノづくりがしたい」と考えて理工学部に進学したのですが、本格的に建築を仕事にしようと思ったのは、大学3年生の頃でした。
3年生の終わりにインドへ旅行した時、「何か目的を持って生きなきゃ」と感じ、そこから建築に対して面白いなと思うようになりました。

スタッフ

お二人とも、大学院を卒業してから7年間企業でお勤めされていたと聞きます。学業とは違った刺激や、得られた感覚はありましたか?

滝川さん

私は建築事務所で図面を描いたり、直接実地に出向き現場の感覚を学んだりしていました。
一番刺激を得られたのは、御所野縄文博物館を設計したことですね。重要文化財を扱う博物館なので、奈良の重要文化財研究所の先生方が委員会にいらっしゃって。博物館を造ること自体、研究所の方たちは反対されるんです。落ち着きどころが全然わからなくて、といった時期がありました。

滝川さん

ですが、何個も模型を作成し、研究所の所長さんや町長さんたちと話し合いを重ねてゆき、最後には全員が納得する形で設計を完成させることができました。

スタッフ

その経験が、今のお仕事につながっているんですね。

滝川さん

そうですね。どんな建物も「人」が造っている、ということを学びました。
クライアント、設計者、施工者の関係を上手く取り持っていくのが建築の楽しさであり、面白さなんだと分かりましたね。
独立するまでは住宅を手掛けたことがありませんでしたが、その経験から「自分もできるかもしれない」と思えたんです。


スタッフ

標さんはどういったお仕事だったんですか?

標さん

私は大学院の頃から研究していた、アーバンデザインを中心とする事務所で、駅前広場のデザイン現場や、個人住宅のお仕事を手掛けていました。
また、長野県茅野市の市民会館建設計画に5年間携わることもできました。東京から長野まで通いながら、その帰りに当時工事中だった山梨の実家の現場を見たりなんて生活をしていました。

スタッフ

その山梨というのが……

標さん

今の山梨事務所です。

スタッフ

なるほど。その後、お二人はご一緒にお仕事を始めたんですか?

滝川さん

もとは独立したあとそれぞれで自分の事務所をやっていたんですが、結婚して約1年後に、コネクトという事務所を設立したんです。

スタッフ

それでは、なぜご一緒にお仕事を始めようと思われたのですか?

標さん

私達は生活と仕事をあまり分けず、”全てがつながる人生の一部である”と思っているので、自然と2人で仕事をするようになりました。
また、コネクトには「つなぐ、つながる」というコンセプトがありますが、それはみなさんの生活に対する思いを私達が代弁して紡ぎ出すという私たちの家造りへの姿勢にもつながっています。

標さん

私達側の根底にある生活スタイルを蔑ろにしていたら、私達が一生をかけてお付き合いするお施主さんの生活スタイルと共感することができず、お施主さんのイメージをお家に反映することもできなくなります。
だから仕事のスタイルも生活のスタイルも一貫させて、自分たちが大切にしているものを見失わないことが、お施主さんと共に家を造る事につながるかもしれません

スタッフ

素敵なお話ですね。なぜその”コネクト”という社名になされたのか伝わってきました。おふたりとお施主さんの気持ちをつなげていくということになるんですね。
ちなみに、おふたりがご一緒にお仕事をはじめてから、仕事で違いというのはあったりしますか?

滝川さん

全く違った考えのふたりがいることで、アイデアの幅は広がっていますね。お施主さんの意思も入ってくると、相乗効果でいいものができるのではないかなと思っています。
また、ひとりよがりにならないために、最初のとっかかりは基本ふたりで取り組んでいます。

スタッフ

そういった多角的な視点があると、依頼した時頼もしいですよね。

“生活へのこだわり”を住宅につなげる

スタッフ

おふたりが手掛ける住宅で、こだわりがあれば教えて下さい。

標さん

私の描く住宅では、玄関土間やデッキテラス、バルコニーといった外部とつながる部分を広くとっています。
毎日出かけて帰ってくるときの気持ちにも、家の居心地の良さにも関わるので、豊かな空間にすることが多いですね。
なので、家と外とをつなぐ場所に対しどう造って取り組んでいくかはいつも気にかけています。

スタッフ

そこも”つなぐ”というコンセプトのひとつになるんですね。
ちなみに、手掛けられた住宅で、お施主さんに「こんな暮らしをしてほしい」といったイメージはありますか?

滝川さん

お施主さんが”こうしたい”というイメージを実現するための環境をつくっていくので、我々からイメージを送るよりもお施主さんからイメージをいただいて設計をすることになりますね。

標さん

お施主さんの心の中にあるものを代弁していくということですね。お施主さんの引き出しを汲み取って、コネクトのフィルターを通し、一緒に造り上げているので、こういう生活をしてほしいといった願望はないです。
でも、「こういう風に生活してみようかな」って思っていただける家をつくるのはこれからの目標ですね。設計のとき説明はしていなかったけど、日々の生活の中で気づいてもらえて喜んでくれるような工夫を忍ばせられるといいなと思います。
施工例


施工例の浴室
猫を飼う一人暮らしの女性のために吹き抜けを多く設計したお家。
2階のお風呂からも1階の様子が見渡せるんだそう。

スタッフ

お施主さんの引き出しからお二人を通して設計をするというお話ですが、お家を建てたいという人は、建築に詳しくない方が多いと思います。
こういうふうにしたいな、っていう漠然としたイメージを、どう伝えていったらいいんでしょうか?

