CrownCat株式会社

井川さんの写真

猫とともに暮らせる賃貸物件は、世の中にあまり出回っていません。
猫がいるとお家がボロボロになってしまう、といったイメージがオーナー様に広まっているからです。
そのため、猫が飼える物件は常に満室で、空くのを待っている方がたくさんいらっしゃいます。

そこで、注目したいのが借り手の付いていないペット不可の賃貸物件です。
もし、これらの物件を猫が飼える物件に変えられたら、貸し手と借り手の双方が幸せになれると思いませんか?

東京都渋谷区にあるCrown Cat株式会社さんは、猫に特化した設計やコンサルティング事業を行っている会社です。
猫と一緒に住めるお家を世の中に増やそうと、マンションのリフォームや注文住宅を手掛けていらっしゃいます。

今回は、Crown Catさんの社長である井川さんにお会いするために事務所を訪ねました。
インタビューでは、猫とともに暮らす幸せを世の中に広めたい、という井川さんの熱い想いが伝わってまいりました。

猫と一緒に暮らせる物件を世の中に広めたい

猫まみれ1

スタッフ

Crown Cat様はどのような会社ですか?

井川さん

「猫と一緒に住める家」をコンセプトにした注文住宅の設計やリフォーム、加えて不動産事業・コンサルタント事業を手掛けています。戸建て住宅だけでなく、マンションなども対象です。
私は独立する前に人材系の会社で不動産の求人広告の仕事などをしていたんですが、そこでよくしていただいたお客様のご協力を得て、2015年にCrown Catを立ち上げました。

スタッフ

事業の幅は広くても、すべてに一貫して「猫」が関わっているのですね。
ちなみに、どういった思いで会社を立ち上げたのでしょうか?

井川さん

猫と一緒に暮らせる物件が、世の中であまりにも少ないと感じたのがきっかけです。猫と一緒だと、不動産の世界ではとにかく不利に働く場合が多いんですよ。
僕自身もずっと猫と一緒に暮らしてきたのですが、物件探しでは本当に苦労しました。ペット可の物件はほとんど見つかりませんし、たとえ見つかったとしても「犬はOKだけど、猫はNG」なんてケースが珍しくないんです。

スタッフ

ペット可の賃貸物件が少ないことは知っていましたが、猫と暮らせるお家に限ると物件数がさらに絞られてしまうのですね。

井川さん

そうなんですよ。なぜ犬は良くて猫はダメなんだろうと疑問に思いました。
そこで、賃貸物件のオーナー様や管理会社様にヒアリングしてみたんです。その結果、猫に対する誤解が何かと多いのが原因だろうと分かりました。

スタッフ

猫に対する誤解ですか?
どのような誤解が多いのでしょうか?

井川さん

しばしば見かける多頭飼いのニュースを見て、猫を飼うと物件がボロボロになったり臭いが付いたりする、と思い込んでしまう方が多いみたいなんです。
賃貸物件のオーナー様や管理会社様は、猫を飼っている方があまりいらっしゃいません。ですから、ニュースで見かけるイメージが強いのでしょう。

スタッフ

いわゆる猫屋敷ですね。ニュースで問題が報道されるたびに、劣悪な環境に置かれている猫たちを見て心が痛みます。
すると、実際のところは猫を飼っても大して問題が起きるわけではない、ということでしょうか?

井川さん

そうなんです。たしかに、猫はストレスを感じたときに爪を研ぎますし、去勢や避妊をしないとマーキングして臭いが付きますから、飼い主が気を付けるべき点はあります。
ですが、必要な注意さえ払っていれば、近隣トラブルになるような大きな問題は起きません。
飼い主の怠慢によって問題が引き起こされるケースは考えられますが、その場合も本質的な原因は猫ではありません。屋内での喫煙やゴミ屋敷による悪臭といったトラブルと同じく、住人のモラルの問題なんです。

スタッフ

なるほど、飼い主さえしっかりしていれば、そんなに問題は起きないのですね。

井川さん

その通りです。
しかし、世の中の猫に対するマイナスイメージは根強く、残念ながら資産価値をほとんど気にしていない古い住宅くらいしか猫が飼える賃貸物件を見かけません。

