株式会社小林住宅工業(こばじゅう)さんは、自然素材100%の「自然流(じねんりゅう)健康の家」を手掛ける工務店さんです。国産の良質なヒノキやスギを使い、子どもの代まで住み継ぐことができる家を造っていらっしゃいます。
この記事では、そんなこばじゅうさんで代表取締役を務める小林栄利子さんの、家造りにかける想いについてご紹介します。
また後半では、実際に小林住宅工業さんで家を建てたお客様へのインタビューも掲載していますので、あわせてご覧になってみてください。
もくじ
「自然流健康の家」ができるまでの軌跡
スタッフ
どうして会社を継ごうと思われたのですか?
小林様
決定的だったのは、大学に進学する際に、父から「特にやりたいことがなければ経営を勉強してほしい」と言われたことです。それから会社を継ぐことを意識するようになり、大学では財務や経済学について勉強したり、宅建を取得したりして過ごしたのち、小林住宅工業に入社しました。
スタッフ
小林様
小林様
はじめのうちは門前払いされることも多かったですし、そもそも見積書の作り方すら知らなかったので大変でしたが、少しずつ話してくれる方が増えて、だんだんとリフォームのご依頼もいただけるようになりました。見積書の作り方も、過去の見積書を引っ張り出して真似て作るうちにいつの間にか覚えていましたね。
スタッフ
リフォームの営業は、どのくらい経験されたんですか?
小林様
その後は、今度は父がやっていた新築の営業を一緒に担当することになったんです。
スタッフ
その際は、会社を継ぐにあたって、いろいろとアドバイスがあったのでしょうか?
小林様
その後、1人で営業をするようになってからも、自分がまだ20代の女性だったこともあってか、なかなかお客様の信頼を勝ち取るのが難しかったです。
スタッフ
そういったお客様から、どのようにして信頼を勝ち得たのでしょうか?
小林様
そこで、まずは「どうしてうちの会社で新築を建てなければならないのか?」ということを一生懸命考えました。
スタッフ
当時、その答えは出たのでしょうか?
小林様
そこで、標準仕様を定めたり、現在の家の前身となる「華の家」「樹の家」「森の家」を考案して父に提案したりしたんです。
スタッフ
お父様の反応はいかがでしたか?
小林様
そして、平成10年頃からは、無垢の木などを使った自然素材100%の家を本格的に展開するようになりました。
スタッフ
自然素材でつくる家の魅力
スタッフ
小林様
無垢の床は冬でも冷たさを感じにくいので、当社では床暖房を一切取り入れていません。ですが「冬でもスリッパを使わなくて大丈夫だった」と話して下さるお客様も多いんですよ。
スタッフ
小林様
当社では、江戸時代の後期から林業を営んでいる、和歌山県田辺市の山長商店さんが育てたヒノキやスギを使って家を建てています。山長商店さんの木は、よじれのない素直な気質が特徴で、年輪がきっちり2、3mmに詰まった50年生〜60年生の高齢樹です。
年輪が詰まった木材は、年輪の幅が広い木材に比べて強度特性に優れていて、上からの荷重に強いんです。それに、木は樹齢と同じくらいの年数は最低でも持つと言われているので、子どもの代まで住み継ぐことも可能となります。
スタッフ
小林様
他にも、化学物質が原因で引き起こされるシックハウスにお悩みの方なども、ぜひ自然素材100%のこばじゅうの家を体感してみてほしいです。
お客様インタビュー
小林住宅工業さんで新築を建てた2組のお客様にご協力いただき、インタビューを実施しました。どちらのご家庭も、木の家が持つ魅力に気付いたことで、それまでの価値観が大きく変わったそうです。
旅行先より自宅の方が心地良いです(Aさん・Bさんご夫妻のケース)
スタッフ
Bさん
こばじゅうさんに電話したら「近くで建てている家があるから、見学しませんか?」とお誘いいただきました。
スタッフ
Aさん
私はオーディオが好きでしたし、子どもも生まれたばかりだったので、音漏れでご近所に迷惑をかけないように気を配る必要がありましたから。
スタッフ
最初から小林住宅工業さんに依頼しようと考えていらっしゃったのですか?
