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お家の購入はおそらく人生で一番大きな買い物。しかも長く住むものであるため、重要さは計り知れません。そんなとき長く住めるお家について、一緒に悩みながら新しい提案をし、生活をより良くしてくれる建築設計事務所さんだとすごく心強いですよね。

今回は住宅建築について「われわれはお施主さんと一緒にお家を建てているんです」と話す、design office neno1365の代表・中村裕実子さんと、建築家の中村幸宏さんにお話をお聞きしました。中村さんたちが建築家になられたキッカケやお仕事のこだわり、住宅を建てる際のアドバイスなどを紹介していきます。

別々の道から辿り着いた、個人の生活に大きく関わる建築家の仕事。

スタッフ

最初にお二人が建築家のお仕事を始められたきっかけをお聞きしてもよろしいですか?

幸宏さん

僕の場合は最初、大学を卒業してから、広告代理店に勤務していました。働き始めて何年か経ったときに、実家が大地震で被災してしまったんです。目の前で故郷がめちゃくちゃになっているのに広告業界にいる自分は今なにもできない。そのとき、子どものころから興味を持っていた建築の世界でなら人の役に立てるんじゃないか?と感じ、一念発起して会社を辞め、学校に入って建築家を目指すことにしたのです。
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スタッフ

そうだったんですね。裕実子さんはどのようなきっかけがあって建築家に?

裕実子さん

私の場合は実家が工務店だったので、建築は子どものころから身近なお仕事でした。でも、若いころは建築の仕事には特に興味がなく、30歳くらいまではマスコミや飲食業など様々な仕事を経験していました。
建築へ興味を持ったきっかけは、当時働いていた飲食店の改装に関わったことでした。DIYレベルだったんですけど、みんなでお店の改築をしているときが本当に楽しくて。「次の仕事は建築だな」と思うようになりました。それから建築の世界へはいり、2008年に幸宏さんと住宅を専門に手掛けるこの事務所を立ち上げ、いまに至ります。

スタッフ

お二人は住宅の建築が専門とおっしゃっていました。住宅のお仕事にはどのようなが魅力あるのでしょう?

幸宏さん

住宅のお仕事の魅力は個人の生活に作用できるところでしょうか。商業施設などの大きな建築だと、利用者さんの想定が不特定多数のため、建築したものが誰の生活に作用していくのかわからなくなってしまうんです。でも住宅のお仕事だとお施主さんの暮らしに直接作用できる。僕たちにとって住宅のお仕事は、個人に一番近いという面で特別なものなんです。
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お弟子さんたちが集まる空手師範のお宅のリノベーション。インダストリアルなデザインが目を引きます。

裕実子さん

多くのお施主さんは、人生の中の多くの時間をそのお家で過ごされますし、小さいお子さんはそのお家で育っていきます。
長い時間を過ごす住宅の環境というのはその方の人生、人格形成にも大きな影響を与えると思っているので、住宅の設計というのはとてつもなく重みのある、同時にとても大切な仕事だな、と思っています。

長く住む家だからこそ、一人一人に時間をかけて住みやくなる工夫を施す

スタッフ

お二人がお家を建てていくうえで大切にされている部分を伺ってもよろしいですか?

幸宏さん

まずは「暮らしの中のディテール」です。例えば収納家具の深さでは、使う方の手のクセを考えて数ミリ単位で調整していきます。お施主さんが自ら気づくことなく無意識に住みやすい空間を満喫できるよう、どんなに細かいところでも、それこそ数ミリ単位でも工夫していきたいですし、そうやって作業しているときにすごく喜びを感じるんですよね。
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廊下などにも機能をもたせるような設計を心掛けているのだそう。こちらは廊下に設けられたワークスペース。

幸宏さん

あとは「ユーモアと少しのサプライズ」も大切にしています。お家は非常に人が長く使うものなのでご趣味やお仕事など、できるだけお施主さんの個性を入れこんでいきたいんです。
あるお施主さんの場合、工事現場にいらっしゃる度に職人さんたちと気さくに触れ合う方だったので、造作家具の一部にお家を建てるのに携わった職人さんたちの名前を映画のスタッフロールのように彫ってみるなんてサプライズもしました。職人さんたちもお施主さんもとても喜んでくれてこちらも嬉しかったですね。
他にも猫が住みやすい工夫をしたお家などもありますね。
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それぞれの升に和風月名が書いてあり、裏には職人さんたちの名前が刻まれています。

