佐久間達也空間計画所

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家の設計から考えてみたいけれど、建築に詳しくない自分たちが建築士さんと家づくりなんてできるだろうか?そう考える方は多いでしょう。

佐久間達也空間計画所の佐久間代表は、まだ希望の空間が思い浮かんでいないお客様にも、少しずつ家づくりをイメージしてもらえるように、初めての打ち合わせからスケッチでお部屋を表現するなど、お客様とじっくりと設計を進められています。

この記事では、佐久間代表へのインタビューをもとに、代表の丁寧な家づくりの進め方や、家づくりへのこだわりについてご紹介します。

初回の打ち合わせからスケッチで理想の空間をイメージしてもらう

インタビュー中

インタビューを担当したスタッフとの写真。数回に渡ってインタビューにお答えしていただきました。

スタッフ

佐久間さんは事務所設立から今年で20周年だそうですね。
まずは、設計のお仕事を選ばれた理由を聞かせてください。

佐久間代表

私はもともと物を作ることが好きで、その中でも設計は、時間を忘れて没頭できる、のめり込めるものだったんです。

スタッフ

設計が本当にお好きだったのですね。

佐久間代表

そうですね。ただ、設計はお客様あってのものなので、自分の自由にデザインできるわけではないし、思い通りに行かないこともたくさんあります。
でも、建築って必ず、最後には形になるんですよね。そのときの気持ちを思うから、途中どんなに思い通りに行かないことがあっても、ぐっと堪えてやっていけるのだと思います。

スタッフ

思い通りに行かないこととは、具体的にはどのようなことがあるのでしょうか?

佐久間代表

例えば、一生懸命考えて提案したことが、はじめは気に入っていただけないことも当然あります。
また、独立してすぐの頃は、いろいろと計画をしても「他の住宅メーカーで建てる」と計画自体が無くなることもありました。

スタッフ

なるほど。設計したものを形にし始めるまでにも、さまざまな苦労があるのですね。

佐久間代表

そうなんです。お客様は家づくりが初めてだったり、希望の空間を思い描こうにもイメージがわかない方もいると思うんですよね。
そこで私は、はじめての打ち合わせのときから、お客様に少しでも家づくりのイメージをしてもらえるように、平面図や部屋の感じをスケッチでパパッと描いて、お客様に見てもらうようにしています。そうすると次回に繋がるんですよ。
室内スケッチ

佐久間代表が描かれた室内のイメージスケッチ。打ち合わせを重ね、細かい仕様や数値などが書き込まれた、完成に近いものです。

スタッフ

確かに、建築士さんとの家づくりはすべてがオーダーメイドで理想的だけれど、それだけに初回の打ち合わせから理想の空間をイメージできる人は少ないかもしれませんね。

佐久間代表

そうですね。ですから私は2時間ほどの打ち合わせでも、お話を伺いながら部屋のイメージをスケッチとして形にしたり、いくつかその場で提案したりしています。
もちろんそのあと具体的に話が進めば、また練り直して図面やスケッチを描きますし、模型を作って、実際の空間をイメージしながら家づくりが進められるようにしています。

実際の空間に近い模型により細かな提案を

模型写真の撮り方を見せてくださった佐久間代表

模型写真を撮る佐久間代表。

スタッフ

先ほどいくつか見せていただきましたが、佐久間さんが作られている家の模型は、家具が置かれていたり、色が付いていたりと、細かな工夫がされていますね。

佐久間代表

そうですね。お客様は無意識に模型に引っ張られるところがあって、「外観も室内も白にしたい」とおっしゃる場合もあるんですよ。
だから模型であっても、色を付けて、より実際の見え方に近づけたほうが、お客様もイメージしやすいのではないかと思っています。
例えば、フローリングや扉なんかは、木の感じが伝わるように、木に近い色にしています。
模型室内写真

模型の内部がわかる写真です。木の部分が木目調になっています。

スタッフ

すごい!模型だとまたグッと実際の空間をイメージしやすいですね。

佐久間代表

模型は立体物ですからね。より実際の空間に近いものをお客様に見てもらうことができます。
また、模型の写真を使ってプレゼンテーションをすることもあるのですが、そのときには、窓から庭の緑が見える様子や、空が見える様子を表現したり、部屋に入る光を表現するために、模型を太陽に向かって実際の方角に向け、自然光が入る様子を写真に撮ったりしています。
模型写真の室内の表現

庭の緑や空が見える様子を表現した模型写真。模型には自然光が差し込んでいます。

屋外で模型写真を撮る様子

模型を実際の方角に向けて、屋外で写真を撮られているそうです。

スタッフ

室内に差し込む光がとてもリアルですね!