Bさん
こばじゅうさんを選んだのは、健康を意識したお家にしたいと思ったからです。うちには小さな子どもがいたので、アレルギーを起こさないように、なるべく化学物質から遠ざけてあげたいと思いました。
Aさん
でも、最後は子どもの健康を優先して、こばじゅうさんを選びました。
スタッフ
Bさん
スタッフ
Aさん
建て直してから、家にいる時間が長くなりましたね。
Bさん
家族の絆を深めるために旅行へ行くことはありますけど、家にいる方が落ち着きます。
スタッフ
Bさん
自分が求めるものや魅力を感じるものが、自然素材でできた衣服や食べ物になったんです。耳に入ってくる情報も、自然に関係するものばかりになったような気がします。
スタッフ
では最後に、お家の中で1番好きな場所を教えてください。
Aさん
Bさん
家族の存在をいつも感じられるので、とても安心できるんですよ。
無関心だった木造住宅が今ではお気に入りに(Cさんのケース)
スタッフ
Cさん
当時は興味が無かったのですけれど、 お客様が「木の家を建てた」と喜んでいらっしゃったことは記憶に残っていましたね。
スタッフ
Cさん
女性の方が来てくださったので、とても安心しました。加えて、 寸法とかも細かく見てくれましたし、パソコンで丁寧な見積書を作っていただいたところも好印象でした。
スタッフ
その時点では、まだ新築する予定はなかったのでしょうか?
Cさん
万が一建て替えるとしても鉄骨住宅にするつもりでしたので、 木造住宅がウリのこばじゅうさんに新築を依頼するなんて一切考えていませんでした。
スタッフ
Cさん
実は、建て替え前の自宅は土台がもうダメだったみたいで、リフォームで対処する場合は1000万円以上の高額な費用がかかるところでした。
他の会社さんはお願いした通りにリフォームの見積書を作っただけでしたが、こばじゅうさんは正直にはっきりと建て替えを勧めてくださったんです。
スタッフ
こばじゅうさんに依頼して、よかったと思いましたか?
Cさん
ちなみに、自然を感じられる家だからか、屋内に無機質なものを置かなくなりましたね。家具はすべて備え付けの木製家具にして、ゴミ箱やテレビ台は職人さんに木の端材で作っていただきました。
あと、 昔は木造住宅に一切関心がなかった主人が、今では木の家が大好きになってしまいました。屋根裏の小部屋を秘密基地みたいに使っているんですよ。
まとめ
化学物質を一切使わない、自然素材100%の家を提供している小林住宅工業さん。
インタビューでは、入社してからの苦悩なども赤裸々に語ってくださるなど、小林様のお人柄を感じました。また、2組のお客様がインタビューにご協力くださったことからも、小林様とお客様との強固な信頼関係を痛感します。
今回のインタビューだけではお伝えしきれなかった、こばじゅうさんの家づくりの魅力については、ぜひホームページで確認してみてください。また、木の魅力がたっぷり感じられる住宅の施工事例もぜひご覧いただきたいです。
木の温もりを感じる家を建てたい方は、ぜひ株式会社小林住宅工業さんまでお問い合わせください。
会社名 | 株式会社 小林住宅工業 |
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代表者名 | 小林 栄利子 |
住所 | 〒246-0034 神奈川県横浜市瀬谷区南瀬谷2-2-20 |
電話番号 | 045-303-1230 |
公式HP | https://www.kobajyu.co.jp/ |
営業時間 | 9:00~18:00 ※火・水は定休日 |
主な業務 | 注文住宅設計・施工・監理、 その他一般土木・建築・リフォーム |
対応エリア | 神奈川県内 ※その他の地域はご相談ください |