株式会社石川工務店

石川社長

春日部市で工務店を営む、石川工務店さんの3代目にインタビューをしてきました。
幼い頃から建築の現場に触れ、おじいさまとお父さまの背中を見ながら育った3代目。
建築に強いこだわりを持ち、独自の理念で地元の建築を盛り上げています。
この記事では3代目の石川社長が考える、経営理念や建築に対する志を紹介していきます。

歴史とともに変わりゆく業界

祖父の写真

スタッフ

社長は石川工務店さんの3代目にあたると聞いています。
石川工務店さんはいつから続いているのですか?

石川社長

昭和2年創業、今年で92年目です。
船大工だった祖父が家も建てて欲しいと頼まれたところから始まりました。
当時、祖父の下で住み込みで働いていたお弟子さんの中には、今でもお付き合いがある方もいます。

スタッフ

今でも残っているお家はあますか?

石川社長

たくさんありますよ。
親父の代に建てさせていただいたお家も合わせると、170軒くらいはあります。

スタッフ

数まで把握されているのですか?

石川社長

毎年かかさず、お変わりがないか確認のお手紙も出していますので。
住み始めてしばらくたってから困りごとが出てきますから、そういう時に力になれるのが地元の工務店なのかなと思っています。

スタッフ

建てて終わりではなく、アフターフォローも安心していただけるのですね。

スタッフ

当時と比べて、業界の中で変わったことはありますか?

石川社長

昔に比べて近頃の職人さんはかわいそうですね。
大工は大いに工夫をすると書きます。
木を加工して組み合わせたり、経年劣化が少ないように加工したり、昔ながらの技法に自分の経験を生かし工夫する事が大工の醍醐味でもあります。
今でも、工夫できるところはありますが、知恵を絞って苦労したといえる仕事が少なくなっきました。

スタッフ

大工としての技術を生かせる部分が減ってきているのですね。

石川社長

工夫をしてお家を収めていくなかでは、道具も自分たちで作っていました。
カンナでさえも工夫して削れるようにしましたし、自分が仕事をしていくなかであったらいいなというのもは基本的に手作りするしかありませんでした。

でも、最近は道具も材料もホームセンターに行って、お店に並んでいるものから選べるようになってしまいました。失礼な言い方になるかもしれませんが、職人の面白みというのは時代とともに減ってきていると感じています。

妥協は一切許さない、家づくりへの強いこだわり

アトリエ内

スタッフ

社長は幼少期から大工になろうと決めていたのですか?

石川社長

自分は幼い時から自然と大工になるのだろうと思っていました。
祖父の原付カブの後ろに乗せられて、毎日のように家を建てる現場を回っていましたからね。
建築の現場が遊び場だったのもあって、早いうちから大工になるのは決まっていたように思います。

スタッフ

先代のお父様も大工をされていたと思いますが、仕事を認められた瞬間というのはありますか?

石川社長

私が大工時代にあるお家のリフォームをやる機会があったのですが、その家が少しだけ傾いていたのです。
普通の人なら分からないほどの歪みだったかもしれませんが、自分たち大工は家の中に入った瞬間にその家が傾いているかどうか分かります。
結局、精密な機械で測っても傾いていましたけどね。

石川社長

それで、その家のリフォームが終わって、最後に畳を入れる作業が残っていました。
でも、そのまま入れてしまうとまた歪んでしまうので、自分は壁の下をカンナでわずかに削ってぴったり畳が入るように調整をしていたのです。
すると、それを見た親父が「やっぱり哲の仕事はいいな」と言ってくれました。
親父に初めて認められたような気がして嬉しかったですね。

スタッフ

妥協しない仕事ぶりがお父様にも評価されたのですね。

石川社長

自分は一つひとつのことが半端にできない性格なので、時には割に合わない仕事もやってしまいます。どうせ自分がやるなら、やっぱり何事も手は抜けないですね。

スタッフ

職人としての強いこだわりが伝わりますね。

石川社長

人のお金を預かって形にしていくわけですから。
同じ2000万の家を建てるのなら20年で朽ちてしまう家でなく、50年持つ家になるようにしっかり建てる事で家の価値は倍以上も上がります。
それを現実化する事が私達の仕事です。
建てた時も建てた後も、そこに住まれた方に「石川さんに頼んでよかった」と言ってもらえるような家づくりを意識していますよ。

隙間なく温かい部屋で空気の流れをコントロール

賞状

スタッフ

お家の性能面ではどのような工夫をされていますか?

