PLACE一級建築士事務所

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「居心地のいい場所を作る」と一口に言っても、居心地の良さというのは人によって感じ方はさまざまです。
PLACE一級建築士事務所さんでは、「人それぞれのライフスタイルや好みにあった居心地の良さを見つけていくこと」を大切にしているそうです。

代表の小川純一さんに、家づくりへの思い「居心地の良さ」を実現するためのユニークな取り組みについて詳しくお話を伺いましたのでご紹介します。

街づくりから個人の家づくりへ

PLACE一級建築士02

スタッフ

小川さんが、建築・設計の道を目指されたきっかけを教えてください

小川さん

小学生の頃から建物の外観や間取りを描くのが好きで、卒業文集に「大工さんになりたい」と書いていました。父方・母方の祖父がそれぞれ大工ととび職をしていたので、自然と影響を受けたのかもしれませんね。

スタッフ

最初は設計より建てる方に興味があったのですか?

小川さん

というより、その頃はまだ「設計」という仕事を知りませんでした。高校進学の進路相談で「間取りや外観の絵を描くのが好きなので大工になりたい」という話をすると、先生が「それは大工でなくて設計の仕事だ」と教えてくれました。それで初めて「自分は設計をやりたいんだ」と認識しましたね。

スタッフ

なるほど。そこから設計を目指されるようになったのですね。

小川さん

はい。大学受験では建築学科に絞って受験し、そのまま進学しました。

スタッフ

大学を卒業されてからはどういう進路を選択されたんですか?

小川さん

卒業後は、設備設計をしている叔父に紹介された設計事務所に就職しました。ちょうど興味のあることをやっている事務所でもあったので。

スタッフ

興味のあることというのは具体的にはどんなことでしょうか?

小川さん

大学では都市計画の研究室にいて、建物単体だけでなく、建築を通して街並みをつくることに興味がありました。就職した設計事務所では、普段は分譲マンションを設計しながら都市開発など公共施設の設計もしていましたのでこの事務所で働きたいと思いました。

スタッフ

具体的にどういったお仕事をされていたのですか。

小川さん

都市開発としては駅前広場の設計をしていました。就職時に動いていたプロジェクトは、大学時代からアルバイトとして関わっており、就職するのとほぼ同時期に実際の工事が始まりました。現場近くの仮事務所で、完成までに必要な資料や模型を作ったりしていましたね。その後は、関西の都市の再開発で、駅前広場の設計をゼロから担当の一人として携わらせてもらいました。

スタッフ

当初は個人住宅でなく、公共建築の設計をされていたのですね。

小川さん

はい。ただそのあと、もう少しお施主さんに近い現場で働いてみたいと思い、事務所を離れました。大きいものを作るのは面白かったのですが、なかなかエンドユーザーの声を聴くことができません。また「もっとこうした方がいいのでは?」と思っても、公共事業は規則や制度との兼ね合いで思うように物事を進められず、もどかしさを感じていました。

スタッフ

その後はどうされたのですか?

小川さん

最初に勤めた設計事務所を退職後、個人住宅を中心に手掛けている設計事務所から手伝ってほしいと言われ、3か月ほどアルバイトで働かせていただいた後、正式に所員にしていただきました。その事務所は、お施主さんと直接話して希望をまとめていくということを任せてもらえていたのでとても充実していました。

スタッフ

なるほど、そこで個人住宅に関わるようになったのですね。そのあと独立されたのですか?

小川さん

いいえ。実はそのあと、以前仕事でご一緒した施工会社さんから「社内に新たに設計の事業を立ち上げたいので手伝ってもらえないか」とお誘いをいただき、事業の立ち上げを手伝い、施工会社の中で設計をしていました。その後、一級建築士の資格を取ってさらに実務経験を積み、独立したのは2年前ですね。

スタッフ

しっかり現場の経験、キャリアを積まれてから独立されたのですね。独立されてからは個人住宅を専門にされているのですか?

小川さん

個人住宅専門と決めているわけではありませんが、ここまで都市開発・個人住宅と経験させてもらった中で、お施主さんと近い距離で創り上げていく個人住宅に楽しさとやりがいを感じています。

スタッフ

個人住宅と、都市開発などの公共のお仕事とは、全然違いますか?

小川さん

はい。計画を考えるというところは当然同じですが、かかる時間とプロセスが違います。住宅の場合はお施主さんとその都度やり取りをするので、設計期間中の関わりがすごく密だと思いました。また、完成した後に喜んでおられる顔を直に見ることができるところも魅力です。ですので、今後も個人住宅をメインにやっていきたいと思っています。

アートの空間kazaruba(カザルバ)の提案

PLACE一級建築士案件1

カウンター席、テーブル席、ソファ席と異なる空間を設け、工夫を凝らす

スタッフ

独立してから、特に印象に残っている案件はありますか?

小川さん

最初に手掛けたバーが印象深いですね。「落ち着くバーにしたい」というのが、お施主さんの要望でした。「落ち着く」と一口にいっても人によって感じ方が違うので、具体的にイメージを共有していくまでが難しかったです。

スタッフ

実際のプロセスはどんな感じだったのですか?

小川さん

お施主さんの方でもまだイメージが固まっていない状態でしたので、僕自身もいろいろなバーに行ってみたうえで、模型やCGを作ったり参考写真を見せたりいろいろと提案を重ねました。厳しい予算の中、店舗内装ということもあり短期間でイメージを具体的に固めて実現させていくのが非常に大変でしたが、最終的にはいいものができました。

スタッフ

家づくりで特にこだわっておられることなどはありますか?