佐久間代表

はい。模型であっても、自然光の下で見ると、実際の空間に差し込む光とかなり似た光になるんですよ。ですから私は、模型写真であっても自然光の下で撮るのにこだわっています
家の中にどんな光が入るかは、家づくりでは特に重要ですからね。

スタッフ

なるほど。模型でこんなにも実際の空間がイメージできるとは思いませんでした。

佐久間代表

また、模型はだいたい100分の1、50分の1、30分の1などのスケールで作っています。
100分の1は、家全体の規模や大雑把なイメージを伝えるために、50分の1は家具などが入るような大きさなので、より具体的な話をするときに使います。
30分の1、20分の1のものは、お客様はもちろん、工務店さんにも見てもらいます。図面だけではどのような造りになるかわかりにくいところも、立体物を見せて説明するとわかりやすいんですよ。
100分の1スケール模型

100分の1スケールの模型。

模型内部

50分の1スケールの模型。

佐久間代表

家づくりは、お客様のご要望をしっかりと把握したり、よりイメージしやすいようにスケッチで表現したり、模型を作ったりと、一つ一つにすごく時間がかかります。
だけど、図面や模型を何度も作り直し、その度に見てもらってを繰り返していくと、お客様がだんだんとこちらに寄ってきてくれるというか。
こちらの提案をはじめは受け入れてもらえなくても、徐々に理解してくれたりするんですね。また、打ち合わせを重ねることで、こちらもより密な提案ができます

スタッフ

打ち合わせした内容をスケッチで、模型で、だんだんと見ていくと、実際の空間がリアルにイメージができるようになり、建築士さんの提案の意味がわかってくるのかもしれませんね。

常に学び、常により良い提案ができる設計者に

お仕事風景

スタッフ

佐久間さんが家づくりで特に大切にされていることはどんなことでしょうか?

佐久間代表

お客様は、性質や性格、考え方や好み、予算なんかも含めて、本当に千差万別なんです。だからまずは、毎回の打ち合わせでお客様が考えていることをしっかりと読み取ることを大切にしています。
相手のこだわりも最初はわかりません。お客様によっては「この扉では安っぽい」と、思いも寄らない箇所を気にされている場合もあります。

スタッフ

なるほど。それがお客様ごとに違うとなると、いかに相手の気持ちを読み取ることが重要かがわかりますね。

佐久間代表

そうなんです。また、最近ではお客様側もたくさん情報を持っている場合もあります。ただ、それがすべて正しいわけではないし、時代の流れも早い。
設計者はそのような情報に流されないように、ある程度の「武装」は必要だと思っています。

スタッフ

武装、ですか?

佐久間代表

はい。ネットなどの情報に流されず、省エネや耐震など、時代の流れで動きのある部分については、常に情報を逃さないようにしておく必要があるんです。
そこで私は、本を読むことはもちろん、その他にもいろいろな勉強を欠かさないようにしています。
また私の場合は、大学で若い世代に建築を教えていることも刺激になっていますし、頭を活性化することにも繋がっていますね。

スタッフ

常に新しいことを学び、取り入れながら、家づくりをされているんですね。

佐久間代表

はい。ただ、新しいことばかりでなく、以前から繰り返し学んでいることもあります。
例えば、ルイス・カーンというアメリカの建築家の本などは、これまでに何度も読んでいますね。
ルイス・カーンの本

佐久間代表が見せてくださったカーン設計の住宅の写真。森と光を味わうための窓辺。

佐久間代表

私はカーンの「光なしに建築は存在しない」という言葉がすごく気に入っているんです。この「光」とは、自然光のことなんですよね。
カーンは特に、窓に対するこだわりが強い方なんですよ。

スタッフ

どこか佐久間さんの自然光を大事にされた設計にも通じていますね。

佐久間代表

そうかもしれません。建物には必ずどこかに窓がありますからね。私も窓はとても重要なものだと考えています。

スタッフ

これから家の新築を考えている方に向けて、佐久間さんから何か一言いただけますか?

佐久間代表

家づくりにはとにかく時間がかかりますし、その中で希望を叶えていくとなると、忍耐強くあれこれ考えなくてはいけません。また、住宅が完成するまでに1年以上かかることもあります。
ですからお客様側も、信頼できて、忍耐強く、注意深く家づくりをしてくれる設計者をしっかりと選んで、信頼し合いながら家づくりをしてもらえたらと思います。

スタッフ

お客様の歩調に合わせながらじっくりと家づくりをされている、佐久間さんらしいアドバイスですね。

佐久間代表

私も、お客様のご要望と、より良くなるための提案を取り入れながら、目の前のものを一つ一つ形にしていきたい。ただ、その想いだけですね。

値段感と坪単価

坪単価:60万円~80万円

これまでに手掛けた住宅は坪単価60万円〜80万円ほどが多い
ローコストに抑えることも可能ですが、将来あると必ず役に立つもの、あればもっと快適に過ごせるものもたくさんあるそう。よりよい家づくりのために提案することはいくらでもできるので、坪80〜90万円ほどの住宅をご希望の方も、ぜひご相談くださいとのことでした。

まとめ

建築士さんとの家づくりは、住宅メーカーのように標準仕様はなく、すべてがオーダーメイドです。その分、打ち合わせではじっくりと深いところまで話し合う必要があります。

佐久間代表は、一人一人の住まい手と向き合い、家のイメージをスケッチや模型などで表現しながら、設計を進めてくださいます。実際の空間をイメージしながら、より理想に近い空間をデザインできるなんて、ワクワクしますね。

なお、戸建ての新築だけでなく、改築やリフォーム、店舗の改修など、どんなことでもぜひご相談くださいとのことでした。新築や改築をお考えであれば、まずは一度、佐久間達也空間計画所さんを訪ねてみてはいかがでしょうか。

事務所名 佐久間達也空間計画所
代表者名 佐久間 達也
住所 〒113-0022
東京都文京区千駄木4-2-22 奈良コーポ301
電話番号 03-5809-0855
公式HP http://www1.odn.ne.jp/t-sak/
営業時間 10:00~18:00(打ち合わせは土日も可)
主な業務 設計・監理(計画・イメージのみ、家具のみなども可)
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、山梨など
(他地域は要相談)