株式会社鈴木設計・鑑定総合事務所

株式会社鈴木設計・鑑定総合事務所の代表である鈴木泰三さんは、一級建築士だけでなく不動産鑑定士の資格も保有されている建築士さんです。

土地や建物の価値を公的、法律的な観点から判定できるため、不動産の資産価値を意識した設計をされています。

また、不動産の価値を見極める際も、建物の構造や素材に精通していることで、より的確な経済価値を判定できるそうです。

本記事では、そんな二足のわらじで活躍される鈴木さんのインタビューをご紹介します。

不動産鑑定士と一級建築士を兼ね備える安心感

鈴木さん

スタッフ

鈴木さんは一級建築士の資格を持つ建築士さんでありながら、不動産鑑定士のお仕事もされているそうですね。
不動産鑑定士とは、どのようなお仕事なのですか?

鈴木さん

土地や建物、その他権利に関する価値を、公的かつ客観的な視点から判定するのが主な仕事です。
建物や土地を売る前に「どのくらいの価格になるか」を判定したり、「有効に活用できる方法」などのアドバイスをしたりします。
一般の方の場合、土地の相続時の裁判や不動産売買の時などに、鑑定が必要になるケースがありますね。

スタッフ

では、不動産鑑定士の観点から、一級建築士の資格を持っている強みは何ですか?

鈴木さん

不動産鑑定士は、土地と建物の経済価値を判定しますので、土地だけでなく建物にも詳しいのは強みだと思います。
建物がどれくらい使えるか」「建物のどこに欠陥があるか」など、建築士だからこそわかることもあるんです。
建物の構造や耐用年数、仕上材料などに詳しい方が、より正確な価値を判定できると思っています。

鈴木さん

それこそ昔は土地至上主義でしたので、建物の価値はあまり重要視されてきませんでした。
しかし、近年日本が推し進めている「ストック型社会」を踏まえると、これからは建物もしっかりと評価される時代になると感じています。
今後はより不動産鑑定士と建築士が関わる機会が多くなると思いますね。
ストック型社会とは
住宅や社会的なインフラを蓄積(ストック)し、長持ちさせようという考え方のこと。これまでの日本の建築は「スクラップアンドビルド」という考え方が強く、大量に建てて大量に消費するのが一般的でしたが、近年では資源を大切にし、長持ちさせようという考え方が浸透してきています。これにより環境に掛かる負荷が減り、何度も建てて壊すという無駄も省けると考えられています。

スタッフ

私が思っているよりも、建築士と不動産鑑定士には密接な関わりがあるのですね。
では逆に、建物の設計をする際に不動産鑑定士の知見が活かされる部分はありますか?

鈴木さん

価値の下がりにくい建物を計画できる、というのはひとつ言えると思います。
私は建物のデザイン性だけでなく、今後の建物の価値についても重視していますね。

鈴木さん

不動産の鑑定で、遵法性守っていない建物や、その地域にそぐわない規模やデザインの建物をいくつも見てきました。
市場性が極端に低くなるために建物の価値を下げてしまうのは避けたいので、地域に溶け込んだ建物の設計をしていますよ。

スタッフ

何十年先を見据えると、「建物の価値」という観点も軽視はできませんよね。
不動産鑑定士ならではの目線で設計をしていただけるのは嬉しいです。

無理なく安全に、身の丈に合った建築を

鈴木さん 設計

スタッフ

さきほど「遵法性」という言葉が出てきましたが、いわゆる「違法建築」はそんなに多いのでしょうか?

鈴木さん

建物の種類に関係なく多いですね。一戸建て住宅であればご本人の所有なので、そんなに厳しくは言えないのですが……例えばビルなんかは複数のお客さんや会社が使うものなので、しっかりと法律を守り、建物の価値を下げないようにしたいですね。
違法建築では銀行のローンが降りなかったりもするので、注意した方が良いと思います。

スタッフ

法律を守るというのは当たり前のようで、とても大切なことなのですね。建物のデザインや機能性以外のこだわりを伺えたのは新鮮でした。
では最後に、これからお家を建てようとお考えのコノイエ読者の方に、家づくりのアドバイスを頂きたいです。

鈴木さん

不良債権や差押えなどの現場を数多く見てきましたので、「不動産は身の丈にあったものを所有しないと却ってマイナスになる」と感じるようになりました。
不動産を所有される時は、無理なく安全に、そして計画的に建物を建ててほしいと思います。
せっかくお家を建てるのに「建てなければ良かった」と後悔してしまうのはあんまりですよね。

スタッフ

現在のことだけでなく、将来までを考えた家づくりが大切なのですね。
本日は貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。

まとめ

外観

一級建築士と不動産鑑定士はどちらも国家資格で、片方取得するだけでも非常に難しいもの。

それを2つとも取得され、土地にも建物にも精通されている鈴木さんは、まさに不動産のプロフェッショナルでした。

家づくりをお考えの方だけでなく、不動産の価値を知りたい方もぜひ鈴木設計・鑑定総合事務所さんへご相談ください。

会社名 株式会社鈴木設計・鑑定総合事務所
代表者名 鈴木 泰三
住所 〒247-0055
神奈川県鎌倉市小袋谷1-7-24
電話番号 0467-45-0484
公式HP https://www.arch-ap.com/
営業時間 9:00~17:00
主な業務 仮設建築・不動産鑑定士
対応エリア 仮設建築:新幹線で1時間半圏内
不動産鑑定士業:全国