井川さん

ですが「猫と暮らしても家をキレイな状態に保てるんですよ」と私の口から伝えると、オーナー様や管理会社様に理解していただけるケースがあります。
だから、猫と暮らせる物件を少しでも増やしていけるように、オーナー様や管理会社様に働きかけていきたいですね。

猫も人も住みやすいお家をつくる

猫まみれ2

スタッフ

Crown Cat様はコンサルタント事業も手掛けていらっしゃるのですよね。どういった内容の相談を受けているのでしょうか?

井川さん

たとえば、建築会社にリフォームやリノベーションを依頼したものの、猫のための設備を上手く作ってもらえないといった困りごとです。
キャットウォークの幅が狭すぎる等の相談も受けましたね。
キャットウォークとは?
猫が生き生きと動き回れるように、室内に設ける猫専用の通り道を指します。
高いところを好む猫の習性に合わせて、のぼるための足場を壁に付けたり、天井付近に通路を設けたりします。

井川さん

実際に飼っていなければ猫のサイズを正しくイメージできないので、キャットウォークの幅に迷う職人さんは少なくありません。
猫に詳しい職人さんは、そんなに多いわけではないですからね。

スタッフ

いくら細い道を平気で歩く猫であっても、あまりに道が狭すぎたら歩きづらいはずですよね。
せっかく取り付けたキャットウォークを猫に使ってもらえなかったら、ちょっと残念です。

井川さん

私もそう思いますよ。猫が楽しんでいる姿を見たいですよね。
ちなみに、リフォームで多くの問い合わせをいただいているのがキャットウォークなんです。
弊社が企画して造ったモデルルームを公表したところ、かなりの反響がありましたよ。
キャットウォーク

井川さんが考案した、カーブを描くキャットウォーク。
猫だけでなく、人の目までひきつける魅力があります。

井川さん

一般的にキャットウォークは真っ直ぐなものばかりなんですけど、弊社は天井から吊るしてアーチ状にしているんです。あまり日本で見かけないデザインなので好評ですね。

スタッフ

たしかに、今まで見たことのない形のキャットウォークですね。思わず注目してしまいます。

井川さん

木材をアーチ状に切り出してほしいなんて言ったら職人さんの負担にならないか、最初は少々心配でした。
でも、職人さんはさすが造作のプロですね。私の希望を難なく形にするだけでなく、むしろ職人さんの方から新たな提案が生まれるほどでした。
そのように、職人さんの技術に私の知識をプラスして、他にも猫の設備を作っていったんです。

スタッフ

猫の知識を補充してもらえれば、職人さんは何でも作れてしまうのですね。
ところで、井川さんがそこまで猫の設備にこだわる理由は何ですか?

井川さん

猫にとっても飼い主さんにとっても、快適で楽しい暮らしを提供したいからです。
猫は生活する場所が変わると、怯えたりストレスを感じたりしてしまいます。新しい家に引っ越すと、数日の間ご飯を食べないなんてケースも珍しくありません。

井川さん

でも、弊社は猫の好奇心をくすぐるような家をつくっているので、猫はすぐに興味をもって探検を始めてくれます。
実際に、お客様から「半日経ったらご飯食べて走り回り始めた」「運動量が増えてスリムになった」といった声をいただいているんですよ。

スタッフ

猫が元気いっぱいに動き回っているのを見ていると、飼い主さんも嬉しくなってしまうでしょうね。

井川さん

嬉しくなりますよね。あと、あらかじめ家に猫の設備を取り付けておけば、人間の生活空間が狭くならずにすむメリットもあります。キャットタワーなどは、想像以上にサイズが大きいですからね
猫と飼い主さん、双方が住みやすいようにバランスの取れた家を提供して、みんなに喜んでもらえたら嬉しいですね。

猫と暮らすことをステータスにしたい

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スタッフ

井川さんが今後達成したい目標はありますか?