小川さん

お施主さんにとってプラスになる居場所を作りたいというのがあります。独立する前からずっと思っているのは、部屋の名前で役割を固定しないで、ちょっとした余白を作りたいというのがあります。例えばキッチンの一部に、「ここにすわって本を読んでもいいよね」というささやかなスペースを作るとか。

スタッフ

へえ! それは面白いですね。

小川さん

ささやかなスペースとしては他にも、kazaruba(カザルバ)と呼んでいるんですが、部屋に絵画などのアート作品を飾る場所を作りませんかという提案もさせていただいています。その場所を使う人にとって、ホッとできる居心地のいい場所をつくりたいです。事務所の名前にプレイスという言葉をいれたのもそういう思いからです。
PLACE一級建築士案件3

飾り棚のKazarubaも十分に設定された広々とした空間

スタッフ

ホームページにもアートを飾る場所”kazaruba(カザルバ)”の提案をしていると書かれていますね。そのことでしょうか。

小川さん

はい。僕自身、アートが好きというのもあるのですが、竣工後のお施主さんのお宅にお邪魔すると大体何かしら飾られているんですね。そのときに、ここに照明があったらより作品がきれいに見えたのにとか、その作品を置くならこういうスペースを作っておけばよかったなと感じることが多々あります。なので、もし完成後になにか飾ることを考えているなら、最初から一緒に考えて計画しませんかという提案をしています。

スタッフ

なるほど。それはユニークですね。

小川さん

僕自身も少し絵を描いていたりするので、僕の知っているアーティストやそのギャラリーを紹介することもあります。お施主さんの好みと合致すれば、そうしたギャラリーで意外と手が届く値段の一点物が手に入ったりしますので、新しい空間づくりに役立てていただいています。

スタッフ

なかなかギャラリーに行く機会もないですし、一点物はお高いのではと身構えてしまうので、そうした提案をしていただけるのはいいですね。

小川さん

はい。小さなギャラリーなどに行き、アートはもっと身近に手軽に楽しめるということを知っていただけると、空間づくりに生かせるだけでなく、生活もより豊かになるのではないかと思っています。

居心地の良さを一緒に創り上げる

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隣地の竹林を目いっぱいに取り込む広いリビング

スタッフ

アートの提案も含め、お施主さんへの提案で特に気を付けていらっしゃることなどはありますか。

小川さん

お施主さんがどう暮らしたいかという点を大切にしています。人それぞれのライフスタイルや好みで居心地の良い空間というのは異なってきますから。僕が落ち着かないなと思っても、お施主さんにとってそれが心地よいのであれば、それをどうやって実現するかに尽力します。こうあるべきという押し付けはしたくありません。

スタッフ

確かに個々人によって居心地の良さは違いますもんね。

小川さん

ただ、希望であっても本当にそれをやってしまうと物理的に何らかの不具合が想定される場合にはきちんとお伝えします。ですが、感覚的なもの、「落ち着く感じ」や「明るさ」といった個々人の体感で違うところは、お施主さんの希望を引き出してまとめていくようにしています。

スタッフ

お施主さんの希望を引き出すために工夫されていることなどありますか?

小川さん

計画をまとめるまでに、できるだけ会って話す時間をとるようにしています。とにかく急ぎたいというお施主さんの場合でも、「最初の希望を伺う時間が一番大切です」と強くお伝えしています。それでも時間がないときには、限られた時間内で最大限やりますが、最初のコミュニケーションを密にしておかなかったために、「なんか違う」という結果になることは避けたいです。非常に残念な思いが残りますので、喜んでもらうためにきっちりやりたいと思っています。

スタッフ

最後に家づくりを考えている方にアドバイスをいただけますか?

小川さん

家づくりにおいて、正解がひとつだけということはないと思います。そんななかで、自分たちのこれはと思う正解を見つけるために、いろんな思いを遠慮なくぶつけてほしいです。

スタッフ

とにかく伝えることが大切だと。

小川さん

はい。矛盾することでも遠慮なく話していただき、一緒に整理して、最終的にこれが理想だねと思える形にしていきたいと思っています。実現できるできないは別として思いを伝えてほしいです。私の方では、なんとかそのご要望を実現するべくさまざまな提案を重ねていきたいと思っています。

値段感と坪単価

坪単価:木造80万~RC造150万円~

設計料について
設計料は別途かかります。

まとめ

place一級建築士事務所風景差替

小川さんのオフィス。ちょっとしたスペースも癒しの空間に

ご自身も作家として活動されている小川さんは、芸術作品も含めた空間を提案するというユニークな取り組みをしていらっしゃいます。アートで癒され心豊かになれる空間がほしいという方にはこれほどに心強いパートナーはありません。
癒される空間がほしい、居心地のいい空間がほしいという方は、ぜひPLACE一級建築士事務所さんに相談されてはいかがでしょうか。

会社名 PLACE一級建築士事務所
代表者名 小川 純一
住所 〒165-0023
東京都中野区江原町1-13-15-401
電話番号 050-3692-8677
公式HP https://www.place-arc.com/
営業時間 9:30~18:30
土日祝定休日(お打ち合わせは対応可)
主な業務 住宅、集合住宅を中心に新築、リノベーションの設計・監理、インテリア、家具のデザイン
対応エリア 全国(遠方の場合は交通費別途)