ティーエー工房一級建築士事務所

インターネットをいち早く活用し、ブログやYouTubeなどで「住まい」について情報発信を行っている「ティーエー工房一級建築士事務所」の田村社長。

設計施工会社とは一線を画し、独自の視点で本当にお客様が喜ぶ「建築」とは何かを追求されています。使い手であるお客様が見える住宅を作るため、コストパフォーマンスを最大限に活かすことにこだわりを持っています。

また、施工後は住宅のメンテナンスに力を入れ、常に「ランニングコストの低減」を提案するなどして「変化する生活環境」に対応しています。

この記事では田村社長へのインタビューをもとに設計へのこだわりや予算に対する一貫した考えなど、その仕事ぶりを紹介していきます。

コストパフォーマンスでは誰にも負けない自信がある

スタッフ

建築事務所の経営理念として「これだけは譲れない」というものがあるそうですね?

田村社長

私がいつも言っているのは「コストパフォーマンスを最大限に!」ということです。コストパフォーマンスを売りにしている建築事務所と比較しても負けない自信があります。なぜここまでコストパフォーマンスにこだわるのかと言えば、それがお客様、みんなが喜ぶことに繋がるからです。お客様は勿論ですが、現場監督さんも含め「お客様目線」で住まいについて常に考えています。

スタッフ

会社の仕組みや営業方法など、具体的に他社と異なる点はありますか?

田村社長

まず、私の仕事はあらかじめ間取りや内装などが規格化された設計施工会社とは別物だと思っています。なぜなら、設計施工ではお客さんが満足のいく設計はできないからです。すでに決まっている規格の中から選ぶわけですから、個々のニーズに対応できないのは当然です。

田村社長

うちの事務所では施工者は毎回、地域や規模などによって数社で競ってもらっています。もちろんお客さんが紹介して下さった会社も歓迎です。大切なのはお客さんのお金を無駄なく効率的に住宅作りに活かすことです。

スタッフ

田村社長ご自身が特に力を注いでいることはなんでしょうか?

田村社長

住宅は作り終わったら「おしまい」ではありません。その後のメンテナンスをこまめに行うことで家の老朽化に対応できます。住んでいる期間が長ければ住んでいる家族構成も変わっていくと思います。だから、最初に綿密に造り込まないことも重要なのです。それによってあとから家のカスタマイズがしやすくなるからです。

スタッフ

これまでのお客様はどういった方が依頼をされていますか?

田村社長

生活のなかで「住まい」の優先順位が高いお客様です。趣味に没頭されたい方や、家族との時間をとても大切にされている方は「住まい」を中心に生活をイメージされています。多くのお客様は本当は自分で家を作りたいと思っているはずです。その思いを私に託して依頼されるわけです。実際、最初に依頼した設計事務所に不信感を抱いて、弊社へセカンドオピニオンをされるケースもあるぐらいです。

使い手が見える建築をしたい!地域で感じた可能性とは?

スタッフ

お仕事は事務所がある地元「江戸川区」の案件を多く扱ってきたそうですね?

田村社長

自分が住んでいる土地だからこそ、良い部分がたくさん見えてくるのです。江戸川区で創業して当時は必要最低限の設備しかなく、一本の仕事をもらうのに必死でした。仕事の最中でも子どもが泣いたらあやすのに時間を取られてしまうような状況でしたから。

スタッフ

ご家族一人一人の喜びが目に見えるような「家づくり」という経営理念も創業当初の経験があったからなのですね!

田村社長

初めて仕事を頂いたときの嬉しさは今でも忘れられません。現在はスタッフに支えられて販路が広がっていますが、感謝の言葉しかありません。ですから、私に依頼をしてくださったお客様には「この家を建ててよかった」と、家族全員が喜びや感動を実感できる住宅を作りたいのです。実際にお客様からの依頼がくれば1円だって無駄にはしたくないと考えるのは当然のことです。

スタッフ

独立されてから仕事が増えた要因のなかで、一番大きな出来事は何でしたか?

田村社長

早くからホームぺージを作っていたこともありますが、私が設計を担当した住宅が『渡辺篤志の建物探訪』というテレビ番組に取り上げられたんです。露天風呂があり、間仕切りのない大きな吹き抜けの家でした。反響が大きく、問い合わせも多かったですね。その頃から他のメディアにも紹介してもらえるようになりました。

田村社長

実はそれ以前に「住まいの設計」という雑誌に取り上げられて反響があったんです。しかも、その記事はお客様の案件から投稿する原稿を作り売り込んだのです。ありがたいですよ、本当に。

スタッフ

そのようなエピソードがあったのですね。田村社長の人柄が伝わってきます。

確かな信頼を得るためにネットで配信してきた住宅への想い


スタッフ

田村社長はこれまでブログやYouTubeなどで積極的に情報を発信されてきましたが、WEB媒体を選ばれた理由はどうしてですか?