井川さん

世の中の人に、猫を飼うことをオシャレだと思ってもらいたいですね。
猫関連のグッズや家具を見ると、可愛すぎるものが多いと思いませんか?

スタッフ

たしかに、デフォルメされた猫のキャラクターをはじめ、可愛いらしいものが多いですね。

井川さん

もちろん猫の可愛さを強調するのもよいのですが、僕は猫とオシャレを結び付けたいんです。実は、海外だと猫関連のものはオシャレなデザインが多いんですよ。

スタッフ

日本にいると猫とオシャレはあまり結び付きませんが、海外は違うのですね。

井川さん

そうなんです。たまに専門誌で猫とのオシャレな暮らしをテーマにした特集は見かけますが、まだまだ数は多くありません。
ですから、猫とオシャレに暮らしてみたいという人がいれば、僕も協力して一緒に新しいものつくり出したいですね。

井川さん

加えて、ぜひ知っていただきたいのが、猫と暮らせる事実こそ社会的ステータスの高さを示しているという点です。

スタッフ

言われてみれば、自分自身がしっかりした生活を送れているからこそ、猫が飼えるわけですからね。

井川さん

その通りです。意外にも猫との暮らしが日常の会話で話されることは少ないので、世の中に正しい情報がなかなか出回りません。
それだけに、オーナー様には猫との暮らしを格好良いと思っていただきたいです。「猫を飼っているのなら多分しっかりした人だろうから、ぜひうちの賃貸物件に入居してもらおう」と考えてほしいですね。

スタッフ

猫のいる暮らしが社会的ステータスの高さを表していると、といった認識が広まれば、猫が飼える賃貸物件も増えていくはずですからね。

井川さん

私もまさにそう思っているんです。
猫と暮らしたい人はとても多いんですよ。だけど、猫可の物件があまりに少ないために、猫を飼いたくても飼えない人が世の中にあふれているんです。だから、猫可の物件に対するニーズは相当あります。
実際に猫不可から猫可の賃貸物件に変えて、たちまち空室が埋まるようなケースが少なくありません。猫に理解があるオーナーさんだと思われれば、すぐに入居が決まります。

井川さん

猫との暮らしに対するオーナー様の認識が変えられれば、物件を借りたいお客様と物件を貸したいオーナー様、ともに幸せになれるんです。
なので、猫と暮らすのは格好が良い、社会的ステータスが高いと思われる世の中に変えていきたいですね。

スタッフ

井川さんの掲げる壮大な目標ですね。
最後に一言、メッセージをお願いします。

井川さん

猫との暮らしを模索していらっしゃる方は、ぜひ当社Crown Catにご連絡ください。お客様のアイデアを取り入れ、愛猫の性格に配慮しながら、新しいものをつくってまいります。
また、猫可の賃貸物件をつくりたいと考えているオーナー様がいらっしゃれば、ぜひ手助けしたいと思っています。世の中に猫可の賃貸物件を増やして、オーナー様・お客様・猫、みんなを幸せにしたいと考えています。

スタッフ

世の中で猫に対する理解が深まるのは、みんなにとって喜ばしいことだと思います。
本日はお忙しいなか貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。

まとめ

引っ越したら、猫を飼い始めたい。
引っ越しても、愛猫とともに暮らしつづけたい。

猫と暮らしたい方は、年を追うごとにどんどん増えています。
だからこそ、猫と暮らせる物件が増えれば増えるほど、世の中は幸せにあふれていきます。

Crown Catさんは、猫と一緒に住めるお家を増やす活動を続けています。
注文住宅や賃貸住宅を問わず、猫と暮らせるお家をつくりたい方はCrown Catさんにぜひご相談ください。

会社名 Crown Cat 株式会社
代表者名 井川 達也
住所 〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西1-33-18
コート代官山904
電話番号 03-4296-3532
公式HP https://crowncat.jp/ (CrownCat公式HP)
https://tokyoneco.jp/ (東京猫不動産)
営業時間 9:00~18:00
主な業務 猫と住む建物設計・リフォーム・リノベーション
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