石川社長

日本では25年から30年で家を壊して新く建て替えてしまいます。
でも、海外では古くなった家を少しずつメンテナンスして、50年も100年も使い続けられています。
日本の家は高いだけでほとんど長持ちしません。

そこで断熱性と気密性を高め、さらに空気の流れをコントロールすることで家の寿命を延ばしています。

石川社長

そもそも日本には四季があり、夏と冬では真逆の環境下にあります。
過酷な温度変化に対応できるよう、室内の温度を調整するには高い断熱性が不可欠です。
さらに、湿気の多い日本では換気にも注意しなければ、家が傷んでしまいます。
そのため、高い気密性を施したうえで、計画どおりに空気の流れをコントロールする必要があるのです。業界では計画換気といいます。

スタッフ

普通の家とどれくらい違いますか?

石川社長

来客された方がその家の臭いをほとんど感じない程度になります。

スタッフ

ペットの臭いなども大丈夫ですか?

石川社長

ペットはもちろん、ご家族にヘビースモーカーの方が居ても問題ないですよ。
ある時、お家を建てさせていただいた方のご家族が、介護を受けるようになられて。
そこに初めて来たケアマネジャーの方が「この家はどうなっているのですか?何のにおいもしない」と驚かれたそうです。
介護を受けられる方の中にはお風呂に毎日入れない方もいます。そうすると、匂いが室内にこもりがちになってしまうそうです。

石川社長

高気密と聞くと息苦しく感じる方もいるようですが、気密性を高め計画的に換気が出来る家に住んでおられる方の中には「窓をほとんど開けなくてすむ」と言っていただけることがあります。
空気を開けて「ああ、気持ちい」と感じるのは、 多少酸欠状態に近づいている証拠です。
弊社の家は計画通りにフィルターを通ったきれいな空気が家の中に入ってくるので、花粉症の方にも優しい家になっています。

スタッフ

家の中の空気が循環すると、家の寿命だけでなく住む人の寿命も長くなりそうですね。しかも、高気密、高断熱のお家はエコにもつながりますね。

石川社長

光熱費も大体、普通の家の半分くらいで済んでいるのではないでしょうか。
前に建てさせていただいた80坪のお家では、エアコン1台で全ての部屋の空調をまかなえるような設計にできましたよ。
断熱のレベルは北海道と同じくらいの水準でやっています。

スタッフ

寒さの厳しい地域と同じ断熱性とは驚きですね。

石川社長

とはいえ、簡単にはできませんよ。これまでに蓄積してきた技術があってこそです。
特にうちの大工さんは気密と断熱にとことんこだわっています。
彼らなくしては実現できません。

住む人の声が直接聞ける石川祭

お祭りの様子

スタッフ

石川工務店さんでは石川祭というイベントをやっていらっしゃいますよね?

石川社長

年に3回、お家を建てさせていただいた方を招待して、裏庭で焚火をやって焼き芋を焼いたり、豚汁を作ったり、一緒にご飯を食べて盛り上がるイベントです。
その場で家具を作ったこともあります。

ちなみに、今年は4月9月12月に開催予定です。
毎回、自宅の前に看板を出して告知もしています。

お祭りの様子

スタッフ

建てた方達との触れ合いの場なのですね。

石川社長

建てた方はもちろん、誰でも参加できますよ。
話の流れで依頼を受けることもあります。

OBの方もたくさんくるので実際にどんな家なのか、住み心地なんかも聞いてみてください。
みなさん表面的な部分から本音まで、全部おっしゃってくれるので自分が変にセールストークをするより説得力がありますよ。
ぜひ、お越しください。

口コミ、評判

地域に根ざした営業スタイルが特徴の石川工務店さん。
実際にお家を購入された方から口コミも寄せられていました。

昨年暮れに新築、入居しました。

イシカワさんはとても良いですよ。思った通りの家が出来ました。設計が良いです。仕上がりも満足です。

坪単価の値上げが効いていますね。

ここはもうローコストとは言えなくなってしまった。価格以外はローコスト・クオリティを維持していますけどね(笑)

ローコストのハウスメーカーですね。

自由度がその他のローコストメーカー
より高めの印象でしたよ。

引用:注文住宅 ハウスメーカー・工務店掲示板「イシカワの評判ってどうですか? (総合スレ)」についてご紹介しています。|e戸建て

まとめ

石川祭にはたくさんの子供たちも参加します。
中には「将来、建築士になりたい」という子もいて、石川社長はそれを聞くと涙が出るほど嬉しくなるそうです。

100年近く続く老舗の工務店には、高い技術を継承した誇り高き職人さんがいました。
石川工務店さんには、これからも末長く春日部を中心に活躍されてほしいです。

これから新築を検討されている方はぜひ、地域密着型の石川工務店さんにご相談されてみてください。

会社名 株式会社石川工務店
代表者名 石川哲樹
住所 〒344-0115
埼玉県春日部市米島1186-26
電話番号 048-746-7710
公式HP http://i-peace.jp/
営業時間 9:00~18:00
主な業務 建物企画・設計・施工
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉(まずはご相談下さい)