田村社長

ネットでの情報発信は事務所の宣伝というよりも個人的な住まいへの思いからです。年配の男性が田舎でログハウスを造りたくなるのと一緒で、私は常に「物づくり」が好きなんです。長く続けていると読者からは「本当にこいつ家が好きなんだな」という想いが伝わるのでしょう。情熱やこだわりを持ち続けることで仕事の幅が広がっていると感じます。

スタッフ

ご自身の住宅設計へのこだわりは、お客様からの依頼を受けた際に反映されますか?

田村社長

いや、私の考えを押し付けることはありません。施主が作りたい気持ちをできるだけ形にするのが仕事ですから。お客様あっての家作りなので、自分のこだわりを設計に活かせれば最高ですね。

スタッフ

田村社長は最初から設計者として独立しようと決めていたのですか?

田村社長

大学卒業後は中堅のコンサルタントで10年働いていました。だけど、続けていくうちに自分の仕事と給料が釣り合わないと思い始めたんです。そこで意を決して、1996年に自宅のマンションで会社を興しました。当時は私一人だけ。「建築設計」とは全く別物だという考えでこれまでやってきました。

スタッフ

具体的に田村社長が実践されている事と「建築設計」の違いは何なのでしょう?

田村社長

決められた予算で建築設計会社にお願いをした場合、お客さんの作りたい家を予算内で完成させるにはコストの無駄が多すぎます。私が数社に見積りを競ってもらうのは徹底したコスト意識を持ってほしいからです。知恵を絞って出てきた設計案は結果的にお客様の満足に繋がります。

田村社長

そもそも設計者は独立志向が強いと思います。自分の仕事のイメージができているわけですから、組織で働いていると満足できない部分が出てくるのは当然です。私の場合はコンサルタント会社に在籍中「もっと予算を無駄なく活用したい」という意識が強くなっていきました。厳しくコストを管理することでお客様に喜んで頂けるという確信を得たからです。

スタッフ

コストパフォーマンスと費用を抑えることに違いはあるのでしょうか?

田村社長

ローコスト住宅は一般的な相場よりも安く購入できます。一見するとメリットのように思いますが、私からすれば自分の首をしめるような経営です。お客様は多くのお金をかけられないわけですから、設計施工で提案されたものに対しては選択肢が限られてしまいます。それでは良い住まいは作れません。

求められるパフォーマンスは「大切な予算を最大限活かす」

スタッフ

これから設計依頼を検討中のお客様へ特に伝えたいことはありますか?

田村社長

「コストパフォーマンスはどこにも負けない」と言い切れるのは「お客様が喜んでもらえる家を作れる」という自負があるからです。与えられた予算でどれだけ愛着の持てる住まいを作れるか?これが私に与えられた課題です。100%無駄のない設計を考えたら妥協はできません。

スタッフ

確かに大手メーカーの場合、知名度はありますが似たようなデザインの家が多いように感じます。

田村社長

もうひとつ大事なことは、住宅を「住まい」という視点で考えたときに家と生活様式は変化していく点です。大手のように型にはまったデザインでは個々のカスタマイズはできません。うちがメンテンナンスに力を入れているのも長く住める状態を維持したいと考えるからです。建てた後も責任をもってこそ「最高のコストパフォーマンス」といえるのではないでしょうか。

スタッフ

田村社長の「住まい」に対する理念をWEB媒体で情報を発信していると、これまで繋がりのなかった方々からの反響もあるのではないですか?

田村社長

嬉しかったのは「自分で家を作りたいんだけど…」というお客さんの要望が寄せられたときです。すぐにお話を伺って、今は千葉でガレージハウス作りのお手伝いをしています。そういう問い合わせは純粋にワクワクします。プロアマ関係なく「物づくり」が好きな仲間という感覚です。お客様自身が手書きのスケッチやメモを準備されていて気持ちがすごく伝わってきました。

スタッフ

田村社長が発信されてきた「住まい」への想いに共感されたんでしょうね!

田村社長

設計者としてシビアな視点も大切ですが、根本的な部分で「住まい」への愛着がなければやりがいは感じられません。私自身も色々な人たちに支えられてここまでやってこれました。だから、関わってくれている人たちと一緒になって「遊び心」を忘れずにこれからも設計への情熱を持ち続けたいと思っています。

まとめ

田村社長の「住まい」への情熱はコストパフォーマンスに対するこだわりだけではありません。お客様の要望に背伸びをせず、誠実な姿勢で家作りに向き合うことで信頼関係を築いていらっしゃいます。そして、設計と施工を分けるなど競争原理を取り入れることで、お客様にとって「オンリーワン」の住まいとは何なのかを提案してくれます。

また、当初から運営されているホームページには費用や工法など、徹底して情報を透明化されている点も田村社長の人柄の表れだと感じました。

会社名 ティーエー工房一級建築士事務所
代表者名 田村 悟
住所 〒132-0013
東京都江戸川区江戸川3-41-39
電話番号 03-5664-2466
公式HP http://ta-factory.com/
営業時間 9:00~18:00 [ 土日・祝日除く ]
主な業務 建築企画、計画、内装設計、工事監理、確認申請
各種許認可、家具設計
製造、販売、コーディネート土地開発企画
計画、設計、防犯カメラ工事一式
対応エリア 全国
完成見学会または展示場 なし