裕実子さん

自分たちが猫と暮らすなかで学んだことを活かし、猫との暮らしに特化した「猫と建築社」というサイトの運営を始めたんです。
猫と暮らしている人にしかわからない悩みや楽しみがたくさんあり、そうした経験を共有しながら人も猫も快適に過ごせる空間づくりを考えています。猫は人間と違い空間を立体的に使える生き物なので建築的にとてもおもしろいんですよ。
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猫と人が住みやすいように、様々な工夫がされています。

スタッフ

お話を伺っていると、お施主さんについてとても細かく把握していらっしゃるように感じます。ヒアリングの際、意識している点などはあるのでしょうか?

裕実子さん

ヒアリングの際は雑談を含め、お話をよく聞き、よく観察します。お施主さんがどんな趣味嗜好があるのか、どういう暮らしのクセがあるのか、生活に対してどんな考え方を持たれているのか、などを研究しながら進めています。丁寧にイメージをすり合わせていくことで一人一人に向けたお家の設計ができるようになるんです。

幸宏さん

いわばわれわれはお施主さんと一緒にお家を建てているんです。
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「曲線が好き」と話していたお施主さんための玄関。会話の中から着想を得たといいます。

建築家探しで大切なのは、価値観があうかどうか

スタッフ

最後にこれからお家を購入しようとしている方々へ、アドバイスをいただいてもよろしいでしょうか?

幸宏さん

そうですね、お施主さんご自身の生活の、現在と未来を整理するのが大切だと思います。お家は一生で一番大きな買い物であり、かつ長く使うもの。だからこそ自身の生活を一度見つめなおす必要があると思うのです。いわば自分の「住」に対する価値観をつかんでおくということですね。
その価値観はもちろん多種多様です。利便性やコスパを重視するも良し、環境共生や省エネを重視するも良しです。
その価値観がわかったうえでご自分はお家を「買う」のか、それとも「建てる」のかを考えてみてほしい。当然、私たちは「建てる」お施主さんたちの方がお手伝いしやすいんですけどね。

裕実子さん

建築家にお家を頼む方って、建築に強い関心があって特別な方だと思われているかもしれませんが、建築家にお家を頼むのは敷居が高いことではないんです。

スタッフ

これからお家を購入したい方が建築家さんへ気軽に問い合わせできるようになるといいですね。

裕実子さん

はい。そして私が思うに依頼する建築家を選ぶうえで一番大切なのは、価値観や話が合うかなどの相性だと思います。
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幸宏さん

お家は一棟一棟で見れば、瓦や木材といった建材の集まりかもしれません。ですが住む場所として見たとき、そこにはどうしたって建築家の個性や人柄が反映されてきます。

裕実子さん

なので最初に相談したときに、人と人としてのフィーリングが合うかどうか。そこが合えばいいお家を建てていけると思います。何を大切にすべきなのか、何をどう調整していけばいいのか、お互いに近い距離感で調整でき、最終的に自分たちに合ったお家を建てていけるはずですから。

値段感と坪単価

坪単価:60万円~90万円

まとめ

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長く使うお家は生活しやすい場所であってほしいもの。中村さんたちのお話からは、お施主さんの住みやすい家をつくりたい、真っすぐな気持ちが伝わってきました。
家を建てることは、建築家さんと一緒に家をつくっていくこと。ヒアリングで意見を交わすだけでなく、生活の特徴まで研究し提案してくれる方なら満足のいくお家を建てられそうです。
お家を建てたいと思ったときはぜひ、design office neno1365へご連絡してみてはいかがでしょうか?

会社名 design office neno1365
代表者名 中村 裕実子
住所 〒247-0061神奈川県鎌倉市台1438-6
電話番号 046-795-0316
公式HP http://neno1365.com/
営業時間 9時00分〜21時00分
主な業務 住宅の設計
対応エリア 関東(その他地域は応相談)