標さん

私たちは施主さんにある自分のスタイルを聞き出し、そのスタイルに適したうつわを用意する立場です。
最初にご相談をされて、インタビューをする時の聞き方は、「普段寝る時はベッドですか、布団ですか」や「どんな食べ物が好きですか」、「お子さんは何人いますか」といった切り口ではじめます。
間取りやインテリアの建築的な面はそういったキーワードから自然に導き出されるものなので、日々の生活を話していただければ、具体的な形になります

滝川さん

建築のことがわかってなくても、自分の生活スタイルがわかっていれば、十分に伝わると思います。
皆さん、建築のことは知らなくても、自分の生活についてはプロなんですよね。

スタッフ

お施主さんが日々の生活をお話するだけでも良いんですね。

滝川さん

はい。ただ、今の生活については皆さんお詳しいですが、10年、20年後の想像は難しいという方はいらっしゃるので、そちらはアドバイスができると思います。

スタッフ

10年後って想像してもなかなかピンとこないですよね。どういったアドバイスをされるんですか?

標さん

例をあげると、お子さんの年齢に合わせて「お子さんの個室が必要になりますよ」、逆に「もうすぐお子さんが独立されるならお部屋は必要ないですか」、といったものです。高齢の方だと、将来体の調子がこうなるかもしれないから水場はこうしましょう、介護者が入りやすい間取りや鍵のつくりにしましょうといった提案です。
介護や子育てなど、私たちが経験したことをもとにサポートできる場面もありますね

施主ファーストのお家造り

スタッフ

お仕事をする上で大切にしていることはありますか?

標さん

時間の許す限り、お施主さんの望むことに寄り添いたいので、常にお施主さんの気持ちを考えているつもりです。
毎日生活するので、心残りなく、気持ちよくお家に住んでもらうためのやりとりをしています。

滝川さん

我々は打ち合わせが長めかもしれません。「こういうふうにできている」、「こんな理由で選んだ」ということが分かっていると、その家で暮らすことがもっと楽しくなると思うんです。家ができるまでのストーリーがあるから家が輝いて見えると考えているので、素材や家具をひとつひとつ一緒に選びに行くこともあります。

スタッフ

では、打ち合わせの長さは長い方がよい、と感じますか?

標さん

それはお施主さんの考え方次第ですね。素早く判断して決める方もいますし、じっくり考える方もいます。

滝川さん

決めることの数自体は基本的にどんな家でも変わらないので、じっくり悩む方は時間を長くとることもあります。

スタッフ

お施主さんが納得するまで、ということですね。

滝川さん

はい、納得していただくことが大事です。我々も生活する上でいらないものは排除したいと考えているので、納得したものを手元に残していただきたいです。

スタッフ

どういったお施主さんが多いですか?

滝川さん

年齢で言うと、私たちと同世代かご高齢の方が多いですね。

標さん

でもそれは、どの建築家さんから見ても同じだと思います。家を造るタイミングって、子育てなどで結構決まっているので。
世代の話よりは、建築家と組まれるお施主さんはそれぞれストーリーや実現したいものがある方なので、そういったこだわりがある方が建築家と組まれると思います。

スタッフ

確かにそうですね。何もこだわりがなければハウスメーカーやカタログから選びますが、何かこだわりがあるから建築家に相談に行くわけですからね。

スタッフ

今後、どんなお施主さんと仕事をしたいですか?

標さん

住宅としてだけでなく、何か自営業や教室をやりたいといった形の、住む家とは違う機能を果たす、外のコミュニティと繋がるようなものがつくれるとおもしろいですね。
その家の形がまた変わるときにお邪魔して設計に携わったり、ごあいさつに行ったり……。私はお施主さんと長く関わり続けたいのかもしれないです。

滝川さん

自分たちが東京と山梨の2拠点生活なので、都市から地方に行ってみたいというお施主さんに出会いたいですね。自分たちの生活をもとにアドバイスができますから。
今ではリモートでお仕事ができますし、東京などで仕事をしていて「東京は厳しいけど地方だったら土地が買えるかもしれない」と考えている方に会ってみたいです。

スタッフ

最後に、これから家を建てたい人に向けたアドバイスを頂きたいです。

滝川さん

建築家に相談するということはハードルが高いように思われるかもしれませんが、色々なことを相談してもらっていいんです。建築家に設計を頼むよりも、ハウスメーカーや地域の大工さんに頼んだ方が良いですよ、ということを含めてアドバイスもできるので、一度相談に行くことは非常に有意義だと思います

標さん

こんな暮らしがしたい、といった生活のお話ができれば多角的なアドバイスができるので、日々の生活について建築を通して考えたい、日々の生活を住まいに反映したい、と感じられたなら建築家に相談していただければと思います。

まとめ

建築家さんに設計を依頼することでそれぞれのお客様に合った設計ができるのは、大手のハウスメーカーさんとは一味違った魅力と言えます。

そして、お家に対する確かなビジョンや専門的な知識がなくとも、細かいヒアリングからお客様に合った理想のお家を導き出してくれるのがコネクトさんです。

納得の行くお家で暮らしたいと考えている方は、ぜひコネクトさんにご相談ください。

会社名 コネクト一級建築士事務所
代表者名 滝川 淳
住所 東京事務所:
〒165-0026
東京都中野区新井4-15-5-403
山梨事務所:
〒406-0002
山梨県笛吹市春日居町別田538
電話番号 東京:03-5942-7367
山梨:0553-34-5158
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定休日:不定休
主な業務 建物企画・設計・監理・コンサルタント・ランドスケープ
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