株式会社降幡設計東京事務所

中村さん

古民家の再生や、伝統的な日本建築の設計監理等をされている株式会社降幡(ふりはた)設計東京事務所さん。最近はおしゃれな古民家カフェなどが人気を博していますが、昔ながらの日本家屋には何となく落ち着きや安らぎを感じますよね。

今回は、そんな株式会社降幡設計東京事務所の代表、中村さんにお話をお伺いしました。この記事では、中村さんの手掛けられる建物の特徴や、これから新築を建てる方に向けたアドバイスなどについてご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

一流の職人とともに、美しい日本建築を造りたい

東京都S邸(古民家再生)

東京都S邸(古民家再生)

スタッフ

中村さんは、降幡設計さんにお勤めされてどのくらいになるのですか?

中村さん

松本にある降幡建築設計事務所から、途中でのれん分けした形で現在の株式会社降幡設計東京事務所の代表になったのですが、最初に働き始めてからはもう30年以上になります

スタッフ

すごいですね。
“降幡さん”と言ったら古民家の再生で有名ですが、どうして降幡設計さんに入所されようと思われたのですか?

中村さん

いわゆる“日本の伝統的な木造建築”を造るような設計事務所が減少する中で、降幡(松本にある降幡建築設計事務所の代表の降幡さん)は本当に美しい和風建築を造っていたんです。そんな降幡の建築を見て非常に感銘を受け、自分でもこんな建物を造ってみたいと思ったのが、降幡建築設計事務所に入ったきっかけです。
神奈川県Y邸(新築)

神奈川県Y邸(新築)

スタッフ

そうすると、中村さんは古民家再生よりも和風建築の新築のほうにご興味があったのですか?

中村さん

きっかけはそうですね。
ただ、古民家再生はいろいろと勉強になることが多いんですよ。
例えば、古民家を見ていると昔の職人さんたちがいかに情熱を持って造ったかという、汗と努力の結晶を感じることができます。また、地元の木を使って丁寧に木造建築を造るという、建築本来のあるべき姿についても気付かされます

スタッフ

古き良き日本の職人さんの想いを感じますね。

中村さん

この考え方は、新築を造る上でも大切にしています。なので、新築を建てるときには、熟練の技が光る一流の職人たちと協力して美しい木造建築を造るよう意識しています

スタッフ

職人さんの技術力も人によってバラバラだと聞きますので、中村さん選りすぐりの職人さんに家を造ってもらえるのは安心ですね。
千葉県I邸(古民家再生)

千葉県I邸(古民家再生)

茶道の先生と一緒に造った、こだわりの詰まった家

スタッフ

これまで手掛けてきた中で、特に印象に残っている建物はありますか?

中村さん

こちらの、茶道の先生をされている方のご自宅です。
お施主様がとてもこだわりの強い方で、家に使う木材はもちろんのこと、コンセントのプレートの色ひとつ妥協されませんでした
茶道の先生のご自宅

茶道の先生のご自宅

スタッフ

すごいですね。
要望が細かすぎて、大変だったのではありませんか?

中村さん

それが、まったく大変ではなかったんです。
というのも、お施主様の中には「こういう茶室を造りたい」「こういうお庭にしたい」という明確なビジョンがあって、お施主様のこだわる部分には自分もことごとく共感できたんです。なので、私もお施主様と一緒になって楽しく家造りができました

スタッフ

素敵ですね。
「こんな家に住みたい」という理想がある方は、中村さんにお任せすれば安心ですね。

今でも印象に残る、降幡さんの教え

埼玉県N邸(リフォーム)

埼玉県N邸(リフォーム)

スタッフ

中村さんの手掛ける住宅には、どんな特徴があるのですか?

中村さん

降幡に教わった2点を意識して住宅造りをしています。
まずは、できるだけ「奥ゆかしい」建物にすることです。つまり、あれもこれもと饒舌に語るような建物を造る必要はないということですね。

スタッフ

なるほど。
一面ガラス張りになっているなど、設計者さんの主張が激しい建物にはしないということですね。
埼玉県N邸(リフォーム)

埼玉県N邸(リフォーム)

中村さん

その通りです。
もう1点は、玄関から入ったときに、目に留まるものがないことです。

スタッフ

それは、靴を脱ぎ散らかすなどして汚いから目に留まるということですか?

中村さん

いいえ、もっと構造的な部分です。
寸法だったり配置だったりが自然にまとまっているときは、視線は何にも引っかからずに自然に移ろっていくものです。ですが、目に留まるということは、そこに何かしら違和感の原因となる問題があるということなんです。

スタッフ

なるほど。
どちらも、美しい建築を造られる降幡さんならではの見識ですね。

せっかく家を建てるのだから、分からないことは何でも聞いてほしい

茨城県S邸(新築)

茨城県S邸(新築)

スタッフ

最後に、これから新築を建てたいと考えている方に向けて、アドバイスをお願いします。

中村さん

工事が始まってから後悔することのないよう、分からないことがあったら事前に何でも聞いてほしいと思います。

スタッフ

打ち合わせが済んで、工事が始まってから「本当はこうしたかったのに失敗した」とおっしゃるお施主様もいらっしゃるんですか?

中村さん

そうですね。
通常、家を建てる前には、お施主様には図面や絵を使ってデザインをご説明をしています。
ですが、普段から図面を見慣れていないお施主様にとっては、図面で理解するのが難しい場合もあります。そういうとき、理解が曖昧なまま工事が進んでしまうと、結果的に「こんなつもりじゃなかったのに」と後悔される可能性もあります
東京都W邸(新築)

東京都W邸(新築)

スタッフ

なるほど。
建築家さん任せにせず、お施主様も一緒に家造りをするという意識を持つべきですね。

中村さん

そうですね。
せっかく家を建てるのですから、後悔のない家造りをしていただきたいなと思います。

値段感と坪単価

坪単価:85万円~120万円

まとめ

中村さんは、昔ながらの日本建築を今でも造ることができるんだということを、もっといろいろな人に知ってほしいともおっしゃっていました。

何となく日本人の心の琴線に触れるような和風の住宅。しかし、憧れはあっても「古民家再生ならまだしも、新築するのは無理だろう」と諦めていた人も多いかもしれません。

そんな方は、ぜひ株式会社降幡設計東京事務所さんに相談してみてください。きっとあなたの理想を叶える、美しい住宅を造ってくれるでしょう。

会社名 株式会社 降幡設計東京事務所
代表者名 中村 未希子
住所 〒171-0031
東京都豊島区目白3-1-36-106
電話番号 03-6908-2981
公式HP https://www.furihata-tokyo.co.jp/
営業時間 9:00〜18:00
主な業務 住宅、店舗の設計監理
対応エリア 関東甲信越